生徒会の一存Lv.2 第5話
『聖戦』
≪あらすじ≫
ふとしたことから、鍵とくりむは二人きりで生徒会会議をすることに。こんなことは今までなかったため、二人ともどこか緊張気味。
しかし、そうは言っても仮にも生徒会。五人いる生徒会役員で過半数にすら届かない二人だけになってしまうと議題はあっても決められるわけもなく、かといって雑務とされる仕事は全て鍵がこっそりと終わらせてしまう。
手持無沙汰になった二人は、「二人きりだから」と普段より人口密度が低く、広く使える生徒会室を活かしたことをしようということになるが……。
くりむと二人きりの生徒会を乗り越えた鍵。生徒会の雑務、バイト、勉強などを終わらせてパソコンを起動すると、突発的に昔クリアしたエロゲーに再び手を伸ばしたくなった。
しかし、昨今のその手のゲームには不正コピーなどが出来ないようシリアルコードなるものが設定されている。
うっかりそのシリアルコードが記載された取り扱い説明書を実家においてきてしまった鍵。仕方なく彼は、携帯電話を取りだすと、実家にいる妹・林檎(りんご)に電話をかけるのだが――
≪感想≫
たぶん、この5話の中で一番面白かったんじゃないだろうか、今回。
というわけで、前半はくりむ、後半はアニメ化初登場の林檎の回。この二つを繋げたかーと思っていたが、前述のように予想外に互いのエピソードが独立しているので全然アリだった。
くりむに関しては、正直に言うと原作でも彼女との好感度を上げるようなエピソードはこれくらいなもの。他のキャラは前回の深夏のように相応の描写なんかもあったわけだけどね。まぁ、その分彼女に関しては普段のやり取りや言動が大きく影響しているのだろうし、鍵の今のエロゲ脳を作り上げたのもある意味彼女というのだから、凄いキーキャラクターなことは間違いない。
基本的に幼稚園児並みの子供言動で周りを振り回し「ウザい」ともとれるくりむだが、単発エピソードになると意外なほどヒロイン属性を発揮する不思議。それがちゃんと今回のエピソードでも出ていたと思うので、そこもとても良かった点だと思う。
一方で、アニメ初登場となる林檎。まぁ、杉崎家と鍵・林檎、そして名前だけ出てきた幼馴染の飛鳥を巻き込んだ三角関係の末のバッドエンドについてはその内語られるだろうから、ここでは自重しておく。
林檎役は米澤円さん。『けいおん!』の平沢憂、『Another』の赤沢泉美ってのが私の記憶にある代表的な役柄だがそれとも全く違う声音の演技だったので全く気付かなかった。
まぁ、素人目なんだけど本当にこの辺りの使い分け凄いから、近い内に大きな主演作を掴み取ってほしいと思ってる。
さて、林檎が絡んだエピソードは原作でも屈指の面白さを誇るエピソードの一つと言って良いだろう。エロゲあるあるのシリアルコードエピソードや、全年齢版も買ってしまうファン魂などこの辺りのメタなネタはツボで、普通にPC画面の前でニヤニヤしている私は気持ち悪いヤツだったに違いない(爆
その林檎が次回は生徒会に!? こちらのエピソードもかなり面白いエピソードなので期待したい。
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