ハヤテのごとく! 第32巻(0巻同梱サービスパック)

≪あらすじ≫
ルカとの同人誌対決でまざまざと敗北を叩きつけられたナギは、意を決して夏コミ目指して新刊を描く……はずだったが、なかなか筆は進まない。プロットの原稿も作ってハヤテに読ませてみるが、相変わらず自分が面白いと思ったモノが他人には伝わらない……。
そんなある日、ナギは剣野カユラ(つるぎの・かゆら)という少女と出逢う。
生まれて10万冊以上の漫画を読んだと言うオタクエリートの彼女にナギは自分の「一兆部売れる漫画を作る」という夢を聞かれた上に、「その片鱗だけでも見せて欲しい」とナギの漫画を読ませてくれと良い、新たにムラサキノヤカタに引っ越してきた。
ルカがヒナギクのアドバイスを受けてその漫画が大きく改善したように、ハヤテはカユラにナギへアドバイスをしてくれないかと頼むが、彼女はそれを「一兆部を売る漫画なんて前人未到の地への案内役(アドバイス)なんてない」と断ると、読みやすい漫画を作るべきではないかと妥協しようとするナギに向けてハッキリと言い放った。
「そんなアドバイスを聴く必要はない」と――
≪感想≫
タイトル通り限定版というかサービスパックを購入。
まず32巻の方だが、新キャラ・カユラ登場。このコスプレっ娘って確か劇場版でセイバーのコスプレしてた娘だよね、確か。コミック派としてはいきなり知らないキャラが劇場版に出てきて驚いたんだけどねw
そんなカユラのアドバイスがカッコよすぎる件についてw
妥協しないって、かなり大変なんだけどね。しかも、その妥協しないモノ(ナギが面白いと思うモノ)の良さが周囲には一切分からないって状況だと……。
でも、そういう道を選ばないときっと一兆部なんて売れないと言うのは、真理なんだろうな、と。ありふれた構図、どこかで目にしたような設定やストーリー展開だと、そこそこ売れることは出来ても一兆部ってなるとねw
ナギ自身はかなり弱気になっていたが、これで立ち直るきっかけと言うことで良いのかな。と言うか、ナギの漫画を本気で面白いと思って読む人なら、そもそも伊澄がいるような気もするが(ぉ
でも、そう言う幼馴染とはまた違う人からそう言ってもらえると言うのは、大きな励みか。
そしてさり気なくルカも登場。他にも、ヒナギク、サキ、歩、マリア、咲夜、伊澄と当番回的にスポットが当たるヒロインが多いので、そういう意味ではボリュームのある32巻と言えるかもしれない。
しかし、32巻の表紙とは裏腹にアーたんの活躍度が薄い(汗 と言うか、このシリーズ、たぶんアーたんが元の姿に戻って力と記憶を取り戻すのが主題のような気もするのだが、その辺り、全然進んでなくね?(ノ∀`*)アイター
さて、同梱されていて、別売りでも発売されている0巻は既存四コマやDVD特典漫画の詰め合わせのようなもの。まぁ、ファンとすればそこそこ楽しめるかな、とは思うが、これで週刊誌コミック一冊分(410円)より高いっていうのは、結構評価が分かれそうな気がするw
Comment
Comment_form