じょしらく 総評
このアニメは女の子のかわいさをお楽しみいただくため、
邪魔にならない程度の差し障りのない会話を、
お楽しみいただく番組です。
(アニメ公式HP あらすじより抜粋 ※アクセスするといきなり音量が流れるページです。注意してクリックしてください)
そんな『じょしらく』の私の評価ですが...
S
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
じょしらく 総評
放映日:2012年07月~2012年09月(全13話)
私が視聴した放映局:TBS
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:S
どちらかと言えば原作の面白さなのだろうが、アニメ版としても独自の風刺ネタや聖地巡礼をBパートに挟むなどの工夫が面白い。風刺ネタとしてもギリギリ感も良く、一方でアニメオリジナルであろう東京名所巡り(?)も私としては面白かった(地域ネタとかあって)。
オリジナル要素のBパートがあるなど独自色は強いが、その割にはしっかりしていた気がする。
演出 評価:B
演出単体だとまぁ、普通かなという感じ。作画要素が絡めるともっと評価は高い。まぁそこは作画の頑張って感じでもあるけれど。
作画 評価:S
「このアニメは女の子のかわいさをお楽しみいただくため、邪魔にならない程度の差し障りのない会話を、お楽しみいただく番組です」
このフレーズに恥じない作画。それは“クオリティ”というよりは“バリエーション”だけどね。Bパートに出てくるメイン五人の私服は毎回違うほどの力の入れよう。私服って割と1クールだと1種や2種程度であとは制服固定が多いが、本作は違った。そのバリエーションに対する努力は凄い。
あとはメタなネタとして作画ネタを使う場合には、良い意味で無駄にヌルヌルと動かすなど私は高く評価している。
CAST 評価:A
キャストはドラマCDだか何だかから大幅に入れ替えたようだ。それでも後藤さんだけは変わらなかったらしいから、よほど「ハマッ」ていたのだろうw
ドラマCD版は結構豪華だったので、そこはコスト的な問題もあったのかもしれない。まぁ、そういうのは邪推っていうのだろうがwww ただ、個人的には今のキャストでも役に合っていてとてもよかったと思っている。まぁ、その分悠木さんの使い方とか結構間違ってるんじゃないかと思ったが(爆
OP/ED/BGM 評価:S
頑張った! OP・EDはネタとしては最高レベル。耳に残るフレーズのOP、寿限無をパロったED、どちらでも“踊り”を入れる動きのアクティブさなど、作品とのマッチングはとても高い。
総合 評価:S
内訳:S評価(5点)×3+A評価(4点)×1+B評価(3点)×1=S(基礎点4.4点+続編への期待と13話描いた努力の評価で+0.1点)
もしかしたら今期、Sランク評価ってこの作品が初めてか? まぁ、『ホライゾン』はぶっちぎって上位に来る予定ではあるが(笑
さて、他作品はともかく私にとって今期最大のダークホースだったのがこの『じょしらく』だ。AパートとCパートでは原作メイン(時折オリジナル?)の風刺ネタを軸とし、Bパートでは聖地巡礼を前提としたかのような東京巡りw ただこのバランスが良かった。ずっと風刺ネタだったら“疲れた”部分もあったかもしれないし、OPで盛り上がりAパートを愉しんで、Bパートでは箸休め、Cパートで改めて愉しんでEDで余韻という良い流れがあったように思う。
Bパートの扱いには賛否両論あるとは思うけどね。でも、某アニメのように地名入れて叫んでれば良いというものでもないだろうw 本当の意味でアニメの舞台となった街並みを現実世界で楽しだり、逆に東京が舞台だったので「知ってる知ってる」「観たことある」といった“あるある”効果を狙ったりとBパートには色んな意味で相乗効果があったと思う。
時間枠の都合か、コストの都合か、物語としての都合かは作品によっていろいろあるだろうが、12話が主流となってしまった昨今では1クールギリギリの13話まで描いてくれたことにも感謝。
第二期を是非期待したい作品である。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 手寅
良いポジションだよね(爆
2位 丸京
何だかんだで好きだったメガネキャラ。CVを担当した南條さんってこういうキャラも出来るのか、っていうのは発見だったかも。
3位 魔梨威
赤……いや、他にもいいとこあるよ?(笑 まぁ、それは冗談にしてもネタキャラとしても面白かった。
- at 18:35
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