ひだまりスケッチ×ハニカム 第9話
『11月10日、ほほえみがえし』
≪あらすじ≫
早朝、ひだまり荘を訪れたのは大家さん。突然何かと思えば、彼女が手にしていたのは人生体験型ゲーム。「デパートのクジで当てちゃった」と言って持ってきたそれはゆのにプレゼントされる。それを見ていた宮子は、「早速やろう!」と言い出し、ゆのも賛成。ひだまり荘全員に加え、大家さんまで巻き込んでの大人生ゲーム大会が始まる。
とはいえ、株やら何やらとまだまだ高校生のゆのたちには馴染みのない単語ばかりが並ぶゲーム盤。ここは「ひだまり荘版人生ゲーム」に変えて遊ぼう、という話に。
みんなで何かの作業をするのは、ゆの・宮子・ヒロ・沙英の四人で行ったひだまり荘の看板作り以来。次々と書きかえられていくマス目には、これまでの思い出と、そしてこれからの無限の可能性が込められていて――
≪感想≫
沙英にゃん、可愛いよ、沙英にゃんwww
沙英さんもとい沙英にゃん、良かった良かった。うん、なんかもうそれだけで今回満足w 文化祭の時に智花(アニメ版のオリキャラ・沙英の妹)が出て来なかったので、今回アニメ版には智花は出てこないものだとばかり思ってたけど、さりげなく登場出来て良かったね、と。携帯に映る顔文字が良く智花の心情を表現していたwww この辺りの表現方法のテクニカルさというか、アイディアの良さはさすがシャフトといったところか。
さてさて、本編の目玉は沙英にゃん含めての
大家さん巻き込んでの人生ゲーム
「ひだまり荘版」になったことは、大きな意味がある。あらすじでも書いたように、まずはこれまでの思い出を振り返ること。乃莉・なずなベースなので、振り返ると言うことのほとんどが視聴者からすればこれまでの原作・アニメ化によって放映されていた部分を振り返るものだ。懐かしいとも思うし、あったあったとも顔が綻ぶ。
沙英とヒロが、ゆのと宮子すら知らない彼女たちが一年生の頃の話が出て来なかったけどね。その辺は沙英とヒロにとって、失礼な話だけど、ゆのたち後輩が出来てからの二年間の方が思い出として印象強く残っていると言うことなのだろうか?
そして、もう一つの大きな意味は大家さんが幾度となく口にした「まだまだ若いんだから将来の可能性は無限(意訳)」ということだろう。
執筆業なんて触ったこともないゆのがノーベル賞作家に、
ひだまり荘随一のマイペースな宮子が美術教師を経て学園理事長に、
作家業がメインのはずの沙英が天才女流画家に、
スタイルを人一倍気にするヒロがパリコレデザイナーに、
しっかり者の乃莉がフリーターだけど大富豪に、
弱気ななずなが総理大臣に、
なってしまうのは、当人たちからすればゲームだからこその話。視聴者からしたってゆのはセンスを開花させてデザイナー、宮子は楽天家だけど幸運が転がりこむ形で大富豪フリーター、沙英は当然作家で、ヒロは美術教師。年上相手でも物怖じしない乃莉は総理大臣で、なずなは画家? が妥当なところだろうか。
でも、大人(大家さん)からするとそうじゃないんだよね。
今から目指せばそんな荒唐無稽な夢だって不可能なことじゃないと思えるのが、青春時代であり高校時代。「輝いてるよ、アンタたち」という言葉に、それがとても濃厚に濃密に濃縮されていた気がする。
凄く良い話。凄く良い話なんだけど、次回予告のサブタイと合わせてとても切なくなってしまう。まぁ、いつまでも同じ時間が長く続かないことも変動の大きい青春時代ならではなのだけどね。
学生という区分は、小学生でこそ六年もあるが、中学・高校は三年、大学だって普通は四年だ。今や人生八十年とも言われる中から数えれば、三・四年なんてわずかな期間。たったそれだけの期間しかないけど、そのわずかな三年・四年が人生においていろいろなことを感じることが出来る期間ってこと。その中で出会いから別れまでを繰り返すのだから、今から思い返せば確かのあの年代は特殊で貴重な三年間だったと思う。
次回『12月2日、学べる雪合戦 / 12月15日、ひだまり応援団』 あー、なんかこのBパートの『ひだまり応援団』って受験応援っぽく聞こえるよね。正直、受験関係の話はしながらも核心は回避してくると思ってた(原作も確かまだ志望校を決めてる段階のはず)から、ちょっと衝撃。9話で12月ってことは、本当に1クール終わる頃には沙英たち卒業してるかも(´・ω・`)ショボーン
アニメ第四期時系列順整理
5月6日~15日 狭い日本 そんなに急いでどこへ行く(1話)
↓
5月16日~18日 どこでもでっかいどう(1話)
↓
5月18日~19日、上からゆの様(2話)
↓
8月31日、夏休み最後の来訪者(3話)
↓
9月1日、おかしもち(3話)
↓
9月15日、勝利のシャッターチャンス! 勝つのは宮子だ!(4話)
↓
9月17日~19日、ナズナゴハン(5話)
↓
9月25日、おしゃべりスケッチ(6話)
↓
9月28日、マヨナカノリスケ(5話)
↓
9月29日~30日、ヒロさん(6話)
↓
10月5~6日、パンフコンペッペ(7話)
↓
10月6日~8日、ひみつのデート(7話)
↓
10月11日、10月30日、恐怖! やまぶき祭 準備編(8話)
↓
11月3日、怪奇! やまぶき祭 当日編(8話)
↓
11月10日、ほほえみがえし(9話)
↓
12月2日、学べる雪合戦(10話)
↓
12月15日、ひだまり応援団(10話)
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