Fate/Zero 第22話
『この世全ての悪』
≪あらすじ≫
セイバーとの戦闘のせいで徒歩で潜伏先の老夫婦の家まで戻って来たウェイバーは、屋根の上にいるお爺さんに呼び止められる。
「ウェイバーの帰りを待ちながら星を眺めていた」という彼の口から出たのは、ウェイバーが本当の孫ではないという言葉。暗示の魔術がとうの昔に解けていることを知ったウェイバーは、お爺さんから人生で命をかける瞬間の有無について諭される……。
一方、聖杯の器でもあるアイリスフィールを強奪された切嗣は、聖杯降臨のため召喚の儀式を行う必要性から、その場所を冬木市の霊脈の関係から遠坂邸、聖堂協会、柳桐寺、冬木市民会館の四か所に絞る。遠坂邸と聖堂協会に言峰綺礼の姿がなかったことから、綺礼は霊核として儀式に適した柳桐寺で聖杯降臨の儀式が行われると踏んだのだが……。
その頃、かつてキャスターと龍之介がアジトにしていた地下空洞に言峰綺礼と拉致されたアイリスフィールはいた。綺礼に向かってアイリスフィールは、改めて自分と言う聖杯を手にする男はただ一人であり、それは衛宮切嗣を置いて他にはいないと断言し、切嗣が綺礼のことを看破しても、綺礼が切嗣のことを分かり得ることは絶対にないと口にする。
衛宮切嗣が聖杯に託したい願い。
何よりそれを知りたかった綺礼は、アイリスフィールからその願いの真相を聞き出そうとする。その中でアイリスフィールは――
≪感想≫
三度の命令権を消費した意味とは
今回は何と言ってもウェイバーだろう(まぁ、アイリスフィールは殺されたわけだが)。もともと洗脳効率が良くない魔術だったのか、あるいはウェイバーの魔術そのものに欠陥があったのかは分からないが、冬木で潜伏先としていた老夫婦には、当の昔にウェイバーが本当の孫ではないことが看破されていた。
嘘だと分かりながら受け入れてくれた老夫婦と、老父が語る「命をかける有無」の言葉。
そこから時間が経過していて、その間のウェイバーの心の動きと言うものが推測しか出来ないのだが、そう言う出来事を経てマスター権を放棄するように、出陣を前にしたライダーに使用した三つの令呪をウェイバーは消費したわけだ。
令呪とはサーヴァントを律するためのモノであり、サーヴァントに魔術的なブースト作用を与える命令権。セイバーのように瞬間移動なんて魔法の真似事から、アーチャーやランサーのようにサーヴァントそのものの行動を制御することも出来る。
まぁ、設定はいろいろとあって複雑なところもあるが、命令は具体的で狭い範囲・短期間に及ぶ命令ほど効力を増すと言われている。つまり、ただ「勝て」だの「聖杯を手にしろ」だの告げたウェイバーの令呪(命令)は、(全く無意味ではないのだが)令呪の使い方としては最低と言うことだ。
でも、別にそれだからウェイバーは魔術師としてなってない、なんて批判するつもりは毛頭ない。そもそもそれは百も承知でウェイバーは令呪を消費したのだろう。
ライダーことイスカンダルを縛らず、御さず、それでいてマスターとして最後に出来る最低だけど精いっぱいのエールとしての令呪。
彼がこの三度の令呪をどんな想いで使い切ったのか、なんてのは想像するに余りある。
自分が偽物の孫だと知って、それでも諭してくれた「後で振り返ってみれば、命と秤に架けられる事柄なんて結局のところ一つもありはしないもんだ」と言う一言に感化されたのか。この台詞は今のウェイバーからすれば皮肉に近いものだったに違いない。いや、命をかけるつもりだったのに、その全てを否定された気分だっただろうか。
それとも、この先の決戦で自分がついていけばライダーの足手まといになると考えたのかもしれない。セイバーとの戦いで戦車を吹っ飛ばされてまだ修復出来ていない状態。そうなれば、ウェイバーは余計にライダーの足かせとなる。
いや、そうでなかったとしても――仮に戦車があったとしても、セイバーとの同じ戦いが始まれば自分は邪魔になると判断したのだろうか。
あるいは、本当に強い者たちだけが集まると言う決戦を前に、自分の弱さを受け入れた結果なのかもしれない。自分の優秀さを証明するために参加したはずの聖杯戦争。その戦争最中に自分の弱さを受け入れて、「その場所は本当に強いヤツだけこそが足を踏み入れて良い場所だ」として身を引いたのだとすれば、それは臆病というものになるのだろうか。はたまた、それは自分の優秀さを証明したかったウェイバーが自分の弱さを認め受け入れると言う蛮勇をも超える英断だったのか。
たぶん原作小説にならその辺りは詳しく描写されていそうだが、ここは深くは語られなかったわけだからそこを視聴者としては楽しみたい。
この感想を書いている頃はまだ他の感想を巡っていないので、この程度の在り来たりで陳腐な想像しか出来ていないけれど、原作既読者・原作未読者問わず、きっといろいろな意味で魅力を発現させたウェイバーにはいろいろな感想や考察があることだろう。
映像では深く語られなかったからこそ、その深みを暴くのは視聴者の務め。他の方の意見を目にし、読み込んで、この時のウェイバーの心境と言うものをこの一週間、じっくりと噛み締めたい。
さてはて余談。今回は「この世全ての悪」なんていうサブタイトルだったが、本質にかかわるネタバレはなかったに等しい。まぁ、想像すれば想像出来てしまう範囲ではあるとは思うけれど、でものちのシリーズにも繋がるネタバレを『Zero』で避けたのであれば、それに従って私もコレに関してはあれこれと書くのは辞めておこう。
しかしまぁ、これ以上ないほど破滅へ向かう物語は、ここから最後の加速が始まるのだなと思わされる。
何せこの作品はCMで幾度とキャッチフレーズのように繰り返されたが「ゼロへ至る物語」なわけだ。原作あるいは、原作の原作である『Fate』シリーズを全く知らない方々でもその言葉の意味を考えれば、この物語がどこへ向かおうとし、どんな結末がすでに用意されているかは有る程度、想像することが出来るだろう。
同時に「ゼロへ至る」と言うことは、スタートラインに立つと言うこととも取れる。劇中時間で十年後とされる第五次聖杯戦争のスタートラインが、実は少しずつ見え始め、それぞれのキャラクターがそれぞれに願いや希望や、あるいは絶望いうバトンを後継者たちに手渡せる範囲にまでようやくこぎつけたのかもしれない……。
◇現在の陣営
◆衛宮(アインツベルン)陣営
▽マスター
衛宮切嗣
▽サーヴァント
セイバー(アルトリア・ペンドラゴン=アーサー王)
▽その他
『魔術師殺し』との異名を持つ衛宮切嗣は魔術師だからこそその裏をかき、魔術師としての規則の隙を突いて相手を抹殺する戦闘スタイルを得意とするが、呼び出したサーヴァント・セイバー(アルトリア・ペンドラゴン=アーサー王)は正面からの正々堂々を得意としているため相性は最悪。
それを解消するためアイリスフィールを偽りのセイバーのマスターに仕立て上げ、切嗣は助手の舞弥と共に後方からの支援と策謀に徹する戦略を取る。アイリスフィールには、セイバーを召喚した際の触媒である『全て遠き理想郷(アヴァロン)』を封じることで、セイバーの魔力が注がれる限りの疑似的な不死を体現している。だが、アイリスフィールの肉体は何かに侵されているようで体調不良が続く。
切嗣、アイリスフィールをサポートしていた舞弥はライダー(に化けたバーサーカー)の強襲を受けて死亡。アイリスフィールもライダーに化けたバーサーカーに拉致され、言峰綺礼の手に渡り、衛宮切嗣が聖杯に託そうとしている願いの正体を聞き出された後、殺害された。
彼が目指す目的は「世界の救済」というとんでもないものだが、その目的に関してだけはセイバーも同意している。
セイバーの持つ宝具(宝剣)は風の結界『風王結界(インビジブル・エア)』に護られた聖剣『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』。ランサーが自らの宝具を破壊したことで左手の傷が癒え、使用可能となった。
◆遠坂陣営
▽マスター
▽サーヴァント
アーチャー(ギルガメッシュ)、
▽その他
遠坂時臣と言峰綺礼による秘密裏の協力関係。時臣のサーヴァントはアーチャー。その真名は世界最古の王・英雄王ギルガメッシュで「世界の財宝を手中にするため」聖杯獲得を目論むが、高いプライドと単独行動スキルによって時臣は御し切れていない。
綺礼のサーヴァントはアサシン。アサシンは“単一”ではなく“群”の存在だった。しかし、セイバー、アーチャー、ライダーによる聖杯問答の最中、唐突に姿を見せるがライダーの固有結界によって返り討ちに遭い、アサシンは消滅。
ギルガメッシュの入れ知恵で綺礼は各マスターの動機を調べた言峰綺礼は、聖杯に選ばれ再び令呪を獲得。時臣の弟子であり協力者を演じながらも、彼が討ったはずの間桐雁夜を蘇生させた。
さらに、父親である璃正から過去の聖杯戦争で残存した令呪を継承した上で、時臣を殺害し、ギルガメッシュの新たなマスターとなった。
聖杯の器であるアイリスフィールを手に入れると、冬木市民会館で決戦が起こるように画策した。
◆ウェイバー陣営
▽マスター
ウェイバー・ベルベット
▽サーヴァント
ライダー(征服王・イスカンダル)
魔術師の総本山・ロンドンの時計塔の学生。聖杯を得る目的は魔術師としての実力を他人に認めさせるため。
呼び出した英霊のクラス(役職)はライダー。その真名は征服王の異名を持つマケドニアの英雄・イスカンダル。世界征服を考えているが、その性根は豪快な豪傑。そんな彼にウェイバーは振り回されっぱなしだが……。
ウェイバーが突き止めたキャスターの陣地に突撃。そこでアサシンがリタイアしていなかった事実を知る。だが、聖杯問答の際に割って入ったアサシンに対しライダーの固有結界によって撃退。奇しくも最初の勝利者となった。
その後、冬木市民会館で行われる決戦の直前、ウェイバーは全ての令呪を使ってライダーを強化し、マスター権を放棄するが、ここまで築いてきたライダーとの絆で友人としてその戦いを見守ることに。
◆間桐陣営
▽マスター
間桐雁夜
▽サーヴァント
バーサーカー(???)
間桐家の次男だが、魔術師になることを拒む出奔。しかし、遠坂家の次女だったはずの桜が間桐家に養子に出されたと知って出戻り。彼女を解放するために、自らを犠牲にしてでも聖杯を得ることを望む。余命一カ月。
呼び出した英霊のクラス(役職)はバーサーカー。真名は不明だが、漆黒の霧をまとっていることで相手マスターにステータスを悟らせていないようだ。さらに自身が手にした物体を宝具と同じように扱うことが出来る。しかもバーサク(狂化)状態でも精密な動作が可能。
さらに「何人もの別人を装っていくつもの武勲を立てた英雄」らしく、その逸話を再現する宝具を持ち、姿かたちを別人になりすますことも出来るが、セイバーへの強烈な執着心から命令通りに変身させ行動させるには令呪を二画消費した。
◆雨生陣営
▽マスター
▽サーヴァント
殺人鬼の少年と人の恐怖を最大の喜びとする狂った魔術師・キャスターの英霊のコンビ。目的は不明だが、龍之介にとって聖杯という存在はどうでもいいのかもしれない。現段階でマスターとサーヴァントの相性という一点において最高だと思われる。
キャスターの真名は、ジャンヌ・ダルクの逸話で有名な百年戦争でオルレアンを解放したフランスの救国の英雄の一人であるジル・ド・レェ。その目的は、後に異端裁判にかけられあらゆる凌辱を受け、その尊厳と奇跡を奪われて処刑されたジャンヌ・ダルクの復活。セイバー(アルトリア)をジャンヌ・ダルクだと誤認しており、セイバーにジャンヌ・ダルクとしての記憶を取り戻してもらおうと後先考えず行動を開始。子供たちを拉致し、アインツベルンの森でセイバーを荒療治でジャンヌ・ダルクとして復活させようと目論む。
拠点としていた地下貯水池からは移動していたが戻ってきて壊された状況に愕然。しかし、龍之介の言葉に得心を得たキャスターは新たな策として巨大な海魔を召喚。しかし、川岸で興奮しながらキャスターの行動を見守っていたところを、切嗣にマスターだと看破され河川上のボートからスナイパーライフルによって射殺された。
キャスターも左手の傷が癒えたセイバーの『約束された勝利の剣』を受けて海魔ごと消滅したことで、聖杯戦争初のペアでの脱落ペアとなった。
◆アーチボルト陣営
▽マスター
▽サーヴァント
▽その他
マスターはケイネス・エルメロイ・アーチボルト。ウェイバーに召喚するための聖遺物を奪われたはずだが、どうやら別の聖遺物を手配しランサーを召喚。聖杯戦争に間に合わせ、参加したようである。
降霊科の天才としてケイネスは自らに令呪の契約を、婚約者のソラウ・ヌァザレ・ソフィアリに魔力供給の契約という本来のマスターの契約に細工し別々に契約を施すという手段でランサーと契約した。これによってケイネス自身の魔力を温存することが狙いだと思われる。
ケイネスは切嗣の『起源弾』を受け、肉体も魔術回路もボロボロになる。そのためケイネスは令呪をソラウに奪われ、ランサーは渋々ソラウをマスターとして聖杯戦争を続行することを決めた。
サーヴァントはランサー。真名はケルト神話に出てくるディルムッド・オディナ。二刀流ならぬ二槍流の使い手。その宝具は相手の魔術効果を打ち消す(削る)ゲイ・ジャルグと通常の方法では治癒しない傷を負わせるゲイ・ボーの二種類の長さの違う槍。
サーヴァントの意志を無視し結果を求めるケイネスと、騎士としての誇りを持つランサー、おまけにランサーに心奪われたソラウという三角関係が出来上がってしまっており、内部崩壊を起こしかねないのではないかと思うほどに相性最悪の状態。
キャスター討伐戦の隙を突いてソラウの令呪を破壊、拉致。彼女を人質にされケイネスは切嗣の思惑のままランサーを自害させ、自らもまた舞弥の狙撃によってソラウともども殺害された。
次回『最果ての海』
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NoTitle
なぜ、このサブタイトルにしたんでしょうね。
原作では、ケイネスたちが死んだ時、セイバーにかけられたある言葉に反応して、切嗣が言った
「・・・そのために、たとえこの世の全ての悪を担うことになろうとも、構わないさ。それで世界が救えるなら、僕は喜んで引き受ける。」
という台詞に、ソレ(原作でこの時はこのようにぼかしてる)が反応する描写があります。
原作では、今回の話までで、「この世の全ての悪」が出てきたのは、切嗣が言った時とソレが反応した時の2回だけなんですけどね。