[新]たまこまーけっと 第1話
『あの娘はかわいいもち屋の娘』
≪あらすじ≫
どういう訳だかやって来た、見知らぬ町の商店街。
旅の途中で会ったのは、なぜか、もち屋の娘でした。
(公式HP STORY抜粋)
≪感想≫
2013年第1四半期(01-03月期)クールの新番組、区切りとなる第10本目。原作はなく、アニメオリジナル作品である。京都アニメーションが、近年のヒット作の一つ『けいおん!』を手掛けたメンバーが多く集まって作っているとあって、前評判は上々。個人的にも期待はおのずと高まる。とはいえ、あいにく京アニ信者ではないのでダメならダメとバッサリ切り捨てるがw
スゲー余談ですが、餅を作るのは大変w そういう家柄なので毎年、餅(鏡餅含む)を自前で用意しているのだが、大変。なんか視聴していて妙に親近感がわいた(爆 ちなみに餅はつき立てが一番です。もちろん、ちゃんと臼と杵を使って、ですが。柔らかさ・伸びが全く違います。アニメやコントの小道具のように、ビヨォ~~ンって伸びます(笑
さて、1話は良くも悪くも普通。つまらなかったと評するには出来は良く、かといって諸手を挙げて称賛出来るほど面白かったわけでもない。観終えた率直な感想が、「意外と(30分の体感時間が)長かったな」だったので時の流れを忘れさせるほどの面白さはなかったと思う。そこは、前評判に引っ張られたと言うか、京アニが作っているという先入観にヤられてしまったのだろう。
でも、オリジナル作品の1話なんてのは大抵キャラ紹介と世界観説明とストーリーの取っ掛かりを見せて終わるものだから、こんなもんだといえばこんなもんろう。良く言えば多彩なカット割りで魅せてくる手法、悪く言えばコロコロ変わって落ち着きない感じは、1話から“らしさ”が出ているとも言えるのかもしれない。
で、その世界観なんだけどこれも1話では評価が難しい。舞台は完全に現代なのだが、喋る鳥は完全にファンタジー。そうした中で良く言えば現代とファンタジーの調和が絶妙なのだけど、それは紙一重で、悪く言えば中途半端にもなってしまう。なので、今アレコレとやかく言うのではなく、この部分の評価はそれこそ鳥の秘密が明らかになるくらいまで待ってみる方が賢明だと思う。
そういう中でも鳥(山崎たくみさん)と花屋(小野大輔さん)の演技は、個性を見せていてインパクトがあった。ヒロイン、完全に存在感で負けている気がするが、それはこれからだろう。……うん、この二人のキャラクターが出るたびに他のキャラクターは存在感喰われる気がしてならないが、それも魅力と言えば魅力になるだろう、きっとwww
しかし、随所にこの作品で「描きたいモノ」だと思われる欠片が見え隠れしているのは、相変わらず巧いと感じさせる。
餅屋の対立、もち蔵の淡い恋心、商店街の絆と仲の良さ、伝統の継承と新規開拓etc...
裏を返せばこれらは使い方次第でいくらでも今の作品の雰囲気から一転してシリアスモードに突入することが出来る要素でもある。そこでこれらのテーマを前面に出してシリアスで描いていくのか、それとも作品の雰囲気を保つためにシリアスにはせずにそれでもテーマを描いていくのか。
これらを最終的にどう調理していくのか、というのは監督以下スタッフの腕の見せ所として大いに期待させてもらいたい。
私としては、後者二つの要素に期待。現実世界では巨大ショッピングモールや観光地乱立によって、地元の商店街は不景気との相乗でかなり苦戦を強いられているところが多い。そうした中で改めて商店街という場所だからこそあるノスタルジックな“温かみ”のようなモノを描いてくれたら嬉しいなと。
伝統の継承に関しては、そのまんまw 新しいことを始めることだって大切だし、そうした「変化」があることで人は成長するのだろうが、今あるものを正しく受け継ぐことだってそれと同じくらいに大切だと言うことを、今の多くの人が頭の片隅に追いやってしまっている時代のようにも感じている。これは私が、たまこと同じ将来継承すべきモノがある立場だから思うのかもしれないけれど……。
そうした中で、伝統を重んじる餅屋と新規開拓を目指し改革を望む餅屋が正面にあるというのは、まぁ中盤か終盤かは分からないがその辺で、そういうことをこのスタッフなりに描いてくれるのだろうな、と感じている。
まぁ、「ここのテーマを描くのに『喋る鳥』は必要か?」と問われると困ってしまうので、ぜひあの鳥のキャラクター、喋ると言う要素があるからこその展開をして欲しいw
OPとEDは絵が綺麗。でも、それだけ。楽曲として特筆するほど優れているとは思わないし、演出自体も今の周りの作品たちを見渡せば普通。まぁ、楽曲に関してはまだまだ若手の洲崎綾さんが唄っているのでその辺の物足りなさっていうのは致し方ない部分だとは理解している。
しかし、EDでどうしてたまこは髪を下ろした姿が多かったのかw 必要性を感じないというか、キャラクターの違ったデザインをEDで見せるというのも京アニらしいといえばらしいけど、今作に限って言えばマイナスにしかならない気がする。だってあれはどう見ても完全に『氷菓』の――ゲフンゲフン(笑
可愛いんだけど、ハンコ絵だからそろそろ観てる側としてはお腹いっぱいで、正直飽き始めていることをスタッフも感じてくれればと思う。
とりあえず決め手に欠くので、もう少し視聴して感想書くか、視聴を続けるか決めたいと思います。
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NoTitle
特にあのハッチャケた鳥が(笑)
おもちがおいしそうで食べたくなりました。
でもまああの商店街にしゃべる鳥はいるのかって
言われるとどうかなーって思ってしまいますね。
あの鳥が実は商売の達人でたまこに商才を伝授する
とかいうのはどうでしょう。
なんかコメディー要因にしかならない気がしますが・・・
商店街というところの魅力をどう描くかにできがかかって
きそうですね。