まおゆう魔王勇者 第10話
『あの人がおいた布石が、いよいよ意味を持ってくるのか』
≪あらすじ≫
紅の学士に扮したメイド姉の演説によって、南部三国は農奴解放へと舵を切ることになるが、それは「中央」と呼ぶ大陸中央部の諸国たちは反発。富、知識、権力などあらゆるものを独占する中央の教会に対して、勇者の発案で湖畔修道会を独立させ民にそれぞれ望む宗教を選ばせることで、それらを拡散し流通させようとするが、なかなか上手く行かない。
一方、青年商人は状況を見通し、先物取引を普及させる。小麦、塩、馬鈴薯……相手に悟られぬ程度に買い付け、架空経済の存在によって目に見えぬ未来の物資の枯渇によって値段が高騰。
爆発的なインフレ状態となった中央諸国は、当然まだ価格が高騰していない南部へと買い付けに走ろうとするが、いち早く中央の価格高騰の情報を入手した南部三国は輸出関税を制定。
これによって南部から安く資源を入手できなくなった中欧諸国はいよいよ――
≪感想≫
なるほど、良く分からん(笑
いや、冗談ですけどね。ただ、やっていることのスピードが凄く早いので、なんというか本当なら4~5話、それこそ下手すれば1クール分くらいあった内容をダイジェストで見ている感じなので、やっていることに対して感動というか、感心というか、そういうものがあまりないのが勿体ないな、と。「物語を観ている」というよりは「年表を映像化したものを観ている」という感覚に近い。
まぁ、実際原作からだいぶ削られている部分があるようなので、致し方ないのかもしれないが。
そうした中で、ここでも力による解決を望まない勇者。おそらく彼が出張れば戦力としては問題ないのだろうけれど、それでは何も変わらないと感じているのだろう(変わらないというか、立場上難しいというところか)。彼が口にしたように、こうした時に魔王がいないというのはメリットとデメリットがある。
メリットは魔王一人の頭脳に頼らない、ということだ。それぞれが自分に出来ることを考えて、それぞれが出来ることを精一杯やって望む未来を勝ち取る。そういうのが、みんな好きなんだろう?w まぁ、好きかどうかは個人差がある部分だが、万人受けするというか、物語としてはオーソドックスでしっかりとした造りになるのがこの方法だ。また、魔王が事前に敷いていた布石が意味を持ってくる、という伏線回収もシリーズを視聴してきた人にとっては嬉しい部分。
デメリットは魔王が絡まず、もはや蚊帳の外状態ということ。先に挙げたようにみんなが出来ることを考えて頑張っている中で魔王だけが関係ない(?)魔王の継承で蚊帳の外状態なので、序盤に感じていた爽快感や感心がまるでなくなってしまった。せっかくの長所が消えてしまった感じがする。
とりあえず、魔王には早期復帰してもらいたいものだ。
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今話タイトルの割に、魔王の存在感を描けてないのが勿体ないかなと。
”魔王の思想・教育、先進技術”を土台として、これを足場に登場人物が独自に行動し、事態が動いていく…というのが今話のポイントだと思うのですが、土台部分を明確に描写できていないために魔王が蚊帳の外になっている印象が。
実際問題、削るどころか展開を切り落としている状態なのに話数がギリギリ…という事で深い描写は難しいのでしょうけど…。