生徒会の一存Lv.2 総評
碧陽学園。その生徒会は事実上の人気投票と化していて、生徒会役員たちは学園屈指の美少女ばかり。その美少女たちの組織に飛び込む唯一の方法は、「優良枠」と呼ばれる学年一位の成績を収めること。
中学時代に幼馴染と義妹との間の三角関係で人間関係を壊してしまった杉崎鍵(すぎさき・けん)は、再び立ち上がり、今度は大切なものを全て選びとってハーレムを作ると宣言!
お子様生徒会長・桜野くりむ(さくらの・)を筆頭に、ドSの女王様・紅葉知弦(あかば・ちづる)、ボーイッシュな同級生・椎名深夏(しいな・みなつ)、深夏の妹でBL大好きゲーマー・椎名真冬(しいな・まふゆ)と個性派ぞろいの今年の生徒会に、いざ!
そんな『生徒会の一存Lv.2』の私の評価ですが...
B
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
生徒会の一存Lv.2 総評
放映日:2012年10月~2012年12月(全9話)
私が視聴した放映局:ニコニコ動画
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:A
強引に詰め込んだ感じもあるが、全体的には上手く見せ場を纏めたな、という感じ。最終話の終わり方にはいろいろと思うところもあるが、無難に落ち着いた形か。
演出 評価:B
可もなく不可もなくという感じか。うーん、いや、本当にそれ以外に言葉が見当たらないw 本当にラノベをそのままアニメーションにしたって感じで工夫とかなくてね。
作画 評価:C
全9話であることを差し引くと、もう少し高画質に、と思わないこともない。よほど低予算で作っていたのかもしれないが、それは極論を言えば視聴者には分からない部分でもあるので。
CAST 評価:B
一部キャストが第一期から変更。変更された理由は良く分からないけれど……。
最初は違和感もあったが、終わる頃にはそういったものものもなかったので、結構新規キャスト陣が頑張っていたのだと思う。
OP/ED/BGM 評価:C
EDはコロコロと替わった印象。こういうのは普通、「工夫してるなー」となるのだけど、ネットで視聴しているせいなのか、あまりにバリエーションが多すぎたせいか、色々あり過ぎて結果的に何も耳に残らなかった感じも否めない。
総合 評価:B
内訳:A評価(4点)×1+B評価(3点)×2+C評価(2点)×2=B(2.8点)
第二期ということだったが、改めてこの作品のアニメ化の難しさを感じずにはいられない。
なんというか、ラノベでシリーズ作だからこそ面白い作品なのだということを痛感してしまう。それくらい原作の方では1~5巻までには「企業編」なるものが巻頭と巻末にあったりするし、そういう「緩急」の付け方がとてもうまいのだが、それをじゃあアニメで出来るかと言えば、難しいところだろう。
たかが30分のアニメでまさか原作のようにアバンとCパートで企業編をやるわけにもいかず、かといって企業編オンリーだと『生徒会の一存』という作品そのものの本質が何なのか分からなくなってしまう。
結果的に全編、ダベって終わるという、『生徒会』シリーズらしいと言えばらしく、しかし踏み込みがあと一歩足りないものとなってしまった。
まぁ、とりあえず原作を知る一つの良いきっかけにはなったとは思う。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 紅葉知弦
個人的にお気に入りのキャラですw 今季は林檎との絡みが面白かったw
2位 杉崎林檎
まさかの化学反応!? 予想以上にアニメ化で面白かったキャラ。
3位 水無瀬流南
こちらも予想以上の出来だった。
- at 13:19
- [アニメ(放送終了):生徒会の一存シリーズ]
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