とある科学の超電磁砲S 第2話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[とある科学の超電磁砲S]
『寿命中断(クリティカル)』
≪あらすじ≫
学園都市の中でも最上位能力者であるレベル5の一人にして第三位の序列を持つ御坂美琴(みさか・みこと)は、近々行われる社会科見学のため、いろいろと小物を揃えようと出かける。当然のように着いてくる上に自分の少女趣味を全否定する後輩・白井黒子(しらい・くろこ)に辟易としながらも、彼女の案内で裏路地を利用して近道をすることに。
ところが今日に限って狭い裏路地に人、人、人。
そんな矢先、二人は封筒に入った一枚のマネーカードを発見する。学園都市の、学生による自治管理組織「風紀委員(ジャッジメント)」の一人である黒子は、それを自分の所属する地区の支局に届けるのだが、そこで同級生で美琴とも友人同士である初春飾利(ういはる・かざり)や先輩上司である固法美偉(このり・みい)から、ここ最近、さまざまな金額が入ったマネーカードが人通りの少ない路地裏などに置かれていることを知る。
幾ら違法性が低いとはいえ、落ちているマネーカードの着服や取り合い画すでに起きており、事件性があることは見過ごせないと黒子は急遽、マネーカード事件に参加。奇しくもようやく美琴は、念願の独りでの買い物が出来る……と思った矢先、友人の一人でマネーカード探しをしていた佐天涙子(さてん・るいこ)と遭遇。
結局、夕方までそれに付き合わされてしまった美琴。しかし、帰り道でマネーカードの出所を突き止めたと自慢げに身内で話しているチンピラたちを発見。つい、いつもの好奇心で彼らを尾行し、その真相を探ろうとした美琴だったが、チンピラたちが突き止めた廃墟にいたのは独りの白衣を着た少女で――
≪感想≫
本家『とある魔術の禁書目録』を知っていると、アレコレと今回の伏線が原作を読んでいなくても解かってしまう、というのはなかなかに愉しい感覚。こういう感覚を、原作ファンの人はニヤニヤしながら感じているのだろうなぁ、と思うと自分が知っている原作作品のアニメ化も決して負の要素ばかりではないのだと再認識する。どうしても、ここ最近好きな作品のアニメ化に良い印象がないというwww
ラストで出てきた少女も、能力者と見せかけて(実際能力者なのかもしれないが)話術とハッタリだけでチンピラを制圧してしまう展開が最高だった。相手に恐怖心を煽るだけ煽って、あとは自分の持つちょっとした道具を上手く使って成果を上げる。まぁ、能力を上手く使っていたと言う意味では今回黒子も上手く使っていたのだけど……。
どうしても序列があるバトル物だと高位能力者が有利になる。この作品では美琴はもちろん、黒子もレベル4と強力な能力者の一人なので、悪く言えばごり押しバトルが少なからずある。
だからこそ、自分の限られた力(能力に限らず)を最大限に活用して、圧倒的不利を覆してしまうバトルっていうのはとても見応えがあった。
本来、能力バトル物っていうのはこの要素がもっと活きないといけないのだろう。自分の戦力と相手の戦力を見定め、相手の戦力を封じこちらの戦力が最大限の効果を発揮出来る戦術を練り実行する。いわばこの頭脳戦を行えることが能力バトル物の強み。いわゆるドラゴンボール的なインフレの起こりやすい、戦闘力を数値で測定出来てしまうバトル物では難しい部分だ。
いや、もちろんそういう作品にだってこういう頭脳戦や作戦を駆使した戦い方を描くことは出来る。でも、それはその作品にとって良いことじゃない。ドラゴンボールで相手に勝つためにいろいろと作戦を駆使し、トリックを使って、相手の能力を封じて自分の戦力で勝ちを得ると言う方法をやって正しいだろうか? 否。ドラゴンボールのような作品は、そんな頭脳戦やこて先の作戦なんかじゃなく、相手の強大な力に対して特訓や覚醒をすることで乗り越えてパワーアップすることによって敵を倒してこそ活きる熱血さが売り、だろう。
相手の能力に対して自分の能力を最大限に高めて戦うことに向くのがこれらの作品であり、どちらかと言えば能力バトル物っていうのは、それとは逆に相手の能力を見定めて作戦を立てたり自分の能力を巧みに使うことに向く。
さて、少し脱線してしまったが本作は基本的のは、科学サイドでいえば一人一能力の能力バトル物と言える。しかし、その能力や性能を数値化が出来てしまう上に序列も完成している点では、先に挙げたドラゴンボール的な要素もある。と言うよりも、そちらの要素の方が強いか。
相手の能力を見定めこちらの能力を駆使して相手を倒す……というより、自分の能力を最大限に高めて相手を倒すことの方が多い気もするしねw
だからと言ってそれが悪いとはあまり思っていない。と言うのも、そういった相手の能力を見定めて勝つっていうのは、どちらかというと本家の領分(主人公・上条当麻の能力的に観ても魔術要素として観ても)だと思うので、外伝であるこちらは本家ではやややり辛い部分もある、能力同士によるパワー勝負というかごり押しというか、そんなものに寄っていても良いのかな、と。
だから見応えはあったけど、ああいう戦闘シーンは雑魚戦限定か、今回で最後かな、と。この作品はやっぱり最後に美琴がレールガンでごり押ししてこそ、だろうしw
さて、ここからが記事の本編w 前置きのつもりが意外と長々と書いてしまった。最初はそのつもりは全然なかったのだけどね。というのも、出来れば『超電磁砲』は物語について触れずに感想を書いていきたいと思っている。1話の感想でも書いたのだけど、基本、劇中の登場人物の多くが中学生であるこの作品でアレコレ書くのは、なんか……ねぇ?
例えば今回の美琴の行動を「高位能力者ではあるけど、何の権限もない美琴が興味本位でああいうことをするのは間違っている。少なからず風紀委員である黒子たちには連絡を入れるべきだ」って書いてもつまらないでしょ?(笑 確かに能力者としては優れた力を持つのかもしれないけど、ミドルティーンの中学生だからねー。客観的に見れば間違いな言動だって多々するだろうし、未熟な部分だって少なくないはず。
それをイチイチ書いていくのもどうかと思うので、物語には触れないように感想を書いていけないものか、と。
というわけで、今週から始まります、このコーナー。「今週の佐天さん」が始まりです(爆 本当はキャプ画とか使えると良いのかもしれないが、使えないので仕方ないw 佐天さんを選んだ理由は無能力者だから、あとあの四人の中ではまともそうだから(ぇ
といっても、今週あんまり出番なかったのだけどね、佐天さん。出てきた時は、四つん這いになって犬そのものという……あれ、俺、あの四人の中でどうしてこの娘をまともそうだと思ったんだろ?www
というより、マネーカードの発見率が高いw これは遺失物捜査向きなんじゃ!? と考えたけど、たぶん違うんだよね。佐天さんがマネーカードを発見できたのは、特定の遺失物をそれこそ犬みたいに嗅ぎ当てる力が高いんじゃなくて、単純にトラブルの素となる元凶に近づきやすいっていうだけでwww
奪い合いがあったなら、下手すれば佐天さん、1話みたいな状況にもなりかねなかったわけで、本当にトラブルが大好物なんだなぁ、この娘ってw むしろトラブルの方が佐天さんに吸いよっていく結果、あれだけのマネーカードを手に出来たんじゃw もう実は無能力者(レベル0)なんじゃなくて、「揉事誘引(トラブルホイホイ)」の能力とか持ってるんじゃなかろうか?(ノ∀`)アイター
まぁ、あれだよね、上条さんの不幸体質と一緒ってことですね、わかりますw
……にしても、中学生の割には結構良い部屋に住んでいたようなw 寮暮らしなんだっけ? もう第一期の時のこと忘れてるしwww
そして地味に登場した固法先輩。毎週出てきてくれるなら「今週の固法先輩」でも良いのだけどwww というか、あのお弁当はお手製? それとも学園都市にはああいう可愛いキャラ弁が売ってるの?(笑
次回『超電磁砲量産計画(レディオノイズ計画)』 なるほど、劇中の「美琴のそっくりさん」ともども、さっそくシスターズの登場、か。本家で大まかの内容を知っているとはいえ、しばらくヘヴィな展開が続くのかも……。
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- at 14:16
- [アニメ(放送終了):とある科学の超電磁砲S]
- TB(40) |
- CO(4)
- [Edit]
学園職員に親族が居たり諸事情で独り暮らしが困難で教職員と同棲(?)してたりする生徒は居ますが
あと、超能力開発が医療治験扱なので学園から生徒に定期的にお給料が出ますが(高レベルほど貢献度が高いとして高額になる。学園の規模に対して学費が異常に安いのも此のお陰)其処に無理のない範囲でなら下宿したりホテル暮ししたりしてる生徒もいます(寮を引き払っているかは不明、その辺の厳しさも学校毎にまちまち)