[新]さくら荘のペットな彼女 第1話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[さくら荘のペットな彼女]
『ねこ、しろ、ましろ』
≪あらすじ≫
学園の問題児の巣窟「さくら荘」に住む2年生の神田空太(かんだ・くうた)は、変人たちに振り回されながら、「脱・さくら荘!」を誓う毎日。
そんなある日、「さくら荘」に可愛くて清楚で、しかも世界的な天才画家である椎名ましろ(しいな・-)が越してくる。彼女を寮の変人たちから守らねば! と考える空太だったが、ましろにはとんでもない秘密があった。なんと彼女は外に出れば必ず道に迷い、部屋はめちゃくちゃ、ぱんつすら自分で選べないし、穿けない、生活破綻少女だったのだ!
空太は寮生たちによってましろの“飼い主”に任命されてしまう。こうして凡人・空太と天才少女・ましろの“飼い主とペット”生活は幕を開け…?
この物語は、変人と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメである。
(公式HP STORY INTRODUCTIONより抜粋)
≪感想≫
2012年第4四半期(10-12月期)クールの新番組第17弾。原作ラノベ。原作未読。
まず公式HPのイントロがカラフル過ぎて目が痛かったwww あらすじやたらとカラフルだなーと思うでしょ。これ、公式だから(爆 この配色に果たして意味があるのかね。たぶん、ないんだろうねw
さて、冒頭と最後に挿入された透明感あるモノローグシーンは原作イラストの雰囲気をとても良くくみ取っている印象。主人公である空太以外が透明人間で演出された冒頭だったが、最後には「退屈なのは世界ではなく、他人と似通って終わる自分自身」とし空太自身も周囲と変わらぬ透明人間と変わっていくシーンなんかは、いろいろと考えさせられるところが多い。
出てくるキャラは大多数の変人と天才、そしてほんのちょっとの凡人。主人公が凡人でヒロインが天才。この対比も今となっては当たり前と言えば当たり前の手法だが、感性はおろか生きる時間や世界すら違うのではないかとさえ思わせるほどの二人の“すれ違い”は今後ストーリー上において大きな意味を持ってくるものだと信じている。
全体的には凄く王道。前期で言う『アクセル・ワールド』に近い匂いを感じることが出来る。え? 別にヴァーチャル世界で戦闘もしないし、近未来じゃないって? そういうことじゃない。感じるのは“匂い”、あるいは“雰囲気”。
まだ1話だが、先にあげたように「凡人と天才の対比(ついでに変人の存在w)」「寮生活」「学園モノ」「主人公を1話開始時点で密かに想うクラスメイトが居る(大抵王道だと幼馴染ポジと兼任する)」などなど、これらの要素はいわゆる王道的要素、あるいは古典的手法だ。多くの作品で使われてきた手法だが、いまだに廃ることもなければ、需要が止むことも供給が止むこともない不朽のファクター。無論、これらの要素の価値は厳密には時代時代によって変わっていると思うので、厳格な意味で「不朽」ではないが、それでも今までも、そしてこれからも息長くサブカル業界の設定やストーリー構成において顔を出す存在。
そうした“匂い”を感じるんだよね。そこが『アクセル・ワールド』との近似点。
まぁ、王道で古典的な作品でも変化を付けてきたのは得意分野以外は究極のダメ少女・まひろをヒロインに据えたことか。こういう設定だと「幼馴染がんばれー」なんて感想も多く目にするが、この作品はまひろがダメ過ぎるのでそれを母性本能ならぬ父性本能でアレコレと世話をやいていたら可愛くなっちゃうケースw それこそ猫と一緒か(ノ∀`)アイター 逆に言えばまひろのそうしたダメさ加減が生理的に受け付けない人はこの作品はたぶんダメだろうね。
一つのことには才能と熱意と誠実さを魅せる変人および天才のまひろたち。一方で、普遍的に誠実さを持つけど自分の全てを賭けられるだけの熱意も才能もない凡人の空太、あるいは賭けたいモノはあるけど才能を悲観しているので空太と似た立場の七海。
この辺りの対比、嫉妬、羨望。そうした中において空太と天才たちの間には理解出来ない価値観や考え方はあるだろうし、当然その中で空太はまひろに淡い想いを抱き、空太には似た立ち位置の七海が想いを寄せる。
古典的要素という外れのない――けど見慣れてしまった“素材”にほんの一振りされたとびきりの“香辛料(アクセント)”、それが「天才だけどダメ人間のまひろ」だ。
それがどうこの“料理”において良い味を出してくるかによっていろいろと変わってくるかな。
3話くらいまでは様子見で視聴していても良いかもね。
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