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刹那的虹色世界

アニメ・ゲームのあらすじを主体とした感想や批評のブログ。時折、日記・声優・コミック・スポーツなど幅広くレビューしています。リンクフリー、相互リンク大歓迎♪

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アクセル・ワールド 第15話

アクセル・ワールド 第15話
『Destruction ; 崩壊』


≪あらすじ≫
黒雪姫不在の中、女子用のシャワールームに入っていくよう誘導されてしまったハルユキ。録画した動画で強請られるハルユキに加え、しゃしゃり出てしまったチユリもまた“ハルユキの盗撮”とも取られかねない動画を盾にされて謎の《バーストリンカー》・能美に脅迫を受けることに。

フィジカル・バーストのプログラムを使った物理戦でも負けたハルユキは、ケーブル直結での直接対決に臨む。しかし、その対戦でハルユキは自身最大のアドバンテージであった《飛行アビリティ》を能美のアバターのアビリティによって強奪されてしまう

《飛行アビリティ》を奪われたことで「自分はもう戦えない」と卑屈に落ちるハルユキ。「もちろんこのことは、黛先輩やあなたたちの上司には言わないように」という能美の言葉を律儀に守るハルユキは、気にかけて来るタクムにも八つ当たりをしてしまう始末。

《ブレイン・バースト》のアンインストールも考えたハルユキだが、それは決断出来ず、能美に献上するポイントを稼ごうにも飛行アビリティを失ったことで戦意も喪失したハルユキが勝てるほど《ブレイン・バースト》は甘くない。

そんな中、彼の前に現れたのは最初に戦い、その後幾度となく切磋琢磨をして戦い続けた宿敵であり盟友であるアッシュ・ローラーで――



≪感想≫
と言うわけで、飛行アビリティ喪失。アッシュ・ローラーにも言われたが、あの時は飛行アビリティ抜きで戦ってた割に飛べない途端「戦えない」というのは情けなさ極まってるが、演出なので不問。まぁ、一応キャラ付けにおいてシルバー・クロウの特色なので、彼に勝つなり倒すなりすればどうせ戻ってくるのだろうけど、その辺りは予定調和と言わずに見守っておこうw

展開としては悪くない。レアアビリティや強化外装ばかりここまで目立っている本作だから、そろそろプレイヤーの地力と言うか、ハルユキの“ゲーム得意”設定をそろそろ活かさないと無駄に終わるなと思っていたところ。
(その代わりにストック数に限りがあるとはいえ《強奪》というチートが出てきているが、まぁその辺りはしゃあないねwww 敵が強くて外道なほど倒した時は盛り上がるってねw)

ハルユキのシルバー・クロウは、そのポテンシャルの大部分が飛行アビリティに注ぎ込まれたとも言われているだけに、そのポテンシャルを奪われた彼の特性はすでにメタルカラーのみ。言ってしまえば、(極論だが)表示されるレベルなんて数字だけのお飾りに近く、実質Lv.1に近いような感覚ではないだろうか。彼が「戦えない」と口にしたのも、自身のアバターのポテンシャルがどこに注ぎ込まれているかを知っているからだったのかもしれない。

だからこそ、ここで活きなくてはいけないのはハルユキのゲームが得意と言う設定。アッシュ戦同様に、彼が経験してきたであろうたくさんのゲームの経験や知識を活かしてくれれば合格点で、黒雪姫に見染められた反射神経を活かした戦い方が出来れば及第点と言ったところか。
前のシリーズの“災禍の鎧”が伏線となって力技解決になったり、せっかく飛行アビリティ失ったのにまた違った設定とかが出て来るようなら赤点かな。

そのカギを握ってくるのは次回のスカイ・レイカーとの邂逅になるのだろう。「スカイ」といかにも空を連想させる単語(実際には“空色”だろうが)、ハルユキ出現までは「加速世界で最も空に近い存在」と言われていたことやICBM(大陸間弾道弾の略称だっけ?)などの二つ名からおそらく《飛行》とまではいかなくとも、《跳躍》や《ブースター》での空中ダッシュ的なアビリティを持つ(持っていた?)のだと推測できる。当然、その名に込められた想いから考えても、彼女もまた空、あるいはそれに近い羨望を持っているだろう。

いわばハルユキの先達であり、彼女から見ればポッと出で現れた自分を超える空に最も近い者でもある。もう少し憎悪すら持っているかとも思ったが、あまりそう言ったイメージは無いが、その辺りがどうなのか。
無論、物語としての“カギ”はここではない。
“カギ”となるのはレイカーとの会話によって、ハルユキがどのような形で立ち上がるのか。上記のように彼女がハルユキにまた違った設定やら裏技やら仕込むようなら物語としては赤点。でもまぁ、クロウには飛行アビリティ出現前からヘッドバッドという必殺技はあったわけだから、何かそれを応用するなり何なりで新しい必殺技追加くらいならギリギリ及第点。格闘ゲームであるわけだし、必殺技は複数あっても良いと思う。


『ブレイン・バースト』は本来あるべき『格闘型オンラインゲーム』としての様相を見せてくれた方が絶対に面白いと思う。
私が『ソードアート・オンライン』と本作を同じ作者であることも含め同列視しているのは、本作でその辺りの差別化が図れていないからでもある。領土戦や無制限中立フィールドのような乱戦と言った、本来の形とは別のところでばかり盛り上がってしまうのはどうかと思うし、実際に今回は無制限中立フィールドがまるでMMORPGのフィールドのように描かれていた(さすがにローラーの親なら、レイカーがNPCってことはないだろうし)。

そう言ったモノがメインになると『SAO』との違いなんて私の目から見れば、アバターが無機質か本人そっくりか、あとはログイン・ログアウトが意図的に出来るか程度の違いしかない(まぁ、その程度の差・違いしかないから私は『SAO』の感想書かないんだけどさ)。だからこそ、レアアビリティの喪失で窮地に立たされた今回には少しばかり期待しているのだ。もっと良い意味で閉鎖的に、人と人とがぶつかり合うバトルゲームとしての姿を観てみたい。


もっとも、これらの展開を幾ら視聴者として希望したところで、相手は裏技・バグ技(?)使いまくりの能美だからなぁ(苦笑 この辺りの格闘ゲーム的な要素はあまり期待できないのかもしれないね。まぁ、本作に救いがあるとすれば裏技に対して、さらにそれを超える裏技やバグ技を使うといった連鎖が起きていないことか。ハルユキたちは割と正攻法で攻めるので、その辺りはいざこの能美編の決着の時にはとても胸熱で良い展開になってくれることだろう。

ストーリーとしては、ネタがネタだからなぁ(爆 ネタが陰湿なイジメネタなのでその辺りは(昨今の世情もあって)いつも以上にダウナーな感じw


っていうか、黒雪姫先輩プリーズwww


これ、帰ってきて事件の真相を知ったら絶対怒られるパターンだよな(ノ∀`*)アイター もうすでに隠し事をしてタクムには怒られている上に、ハルユキには自分から「隠し事はしない」なんて恋人同士がするような約束をタクムとしていた前例がある以上、余計にそう見える。この辺りで律儀にイジメ相手の言うことを聞いてしまう辺りが、ハルユキのここまで歩いてきた人生の悲惨さが垣間見えるが同情するつもりはないw

こんなハルユキが主人公だから絶対勘違いしている人がいると思うけど、上司や仲間からすれば成功よりも失敗の方が報告は欲しいのだ。そして、そもそも「報告しない(言われた通り隠したままにする)」という選択肢は現実ではほぼ99%ミス選択であるので、失敗したこと、言いにくいことほど必ず報告・連絡・相談することを忘れないようにしたいものである。
なのに勘違いしている人に限って失敗の方ばかり隠そうとする。まぁ、(そうするよう脅されてる場合もあるだろうし)報告すれば怒られるからなんだけど、隠していてバレた時の怒られる“度合い”は素直に報告した時の比ではないことくらい、誰だって分かりそうなものだけどね。

その辺りの間違いだらけの選択・判断力が、ある意味でハルユキたちは良い意味でまだまだ未熟者の中学生たちだな、と思う。これが社会人はもちろん、高校生・大学生だったらアニメであっても一言言いたいところではあるが、中学生なら「未熟だなー」で許せる範囲かなと思うんだよね。

その点だけは、作者がハルユキたちを「高校生」ではなく「中学生」に設定した意味があって上手いと思ってる(もちろん彼らを「中学生」にした最大の要因は、学校・学区をそのまま領土と言う形にするためだろうけど)。
でもまぁ、その他の描き方は、周囲の評価ほど上手いとは思ってないけどね。今回のハルユキの言動とか、これまでの数巻分の歴史をリセットしてるような描き方は好きじゃないし、前述のように《ブレイン・バースト》の本来あるべき姿から逸脱したケースやシーンばかりを中心に描くスタイルも上手いとは思えないし。

なのでこの作者さんは、むしろ基礎設定だけ作っておいて、巻ごとに少しずつ主人公が異なることで過去の蓄積を不要とするオムニバスに近い形式で書いた方がスタイルとしては上手くハマりそう(それなら裏技・バグ技、レア要素の乱発もある程度緩和して観れるし)。まぁ、そんなことが今のラノベで認められるなら、だろうけどw


次回『Imagination ; 面影』



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Comment

まだ1つの山を越えたに過ぎない 

>と言うわけで、飛行アビリティ喪失。
なんか既定路線っぽく言っているのが引っ掛かりますが、実際一大事なんですよ
まず飛行アビリティは加速世界唯一の物。徒手格闘しかできないクロウが使っているからまだバトルが公平に行われてますが、様々な武器(例えばライフル銃とかビーム砲とか)を強奪できるテイカーが使えばたまったもんじゃありません
さらに勝てば戻るとか呑気に考えられるのでしょうか。バトルに勝っても永続効果で奪った物は戻らないし、仮にテイカーを全損してしまうと羽も消失してします
原作があるからこそこの先の展開がわかるのですが、この時点では安易に「勝てばどうせ戻ってくる」とか言えるのでしょうか

>だからこそ、ここで活きなくてはいけないのはハルユキのゲームが得意と言う設定。
様々なゲームに触れてるからこそ呑み込みが早いのは良いと思います。そして黒雪姫に認められた反射神経は今後の主な武器となるでしょう
ただ、能美という敵はこれだけでは倒せません。災禍の鎧はまた別の話なので置いとくとして、新たな対抗手段の確立が急務となってます
スカイレイカーのもとでその確立が果たしてできるのか注目です

実はその対抗手段は原作でもいろいろと賛否がありました
次回の感想はそういったところの評価も気になります

>っていうか、黒雪姫先輩プリーズwww
なんのためのEDだかわかりますね(ニッコリ

>成功よりも失敗の方が報告は欲しいのだ。
タク→能美やチユに口止めされてて言えない
黒雪姫→旅行中に迷惑かけたくない
(ニコ→今のハルの頭にその発想はないが・・・)
以上な考えで窮地(?)に陥ったハルでしたが、そこに対戦ライバルのアッシュが来てくれたのはホントにラッキーでした。中学生でまだしっかりとしてないハルを導ける兄貴的存在(あるいは親友とはまた違った気の置ける友人)は非常に重要です
昨今のいじめ問題でもそのような存在がいるかいないかで大きく違ってきますが、そういうのはなかなかいませんね
  • posted by 774 
  • URL 
  • 2012.07/21 12:55分 
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>名無しさん 

こんにちは。

御覧の通り、コメントは削除させていただきました。理由は、内容がネタバレだけだったからです。私は原作未読であることを公言していて、だからこそ記事を読んでくださっている方もいらっしゃるだろうことは容易に想像出来る中で、わざわざそう言ったコメントを投稿されるのか。
私にはその真意は分かりませんが、あなた以外のこの記事を読んで下さる方々を考慮して削除しました。

あなたがネタバレコメントをわざわざ他人のBlogに投稿してまでいったい何がしたいのかは分かりませんが、それをもし「親切」だと思っているのなら、それは勘違いなので改めるなり、自重するなりして下さい。

あそこまでコメントされているのですからおそらく原作既読だと思いますが、それならそれで原作既読の内輪だけで楽しむのはどうでしょうか。原作未読の多くはきっと次の展開を期待して待っているのであって、ネタバレされてでも既読者の内輪に入りたいとは思ってませんよ。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.07/21 13:04分 
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>774さん 

こんにちは。

まずは原作既読者の立場として原作未読である私にたりない部分を補っていただきありがとうございました。

>この時点では安易に「勝てばどうせ戻ってくる」とか言えるのでしょうか
それは私には分かりません。だって原作未読ですから。物語として考えた時に、一般論としては対象を倒してアビリティの効力を無力化すれば戻ってくるのが普通だろう、と考えました。仮にそれで一生戻ってこないのだとすれば、それはそれで作者さんの展開には脱帽するほどのサプライズで個人的には面白いようにも思えますが。


さて、話は脱線してしまいましたが、確かに774さんが仰るような裏事情があるのなら私の記事は情報としては正しくないし、事実とかけ離れていて間違っていると思います。もし私が原作既読者でこんな記事を書いていたら、問題とまでは言わなくても、いろいろと疑ってしまいますよね。

……でも、私原作未読なんですよね。原作未読者がアニメ観て思った感想を書いてそれが間違ってるのは、そんなにダメなことですかね? それとも「感想書きたきゃ原作読んでからにしろ。いい加減なこと書くな」ということですかね? 
それはごもっともだと思います。特に原作を読まれていて原作のファンであるのなら、なおのことそう思われるのでしょう。774さんが仰ることは一つの確かなご意見だと思うので真摯に受け止めさせていただき、『AW』に関しては次回以降の感想について記事とするかどうか十分検討したいと思います。ご意見、ありがとうございました。

ただ、アニメの中で774さんほど丁寧に解説されていたわけでもないことも考慮していただきたいですw 774さんのように原作未読でも分かるように事情を解説した上でのことならまた違うでしょうけど、774さんほど丁寧に原作未読でも分かるようアニメで解説してたわけでもなかった気がします。


>ただ、能美という敵はこれだけでは倒せません。
そうですね。記事も書きましたけど、正当な勝負にはならないでしょうし、そこはまた新システムなり例外なりを持ちこむことになるのだろうなぁ、という想像はしてます(苦笑

>なんのためのEDだかわかりますね(ニッコリ
ええ、本当におっしゃる通りでw EDがどうしてああいう形になったのか、原作未読として改めて痛感しました。そりゃあ、能美編を考えたら、こうなるよw

>中学生でまだしっかりとしてないハルを導ける兄貴的存在(あるいは親友とはまた違った気の置ける友人)は非常に重要です
同感です。《バースト・リンカー》は時間の積み重ね上、本来の設定年齢より上として捉えがちですが、それでもやっぱりハルユキたちはまだ中学生ですからね。

それは、物語(フィクション)としては良い意味で未熟で、だからこそ成長が期待出来る。そこに、クロウの初戦・第二戦の相手だったアッシュ・ローラーが絡んでくると言う展開は、キャラクターの使い方としては上手だったと思いますね。

現実世界には相談出来る人がいなくなってしまったけど、加速世界には(ラッキーもあるけど)相談出来るローラーがいた、というのもこの作品ならではの演出ですね。
  • posted by 月詠 
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  • 2012.07/21 13:14分 
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NoTitle 

飛行アビリティを奪ったこと自体は、「ゲーム上定められた能力を使った」というだけなので
バグとか裏技ってわけでもないんですけどね
ゲームの性質上、アビリティ奪取なんてゲームバランス崩壊確実な能力です
前々からですけど、ブレインバーストはあんまりゲームとして楽しそうじゃありません
自キャラの性能がランダムで決まる格闘ゲーム(枝葉が無駄に多い)とか、クソゲーにしか見えません
ゲームとして楽しい、みたいな話が少ないからですけどね
  • posted by リゼルト 
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  • 2012.07/21 13:56分 
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NoTitle 

相手の能力を奪うなんて能力は現実世界ファンタジーならともかく対戦ゲームとして見ればチートそのものですからねぇ。
対戦中の一時的なものではなく恒久的に奪いっぱなしというのはゲームバランスを著しく破壊する「ゲーム製作サイドが最もやっちゃいけない」仕様だと思います。
「同レベルでの総合力は同じ」と謳っている以上、それが破壊されるような仕様はゲームとしては三流以下に思えます。
このあたり、ブレインバーストとは何ゲーなのか?の解釈で評価が分かれるのかな。
原作者がどういったゲームとして位置付けたのか。原作既読の私でも実はいまいち掴みかねています。
AWはブレインバーストのゲーム性が次から次へと変化していく印象を持っています。それもストーリーの柱の一つになっている程に。
それを新しい発見やストーリーの変化として好意的に捉えるのか、一貫性がないとして否定的に捉えるのか、それは個々人の好みでしょうね。
自分としてはやや否定的ですが、ブログ主さんが今後どういった感想を抱くのか楽しみにしておきます。

>勝てばどうせ戻ってくる
劇中で説明は一切ないんだから既定路線としてそう思うのは自然なことじゃないかなぁ・・・。
上でも書いたように対戦格闘ゲームとして捉えればあってはいけない技ですし・・・。
むしろそう思った人へ意外性のあるストーリー展開と結末を用意できれば「旨い」と評価されると思います。
逆に言えば「そう思わせた」のならそれは製作サイドとして掴みとしては「してやったり」だと思いますよ?
  • posted by なぁど 
  • URL 
  • 2012.07/21 14:00分 
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NoTitle 

確かにアニメだとそんなに細かい説明してませんでしたね
永続効果と言っても全損すれば戻ってくると考えるのも無理ありませんね
これは大変失礼いたしました。原作かぶれで少々言い過ぎました
実際未読者の意見を聞いてて非常に面白いと思い感想を見続けていたので、今後も可能な限り続けて欲しいです

まあ一波乱二波乱とある能美編ですが今後も感想よろしくお願いします
  • posted by 774 
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  • 2012.07/21 14:30分 
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>リゼルトさん 

こんにちは。

>バグとか裏技ってわけでもないんですけどね
あぁ、もちろんそれは分かってますよ。ただ、実際に能美が現実世界でやっていることは《ブレイン・バースト》本来の遊び方でも使い方でもないわけで、そこにいろいろプログラムを組んでたわけで、ね。
タクムの時もそうだったし、たぶん“災禍の鎧”の時もイエロー・レディオ辺りはそうだっただろうし、この作品の敵はそういったモノばかりだなって感じです。

>自キャラの性能がランダムで決まる格闘ゲーム(枝葉が無駄に多い)とか
まぁ、自分のトラウマや精神的に負の部分を解析して自キャラを作っている時点で、ただのゲームではないのでしょうけどね。

個人的には自キャラがランダムで決まるのも悪くないとは思いますけどね。あとはそのキャラをどう活かしていくか、というのがプレイヤーの腕なので、純然なゲーマーであればあるほどある意味で燃えるシチュかもw
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.07/21 14:34分 
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>なぁどさん 

こんにちは。

>それが破壊されるような仕様はゲームとしては三流以下に思えます。
その辺りが分からない点ですね。設定として分からないと言うよりも、物語として作者はどうして誰もが思う「ゲームバランスの崩壊」が目に見えるアビリティを出したのか、というのは疑問に思ってしまいますね。

もちろん物語としては、ハルユキのシルバー・クロウにまた試練を与えたかったのだろうし、それが彼が頼り切りになっている飛行アビリティを使えないようにすることだとは理解していますが、他にも手はいろいろとあった気もしますし。


>AWはブレインバーストのゲーム性が次から次へと変化していく印象を持っています。それもストーリーの柱の一つになっている程に。
>それを新しい発見やストーリーの変化として好意的に捉えるのか、一貫性がないとして否定的に捉えるのか、それは個々人の好みでしょうね。

ですね。タクムの時には格闘型ゲームで、災禍の鎧の時にはモンハンのようなオンラインハンティングゲームの要素が強い。今回は要素が変わるわけではなさそうですが、ゲームバランス崩壊気味で新システム導入(?)っぽいですし。

既存のゲームの在り方がコロコロと変わってしまう形は、それこそ記事で書いたようにオムニバス形式ならストーリーごとゲームの魅せる形状が変わるのはいいと思うんですけどね。
一本の連載の中でとなると、どうなのか。

私としては《ブレイン・バースト》は初期に公言された「格闘型オンラインゲーム」という認識が強いのでああいった記事やこういったコメントになってしまいますねw 
そういう意味では、最初からMMORPGとしての世界観がしっかりしている『SAO』の方が一貫性があるのかもしれませんね(2話だけ観た人間が何言ってんだか、と思うでしょうがw

なので私もどちらかというと一貫性の無さには否定的な感じですが、それがこの能美編によってどうなるかw 


>上でも書いたように対戦格闘ゲームとして捉えればあってはいけない技ですし・・・。
そうですね。一時的にコピーするのならまだしも、ストック制限があるにせよ永続効果とか、本当におっしゃられる様にゲームバランス崩壊で、製作側としては仮に《ブレイン・バースト》が自動でアバター製作するにしても禁止事項として考えておかないといけないことですね。

>むしろそう思った人へ意外性のあるストーリー展開と結末を用意できれば「旨い」と評価されると思います。
そうした中で、どれだけの展開と結末を容易出来ているか分かりませんが、楽しみにしていたいと思います。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.07/21 14:46分 
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NoTitle 

公言ってどこページのどこに書いてあるんです?
こちらにわざわざ過去の記事を全て読めっていうんですかね。
最初から無駄だと分かっていれば私も徒労になる書き込みをすることもなかったんですがね。
本当、あんまり手間を取らせないでくださいよ。
  • posted by 名無しさん 
  • URL 
  • 2012.07/21 15:42分 
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>774さん 

いえいえ、別に謝罪されることはないですよ。原作ファンからすれば、より正しく多くの人に理解して欲しいと言うのは当然の欲求だと思います。

その中で原作未読の人間が、どこまで原作がある作品の感想を書いていけるのか、というのは私の中にも疑問や不安のある部分ですから、思考錯誤しながらの毎日ですw 
それでもお付き合いいただけるのであれば、原作未読のブロガーとしては嬉しいことです。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.07/21 16:14分 
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>名無しさん 

これは失礼しました。お手数をおかけしてしまったようです。確かにこのページ内で原作未読であることを思わせるニュアンスはあっても明言はしてませんでしたし、AW関連記事全てではないにせよある程度、記事を読んで下さっていてその辺りをご存知の上のコメントだと思ってました。

だから、驚きましたよ。だって、あなたが最初にしてきたコメントは、どう見ても原作未読あるいは能美編以降を知らないことを前提に書いているようにしか見えないネタバレを羅列するだけのコメントしたから。

私が原作未読であることは今回の記事を読むだけでもある程度察することは出来たはずで、あなたもだからあんなネタバレコメントを投下したのでしょう。だって先の展開を知らないで書いた記事にあなたは先々に関するコメントを書いたのだから。それなのに、どうして今さら「公言ってどこページのどこに~」なんてコメントを残したのか不思議ですよねー。
それとも原作既読だと思いながらネタバレのコメントを投稿したんですかね。そう言う文章には見えませんでしたけどね(そもそも原作既読にネタバレなんて何の意味があるのか)。


でも、本当にたまたま私の記事を読まれただけで、いつもは目にする機会がなかったのかもしれませんね。私からすればそんなたまたま顔を出したBlogで「ネタバレ」なんて言う、好悪が個人差によって分かれることは火を見るより明らかな要素のコメントを平気でしてしまう無神経さと、コメレスでの悪態というマナーの悪さの方が驚いたんですけどね。

本来ならコメントの削除報告をする義務なんて私にはないのですけどね。でも「突然説明もなく消えてたら理解出来ないかな?」と思ってコメントレスをしたというのに、この有り様ですからね。

いやー、本当にあなたのおっしゃる通りですよ。あなたとのコメントは手間を取らされただけの無駄な徒労でした。

あと、一応宣告しておくと以後似たようなことが続くようなら利用規約に基づいて相応の対応を取らせてもらいます。あなたの悪態、マナーの悪さはそれくらいのものです。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.07/21 16:39分 
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NoTitle 

一応ダスク・テイカー自身は『略奪』に釣り合ったとても弱いアバターだと思わなくもないですぜ
ポテンシャルの大半を飛行に割いてるシルバー・クロウのそれにすら基礎能力で劣るとさえ聞いた事がありますし
そうだとするならそれを補う強力なアビリティや装備を奪い取った場合、等しいだけの恨みを買うことになるり
通常の対戦をしていては(レギオンの総意などで集中砲火され)厳しいアバターなんじゃないでしょうかね

勿論しっかり鍛え上げたときの『戦闘力』は群を抜いていますが、その強化自体がデメリットを呼びますし
それを使わねばそもそも弱いというあり方は「対戦拒否」がないとすればいかにも危うい

反面永続という対戦ゲーム離れした能力ですので絡め手や裏取引に強そうですので
尋常に「ゲーム」をやるつもりは無い、と言わんばかりの意識が伝わってきますね
  • posted by 名無しさん 
  • URL 
  • 2012.07/21 22:32分 
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>名無しさん 

こんばんは。
(同じ「名無し」での投稿があるのですが、別の方だと言うことで対応させてもらいますw たぶん前に『カンピオーネ』でコメント下さった方ですよね)

>一応ダスク・テイカー自身は『略奪』に釣り合ったとても弱いアバターだと思わなくもないですぜ
それは説得力のある話ですね。原作未読なのでその正否を判断することは出来ませんが、クロウ以上にポテンシャルのほとんどを強奪のアビリティに注ぎ込んでいるのであれば、スペックとしてはLv.5だけど実際の数値はもっと低いのかも、というのはたぶん反論の余地がないくらい説得力があります。

「強奪」と言う能力には大部分の《バースト・リンカー》は自身への危険性とプレイヤーとしての嫌悪感を抱くでしょうし、かなり巧く立ち回らないと、それこそおっしゃるように総スカンなんてこともありそうですしね。

そしてそれが出来てしまった能美。出来てしまったからここまで生き残っているのか、それとも出来ないと生き残れなかったから出来るようになってしまったのかは、「卵が先か、ニワトリが先か」的な話になってしまうんでしょうけどね。

まぁ、それでも永続ってのはやり過ぎな気もするんですけどね。制限があるとすればストック数と、一度その必殺技やアビリティを目視しないといけない? 奪うまでの条件は確かに容易ではないですけどね。
でも物語としてハルユキの挫折と試練を描きたいのであれば封印とか、コピーとかでも代用が効いたのかなというのが現時点での感想です(無論、これから先話が進んでいけば分かりませんが)。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.07/21 22:50分 
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アッシュさん再登場おめでとーっ。 

ようやく能美のターンが終わった原作第3巻「夕闇の略奪者」編序盤。
まさかアッシュ・ローラーのエセ英語が先輩のデレと同等の癒しになる日がこようとは。もうこのままレギュラー入りしちゃっていいんじゃないかな。
前エピソードでのキャラ再配置に漏れてフェードアウトが懸念されたアッシュさん、満を持して再登場。しかも立ち位置はハルユキの「お節介なライバル(後に腐れ縁とルビが入ります)」。タクムの立ち位置「親友兼相棒(+ハカセ)」と対になるわけですね。

そして彼と二人荒野を駆けてたどり着いた先には私が2クール目開始からずっと登場を待っていた新キャラが(嬉)。
加速世界の隠者スカイ・レイカー。レギオンの抗争から身を引き隠棲したソロのハイランカーで立ち位置は「メンター(導き手)」といったところでしょうか。

2047年時点では東京タワーは老朽化の為立ち入り禁止になっていて、あの空中庭園に現実世界側からアクセスする手段はありません。加速世界でも地上333メートル地点に孤立したMAPになっているので、自力で上ってくる手段がないとたどり着けない秘密の園です。(なお出るときは庭園内にログアウトポータルがあるのですぐ出れます)
ちなみにあの小奇麗な庭付き一戸建てはレイカーさんが莫大なバーストポイントを支払ってショップで購入したアイテム(つまり装備品)です。悠々自適ですね(笑)。

作中では描写されませんが、ここ半年間でシルバー・クロウとアッシュ・ローラーは相当数の対戦を繰り返しています。渋谷をホームグラウンドとする緑のレギオンに所属したアッシュさん、どうやらハルユキの住む「杉並第3戦区」を通学経路にしているらしく「朝ガッコ行く前に一本勝負いっとくか」のノリでお互い通学途中にちょくちょく対戦を挑んでいる模様。(この辺尺があればアニメで見たかったなあ、原作だと通学中のアシュ・クロ戦の描写はだいぶ先だし)
通学時間帯はギャラリーもそれなりに多く、また双方移動力重視のスピードファイターなのでエリア中を駆け巡る派手な対戦になりやすく、面白カッコいい(トムとジェリー的な)好カードとして杉並を通学路にするバーストリンカーを中心に固定ファンが付き始めたようです。アニメでは原作者アバターを含めおなじみのギャラリーがいますけど(笑)。

さて翼を奪われたショックのあまり、思いっきり周囲に逆噴射したあげくタクムにぶん殴られたハルユキ。役者さんの震え声が彼の痛々しい動揺をとてもよく表現してますね。ですが、逃げ出した先の加速世界にだって彼に手を差し伸べる絆の持ち主はちゃんといたのでした。

以下、ハルユキにとっての「翼」の持つ意味をちょっと考えてみます。あくまで私見です。他の原作既読者の方は別のイメージを持たれているかもしれません。

飛行アビリティは「もっと高く、もっと遠くへ」というハルユキの願いから生まれたものと思われます。
ハル自身はこの「遠く」を「逃げ場」と考えているようですが、「遠く」を目指す行為とは「未知の世界を知りたい・知らない誰かと繋がりたい」という探究心から来るのではないでしょうか。

「未来の絆を求める心」の象徴としてシルバー・クロウが「翼」を得たのだと考えると、今回ハルユキの受けたダメージはデュエルアバターのアビリティのみならず彼の心の芯を奪い去ってしまったように見えます。もちろんダスク・テイカーの必殺技が奪えるのは「システム上の単なるデータ」にすぎないのは確かなのですが。

いまハルユキが再び立ち上がる為に必要なのは新たな技でも飛行能力でもなく、差し伸べられた手を握り返すほんの少しの勇気とその先にある新たな絆を望む心なのではないでしょうか。
  • posted by HHT 
  • URL 
  • 2012.07/22 02:27分 
  • [Edit]
  • [Res]

正直、現状、OPを見るのが癒しになっています。 

 「本当は怖い」レイカー師匠のご登場です(笑)……正直、楽しみにしていました。

 能美編は、正直AWの中でも特に暗鬱な展開の続くエピソードなので、その間SAOの方に逃げようかともチラと考えた程です。
(両作の同時進行は、それも一因なのか……?)

 この後の展開は、月詠さんにとって納得のいく展開となるかは、原作既読の身としては微妙かなぁ~、と思わなくはありません。


 ただ、こちらで(敢えて)誰も指摘していない点として言うなら、「ブレインバースト」と言うゲーム(或いは、プログラム)の正式なジャンルって、実は謎なんじゃないかと言うことです。
 “対戦格闘”だったり、“MMO”だったり、と言う認識はプレイヤーであるバーストリンカー達の物で、製作者サイドからの説明は殆ど行われていないみたいですし……原作を読む限り……

(これは作者によるご都合主義だと言えば、そうなんでしょうが…………と言うか、こう言うと月詠さんに納得いかないと言われそうですが……(苦笑))

 だから、バーストリンカーの中には裏技やら不正規な(≒犯罪紛いの)手段を使う輩が意外と多いんじゃないかと言う気がしています。


 “加速世界最大の裏切者”とか“加速世界の反逆者”とか“秩序破壊者”だの呼ばれているそうですが、ブラック・ロータスって一番「ブレインバースト」を真っ当にプレイしている気がします。


 またしても、ネタバレ気味な単語や文言を羅列してしまいました。
 ご不快に思われるものになっていたら申し訳ありません。
  • posted by 夜夢 
  • URL 
  • 2012.07/22 04:51分 
  • [Edit]
  • [Res]

>HHTさん 

こんにちは。

>ハルユキにとっての「翼」の持つ意味をちょっと考えてみます。あくまで私見です。
と言うわけで、私見ですのでそれに対してはとやかく口にすることはありません。その是非は原作を読んでいない私にはHHTさんよりも優秀な判断は絶対に出来ないし、そうしたことを抜きにしたとしても「私見」という自分の意見である「持論」をちゃんと持ててることはとてもいいことだと思いますしそれを大切にして欲しいと思うので。

ハルユキが得た飛行アビリティと言う名の「翼」が何を意味するかは、HHTさんもご自分で仰られているように個々人で捉え方が違う部分もあるでしょうしね。


ただまぁ、こんなコメントレスでは味気ないので私も原作未読ではありますが、私なりのハルユキの翼に対する持論を述べると「問題や壁にぶつかった時に立ち向かえない弱い自分からの反動」ですかね。

ハルユキはコンプレックスの塊です。それは負の部分を中心にデュエルアバターを構成するシステムで、現実世界とは違うスリムで細々としたアバターになったことからも伺えます(丸々とした自分の体へのコンプレックスの反動)。

そして、彼はそのコンプレックスやそれによる問題に衝突した時には逃げ場を求めています。イジメられていた時はスカッシュ風のゲームだったり、今回もそうだったり。

そこから推察すれば彼はそうした問題に立ち向かっていく勇気がないので、問題が生じた時にはそこから遠くへ逃げたい、今の自分の問題をリセットしたいというコンプレックスから来る逃げ場の欲求の形、それが飛行アビリティであり「翼」。

そんな感じです。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.07/22 09:06分 
  • [Edit]
  • [Res]

>夜夢さん 

こんにちは。

>「ブレインバースト」と言うゲーム(或いは、プログラム)の正式なジャンルって、実は謎なんじゃないか
>こう言うと月詠さんに納得いかないと言われそうですが……(苦笑)
そうですね。もともと格闘ゲームなのに、レベルアップ要素があるなど単純なオンライン型格闘ゲームではないのかもしれませんが、納得はしませんねw

ただ配布されて七年。製作者サイドがどういう意図で開発したゲームかは判明しない中で、ここまで来たはず。

最初に配布された人間が当然いて、その人間が何人残っていて加速世界でどれほどの影響力や実権を持っているかは分かりませんが、第二世代、第三世代(と仮に最初に配布された人からの複製コピーされた世代を子、孫のように表現すれば)と続いた中で「ニューロリンカーとソーシャルカメラを利用した格闘型オンラインゲーム」という大きな共通認識がなされているのなら、このゲームは製作者側がどういう目的や遊び方で開発したにせよそう認識されるべきなのではないかな、と思うところはあります。

「これはこういう目的で作ったモノんだ!」とどんなに作った側が主張しようと、それを受け取る側なり第三者側が「いや、これはこういうモノでしょ」と認識すれば、その作品は後者の評価になるんじゃないかなー、と。
作った側と受け取った側との認識のズレというのが生じた時、どちらの認識や意図が重視されるのかと言うと難しい問題だとは思いますけどね。でも、作った側がどれだけその目的や意図があったとしても、それを評価するのは受け取った側の人間だと言う感覚が私の中にはあります。

好意的・肯定的に解釈するのであれば、むしろそこも製作サイドとしては狙いだったはず。格闘要素、レベルアップ要素(RPG要素)、無制限中立フィールドと言うMMORPG要素など多彩な要素を事前に内包はするけど遊び方を定めないことで、遊ぶ側の人間がモラルを持ち、是正を行い、より楽しくより優れた遊び方を構築していく、という人間の持つ“善”の部分を信じた性善説的な(無論、それとは裏腹に性悪説のように裏技やバグ技を使う者が出てきてしまっているのに、対処しているようには見えない現実もありますが)。


まぁ、そうした劇中内での話から逸脱してメタな話をするなら、作者さんには何か思惑があるのかもしれませんけどね。別の方とのコメントでのやり取りにもなりますが、それぞれの章で見せる《ブレイン・バースト》というゲームやプログラムの“顔”がまるで違うことも踏まえて、そう思います。

ただ、それが評価出来ることかどうか、となるとまた別問題かなとも思いますけどね。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.07/22 09:34分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

>第二世代、第三世代(と仮に最初に配布された人からの複製コピーされた世代を子、孫のように表現すれば)と続いた中で「ニューロリンカーとソーシャルカメラを利用した格闘型オンラインゲーム」という大きな共通認識がなされているのなら、このゲームは製作者側がどういう目的や遊び方で開発したにせよそう認識されるべきなのではないかな、と思うところはあります。

 この月詠さんの認識は正しいと思います。
 正直、前述の認識(BBがジャンル不明なゲーム)と言うのは、このエピソード中の能美の台詞からなんですが……(彼の台詞のお蔭で、自分の中の「ブレインバースト」像が揺らいだ覚えがあります。)
 省略されたのか、この後出て来るのか……?
(まぁ、形を若干変えても出て来ると思われますが……)
  • posted by 夜夢 
  • URL 
  • 2012.07/22 13:02分 
  • [Edit]
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