さんかれあ 第10話
『強い…思い…』
≪あらすじ≫
散華家の者たちに拉致された千紘は、そのまま椅子に黒革のベルトで全身を拘束されてしまう。拉致どころか監禁されかけた千紘の前に現れたのは、礼弥の父である団一郎……ではなく、礼弥の母の方だった。
礼弥の母・亞里亞は、千紘に自分は礼弥の本当の母親ではなく、もともとはこの散華家のメイドだったことを明かす。散華家のメイドは家柄や教養など全ての面で散華一族に入るに相応しい能力を持っていることが前提の、いわば花嫁候補たち。
亞里亞もまた、そんな当時の次期当主であった団一郎の花嫁候補の一人だった。彼女は、話ついでに千紘に団一郎の生い立ちを口にする。
メイドとして自分の周囲にたくさんいる花嫁候補たちには見向きもしなかった団一郎。女性が好きではないのではないか、という噂がメイドたちの間で立つほどだったが、その時散華家の屋敷にやってきた亞里亞は自分に落とせない男はいないと自信に満ちあふれていた。
確かに亞里亞は他のメイドよりは団一郎の傍に呼ばれることも多くなったが、それでも主と従者の一線を越えることは一度もないまま、団一郎は運命の相手と巡り合ってしまう。
どこの馬の骨とも分からない病弱な車いすの少女に恋をし、結婚することを決めた団一郎に一族総出で猛反対。それに対し団一郎は、散華家を捨てることも厭わないと自らの決意を口にし、ついに結婚を押し切った。
しかし、その少女が礼弥を産んですぐに他界してしまい、団一郎は生きる気力を失ってしまう。そんな時でも甲斐甲斐しく団一郎を支えた亞里亞は、遂に団一郎の再婚相手に決定するが、彼が娘の成長記録と称して礼弥にしているコトを執事に見せられて――
≪感想≫
前々回から、良い話なんだけど謎の挿入のタイミングだった萌路回を経て、本筋に回帰してきた今回。と言っても、大して話は進んでおらずw
ただ、前回ほど萌路回の意味合いってのは謎ではないのかもしれないね。今回は礼弥の母親(+継母)の話で、前回は萌路の母親の話なわけだから、母親繋がりがあったのかもしれない……物語的に、この対比に意味があるのかどうかはまだ分からないけれどw
団一郎は結婚するまでは主人公属性w たぶん、団一郎を中心とした物語は礼弥の母親との出会いから結婚までがピークだった。散華家という大きな一族相手に、自分が本当に愛する人と結ばれるために戦って、それこそ自分は散華家を捨てても構わないのだと断言する姿勢はまさしく主人公だったのだろう。
団一郎を主人公としたゲームならここで終わりでハッピーエンドなのだろうけど、人としてはその後も人生は続いていくわけで、主人公属性をこじらせるとこうもひどくなるのかとwww
この先の展開で重要になるのは、礼弥の母親が礼弥そっくりだったことだろう。つまり、団一郎は「散華礼弥」という個人をちゃんと観ているのか、それとも「散華団一郎の娘」として観ているのか、あるいは礼弥を通して「散華団一郎が愛した妻」を観ているのか。
亞里亞の話だと、団一郎は礼弥を通じて亡き妻を観ていると推察しているし、礼弥が無駄にその妻にそっくりなだけに否定も出来ない。どちらにせよ、「散華礼弥」という個人を観ている千紘と、少なくとも礼弥個人を観ているようには見えない団一郎では、この手の物語では結末は見えているのだけど、その結末にどんな形で着地するのかが大切ってことだろう。
亞里亞はどう言っていいのか分からないね。なんかこう、どう口にして良いか分からない。彼女はもともと何の目的で散華家のメイドになったのか分からないからね。その後、甲斐甲斐しく団一郎を世話をしていたのは本来の目的のためなのか、それとも本当の情が芽生えたと言っていいのか。
でも、亞里亞普通に可愛かったけどね(爆 泣き上戸だったのかwww
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