アクセル・ワールド 第6話
『Restribution ; 応報』
≪あらすじ≫
《加速世界》での一戦を経てタクムとの絆をより強固なモノとしたハルユキ。彼は入院中の黒雪姫先輩に代わりタクムから指導を受けることで、先輩が退院するまでに自身のアバターをLv.2へレベルアップさせようと計画していた。
一方、タクムはバックドアの一件含めてこれまでのことを悔やみ、ハルユキに対して「Lv.4までは僕が面倒を見る。ハルを一人前のバーストリンカーにすることが贖罪だ……この程度のことで罪滅ぼしになるとは思っていないけれど」とハルユキに対して贖罪の想いが先立つ。しかし「対等な関係」を望むハルユキにとって、それは決して好ましい状況ではない。
そんな矢先、ハルユキはタクムと組むタッグ戦でようやくLv.2になるのに必要なだけのバーストポイントを獲得。しかしタクムの忠告も一歩遅く、ハルユキはポイントのほとんどを使いはたしてレベルアップしてしまう。
レベルアップをすれば、その際にボーナスもあるが、代償としてポイントの多くを損失する。ゆえに、レベルアップ分のポイントを差し引いたとしても残存ポイント数に猶予を持たせるのが通例だが、レベルアップを焦るハルユキと贖罪の気持ちばかり先立つタクムはそこを見落としてしまっていた。
自分のポイントを半分分けると言うタクム。それは一方的にハルユキがタクムを攻撃し勝ち続けると言うこと。それを拒絶したハルユキに、タクムは一人のバーストリンカーの存在を思い出す。
バウンサー(用心棒)
そう呼ばれるバーストリンカーは、「ザ・ワン」と呼ばれるLv.1アバターながらLv.2までのレベルアップ時にポイントを欠損したバーストリンカーのポイントが安全圏まで回復するまで護衛してくれると言う。その代償は、現実世界での正体を明かすこと。だが、それを差し引いたとしても一度でも負ければポイント全損で強制アンインストールされる窮地に立たされたハルユキにとっては、大きな救いだった。
そのアバターの名は、アクア・カレント。
早速ハルユキは、アクカ・カレントへ協力を要請しようと指定された店へと足を運ぶ。一方、それをこっそり見守る予定だったタクムは黒雪姫からメールで呼び出され、彼女が入院している病院へと向かい――
≪感想≫
今週もニヤニヤ先輩分を補給させていただきました、
ありがとうございます(笑
と言うわけで、黒雪姫先輩が可愛かった。チユリも可愛いし、ぶっちゃけスタイルなら(中学生相手にスタイル云々の話をするのもいかがなものかと思うが)チユリの方が上だろうけど、髪型のバリエーションがあるって強いなぁ、としみじみと思わされたw
こういう時に長髪キャラは髪型で印象や雰囲気を変えられるのが強み。しかも、その髪型を印象や雰囲気を変えるためと言うより「想いを寄せる異性の気を引きたくて」なんて乙女心全開な理由で攻められたら、そりゃあ大きなアドバンテージになるのは必然と言うものだwww
髪型を巡るハルユキと黒雪姫先輩のやり取りは男女の精神構造の違いが出てて面白い。大事なこと・大切なことだからこそ安易に口に出すのはどうなのかとウジウジ悩んでしまうのが実は男で、大事なこと・大切なことだからこそ真っ先に言って欲しいと思うのが実は女なのだそうだ。まぁ、もちろんそこには個人差やらシチュエーションやらいろいろとそれらによって差異は出てくるのだろうが。
おまけに先輩に指摘されて次に合った時には真っ先に髪型を褒めたのに、それは別にオシャレのためじゃなくて動き易いように、と言うだけだったから褒めても何もなかったと言う不遇っぷりw まぁ、男ってこんなものだよ。なんかこう、空気読もうと頑張るんだけど読み切れないって言うかねwww
まぁ、先輩としてはせっかく気合いを入れたポニーテールなんだからさっさと褒めてほしい、と言う気持ちがあるのだろう。そこは男女問わず「あなたを意識してこんなに頑張ったんですけど、どうですか?」というアプローチだからそれに反応して欲しいと言うのは、こちらも必然なのかもしれない。
でも、劇中ではあんな描写だったけど、あれはあれで先輩としては嬉しかったし得るものもあったんじゃないかなって想ってると思うんだ。前回の経緯があったとはいえ、普段は下ろしてるストレートな髪型なわけだから、首元で結うのは「一つのバリエーション」であることに違いは無い。ハルユキの好きな髪型がポニーテールだと聞かされた黒雪姫だけど、そうした聞かされた趣向ではなくて自然に自分が取った行動(髪型)で褒めてもらえた・気に入ってもらえたわけだから、嬉しくないはずはないし、今後今回のことを活かして
「そうか、ハルユキ君は髪を結っている方が良いのか。もしかしたら邪魔にならないように、という機能性を重視した髪型が好みなのか? ポニーテールもそういう意味では機能的ではあるわけだし……。いや、もしかしたら食事をするときに邪魔になるから、というリラックス出来る空間でする髪型と言うところに惹かれるのか? そうなのか?」
と悶々としてたら可愛いと思う(爆 実際に、ロングヘアーの娘が首元、胸元くらいで簡単に結うスタイルはとても魅力的だと思う。活発で活動的な娘が好きだとポニーテールとかサイドポニーとかになるのかもしれないけど、その位置を下ろして首元とか胸元とかで結うととても落ち着いてリラックスした雰囲気があってステキだと思うんだよね(笑
あとは彼女からすれば、入院していて仕方ないとはいえハルユキの《ブレインバースト》内での戦闘のイロハを教えようとした矢先に別の教官役が出てきてしまったことも面白くないのだろうな、とw 今回はあからさまに表情に出すことは無かったけれど……いや、最後に病室にタクムを呼びつけて戦闘したのは、「良くも私からハルユキ君を奪ったな」という当てつけなのか?(違w
まぁ、それは冗談にしても彼女からすればやっぱり一から十まで自分が彼を育てたかったと言う想いもあるだろうし、彼女の言葉を意訳するならばいずれ王になるであろうハルユキの歩みを傍で見続けて行きたかったのに出鼻をくじかれたと言う想いがありそうw
この辺りも精神構造の違いは明白で、ちゃんと自分の状況を告白すればいいのに見栄を張って口に出せず、先輩が退院した時に強くなっていようと、明確な形として見えるLv.2を目指すっていうハルユキの考えはなんかこう男の子っぽいのかもしれないね。
逆に女性からすれば、どんなに立派になったとしてもその過程で自分がされた隠し事の方を嫌いそうだし、そちらに強く反応しそう。努力は他人(ひと)に見せないのが美徳だとする風習もなくは無いし、私としてもそれはそれでアリだとは思うが、まぁやっぱりそれでも隠し事とそうした美徳のどちらが勝つかと問われれば、隠し事をしない方に比重がある人が多そうな気もするw
実際に、キャラは違うけど黒雪姫と同じ女性キャラのチユリが一番怒っている(怒り続けている)のって隠し事ってことでしょ。《ブレインバースト》、バックドア、言いたいことがあるのは見え見えなのに何も言ってこない二人……どれもこれもチユリに対する隠し事で、ハルユキもタクムもその方がチユリのため(特にチユリはバーストリンカーではないわけだし)だと思っているのだろうけど、それが通用しないんだよね、コレがw
確かに、暗に「こうするのがおまえのためなんだ」と言われるより、ちゃんと全部隠し事なく話してくれた方が良いし、そうしてくれた方がもしかしたら別の道を模索することだって出来るかも知れないと言うのに、それを勝手に一方的に決めつけて押しつけてしまう部分に、隠し事をされてしまう側としては納得がいかないのかもしれない。
さて、なんで黒雪姫先輩だけでこんなに語っているんだ、私(ノ∀`*)アイター
本当はタクムの内面とかハルユキの対等を望む気持ちとか、そっちのことを書きたかったんだけどな(爆
ただ一つ真面目な話をすると、黒雪姫の「羨ましいよ、裏切られ傷つけられても尚許しあえる、そんな友がいる事が」と言ったのは本音なのだろう、と言うことくらいか。彼女自身、すでに劇中で別の王たちをある意味裏切ったが、それを赦されているわけではないのだろう(彼女自身が戒めている部分も多分にありそうだが)。
赦すと言うことは、認めると言うことでもある。もちろん全ての「赦す」ことが「認める」こととは限らないけれど。
ただ少なくとも黒雪姫とタクムにとって「赦される」と言うことは、自分の取った裏切りと言う行動やそこに至った意思と言うものを認めてもらえると言うこと。黒雪姫はたぶんLv.10目指そうとして取った行動を他の王たちにまだ赦されていないのだろうけど、タクムはハルユキから赦された=認められたことに、素直に羨望があったんだと思う。六人だか七人だか知らないし今は興味もなくその必要性も感じていないが、その何人かの内一人でもそんな王がいればまた彼女の周りの環境も違っただろうに、と。
さて、黒雪姫は他の王と因縁がありそうだし、その辺りの事情は後々出てくると思うので、今回はタクムである。タクムは前回の終わり方からは想像が出来ないほど、「驚きの白さ」で更生した模様。漂白剤に漬けたんじゃないかって思うくらいだwww
白過ぎて逆に怪しいとさえ思うが、しかしまぁ彼の言動とハルユキの信頼度の高さから考えれば、あれはもう真っ当に構成したのだろう。所属している勢力に命乞い(と言うか時間の猶予)を求めたのもハルユキを一人前にするためで、最悪ハルユキさえ一人前になったのなら自分は処断されてもかまわないくらいの覚悟はさすがにあったのだろう。まぁ、そこまで見るのならタクムに対する懐疑的なフィルターは視聴者として外すべきなのだろうな、と。
もちろん、ハルユキ、タクム、チユリの関係が完全に改善したわけではないのでタクムはタクムでまた悩んだり、あるいは何らかの誘惑に負けそうになってしまったりする展開があるのがお約束だが、その時はこれまたお約束で友情に熱く燃え上がってそうした誘惑やら悩みやらを吹き飛ばしてくれるのだ、と期待。
ハルユキの方はラッキースケベめ、と言うだけ(マテ っていうか、主人公補正で急激にモテたりラッキースケベが増えたりしていて、好感度下がるんじゃwww というか最大の謎は、次回のバトルのメインがハルユキじゃなくてタクムっぽいところかな(ノ∀`*)アイター
そう言えば、そのアクア・カレントは現実世界での情報を収集中。Lv.1のままのようだが、レベルアップボーナスに頼らずとも十分強いのだろう。あれでしょ、ポケモンで進化させないままレベルだけ上げたら、なんか進化させるより普通に強ェとかそういうノリでしょ?(違
やっぱり気になるのは情報収集か。現実世界と加速世界でのすり合わせをすることで何らかのメリットがあるのか、あるいは何かしらの計画を立てているのか。年齢的にかなり年上のようだったし(とはいっても《ブレインバースト》の創設時期から考えても高校生くらいだろうが)、黒雪姫の現実世界での情報をタクムに流したのは彼女……というわけではないな(笑 それならタクムがアクア・カレントに関する記憶を持っていないのはおかしい(タクムは噂話でしか聞いたことがなく、実際に目にしたのも観戦している姿だけ)。
でもまぁ、意味もなくそんな代償を求めているわけでもないだろうし、どうせこの手のストーリーなのでいずれ現実世界を巻き込む大問題が発展してその中心にいる一人がアクア・カレントとか普通にありそうw
次回『Restoration ; 修復』
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NoTitle
中学生でも首元で結っていればお姉さんっぽく感じますしね!
やはり日本の女性は黒髪が一番似合うのだと思いました。
次は個人的にツインテールを期待したいです!