アクセル・ワールド 第2話
『Transformation ; 変移』
≪あらすじ≫
自分の学校の美人副会長・黒雪姫から《ブレインバースト》というプログラムを受け取り、1秒を1000倍へ加速させた世界《加速世界》へ招かれた春雪だったが、彼はうっかり彼女の「学校に来るまでグローバルネットには接続しないように」という忠告を忘れ、自分の首の《ニューロリンカー》をグローバルネットに接続してしまった。
壊れる現実。まん丸と太っていた春雪の身体は、なぜかメタリックでシルバーな細見のアバター姿になっており、そんな彼の前にイカツいバイクに乗ったアバターが現れた。
その名はアッシュ・ローラー。
右も左も、今いる世界の意味すら分からない春雪は成す術なくアッシュ・ローラーに敗北する。
その日の昼休み。ラウンジでその話を聞いた黒雪姫は改めて、《ブレインバースト》と言うプログラムが現実世界を舞台にした《加速世界》を用いたアバター型の格闘ゲームであることを教えられる。しかし、ただの格闘ゲームではない。《ブレインバースト》を使い加速世界を発動させるごとに《バーストポイント》と呼ばれるポイントが1ポイントずつ消費され、その消費するポイントを補填するための格闘ゲーム。勝者には敗者のポイントの一部が譲渡される仕組みで、ポイントが0になれば《ブレインバースト》は自動アンインストールされ、二度と《ブレインバースト》を行うことは出来なくなる……。
春雪は、彼女が自分をそんな《加速世界》と《ブレインバースト》に誘ったのには訳があると悟っており、彼女もまた「厄介な問題に巻き込まれていて、それを解決するために君の力を貸してほしい」とそれを認めた。
春雪は、自分をイジメ地獄から救ってくれた黒雪姫のために戦うことを決意するが、彼女は自分を恩人のように崇めている彼に「私は君と同じ中学生で、同じ学校に通い、同じ空気を吸っている同じ人間だ。壁を作っているのは君の方だ」と進言する。
それでも彼は自分が「本当は貴女なんかに興味を持ってもらえるような人間じゃない」とあくまで自分を卑下したままだった――
黒雪姫の役に立つため、春雪は戦闘方法を学び、実戦に出ることに。最初の相手は、自分を問答無用で轢き倒したアッシュ・ローラー。説明を受け改めて実戦経験を得つつも、彼から一度は奪われた《バーストポイント》を取り返すための戦いで、黒雪姫は春雪に二つの助言を与える。
戦い慣れておらず、まだアバターもLv.1である春雪に与えられた使命は、初撃を与えた後は時間制限いっぱいまで逃げ続けること。だが、実戦ではイレギュラーがつきもの。今朝のバトルで春雪のシルバー・クロウから勝利したことでLv.2にレベルアップしていたアッシュ・ローラーは思わぬ能力を獲得しており、春雪のシルバー・クロウは苦戦を強いられる。
得意な――むしろ自分にはこれしかないと思っていた――バーチャルゲームで再び膝を折る春雪。全てを投げ出そうとした時、その視線に入ったのは遠いビルの屋上から自分の戦いを見守っている黒雪姫。その姿に春雪は再び立ち上がる。彼女から授けられたアドバイスは今の状況では意味がない。そんな中で春雪は、今まで多数のバーチャルゲームをこなしてきた経験から冷静に相手の弱点を自分なりに分析して――
※2012/04/14 アッシュ・ローラーの名前が間違っているとご指摘をいただいて修正しました。
≪感想≫
とりあえず、1話と合わせてこれで導入回は終了かな、と言う感じ。スタッフもコストと時間さえ許されるのなら、『Fate/Zero』のように初回1時間SPで一気に放映したかった内容だろうな、と思わされる。
《ブレインバースト》はすごく設定が良く出来ていると思う。ポイント消費性の上、そのプログラムの性質上常にポイント補填やレベルアップのため戦わなければならにあ格闘ゲームであることは「バトル」という要素が作品に常に寄り添うことを意味する。これなら日常パートがラブだろうが、コメディだろうが、ラブコメだろうが、シリアスだろうが、ハードボイルドだろうが、その側面で常に並行してバトル要素があるため、さまざまなシナリオ・ストーリーに対応しやすそうだ。
またゲーム中の設定も面白い。アバターの名前に必ず入る「色」の名前と色分けされた特性。原作未読なのでこの解釈が正しいかどうかは分からないが、とりあえず劇中を観る限り
赤系:ロングレンジ(長距離型)
紫系:マルチレンジ(中距離型)
青系:ショートレンジ(近距離型)
緑系:ディフェンス(防御型)
黄系:ジャミング(隠密型? 電子戦型?)
上記五つの基本系統があり、それとは別に「メタルカラー」と言うものが存在する。おそらく金、銀、銅などの色で春雪の“シルバー”・クロウもメタルカラーに属する。メタルカラーは、おそらくだが上記五つの系統に属しない特殊型の能力を持ったアバターだろう。つまり、OPや今回やたら傍観者たちのボディカラーが色とりどりだったのは、この五系統の存在故と言うことのようだ。
そうして観ていくと、初戦の相手がいきなり“アッシュ(灰)”・ローラーというのはかなり特殊系なのではないかと言うことだ。そもそも灰色って何色の系統に属するんだ?(苦笑 まぁ、かませ犬と言うか春雪が戦いを覚える最初の相手としてこうなったのだろうけどw
そして、重要なのは黒雪姫のアバターであるブラック・ロータスはこの五系統に属していない可能性が高いと言うこと。その名の通りならば、彼女のアバターのカラーは「黒」。今は何らかの理由で彼女はアバターを封印しているようだが(台詞から察するに何か過去のバトル中に、過ちを犯したのか?)、その色が持つ意味と能力というのは気になるところである。
さらに攻撃・防御にも属性があるようだ。確認できたのは、シルバー・クロウが耐性を持つ「切断」「貫通」「炎熱」「毒」、そして弱点である「腐食」「打撃」。
この辺りの攻撃・防御属性は、どちらかと言うとポケモンっぽい要素だ。ゲームとしては頭の使いどころで面白いが、アニメではただでさえ上記五つ+アルファの系統があるだけに、あまり複雑になり過ぎないことだけが心配である。
さてここからは余談と言うか雑談。
前回の感想でやたら主演の黒雪姫役の三澤紗千香さんの演技力に対する苦言を目にした。1話はそんな風には感じなかったが、2話目は(そういう感想を目にしたこともあって注目した分もあって)ちょっと感じたかも。特にテンションが高くなって声を張る演技はね。それ以外は声質はとてもキャラクターにあっているし、ちょっと棒読みっぽいけどそんなものは慣れでどうにでもなることは『Another』で経験済みだしwww
今回からED披露。EDはとても良かった。OPも良かったけど、EDもそれと同じくらいか、それ以上に良いと思えた。この辺り、OP・EDは楽曲含め演出など総合的にこの作品は完成度が高い。
そういえばEDクレジットで拓武の名前があったけど、いたっけ?
追記)
そういえば、最初に蹴り飛ばした後に追撃を仕掛けろという感想を多々見かけたが、たぶんそれは見当違いというか、的外れな感じがする。理由は四つあって、
一つ目は春雪が精神的にそこまでの余裕がなかったこと。
二つ目は春雪がおそらく喧嘩慣れしていないので、追撃して相手をボコボコにすると言う発想がなかったこと。
三つ目は春雪が自分のアバターに半信半疑だったため、追撃可能なほどのスペックがあるのか不安があっただろうこと。
四つ目は春雪は黒雪姫が与えてくれた指示(作戦)通りに動くことを前提としていたため、追撃と言う発想そのものがなかったこと。
こんなところか。たぶん大きい理由は一つ目と四つ目だと思う。特に四つ目かな。彼自身が自分を「駒」呼ばわりしていたわけだから、まずは彼女の指示通りに動くことに専念していたのだと考えるべきだろう。
◆アバターは劣等感の具現
もちろんここで言うアバターは、《ブレインバースト》で自動生成されるものであるけれど。
この設定が個人的にとても好きだ。人の心はやっぱりマイナス要素に対して過敏に反応するものだと思う。生と死ならば死の方が心は過敏に反応するし、優等と劣等ならどうしても自分のダメな劣等部分に目が行ってしまう。そして《ブレインバースト》がその劣等感を汲み取ってアバターを作るというのは、ある意味で『ペルソナ4』のペルソナ的存在になり得るのではないか、と期待する。
つまり、春雪たちバーストリンカーは《ブレインバースト》を起動し《加速世界》で戦うたびに己の劣等感を具現化したようなアバターを操作する。それは常に自分の劣等感と向き合うと言うことだ。
しかし、それを繰り返すことで自分の劣等感を少しずつ受け入れ、そして克服していくことが出来たのであれば、(アバターは不変なのだろうが)それを扱う本人の心は大きくレベルアップしていく。実際に春雪は、今回のバトルで一度は挫折しながら、今までならきっと逃げていた状況で再度立ち上がったのだ。
《ブレインバースト》と消費ポイント制格闘ゲームを誰が作ったのかは、今作中で明言されていないが、製作者たちはそんなことを理想や希望としてゲームに取り入れた結果が、この劣等感からアバターを作成すると言うシステムになったのではないかな、と思わずにはいられない。
気になるのは黒雪姫の封印されたアバター。醜悪な姿って言うけど、具体的にどんな姿なのか見て観たい。っていうか、それってかなりな劣等感や負の面が彼女の心にあるってことなんじゃ(ノ∀`*)アイター
◆春雪の葛藤
今回の見どころはバトル要素だけど、春雪の葛藤がとても良かったと思っている。キャラ絵的に感情移入しづらいと言う意見も多々前回の感想で見かけたし、それには一理あるとも想っているが、それでも春雪は総合的に(そして物語的に)とても優秀な主人公だと思えた。
今までの境遇から彼は自分の立場をわきまえている。黒雪姫から差し伸べられた手を取れなかったのも、自分の容姿や能力から「自分は他人に安易に好意をもたれるような人間じゃない」と感じていて、それは客観的に自分を分析している結果だ。とても冷静で、知性と理性がしっかりと共存している主人公である。
一方で彼は黒雪姫の傍にいたい、役に立ちたいという願望も持っている。ヒトとしてあれだけの美形な異性と、少なからず知り合いになれて、自分の能力を相手が買ってくれているのであれば、そう思う願望は至って自然だ。そこを否定しなかったのも良かったし、何より上記のようにそう思いながらも自分には「その願いは分不相応」「身の丈に合っていない」のだと考えているのも、“現時点”では好印象。
もちろんこの精神状態が、最終話まで続くようだと物語として成長要素がまるでないので、そうなってくると問題ではあるがw
彼が己の願望(本能)に素直になれば、黒雪姫から差し伸べられた手を取ることは容易に出来たはずである。だが、彼はそれをしなかった。彼の理性がそうすることを止めさせたのだ。彼の理性は本能をちゃんと御している。私はもしかしたら、そこに好感を抱いているのかもしれない。
美人だったり、スタイルが良かったりするだけでデレデレしてその場限りの快楽を求めるように本能的に動く主人公がなぜか「素直でいい」と評価を受けることも増えた昨今だが、私はそうは思っていない。確かにそうした欲求や願望があることは自然だし、それを隠して綺麗ぶっているのは私だって不自然だと思うが、私たちヒトには「理性」があるのだ。
本能はもちろん無視できるようなものではない。そのくらいエネルギッシュだ。でも、それを私たちヒトは理性を使って制御している。それもまた忘れてはいけない事実。
だからそうした本能に安易に負けない“何か”があることに好感を持てる。
まぁ、春雪の場合は「理性」と言うよりも「知性」によって悟った「諦め」でもあるのだけどね。彼はあのような境遇と容姿と能力だったからなのか、精神がとても大人びている。それは「理想」ではなく「現実」を知り、妥協し、諦めていくと言う社会人のような感覚だ。だから、彼の言動にもしかしたら希望や理想を胸に生活している人か、そうした要素が多いであろう学生の方は好感を持ちづらいかもしれないけど。
そうした状態からスタートし、彼は今回早くも「諦める」のではなく「粘りあがく」ことを知った。自分でその道を選んだのだ……黒雪姫の駒として、彼女に必要とされたいと言う想いの一新で。
再び立ち上がったシルバー・クロウが、アッシュ・ローラーのバイクの弱点を見抜き一発逆転したあのシーンはとても良かったのだ。
理性の原動力には本能(黒雪姫の駒として必要とされたいという想い)があり、本能の持つエネルギーを彼は理性(バーチャルゲームの経験と知性)と言う冷静さで扱いこなし、最後の逆転劇を演出したのだ。
この先にも春雪はOP・EDを観る限り何度も試練があるのだろうが、そのたびに本能の持つパワーと理性の持つテクニカルな部分を見事に融合させた“ヒト”らしい逆転劇を期待したい。
黒雪姫は「告白してフラれた」という話にしていたけど、来週は修羅場スタートかな(笑
次回『Investigation ; 探索』
≪TB先 参照リンク(URLアルファベット順)≫
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
現在、nifty系、so-net系はほぼ全滅。livedoorは調子がいいと送れます。
・http://ai-mugi.blog.eonet.jp/aimugi/2012/04/
transformation-4894.html
・http://ameblo.jp/brook0316/entry-11210015222.html
(http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201204140000/)
・http://ameblo.jp/wv002524/entry-11223776166.html
・http://animedouganews.blog44.fc2.com/blog-entry-2178.html
・http://animumeso.blog101.fc2.com/blog-entry-3070.html
・http://aozoranomukou.blog43.fc2.com/blog-entry-347.html
・http://blog.goo.ne.jp/gurimoe/e/d1627da9dfdabe01b8972470
f2683dec
・http://blog.goo.ne.jp/mio793/e/03d9971cb8bd68a435b1c904e
c83a196
(http://plaza.rakuten.co.jp/blackwidow/diary/201204140000/)
・http://blog.livedoor.jp/electro_railgun/archives/51879291.html
・http://blog.livedoor.jp/katsux2/archives/51814601.html
・http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52261040.html
・http://blog.livedoor.jp/s_396n/archives/51831583.html
・http://blog.livedoor.jp/t_cherry398/archives/51656849.html
・http://blog.livedoor.jp/youotu-roro/archives/3367885.html
・http://bluebluesilvermoon.blog38.fc2.com/blog-entry-3781.html
・http://e102128.blog54.fc2.com/blog-entry-1957.html
・http://fujiiisana.blog68.fc2.com/blog-entry-2364.html
・http://hibikidgs.blog.fc2.com/blog-entry-1255.html
・http://hyumablog.blog70.fc2.com/blog-entry-2846.html
・http://kagura77.blog99.fc2.com/blog-entry-3273.html
・http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-1261.html
・http://kira47.blog58.fc2.com/blog-entry-1572.html
・http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-4441.html
・http://kyotofan.net/books_anime/accel-world/brainburst2039_02/
・http://maguni.com/index.php/view/1644
・http://maikyodai.blog59.fc2.com/blog-entry-2268.html
・http://merkmals.blog31.fc2.com/blog-entry-1883.html
・http://mikihara.blog70.fc2.com/blog-entry-2929.html
・http://mjoungr2ochmsha.blog115.fc2.com/blog-entry-418.html
・http://nanabachimemory.blog.fc2.com/blog-entry-375.html
・http://nanohana0103.blog.fc2.com/blog-entry-337.html
・http://nextsociety.blog102.fc2.com/blog-entry-1843.html
・http://nikkananilog.blog.fc2.com/blog-entry-475.html
・http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-5776.html
・http://plaza.rakuten.co.jp/oboro1964/diary/201204140000/
・http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2012/
04/-02-59.html
・http://sakanouenokumo819.blog46.fc2.com/blog-entry-866.html
・http://scriptor.blog54.fc2.com/blog-entry-1683.html
・http://seraraku2.blog59.fc2.com/blog-entry-6656.html
・http://setumizu.blog136.fc2.com/blog-entry-511.html
・http://shirokuro585.blog109.fc2.com/blog-entry-1014.html
・http://shirousausa.blog106.fc2.com/blog-entry-493.html
・http://sigerublog.blog137.fc2.com/blog-entry-899.html
・http://spadea.jugem.jp/?eid=15472
・http://tdragon2000e.blog7.fc2.com/blog-entry-2865.html
・http://timediver2010.blog27.fc2.com/blog-entry-2784.html
・http://vnr2034.blog133.fc2.com/blog-entry-1645.html
・http://waitingfrofresong.blog.fc2.com/blog-entry-149.html
・http://wendykai.blog60.fc2.com/blog-entry-1735.html
・http://wondertime.blog31.fc2.com/blog-entry-1925.html
・http://www.nizigen-anime.com/animereview/accelworld/accelworid2/
・http://yusyu.blog34.fc2.com/blog-entry-1052.html
・http://zspecium.blog.fc2.com/blog-entry-435.html
もしよろしければ、拍手ボタンをポチッと押して下さいm(_ _)m 管理人のモチベーションが上がります(ぉ
Web拍手に頂いたコメントは後日『Web拍手レス』にてお返事させていただきます。
未だ二話は未見ながら……
>赤系:ロングレンジ(長距離型)
>紫系:マルチレンジ(中距離型)
>青系:ショートレンジ(近距離型)
>緑系:ディフェンス(防御型)
>黄系:ジャミング(隠密型? 電子戦型?)
この解釈で概ね間違いないと思います。敢えて言えば、黄系は……状態異常を引き起こす攻撃を得意とする感じでしょうか……?
そして、同時にこれらに分類しきれない白系・黒系が一般的な「カラーサークル」と呼ばれる色分類になります。
先に述べた“純色の七王”とは、これらの各系統の極まった存在とも言えます。
そして、メタルカラーは基本的に防御型で緑系と若干性質がかぶります。
また、「メタルチャート」と呼ばれるメタルカラー用の分類によると、基本的に貴金属系統は特殊攻撃(炎・毒等々)に耐性を持つものが多く、非金属系統は物理攻撃(打撃・切断・貫通等々)に耐性を持つ傾向にあるようです。
(若干の例外はありますが……基本的にモデルとなる金属の性質に近い特性を持ちます。)
>彼の理性は本能をちゃんと御している。
この言葉に、なるほどと得心するところがあります。そこがハルユキ君の魅力の一つなのでしょう。
それともう一つ……
おそらく、このアニメは原作の1~4,5巻ぐらいの間のエピソードを描くものと推測しているのですが……
月詠さんが挙げたこの特質が、原作5~9巻における彼の境遇の明暗を分けたのではないかと、ちょっと鳥肌の立つ思いがしました。
今晩の第二話がいよいよ楽しみです。