メルティブラッド アクトカデンツァ 総括
隠しキャラ・要素も、裏技を使って収集しまして、そちらのレビューも追加した総括となります。これまで、多くの人に助けられながらここまで着ました。特にゼクルスさんや通りすがりさんには、毎回のようにキャラ別の技やコンボの補足をして頂きまして、本当に助かりましたし、一層の充実に繋がりました。簡単ではありますが、御礼を述べさせて頂きます。ありがとうございましたm(_ _)m
さて、では最後となる隠し要素+総括はOPENからどうぞ。
隠し要素
○キャラクター
ネコアルク:通常キャラ全てをアーケードで攻略。アルクェイドにカーソルを合わせてスタートボタンで、ネコアルクになる。
ネコアルク・カオス:ネコアルクでサバイバル22勝以上で、ネコアルクのボイス変更が可能となる。これを6回繰り返した後、再度ネコアルクでアーケードクリア(変更したボイスでのアーケードクリアと言う情報も)。ネロ・カオスにカーソルを合わせてスタートボタンで、使用可能。
○ボイス
おまけボイス:サバイバルで22勝以上すると使用キャラのおまけボイス入手。
ネコアルクボイス:ネコアルクでサバイバルを22勝以上すると変更出来る。要素は全部で6つあるため、6回クリアしなければならない。
システムボイス:翡翠&琥珀でサバイバルを22勝以上すると1つもらえる。
総括
※採点は、D~A、Sの5段階で、「パッケージ・解説書」「グラフィック・登場キャラ全般」「CAST」「OP/ED/BGM」「やり込み度」の5項目+総括について行います。評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
パッケージ・解説書 評価:S
パッケージはシンプルなもので、普通。しかし、解説書のボリュームは本当に凄い。単なる格ゲーの解説書ではなく、前半はゲームの操作について、後半はメルブラの簡易辞典となっています。まぁ、たいていメルブラ買う人は知っているようなことではありますが、一応そうではない人のための処置としてはとても親切・丁寧なものだと思います。知っている人も再確認出来るだろうし、正直そこまでストーリー性を求められない格ゲーでその世界観を知ることが出来るとても良いもの。
グラフィック・登場キャラ全般 評価:A
グラフィックはとても綺麗。カットインもとても良い出来だと思われます。まぁ、元々2Dの格ゲーですから、目立ってグラフィックが良い! とは思いませんが、それでも綺麗に仕上がっていると思います。
キャラクターに関しては、すでに既存のメルブラからの移植ですから特にこれと言って感想は無いのですが、隠しキャラの要素を取り入れたのは良かったと評価。ただ、メルブラ発売後にアーケードで「白レンがそろそろ使えるようになるらしい」と言う話題が出てしまい、「なんでPS2やってるこの時期に、PS2に入っていない要素が……PS2でも白レン使いたいぞ」と思った記憶が( ̄∇ ̄;) まぁ、それら全てを含めてAと言うことで。
CAST 評価:B
まぁ、一応勝利ボイスや戦闘中はフルボイスとなっています。キャスティングもまぁまぁかなぁ、と。正直、ちょっとアルクェイドの声は自分が想像していたものと異なっていたので、今でも若干違和感があるものの、それも慣れでしょうね(私はアニメ観てなかったし……いや、あれはもはや黒歴史化してるか)。志貴やネロ、琥珀さん辺りの声は想像通りで、良い感じだったです。まぁ、CAST自体は無難と言うことでB。
OP/ED/BGM 評価:A
OPは、それと呼べるものが無いので、起動後放置状態で流れるプロモ映像みたいなものをこれとします。OPの出来は、なかなか良かったかと。若干、短いような気もしますけどね。
EDも上と同じ。EDに関しては一部キャラクター(ワルク、七夜など)でED曲が変わりますが、あとは同じ。戦いを終えた後のゆったりとした殺伐としていない曲になっています(一部キャラクターのは別)。今でも耳に残っていますが、それは20数回もクリアしてEDを聴いているからかもしれません。
BGMは格ゲーのものですから、特に強い印象は無いのですが、それは裏を返せば大きな違和感を残すようなものではなかったもの。BGMはあくまで「バック・グラウンド・ミュージック」なわけですから、本質としては外れていない。まぁ、格ゲーなのでBGMにまで集中して聞いていられないというのが、私の本音ですが。
やり込み度 評価:A
モード数はアーケードにトレーニング、VS、サバイバル、おまけと標準的。
隠し要素は、隠しキャラ、壁紙・ボイス集・おまけボイス・システムボイスの収集と実は格ゲーの割りにはやり込み度が高いゲーム。特におまけボイス、さらにはネコカオスを出すまでの道のりは、攻略サイトやBlog等で見たらだいぶ苦労するみたいです。と言うより、作業が機械的になってしまうようですね。この辺は、もう少し工夫が欲しかったところか。とは言え、すぐに飽きてしまいがちな格ゲーであることを考えれば、十分過ぎるやり込み度。そこを評価してA。
総合 評価:A
格闘ゲームとしての出来は、面白く、また格闘ゲームらしからぬやり込み度の高さはとても評価出来る点。キャラ別、個人差にもよるが、操作性も比較的良好で、努力と経験次第で強くなれるし、それが目に見えて実感出来る格ゲーなだけに強くなっていると言う楽しみもある。また、勝手こそ異なるものの、アーケードで今も稼動しているゲームのPS2移植なため、PS2からアーケードへと進出する人もいるだろうし、そう言った意味で発展性と言うか多様性に富む。
個人的に残念だったのは、やり込み度が高いのは良いことは良いのだが、それら隠し要素を集めるために、特定のキャラで勝ったり、目標を達成したりしなくてはいけなかった点と、それらが作業化してしまう点。前者は個人の得手不得手がある以上、キャラ選択の自由は欲しかったところである。後者は一工夫して欲しいと思うものの、そこに力を入れるのであれば前者でキャラ選択の自由の方が良いなぁ、とも思う。
月姫が好きな人にはオススメ出来る。単なる格ゲーファンにも、BHやLAと言った機能があるし、丁寧に作られていると思うので楽しめるゲームだと思う。辛いのは、格ゲーが苦手な人。アーケード攻略くらいは何とか出来るだろうが、サバイバル攻略にはかなりの練習を要するため、苦手な人にはキツイかと思われます。
一応、これでメルブラの特集は終了となりますが、何か要望があればメルフォかコメントから一言下さい。
- at 23:44
- [ゲーム(昨年以前分):メルティブラッド アクトカデンツァ]
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