ゆるゆり♪♪ 第11話
『時をかけるあかり』
≪あらすじ≫
やっほー、みんな。あかりだよ!
いよいよ今日はあかりが主役! 長かった。長かったよー。この座を勝ち取るまでに一体どれだけの月日を必要としたことか。
それなのに! それなのにっ!! もう、京子ちゃんのばかーっ! せめて、私の夢オチとか私の創作オチにしてくれればまだ私が目立ったのにーーーー!!!――
≪感想≫
あかりは時間旅行能力者だった!
Σ( ̄□ ̄|||) ナ、ナンダッテー
みんな、 \アッカリーン/は単なる存在感を極端に薄くする能力ではなかったんだ。じ、実は \アッカリーン/は時間旅行をすることで自分の存在をその時間軸から消失させるという、某青子さんの魔法並みの能力だったんだ(; ・`д・´)ナン、ダト
という感じです、はい(マテ まぁ、なんかこの文章だけ見てたら普通に厨二だね。ついこの前まで『魔法使いの夜』の三周目をプレイしていたのが原因でした(ノ∀`)アイター
それはともかくまっとうな感想をw
シリアスだけどシリアスじゃない。
シリアスだけどゆるゆり。
それがゆるゆりクオリティだ(`・ω・´)ドヤッ
この手の作品がアニメ化した時に最も困る部分の一つが最終回(あるいはその直近)だと思っている。つまるところ、“一つの節目”“一つの区切り”を物語に与えなくてはいけないのだが、日常を描くだけの作品やコメディ作品においてその区切りがとても難しいように思える。
そこで安易な形に逃げると、無駄にシリアスな展開にしたり(友人の間に亀裂を入れて喧嘩させてみたり、突発的な不幸を入れてみたり)、あるいはそこからの大逆転での感動展開にしたりしてしまうわけだが、それはその作品の本質から真逆の位置にある存在なのでトンデモない違和感が生じてしまう。
と、そうやって書くと「今回の『ゆるゆり』も同じじゃね?」となるのだが、そうではない。安易なシリアス的最終回に逃げていないことは、視聴した方なら分かっていただけるはずだ。なら、どうしてそうなったのか?
その最大の差があのオチである。
アニメすら描ける京子(本作中の同人活動で証明済み)が、「書いてみたっ!」オチにすることで、あそこまでのシリアスや感動がそもそも「創作物の中のさらに創作物」となり「(良い意味で)嘘っぱち」となることが出来た。あのシリアスと感動が「嘘」なのだから、視聴者としては一歩引くことが出来るわけだ。
あかりとファンには申し訳ないが(笑)、彼女は「存在感の薄さ」をイジられてこそのキャラ。その彼女があの感動シーンで「私にもちゃんと存在感があったんだ」で終わっては作品としては違和感が残るし、「存在感のあるあかりなんて、俺たちの知るあかりじゃねぇ!」ってファンも……うん、まぁそれなりにいると思うんだw
あと、この作品で別に泣くような感動は必要ない。最初から求めてない。求めてないから不意打ちでこういうのやられちゃうと涙腺緩んじゃうんだけど、別に感動を求めてこのギャグ作品を見ているわけではないからあのままオチなく終わったら「良い話だったけど、オチなし・ギャグ(コメディ)なしとか『ゆるゆり』じゃない。原作にあるならいざ知らず、そうじゃないなら別の作品でやれよ」と思ったと思う(まぁ、最初から感動を求めてみる作品なんてそもそもないとも思うが)。
まぁ、単一電池一本で動いているタイムマシンな時点で最後のオチは実は見えていた気もするが(笑 ※乾電池というと、第二期では京子が大きくかかわったエピソードのキーアイテムだった)。
とはいえ、京子が手掛けているからなのかどうなのか、描いていたテーマの内容は面白かった。タイムトラベル物のお約束でもあるけどね、過去改変とそれによる未来変動と言うのは。
実は未来から誰かがやってきて過去に干渉すること自体が織り込み済みの未来なので、干渉したところで未来は変わらないという説もあったりするので、この辺はいろいろと面白いところでもある(もちろん、そうした説にも矛盾やらなんやらはあるわけだけど)。今回のケースはこれだと思う。結局未来から来たあかりは過去の自分に干渉することは出来なかったわけだし。
次回は第二期最終回。まぁ、ここでこのネタやったので、最後まで『ゆるゆり』らしい最終回になるのだと思うね。サプライズがあるとすれば、第三期ってことになるだろうけど、さすがにこのタイミングではないか(笑
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NoTitle
もっとも、作中の創作劇とはいえ、実際にああいう事が起こったらああいう展開になる、というのも事実なんだろうなと思うわけで
幾ら弄られてこそのキャラでも、ガチで一週間行方不明になってあかりが想像したような反応のわけもなく
京子が一番泣いてあかりに抱きつくなんて自分を良く演出し過ぎだろう!と思わないでもないけど、京子本来の性格を考えると意外にあり得る気もするのがまた上手いです(笑)