涼宮ハルヒの憂鬱・私的キャラクター紹介 其の壱
本当ならメインキャラは個別にやりたかったところなのですが、こちらの時間の都合もあって、2~3キャラを一緒にやることになると思います。
それでは、続きはOPENからどうぞ。今回はSOS団団長・涼宮ハルヒとヒューマノイド・インターフェースである長門有希です。
世界を創りし者
涼宮ハルヒ
種族:人類
職業:学生
所属:県立北高・SOS団
ランク:高校1年・SOS団団長
属性:ツンデレ、天才肌
必殺技:ドロップキック、他人の早着替え(主にみくる)、無から情報を生み出すこと、世界創造etc
解説
言わずと知れたSOS団団長。頭脳明晰・容姿端麗・運動神経抜群と圧倒的なハードウェアのスペックを誇るのだが、肝心のそれを扱うソフトウェア(性格)のスペックが唯我独尊・傍若無人・猪突猛進と問題あり。校内での評価は「奇人変人」と「何でもこなすスーパーユーティリティープレイヤー」と言う対極なもの。
一応、ツンデレに分類されるであろうヒロインですね。ただ、ゼロの使い魔とか観ちゃうと若干ツンデレ度は低いような気もしますが。ハルヒって本当につかみ所の難しいキャラクターだと思います。変人奇人ばりに行動したかと思えば、突如一般常識に習って行動したり……。全ては、彼女が求める本能と理性のせめぎ合いといったところでしょう。
ハルヒが高い人気を誇るキャラクターなのは、基本的に主人公・キョンとの関係があるからだと思われます。唯我独尊・傍若無人・猪突猛進と言う性格ながら、最終的にはキョンの言葉を聞き、信じて決断を下す(少なくともアニメでは)。普段、意見を蔑ろにされている分、最後に聞いてもらっていると言う実感もありますし、そこがまた男心をくすぐるのかな、と。
設定としてもとても面白い。次元の断層に別世界を創り、周囲の環境情報を書き換えられることが可能なほど、何も無いところから情報を沸きだせる能力がありながら、本人が全くそれに気づいていない。今いる環境が、彼女の望むものにも関わらず、当人が全く気づいていない。自分の隠された力に気づかない、と言う設定は多くのアニメ・漫画・小説で見られる手法ではあるのですが、その片鱗にすら気づかず物語が進む物語と言うのは珍しい。当人は気づかないけど、気づいている周囲からすればそれに振り回され続けている、と言う進め方が面白さの一因なのかもしれません。
仮にハルヒが自分の力に気づいたら……ヤバイですね。即座に世界は書き換えられるかもしれません。彼女が次の世界で共に歩みたいと願う者以外全てを書き換えるくらいの勢いで( ̄∇ ̄;) まぁ、ハルヒが自分の力に気づくようなら、終わる気もしますけどね。
○オススメエピソード
第9話 サムデイ イン ザ レイン
ハルヒのツンデレっぷりが特に発揮される回。バトンをたくみにこなすハルヒとか「べー」をするハルヒとか、寝ているキョンに顔を接近させたところでキョンが起きてしまって動揺しているハルヒとか、色々なハルヒが見れます。
超万能インターフェース
長門有希
種族:対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース
職業:学生・コンタクト用インターフェース
所属:県立北高・文芸部・情報統合思念体・SOS団(?)
ランク:高校1年・文芸部員
属性:宇宙人、無口、メガネっ娘(涼宮ハルヒの憂鬱以降なし)
必殺技:情報操作、各種情報の書き換えによる特殊能力、読書etc
解説
廃部(寸前?)の文芸部唯一の部員にして、事実上SOS団団員。無口で淡々としており、常に本を読む趣向を持つ。その正体は情報統合思念体と言う情報生命体が人類とのコンタクトのために作られたヒューマノイド・インターフェース。キョン曰く「宇宙人的アンドロイド」。Aランクマイナー(谷口談)と言う容姿に、伊達に宇宙人ではない高い身体能力、周囲の情報書き換えとメチャクチャなスペックを誇る……のだが、無口・一部を除く他人にほとんど興味を示さないなどハルヒとは別の意味でソフト(性格)部分に難を残す(逆にそこが良いのだが)。
一応、エヴァの綾波レイによって確立された(?)無口系キャラに分類されるであろうヒロイン。もっとキョンにデレっとすることがあれば、クーデレと呼んで差し支えないキャラクター。若干、ゼロの使い魔のタバサとキャラが被っている気もしないでもないのですが、まぁスルーと言うことでw
有希がとりわけ高い人気を誇るのは、幾つかの要因があるからでしょう。一般的に「無口系」あるいは「クーデレ」と言われるタイプなのもその一因。あのハルヒの言うことすら聞かないのに、キョンの言うことだけを聞き、キョンの指令を忠実に実行しようとする……誠実さと言うか忠誠心と言うかそういうのも要因かと(この辺り、クーデレっぽいかも)。
しかし、私が思う最大の要因はその強さ。周囲の情報を書き換えるその能力は、無から完全に新しい世界を生み出すハルヒが閉鎖空間に移動してしまわない限り、ほぼ無敵。私はこの強さに惚れましたから( ̄∇ ̄;)
設定もハルヒと同じくらい面白い。何か特殊なことを起こすのに、「周囲の情報を書き換えることで、特性・性質を変化させて引き起こす」と言う手法をとるのは私の中で新鮮でした。宇宙人と言う設定も、ありがちな他の惑星から~と言うものではなく、あくまで宇宙人(人と呼んでいいかは疑問だが)が涼宮ハルヒと接触を図るために送り込まれた有機生命体とのコンタクト用のインターフェースと言うところとかも、一ひねりあって面白いところ。
原作では有希には色々あるようですが、アニメしか知らない私には詳しいことは判りません。う~ん、ハルヒもそろそろ原作に手を出してみるべきか。
○オススメエピソード
第10話 涼宮ハルヒの憂鬱 Ⅳ
ハルヒでもっとも燃える展開であり、有希が颯爽と活躍する回。ラストには大人ver.のみくるも出てきますが、メインはハルヒでもみくるでもなく、有希だと断言出来る。朝倉涼子vs長門有希の戦いは、必見。ホントに燃えたし、面白いと思えた。残念なのは、ハルヒだと戦闘時間が短いことか。それでも充分楽しめる。
今更……
まぁ、ハルヒは『ツンデレ』というか『ツンツンツンデレ』(造語ですハイ)って感じですねぇ。『ツン』の面がかなり多くて、『デレ』の面は他のツンデレよりは少なめなんでしょうね。でも、その分、数少ないデレな表情が映える……ボクはこう考えてますハイ。
有希は『憂鬱』のバトルシーンには欠かせないキャラですねぇ。とにかく、強い。もちろん憂鬱Ⅳもいいんですが、『射手座の日』でマウスで円を描く有希もなかなか。「許可を」ってのもありますしね。……ちなみにまぁ、原作読んでるからわかるんですが、文芸部は廃部にはなっていないようです。
其の壱のコメントとしてはこんな感じでしょうか。まぁ、頭の中には他にも色々あるんですが、ここらが限界ッスねw。またできる時に次は弐のコメントします。ボク自身ももっとポンポン書きたいんですけどねぇ……。
PS.有希の職業の『学生』の隣に『・』があるんですが、何か入れようとしたんですか??