Aチャンネル+smile Smile Channel 1
『やまもりパンケーキ An accident』
≪あらすじ≫
小柄で無口で無愛想だけど、幼馴染のるんが大好きなトオル。学年が一つ上のるんの周りには、高校に入って出来た親友であるメガネをかけたツッコみ役のナギと、スタイル抜群の関西弁の美少女のユー子の姿が。
なんやかんやありながら、いつの間にか学年を超えて四人一緒で遊ぶことが多くなってきた彼女たち。
そんな彼女たちが通う高校の名物熱血数学教師・鬼頭先生が授業中の熱血が過ぎて利き手に怪我を。トオルを始め周りの生徒たちはそれをサポートしてくれるのだが……。
一方、電車通いのユー子は自分の最寄り駅のデパートに「新しい喫茶店が出来た」とるんたちに伝え、一緒にいかないかと誘う。名物は山盛りパンケーキ。女の子ならだれもが憧れるその姿に、るんやトオルはもちろん、普段は体型を気にしてダイエットしているナギも珍しく乗り気。
次の休みに四人でその新しい喫茶店に入るのだが、そこにはトオルのクラスメイト・ミホの姿が。トオルは、自分に対して執拗に絡んでくる、同じくクラスメイトのユタカも一緒なのかと戦々恐々だが、あいにくアルバイトをしているのはミホだけ。
しかし、ホッとしたのもつかの間、ミホがアルバイトをしているということでそのユタカも来店して――
≪感想≫
2011年の4月から1クール放映していた『Aチャンネル』のOVA版『Aチャンネル+smile』。この度、そのOVA版2話が2週にかけてTOKYO MXで放映されるとあるので感想でも。ちなみにTV版は個別の感想記事はないが、作品総評はしている。その時の評価は、Aとなかなか。
この作品の面白いところは、毎週最終話のようなノリで迎えるED(挿入歌)があることw そんなわけで、某動画で毎週配信されていた頃には1話終わるたびに「1クール終わったなw」みたいなコメントで溢れ返ったのも、今思えばもう二年近く前になるわけで懐かしく感じる。
さて、お話はAパートが『Aチャンネル』名物の教師陣パート。鬼頭役は茅原実里さんで、さらに鎌手・佐藤の両教師を沢城みゆきさんと小野大輔さんが勤めるわけで、だいぶ色が濃い(爆 その辺が上手く出ていた面白いパート。まぁ、あんまり『Aチャンネル』っぽさは感じなかったけど(笑
Bパートは、一年生組がメインのパート。ミホの有能さと、ユタカの執念が良く感じられるパートでもあるwww メインである四人組を周囲から見たらどう見えるのか? という部分が随所に差し込まれたかのような演出もちょっと違った感覚があって面白い。
というか、ミホ有能過ぎだろ(爆 あれか、聖徳太子の生まれ変わりか何かかwww
そして、BパートはEDと言わんばかりの挿入歌。本当にまるで最終回www でも、こんなのは毎週日常茶飯事だったのがTV版www
その挿入歌と演出も、トオルから見たユタカとミホの存在感が少しずつ大きくなっていたことが良く分かる。TV版から見ていると、彼女にとってこの二人の存在がここまでのものになっていた、というのはなんだか感慨深い。
ほんと、まるで最終回でこの二人がもういないかのようで(爆
そんな挿入歌の後にはちゃんとしたEDも。EDの方は、お泊まり会の様子を流したもので、これは原作にあるエピソードの一つ。出来ればちゃんとアニメ化して欲しいとも思う反面、こうした声なしの静止画の方がなんか雰囲気が良く分かって面白いとも感じるw
OVAは全二話なので来週で終わりですが、来週も時間があれば感想を書こうと思います。
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