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刹那的虹色世界

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第三回WBC壮行試合 日本10-3オーストラリア

第三回WBC壮行試合 日本10-3オーストラリア

同じ轍は二度踏まない

これがプロ


打って変わって中盤までの乱打状況から一気に終盤突き放した試合となりました。

以下、追記です。



◆打線組み換え、選手入れ替え
各報道で、やはり心配されたのは貧打だったわけだが、それを首脳陣は打線の組み替えと選手の入れ替えを起爆剤にしてみせた。
どの選手の、どのような配置にどんな意図があったのかというのは、首脳陣に尋ねてみないと分からない部分も多いが、三番だった坂本選手を一番に、一番だった長野選手を五番に、五番だった内川選手を三番に組み換え、鳥谷選手から松井選手へ、中田選手をファーストへ転換して稲葉選手を外して角中選手を入れ替えた。

結果から言えばこれが功を奏した。最終的に昨日と合わせれば先発したメンバーにはヒットが最低限一本出たことも大きな意味があり、一部選手は複数ポジションを守る機会があったことも本番を想定すれば上々の結果だったと思う。

あとはこの中で、阪神・巨人とのエキシビジョンをしながらの絞り込みになるだろう。今日も無安打だったら分からなかったが、一安打一四球一犠飛一打点一失策と地味ながらも結果を残したのでショートは坂本選手だと思うので、セカンド・サードでの先発争いは特に熾烈(ちなみに一失策は意味があったと思っている。本番で失策されるより、壮行試合で一度それくらいやっておいてくれれば、良い緊張感が出てくれると信じている)。

私としては鳥谷選手が一押しなのだが、今日の打撃結果を観ると松井選手も入れておきたい。松田選手の積極性は惜しいものの、「セカンド松井」「ショート坂本」「サード鳥谷」が良い形かもね。

ファーストは基本的に中田・稲葉選手の日ハムコンビでDHとの兼ね合いになるだろう。外野はほぼ確定か。あとは内川・角中のどちらを使うか、あるいは片方をDHに回すか。
この段階で良い意味で選択肢が増えるのは悪くない。その中で調子の持続した選手を使えば良いだけだ。



◆安定するリリーフ陣と不安の残る第一・第二先発陣
WBCにおいては、「球数制限」というものがあるため、日本的な攻め方(いわゆる見せ球と言われる「ボール球」の配球)をするとなると、一回から投げる第一先発、四・五回前後から七回程度を目安に投げる第二先発の配置が理想とされる(WBCでは連投に関しても規定があるため、極力連投を避けることがベター)。

その中でその候補とされる前田・沢村両投手の出来がイマイチ。これは昨日の田中投手にも言えることではあるのだが……。前田投手は前から右肩の張りによる調整不足が指摘されてきた。いわゆる「投げ込み不足」。なんか素人目にも窮屈そうというか、不自然な投げ方をしているようにも見えるし、三回で捕まったのは「肩のスタミナ不足」と今日の桑田・佐々木両解説者も指摘していたくらいだ。

沢村投手に関しては球の威力は十分なのだが、制球に難があり過ぎる。一時はWBCでも「抑え候補にどうか」と言う声も上がっていたが、あのコントロールではとてもではないが怖くて抑え候補にすらしたくないのが本音。球に威力があると言っても、相手はそれと同等以上の屈指のパワーを誇る外国人スラッガー。球の威力だけで抑えられるクリンナップはまずいないだろう。そうした点での不安は大きい。

一方で安定していたのはリリーフ陣。昨日に引き続き、早期調整の成果が間違いなく実っており、短い球数・短いイニングであればまず問題はない。短期決戦な分、第一・第二先発以外では球数・連投制限もあってイニングをまたいでリリーフさせるようなこともないだろうし、安心して見ていられた。



◆動く首脳陣
全くの「静」だった昨日試合とは一点して「動」だった今日の首脳陣。まぁ、誰彼に指摘されるまでもなく「何も動けなかったこと」は首脳陣自身が一番良く理解していたと言うことだろう。仮にもかつて日本球界史に名を残した名プレイヤーが揃っているわけだから、その辺の理解は心配するまでもなかったということか。

良かったのはダメだった次の試合から、ばっさりとメスを入れてきたことだろう。どうしても「何試合か見て判断」というのが野球ではありがちだが、短期決戦である以上、その情報をいかに素早く見極めて、いかに素早く決断出来るかは大きなポイントだ(まぁ、ここまで数試合してたのだけどw)。

「スモールベースボール」の代名詞のような攻めも一回に見せることが出来、こうなってくるとなおのこと去年の盗塁王が一人もいないチームは勿体ない様子も感じるが、そこは上手く繋ぎと最低限の進塁打というチームバッティングに期待しよう。



◆投手陣にもメスを
今回、功を奏した打線へのメス。それをぜひ投手陣にもして欲しい。

開幕まで一週間を切っている。この時点で調整が十分ではない投手は先発候補から外し中継ぎに回ってもらい、調子の良かった投手を先発へと回す。これくらいの英断はして欲しい。今の田中・前田両投手が先発で安心出来る人はまずいない。短期決戦では相手より先に失点し流れを与えたくないのは当たり前なのだから、せめてこの二人は中継ぎがダメなら第二先発まで引っ張り、いわゆる「先発」にはもっと調子が良い投手を使って欲しい。

あとはバッテリーだ。気になったのは阿部捕手のリード。

壮行試合なので、阿部捕手のリードが「勝ちに行った」ものなのか、それとも「投手の調整具合・調子を観るため」のものなのかの判断が難しいのだが、疑問に残るリードも少なくなかった。
例えば前田投手がホームランを打たれた最後の球。前田投手の失投だった部分があるにせよ、2アウト2・3塁でフルカウント。1塁が空いていたのだから、ストライクからボールになる球で勝負して四球でも塁が埋まって守りやすくした状況で最後の一つのアウトを取りに行くことの方が、総合的に打ちとれる確率は高かった気がする。

また、沢村投手へのリードに関しても直球・ツーシームが多く、結果的に打ちこまれてピンチを作ってしまった。確かに沢村投手の変化球は制球が定まっておらず、直球系で「とにかくど真ん中に放るつもりで全力で投げ込んでこい」という気概だったのかもしれないし、それで国内リーグは通用したかもしれないが、それは国際試合では危険過ぎる。先に挙げたように、国内屈指のパワーボールを投げる沢村投手も、世界から見ればちょっと威力のある球を投げる程度、かもしれないのだ。まして強振を多用してくる海外勢ならなおのこと。

どうしても打たれると投手の出来ばかりが気になってしまうが、配球をしているのは投手だけでなく捕手も同じ。投手の失点は同時に捕手の失点でもある。さすがに「阿部選手を控えに」とまで言うつもりはないが、リード面での研究を願いたい。



◆余談
余談。TBSの実況が下手で萎えた。

私は別にアナウンサーのプロではないから「アナウンサー」の立場から上手い・下手は判断できないけど、「一視聴者」である以上それに対して視聴者の目線からそれが上手かったか・下手だったかを評価する権利くらいあるだろう。

なんというか、余計な情報が多いんだよね。オーストラリアの選手が結果を残して日本でプレーしたがってるとか、オーストラリアの選手が「『○○って選手どうしてる?』って言ってたようだ」とか、そんな情報要らないっての。それだったら、せっかく超一流の選手だった二人をゲスト解説で迎えているのだから、そこから上手く話を引き出すべきだろう。それどころか、実況は要らない情報を振りまくのと同じように意味不明な質問とか話の振りをするし、さらに実況と解説者で話が噛み合っていないシーンまであるのだから唖然とする(そのシーンはもう一人の解説だった佐々木さんが仲介してくれてたけど)。TBSで次WBC関連で中継することがあったら、このアナウンサーはもう辞めて欲しい。

そもそも解説者のキャスティングが下手だ。桑田、佐々木両解説者は本業とした位置こそ先発と抑えで違うものの投手出身の解説者だ。無論、投手から見た野手の分析というのも興味深いものがあるし、ならではの視点での解説もあるのだが、打者の解説は野手出身の方が良い可能性が高いのは火を観るより明らか。なら、もう一人野手出身の解説者を入れるか、どちらかと入れ替えるかはすべきで、バランスが悪い。


でも、解説者は面白かったんだけどね。桑田さんは、何と言うかどこまでも我を通すタイプ。一つ一つに持論があるので、それを「ウザイ」と思う人向けではないけど、私はその持論は面白いと思ったし興味深いとも思ったから、もっと実況には実況しながらも桑田さんの持論から見た解説ってのを引き出して欲しかった。

一方で佐々木さんは、上手く調和を取るタイプ。持論を口にする桑田さんとは対照的に、上手くテレビ向けのコメントをしてくれていた。また実況があまりに下手だったからか、実況に変わって桑田さんの持論を噛み砕いて説明して、実況と桑田さんの間を仲介したほど。九回での「抑え」をテーマにした短いやり取りなんかは、まさしくそれだった。一人いてくれると便利なタイプw

そんなわけで投手出身で重なったことだけが残念なだけで、解説者コンビとしてはなかなかいいコンビだった気がする。もう一人、野手出身の理論派な解説者がいると桑田さんの理論との相違が聞けたり、意見がぶつかった時に佐々木さんが上手く調和してくれたりして面白い気がする……あれ、実況いらなくね?w


というか、それが当たり前なんだけどね。ラジオの実況なら、私は今日のアナウンサーの実況は良かったと思うけど、これテレビ中継だからさ。観てれば誰が打って誰がアウトになったか分かるので、もう少し解説者による野球解説に重点を置いて欲しい。これは個人的な希望だけど。



さて、壮行試合は終了。先に挙げたようにあとは国内球団二つとのエキシビジョンを残して本番。他の国の地力も上がっている以上、下手をすれば一次ラウンド敗退の可能性すらあって必ずしも簡単なものではない。
でも、日本ベンチは笑顔が多いけどね。まぁ、それが悪いとは思わない。ベンチのムードが悪いよりかは、笑顔くらいあった方がマシだろう。そんなベンチの終始和やかムードが吉に転んでくれることを祈りたい。

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