魔法使いの夜 【初回特典:魔法使いの基礎音律】
《あらすじ》
【初回特典:魔法使いの基礎音律内《はつこいをめぐる冒険》】
学年末テストを控えたある日、静希草十郎はとある人物と邂逅を果たすことになる。その名は、美濃禎常(みの・よしつね)。すでに海外の大学への進学……というか留学が決まっている先輩から草十郎が頼まれたのは、何と青子の恋愛遍歴の調査!?
卒業を間近に控え、青子に告白する気だと言う禎常。ノリ気ではなかった草十郎だったが、青子の名前を聞いてその依頼を引き受ける。
なんとか青子から聞き出した恋愛遍歴。今は付き合っている男性はいないが、付き合うつもりはないと言う。しかし、禎常には好意も持っている、と言う……。
意外過ぎる答えに草十郎は、思わず橙子に電話をしてしまうが、橙子も「基本あのバカは人間好きだからな」とそうした青子もまた彼女の一面なのだと教えられる。そんな中で話題として出てきた青子の初恋の話。どうやら今も青子の近くにいて、青子もその初恋相手と普通に接しているのだと言う。
その話を聞いた草十郎は、それを伝えた禎常はその初恋相手を探ろうとして――
《感想》
と言うわけで今回は基礎音律について。
基礎音律自体は一般的な初回限定特典の設定資料集+書き下ろし小説収録の冊子。設定資料集自体が小出しな感じが否めないというか、もともとそんなに多そうじゃないので、あのボリュームで妥当だろう。
設定資料には、ラフ画も多く掲載されている。青子に関しては別案の私服や戦闘服も記載されているので、青子ファンにとってはなかなか嬉しいサービスも多い。
ちなみに基礎音律で双子の姉妹であるはずの律架と唯架の誕生日が違うw まぁ、この辺りはまだ公式のサポートページでも確定していないので、おいおい確定情報が出てくるだろう。
さて、ある意味でこの基礎音律のメインである書き下ろし小説「はつこいをめぐる冒険」。実際に手に取ったものは「はちみつをめぐる冒険」と書かれているが、これはおそらく誤植なので注意(※公式サポートページに記載されているし、なにより「はちみつをめぐる冒険」は番外編のサブタイトルの一つである)。どちらにせよ「~~をめぐる冒険」では、蒼崎姉妹の初恋の話が描かれると言う本人たちからすればたまったモノではないだろう(ノ∀`*)アイター
話の内容そのものは、ぜひ何とか初回限定版を見つけ出して手にとって欲しいところだが、本編では少なかったニヤニヤと出来るラブコメテイストな要素が強い短編になっている。そして、活躍し過ぎだろ、ある意味で……律架さんェwww
あれは普通にトラウマになるよ、誰だってw しかし、青子の告白も凄い内容だったな、告白って言うより強迫に近いような気もするが(爆
そして有珠の出番が……orz
あとは、草十郎が普通に橙子の(というか伽藍の堂の)電話番号を知っていて、普通に電話で会話する仲だったことにビックリw もともと橙子は草十郎を気に入っていたわけだから不思議じゃないんだけど、いつ電話番号を入手したんだ? ベオ経由だろうか?
そして風呂上がりの橙子さんの挿絵プリーズ(マテコラ いや、風呂上がりの青子はラフ画にあったわけだから橙子さんがあってもよかろう、とw
本日はここまで。次回はいよいよラスト、総括・総評となります。
魔法使いの夜 記事一覧に戻る
Comment
Comment_form