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刹那的虹色世界

アニメ・ゲームのあらすじを主体とした感想や批評のブログ。時折、日記・声優・コミック・スポーツなど幅広くレビューしています。リンクフリー、相互リンク大歓迎♪

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Another 第12話(終)

Another 第12話(終)
『Stand by oneself -死者-』


≪あらすじ≫
連鎖的に起こる合宿所での暴走。鳴を“死者”と決めつけ人が傷つき死ぬ中で、鳴はその義眼で見た“死者”を死に還すべく独り階段を上る。後を追う恒一の前に姿を見せたのは、勅使河原が「殺してしまったかも」と気に病んでいた風見だった。

その風見は、恒一が“死者”だと決めつけてその手に武器を取る。何とか説得しようとする恒一だが、すでに風見は人の言葉に耳を傾けない。馬乗りにされて刺されるその瞬間、風見は何者かに殴打され昏倒した。

恒一の視線の先にいたのはバールを手にした泉美。トドメを刺そうとする彼女の前に姿を見せたのは、和久井を病院に送り届けるはずだった千曳だった。「逃げ出したやつが偉そうなことを言うな」と口にする泉美だが、それでも千曳は「目の前で理不尽に死んでいく生徒を救うことは出来る」と泉美からバールを奪い取る。

館内に消えた泉美、そして鳴を残し一時外へ避難する恒一。そこには同じく千曳に助けられた勅使河原や望月、落下してきたシャンデリアの下敷きとなりながら救出された辻井らがいた。

外に鳴が避難してきておらず携帯電話にも応じないことからまだ中にいるのだと確信した恒一は、一人館の中へ戻る。燃え盛る火の中、恒一は泉美と対峙する鳴を発見する。泉美の手には凶器になり得る細長い鉄の杭。「こんなに守ろうとしているのに!」「違うんだ!」鳴が死者ではないと説得しようとする恒一だったが、やはり泉美は耳を傾けてはくれない。

その瞬間、館に落雷が直撃し大きなステンドグラスはガラスの破片となって泉美に降り注ぎ……。


泉美を看取った恒一は鳴がいないことに気づく。彼女に電話をすると今回は繋がった。彼女は自分が「裏庭にいる」と告げながらも、恒一には「来ない方がいい」と釘をさす。
しかし鳴を放ってはおけない恒一は、その場に急ぐ。

そこには落雷の影響か、大木が崩れ落ちて誰かが下敷きになっていた。その人に向けて鳴は鶴嘴を構えている。鳴からその人が今年の“死者”だと聞かされた恒一は驚愕する。

なぜなら、その丸太の下敷きになっていたのは――




≪感想≫

さすがのオンパレード(苦笑

それにしても死にまくったなぁ、と言う印象。さすがに鳴を“死者”扱いした全員が因果応報的に死んだわけではないが、暴走したキャラ(杉浦、風見、赤沢)はことごとく死んでしまったわけで……この辺は、もちろん出番の多かったキャラ的な意味もあるんだろうけど、どこか因果応報的な部分があるのかなと思ってしまう。

でもまぁ、参加したクラスメイト達の記憶も、恐らく深く解決に関わった恒一たち以外の記憶はあっさり一夜で消え去ったんだろうから、人づきあいとしてはそこまで問題なんだろうけど、このクラス二学期から成り立つのか?www 担任も副担任もいなくて、30人のクラスで12人死んでてクラスメイト半減してるんだが(ノ∀`*)アイター


ただまぁ、恒一と鳴が生き残って良かった。 
最後までイチャイチャしやがってwww でも、デートに誘ったのに断られてしまったね、恒一。もしかしたら遊園地って言うのがダメだったのかね。高所恐怖症? あるいは0巻に未咲との思い出の中に遊園地のシーンがあったような(その思い出のせい?)。


泉美は本当に“現象”に振り回されてしまったな、という印象。兄同様に育った従兄妹含めてね(そう考えると、実は泉美は二年前の“現象”の範囲外で安全圏にいたと言うことだ。この辺り、もう少し絡められたら面白かったと思う。例えば「泉美に“死者”の疑惑がたつけど、二年前の兄の血縁関係を調べたら二年前は範囲外なので疑惑が晴れた」とか)。

彼女に対して「因果応報だろ」と言うにはやや酷な環境だった気がする。恒一への恋慕に近い想いが良い方向と悪い方向の両方に働き過ぎてしまった感じ。泉美に関しては上で「暴走したキャラ」と書いたが、彼女を杉浦や風見、小椋と同列に語るのもちょっと可哀想な感じか。彼女はどちらかと言うと冷静だったようにも思う。それこそ、記憶の改竄によって思い出が消されても、それでも消えない“想い”で恒一を必死に守ろうとした結果があの行動だっただけなのだ(それだったら恒一の話をもう少し真正面から聞いてくれてもいいなーと思うがwww)

例えば、彼女が勅使河原や望月と同じように前段階で彼女もあのテープを聞いていたらまた違った展開と結末だったのではないかと思う。あるいは、鳴がもし未咲の存在を恒一以外にも語っていたとしたら、少なくとも泉美が鳴を襲い、紆余曲折を経て死んでしまうと言う結末もなかったんじゃないかと思うと、切ない。

まぁ、実はこれが壮絶な榊原恒一争奪戦だったとも思うが(マテコラ


逆に風見・杉浦・小椋はもうしゃぁないねw それぞれの中にある気持ちや想いってのがあるから、バッサリ斬り捨ててしまうのは、それはそれで可哀想だとも思うけど……。しかし彼らは彼らの覚悟を持って殺しに来ているんだろうが、だいぶ私怨が混じっている分だけ、因果応報的かなーとは思ってしまう。

シャンデリア+柱のコンボで亡くなった川堀はちょっと可哀想な展開だった気もするけどwww




◆推理総括
赤字が今回語られた部分。
-概要-
・二十六年前の三年三組の出来事が原因の天災に近い“現象”である
・死者を招き入れた結果、三組構成員(担任・副担任含む)が一人増えた
・増えた一人を特定することは出来ない(記憶が改竄されるため)
・死者の手は冷たいという噂があるが、真偽は定かではない
・記録もそれに合わせて書きかえられる(クラス名簿も書き換えられる)
・改竄された記憶と記録は卒業後、元に戻る
(そこで記録が戻ることで本来居ない“死者”が誰なのかが分かる)
・紛れ込む“死者”は、過去にこの“現象”で死んだ人である
・紛れ込む“死者”は、生前と同じ名前を使う(意図的な名前の改竄はない)
・一度死人が出ると、毎月死者が出る(二十五年前は生徒六名、関係者十名)
・“現象”の被害候補者は三組当事者と夜見山市内にいる二親等以内の血族
・“現象”は「三年の三番目のクラス」に起きるため「C組」にしても無意味
・“現象”が起こったのは二十五年前、十五年前、五年前、二年前、今年
・“現象”が起こらなかったのは十年前、一年前
・“現象”が唯一止まったのは十五年前だけ(怜子・松永が三年だった年)
・“死者”を居ない者にしても意味がない
(一度“現象”が起きたらその方法では止められないと鳴は推察)
・“死者”を死に送り返す(殺害)することで“現象”は止まる。その際に記憶と記録は、卒業後と同じ状態になる(改竄が起こる)が、“死者”に関する記録は消滅する(そのため、十五年前だけ“死者”は判明していない)
・必ずしも上記のとは限らない?


-二十六年前(72年度)-
・三年三組だった夜見山ミサキは七月に両親と弟含め家が全焼し全員焼死
・クラスの人気者だったこともあり、クラスは一人の「あいつはここにいる」発言に呼応しクラス全員で卒業まで“居る者”として扱う(当時の校長の計らいで卒業式にも席が用意された)
・二十六年前の三組は、担任が千曳。クラスメイトは、リツコのみ判明

-二十五年前(73年度)-
・“現象”が“ある”年だったと思われる
・昨年度の三組の行動のせいで死者を招きやすい場所となり、三組と言う存在が“死”に近い場所となってしまう
・結果本来居ないはずの“死者”を招く
(クラスの構成員(おもに生徒)が一人増え、座席が一つ足りなくなる)
・毎月、クラス関係者とその二親等以内の親族が死ぬ“現象”が発生

-十五年前(83年度)-
・“現象”が“ある”年だった
・恒一の母・リツコが死んだのは三組の“現象”の可能性が高い
・その十五年前は途中で死人が出るのが止まった(リツコを入れて八名死亡)
・その年の8月8日~10日の夏合宿行った(詳細は下記)
・合宿中に夜見山中腹にある神社に参加者全員で参拝したが、効果はなかった
・参拝後の下山途中に二名死亡(浜口、星川)
・下山直後、松永は口論で一人の生徒を殺害してしまう。
⇒しかし、その生徒が実は“死者”で結果的に“現象”はストップ。松永は“死者”を死へ送り還したことでその後の“現象”は止まったと結論づけた
・“死者”が死に還った後は、通常の卒業後と同じ記憶復元がその時点で起こる
・松永は懺悔と後輩へのアドバイスとして詳細を語ったカセットテープを三組の掃除ロッカーの裏に残した
・死亡したのは「怜子の姉・榊原リツコ(女、7月)」上記「浜口(男、8/9、落雷による感電死)」「星川(女、8/9、事故による転落死)」と、「生徒の妹・杏子(女、4/12、病死)」「名前不明(6/6、事故死)」「名前不明(6/13、事故死)」「生徒の妹・郁美(女、7/23、病死)」が確認されている。また怜子の発言から「ケンタロウ」「ナツコ」という生徒が死亡していることが確認済み。

-十年前(88年度)-
・“現象”が“ある”年だったが下記手段の成功によって“回避”した年
・増えた一人に対して一人減らす対策が講じられ“現象”の回避に成功
・以後、この対策が唯一の有効策として“ある”と思われる年は実施される
・ただしこの対策の成功例も完全ではなく五分五分
・この対策が失敗したときも明白な理由がある時とない時がある

-五年前(93年度)-
・“現象”が“ある”年だった
・死亡した人数等は不明だが「浅倉麻美(女)」という死亡者がいることだけは確定

-二年前(96年度)-
・“現象”が“ある”年だった
・判明しているクラス関係者は担任だった三神と赤沢和馬(泉美の親族(兄か?))
・“居ない者”が役割を放棄したため“現象”が年度後半から起こる
・死亡したのは「三神怜子(女、10/29、他殺)」「赤沢和馬(男、10/1、事故死)」「池乗彰吾(男、9/20、病死)」「奥津亜美の姉・暁子(女、11/3、事故死)」「小野忍(男、1/29、他殺)」「橋本真英の父・将史(男、12/17、事故死)」「松田郁子(女、2/20、自殺)」「山本輝(男、3/13、事故死)」の八名
・紛れ込んだ“死者”は「浅倉麻美(上記93年度の“現象”被害者)」

-今年(98年度)-
・“現象”が“ある”年である
・今年の“死者”は二年前の三組担任「三神怜子(上記96年度の“現象”被害者)」
・そのため今年は生徒の中に“死者”はおらずクラス人数と座席数は一致
・足りなかった座席は職員室の彼女の座席
・“現象”は普通にスタートし四月にも犠牲者はいた(藤岡未咲。鳴と双子の姉妹)

・鳴が“居ない者”にされたのは五月一日から
(“現象”はすでに始まっていたため効力を発揮しなかった)
・夏合宿初日の8/8および翌9日未明に起きた惨劇の中で“死者”を死に還し、本年度の“現象”は停止
・その事実をMDに録音し後輩の為に残した

・死亡したのは「藤岡未咲(女、4/29、病死)」「桜木ゆかり(女、5/26、事故死)」「桜木ゆかりの母(女、5/26、事故死)」「水野猛の姉・沙苗or早苗←EDクレジットと名簿で名前が違う。誤植?(女、6/3、事故死)」「高林郁夫(男、6/4、病死)」「久保寺(教師・男、7/13、自殺)」「久保寺の母(女、7/12~13、他殺)」「中尾順太(男、7月中、事故死)」「綾野彩(女、7月中、事故死)」「綾野彩の父(男、7月中、事故死)」「綾野彩の母(女、7月中、事故死)」「小椋由美の兄(男、7月中、事故死)」「小椋由美(女、8/9、転落死)」「杉浦多佳子(女、8/9、事故死)」「王子誠(男、8/9、焼死)」「沼田謙作(男、8/9、他殺)」「風見智彦(男、8/9、他殺)」「松井亜紀(女、8/9、他殺)」「金木杏子(女、8/9、他殺)」「川堀健蔵(男、8/9、事故死)」「赤沢泉美(女、8/9、事故死)」「沼田峯子(女、8月中?)」

情報が多過ぎだったので年度別に再整理したつもりが、被害者を列挙したらとんでもないことにwww 


とりあえず、意味は無いが96年度の死者と死亡日時、死因が全て判明したので追記。

さて結果的に98年度、劇中で判明している“現象”犠牲者は、4か月で22名(内訳:三組生徒12名、教師1名、構成員の一親等血族4名、構成員の二親等血族5名 / 4月犠牲者1名、5月犠牲者2名、6月犠牲者2名、7月犠牲者7名、8月犠牲者10名)というかなり悲惨な状態。
98年度で三組生徒数が30名であることや夜見山を脱出した生徒もいるらしいことを考えると、三組だけで前述のように半分近くいなくなったことになるだろう。ただ、20人以上死にながらそれでもちゃんと構成員と二親等以内の血族だけで収まっているのがさすが現象さんwと言ったところなのか。

これ、現代でやったら中学校で30名未満のクラスなんてざらにあるわけだから、下手したら片手で数えるくらいしかクラスメイトが残っていないと言う事態w そう考えるとかなり悲惨。

最後の「沼田峯子(管理人夫妻の妻の方)」が死んだことになっていたが、8月に死亡したこと以外は不明。さすがに千曳に倒されてそのまま死亡と言うことはないと思うので、収容された病院で発狂してしまったか何かか。



生き残った人を探す方が大変だが、合宿参加者での生存者は以下の通り。
・榊原恒一
・見崎鳴
・望月優矢
・勅使河原直哉
・辻井雪人
(やや癖っ毛の眼鏡男子。シャンデリアの下敷きになったが、その後千曳の車に柿沼と隣り合って座っていた。前島の病室シーンでも確認)
・有田松子
(小椋さん似のボブヘアーの女子。爆風で外に投げ出されたことが功を奏し千曳たちと合流。前島の病室シーンでも確認)
・柿沼
(三つ編みお下げの眼鏡女子。辻井と同じ境遇で同じように生存したが病室シーンでは確認出来ず)
・渡辺
(辻井、柿沼と共にシャンデリアの下敷きになった女子。千曳の車の助手席に座っていたのは彼女か? 千曳の8月の犠牲者数と照らし合わせると生存した模様)
・前島
(前回重傷を負った男子生徒。病室シーンで入院しているが元気に生きていることが判明)
・和久井
(喘息発作を起こした男子生徒。病院に搬送はされなかったが、直後に“死者”である怜子が死に還されたためなのか、前島の病室への見舞いに訪れており生存が判明)
・千曳


詳細不明なのは以下の通り。

・佐藤(鳴の前の座席の女子生徒。合宿不参加。夜見山に残ったのか転出したのか不明)
・水野(早苗の弟。合宿不参加。以下同上)
・米村(水野の前の席の男子。合宿不参加。以下同上)
・中島(ゆかりの後ろの席の女子。合宿不参加。以下同上)
・江藤(柿沼の前の席の女子。合宿不参加。以下同上)
・藤巻(廊下側の席の先頭に座る女子。合宿不参加。以下同上)
・多々良(藤巻の後ろの席の女子。合宿不参加。以下同上)


ただし、千曳の死亡者数カウントには入っていなかったので、“現象”はちゃんと止まり彼女たちも、夜見山の残ったのか転校したのかは不明だが生存はしていると思われる。



気になったのは鳴の記憶かな。割とあっさり戻っていた印象だが、これは彼女の「死の色を視る」と言う能力で“死者”の正体に対し確信を持ったことで改竄されていた記憶が元に戻った、と見るべきだろうか。

要は正体を認識されると騙せないってことなんだと思う。別作品だが『UN-GO』という作品では、言葉を通じて相手に幻惑を見せそれを本物だと信じ込ませるいう能力を持つキャラクターが出てくる。そのキャラクターを利用してAと言う人物になりすました犯人に対して主人公は、「自分は本物のAを一緒に見ているから脳が騙されない」と口にし、なりすまそうとしたAと言う人物になりすますことが出来なかった(実際、同じ現場に変装し紛れ込んだAと言うキャラがいた。正体を見抜いていた主人公だけが騙されず、見抜いていなかった他のキャラは騙されていた)。

これと同じで所詮“現象”による改竄能力はまやかしの一種に過ぎないと言うことなのだろう。実像を持たない虚像や虚構とでも言うべきか。だから、それに対して確固たる認識や本物の存在を認識されると、そうしたまやかしは勝つことが出来ない。

鳴の場合も、その義眼で“死の色”を視ることにより“死者”に行きあたる。行き当たったことで脳は自分の中にある本来の記憶と改竄された記憶の矛盾に「気付く」ことになり、当然脳の中には本来の記憶だけが残る。鳴がどの段階で三神怜子が刺殺されるシーンを思い出したのかは不明だが、彼女は「思い出したの!」と口にしたのだから、当初は彼女もちゃんと記憶が改竄されていたことになる。それでも思い出したことを考えると、こういう理屈が一応当てはまるんじゃないかな、と。

なので恒一の記憶が怜子を殺す瞬間も戻らなかったのは設定上、鳴と矛盾する部分が出てこないのか不安ではあるがw 演出としてその瞬間に恒一が怜子の葬儀に出席しているシーンを思い出すとか、そういうフラッシュバックがあっても良かったように思えるけどね。結局恒一の脳裏をよぎったのは、一年半前に関わる自分と周囲の記憶の矛盾であって、それはハッキリ言ってしまえばあの瞬間じゃなくても思い出せること(むしろ私たちはその矛盾を手掛かりにここまで推理してきたわけだから)。だから、せっかくだから恒一には最後、自分で殺ると口にしながら迷っていたところを鳴に背中を押され、殺るのだと決意した瞬間に一つの“確証”として出てきても良かったのかなって思う。まぁ、これはあくまで演出上の希望であって、批判ではないのだけど。

一応、恒一が記憶を結局取り戻すことなく怜子を殺した理由も思い付いている。それは彼が、「『怜子が死者』であると言う事実を最後の瞬間まで受け入れなかったのではないか」ということだ。鳴の場合は自分の義眼が持つ“死の色”を視る能力を確信している。だから彼女は“死者”に行き当たった時、その人物を迷いなく“死者”だと断言出来るからこそ騙されていた脳の記憶は元に戻った。
逆に恒一のように、“死者”に行き当たったとしても迷いなく断言出来るほどの強い精神か確信がない限り、記憶はやっぱり戻らないと言うことなのだろう。赤沢、杉浦、風見、小椋がおそらく確信を持って自分の考えた“死者”を殺しに来ても彼らに改竄された記憶が戻ることがなかったように、だ(まぁ、彼らの場合“死者”の正体が間違っていたのだから当然なのだけど)。

この辺は今後の対策として使えないのかなーと思っている。つまり、推理して“死者”に行き当たるための要素を集めて「絶対に“死者”はこの人だ!」と断言した時に、それらに関する記憶が元に戻らないのであればその人は実は“死者”ではない、と。まぁ、線引きが難しくて「可能性としてもしかしたら判別できるかも」程度のレベルで、言ってみれば赤沢が最初にやろうとしていた「死者は冷たい」って言う噂話レベルに限りなく近いのだけど。

それに今年の場合は、榊原恒一というイレギュラーによる記憶の齟齬があったから分かったわけで、それがなく純粋に昔から夜見山に住む人だけで構成されたら全く分からない気もするがw



まぁ、それらはともかく前回ラストで纏めた推理は一応正解ってことかな。ただ、別に難しいことじゃなくて割と周りの感想Blogを書かれている方々も出していた答えではあるので、原作との差異や難易度の違いは分からないが、映像化に伴って視覚情報化している分だけ推理の難易度は下がってくれたような気はする。

あとはトリック的な要素が少なかったのも、実はミステリー要素としては取っ付き易い部分だったのではないだろうか? ミステリーとなると犯人と犯人が犯行に使ったトリックを推理するわけだ。でも、そういうものって専門的な知識がないとなかなか「思いついたけど、これって可能なの?」と思ってしまう部分も多い(まぁ、その難易度や知識に取り組むのが本格ミステリーでは醍醐味でもあるのだけど)。

その点、本作で推理するのはあくまで「犯人(死者)」だけ。もちろんファンタジー的・オカルト的要素が強いから、その分推理するために必要な方向性と言うか“角度”というものを掴むまでは大変なのだけど、それを掴んでしまうと割と取っ付きやすい難易度のミステリーだったと思う。

アニメにおける演出だと、やはり三神と怜子は外観は違うように見せることは出来るが、声はそうはいかない。そこで三神と怜子で声優の方が違っていたが、それは本作の為だけの造られた虚像らしく実は同一人物だったらしい(わざわざプロダクションに偽のページまで造ったらしく、凄い手の込みよう)。それらも含めて、「三神=怜子」というトリックというか、トリッキーな部分がやはりこの作品の肝だったということだろう。別に「三神=怜子」はトリックではないのだけど、さまざまな境遇によって(結果的に)意図的に隠されていたわけだから、そこをどう見抜くかが一つのポイントだったのだと終わって改めて思う。

実写化も決まっているそうだが、この辺りのトリックはどう演出するのだろうね。それとも実写版では“死者”もアニメ版とは異なるのだろうか?


ただまぁ、今年の“現象”は止まったが“現象”自体がなくなったわけではないからね……。それが次回作への伏線になるのか。その辺は噂通り続編が出たら楽しみにしておくとしましょうw



今期では個人的に『偽物語』『シャナF』と並ぶ三本柱だった(個人的には『あの夏』よりもこれらの作品は上だった)。本当に毎週頭を使って楽しませてもらったと思う。
まだまだ0巻やパッケージ版など作業はあるだろうが、監督以下スタッフの皆様大変お疲れさまでした。


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Comment

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あなた気に入った作品があるとすぐ他作品と比べて持ち上げるけど、ぶっちゃけその書き方は見ててイライラするので控えた方がいい。単体で褒められないんですか。
  • posted by 匿名 
  • URL 
  • 2012.03/28 16:46分 
  • [Edit]
  • [Res]

>匿名さん 

こんにちは。

イライラしますか。それは申し訳ございません。そういう書き方は避けているつもりではありますが、癇に障られてしまう方もいらっしゃるのでしょうね。それにつきましては、一つの貴重なご意見として受け止めさせていただきます。

>単体で褒められないんですか
このご指摘はたぶん、最後の部分ですかね。同時期に放映されていた三作品を引き合いに出してますからね。

ただ反論させてもらえば、何かを評価する時、単体で褒めるには限界があると思っています。単体で評価すると言うことはテストで言えば点数だけ視て評価すると言うことです。テストで言えば「80点」とか「50点」とか「30点」とかそれだけの評価。じゃあ、その点数を取ることがどれだけ凄いことか、あるいは褒められたことか評価するのに、私は他の存在が必要だと思いますね。

例えば上記のように「80点」という点数の評価があったとして、それがどれくらい凄いのか、評価に値するのかは周りを視てみなければ分からないのではないでしょうか。周りがみんな「90点」取っている中での「80点」と、周囲が「40点」しか取れなかった時の「80点」では重みが違うのですよ。

ましてその点数をつける基準が、こういう作品だと個々人によって違うわけです。人によっては正解かもしれない演出や技法が別の人から見れば間違いだと解釈されることも少なくないような、そんな世界なのです。
なのでその人がつけるその点数がどれくらいの重みがあるものなのか、というものは示さないといけないだろうし、私はそれを「比較」と言う手段を使うことでより多くの人に分かりやすく自分の評価やその基準を伝えたいと思っています。そのための他の作品との比較です。

むしろ、あなたが単体で褒めろというのであれば、ぜひ褒めてみて欲しいですね。例えばとても素晴らしい作品があった時に「この作品素晴らしいんだよ!」じゃ評価にはならないわけじゃないですか。必ず「具体的にそれはどこが、どういうレベルで優れているの?」という質問が返ってくるのは目に見えているわけですからね。
そこでどう素晴らしいかを語っていく上で、あなたが持っている基準がどういうものなのか、あなたのいう「素晴らしい」を他の人に分かってもらう時に、他の具体例や他作品を出さずにどう伝えられるのか、ぜひ考えてみて下さい。

もちろん、私がやっているように他作品を引っ張り出さなくても豊富な語彙と適切な意思伝達手段によって、単体だけで評価しそれを適切に分かりやすく他の方に伝えられる方もいるでしょう。あなたはきっとそんな人の一人だとは思いますが、評価の方法は人それぞれだし、当然そのための基準や手段もまた人それぞれなのです。

ご指摘は真摯に受け止めさせていただきますが、今のところ私はこの手段や手法が最も他の方に私の評価やその基準を伝えられるものだと感じています。ですので、これから先も他の作品を引き合いに出して比較対象をして、少しでも私がどういう評価をしていてその評価がどういうレベルや基準の位置にあるのかを分かりやすく伝えるためにこの手段を使い続けると思います。


あと最後になりますが、言葉で物事を伝えようとする時はもう少し言葉の使い方や選び方は考えた方がいいと思いますよ。特にあなたの場合は私を批難しているわけですから、ちゃんと具体的に書いておかないと。
相手を批難すると言うことは、相手に自分の考えを伝えるわけですからね。少しでも正しく伝わるようもう少し工夫されることをお勧めします。

例えば、意味がないので本筋の回答の方では取り上げませんでしたが、あなたのコメントには「気に入った作品があるとすぐ他作品と比べて持ち上げる」とおっしゃってますが、これは誰が読んでも言葉が足りませんよね。
「作品を持ち上げる」とありますが、この場合、私はこの作品を持ち上げているんですかね? それとも比較で挙げた別作品を持ち上げているんですかね? 「気に入った作品」という言葉が、どこに掛っている言葉なのかも不明瞭で読みにくいです。
あと他作品を引き合いに出す場合、持ち上げるだけでなく下げることもありますので、「他作品と比べて持ち上げる」という言い回しとしても適切だとは思えませんね。上げる可能性も下げる可能性もあるわけですから、そこは「すぐ他作品と比較してしまう」とかそういう言葉の方が相手には、伝えたいモノが正しく伝わると思いますよ。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.03/28 17:45分 
  • [Edit]
  • [Res]

こんにちは 

感想お疲れ様でした。力の入った記事は毎週楽しみにさせていただいておりました。実は考えを整理する際には自分でとっていたメモ帳をベースにここのデータを引用しつつやっていました。お陰様で推理の方も捗りました。

>映像化に伴って視覚情報化している分だけ推理の難易度は下がってくれたような気はする。

アニメでは公式サイトやEDのクレジットなども外せませんからね。三神先生のクレジットに架空の声優を作って誤魔化すなど手の込んだこともしていたようですがやはり原作よりは突っ込まれやすいかなと思いますね。それと各話毎に一週間空くという考える猶予がたっぷりとありましたしね。そのあたり原作だと休まず読んでしまいそうです。

>もちろん出番の多かったキャラ的な意味もあるんだろうけど、どこか因果応報的な部分があるのかなと思ってしまう。

テープを流させてしまった勅使河原と望月君はつくづく運が良かったですね(笑)
  • posted by ムメイサ 
  • URL 
  • 2012.03/28 19:06分 
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>ムメイサさん 

こんばんは。

>感想お疲れ様でした。
お互い、最後まで記事感想お疲れさまでした。

>考えを整理する際には自分でとっていたメモ帳をベースにここのデータを引用しつつやっていました。
私も自分の考えをまとめたり、あるいは記事で推理したりするときの参考に纏めていたようなものですが、それが少しでもお役に立ったのであればこちらとしても嬉しい限りです。

>やはり原作よりは突っ込まれやすいかなと思いますね。
そうですね、私もそう思います。あくまで文章(小説)媒体でのトリックな気がするので、アニメ化・実写化と進めば進むほど突っ込まれやすいトリックが多いような気はしますねw

>それと各話毎に一週間空くという考える猶予がたっぷりとありましたしね。
あー、それは非常に大きい要素ですね。やっぱり原作だと気になって次々にページをめくっちゃう気がしますw それを考えると、アニメの方がどう頑張っても一週間の猶予があくわけですから、推理をする上では猶予があって良かったのかもしれませんね。

>テープを流させてしまった勅使河原と望月君はつくづく運が良かったですね(笑)
ええ、本当に恒一と鳴と仲良くしてて良かったね、って思いますねw 主人公・ヒロイン補正でカバーしてもらった感じもありますからねwww 特に望月なんて、三神怜子に惚れていたわけで、いろいろな人に情報漏らしちゃうしで、結構フラグ乱立してた気もしますからね……何のフラグかはあえて語らない方向でw
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.03/28 22:42分 
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  • [Res]

 

恒一が言っていた「さよなら、お母さん」っていうのは
自分と既にこの世に居ない母を繋いでくれていた、母代わりの怜子さんを
自分の手で殺し、別れを告げた・・という意味だったんでしょうか。
母からの巣立ちがこの作品のテーマらしいですが、なんとも哀しいエンディングですよね・・・

というか、一番かわいそうなのは怜子さんですよね。
夢半ばで殺人鬼に教われて死亡、復活してからも母の居ない恒一の為に一生懸命リツコの代わりを務めてきたのに
結局その恒一に、自分を殺さないと災厄が止まらないって事でトドメを刺されるっていう・・・
なんという悲劇・・・
恒一くんには、怜子さんの事を一生忘れないであげて欲しいです。

しかし、死者が死んだら、その死者の生前の記録や記憶も消されるハズなのに
なぜか2年前の三神先生の死亡記録は残ってたし、千曳も怜子の事を覚えてましたね(死者として復活したあとの、今年の彼女の記憶は無くなってますけど)。

現象さんも、さすがにかわいそうだと思ったんだろうかw
  • posted by 保津峡 
  • URL 
  • 2012.03/29 03:34分 
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  • [Res]

>保津峡さん 

こんにちは。

>母からの巣立ちがこの作品のテーマらしいですが、なんとも哀しいエンディング
それは初耳ですね。原作を知らないので当たり前と言えば当たり前ですがw

ただおっしゃられるように恒一が怜子を通じて母の面影を重ねていたのは事実でしょうね。鳴がラストで指摘したように恒一にとって怜子と言う存在はとても大きな存在で、きっと容姿だけでなくその内面も含めて母ソックリだったんだと思います。もちろん、恒一が生まれた時に母であるリツコは命を落としているわけですから、恒一が明確な記憶として母親がどういうものだったかは覚えているはずはないのですが、それでも彼は胎児として(昔風に言うなら十月十日(とつきとおか)リツコのお腹の中にいたわけなので、感覚的に覚えているのかもしれません。

巣立ちをテーマにした最後の演出が、ある種の母殺しと言うのは哀しいと同時に衝撃的ですけどねw 

>一番かわいそうなのは怜子さんですよね。
“死者”には自分が“死者”である自覚がありませんからね。結果的にどうしてもそう見えますね。

この“現象”では過去の被害者が“死者”になるわけですから、一度“現象”で死んだ人がもう一度だけ一年間限定で偽りの“生”を満喫することになります。だから、今年のように“現象”を途中で止めることになると、“死者”は直接ないし間接的に二度“現象”による被害で殺されてしまうわけですから、やっぱり可哀想だし、切ないなぁと思います。

ただ、先に述べたようにリツコもまた4カ月ではあるけれど、本来は絶対に迎えることが出来なかった4カ月を送れたわけですよね。恒一や彼の父親の言動を考えれば母方の実家にはそう頻繁には帰省していなかったようですし、姉の遺した子供である恒一の成長した姿を見て、わずか4カ月だけどそんな恒一の成長を間違いなく怜子は手助けをし背中を押したわけですから、かわいそうではあるけれど、偽りの“生”だったとしても復活した意味があったのだと、怜子にも思っていて欲しいですね。

>死者が死んだら、その死者の生前の記録や記憶も消されるハズなのに
実は記事で書き忘れたのですが、ご指摘の通り、そこは改めて考えると十五年前と矛盾があるなと思いましたね。

これは私の考察ですが、たぶん十五年前の“死者”が分からなくなったのは、松永があのテープ以外に何も残さず、誰にも伝えなかったからではないですかね? あのテープで名前が聞こえなかったのも本当にただ劣化していただけ、とか。

その証拠の一つに、墓参りのシーンで千曳は「私は思い出せないのだが、今年の“死者”は三神先生だったと?」と恒一に尋ねています。
つまり、直接“死者”が死に還る瞬間を目にした恒一と鳴以外の記憶には、もう98年度に出現した副担任・三神怜子の記憶はないということですよね。

その中で、恒一と鳴は二十六年間“現象”と共に歩んできて情報を集めていた千曳に、後輩たちへの想いを託す意味も込めて今年の“死者”が誰だったのか伝えたのだと思います。

逆に松永はたぶん自分一人の胸の中にしまいこんでいた。だから彼以外誰も“死者”が誰なのか知らないのではなかったのではないでしょうか。ただ一人、覚えていることが出来る“死者”を死に還した松永が“死者”が誰だったのか覚えていないのであれば、他の誰にも“死者”だったことは分かりませんよね。だから千曳も十五年前の“死者”が誰だったか、と言うことだけは記録出来ていないんだと思います。


結論を纏めると、「今年も恒一と鳴が千曳に伝えなければ“死者”が誰なのか分からずじまいで一年が終わる年だった」ということですね。“死者”を死に還した年は、死に還した本人や目の前で見ていた人以外は“死者”の記憶が抜け落ちるようなので、その人たちが後世の為に正確な情報を残さなければ何も残らない、と言うことでしょう。

>恒一くんには、怜子さんの事を一生忘れないであげて欲しいです。
そうですね。松永の記憶の風化が“現象”によるものなのか、それとも誰もに起こる劣化でしかないのか分からないですが、恒一は松永とは違って死してなお自分のためにいろいろと尽くしてくれた叔母がいたことを、いつまでも覚えていて欲しいですね。
それは最初に挙げられた「母からの巣立ち」とはまた違いますからね。

  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.03/29 15:22分 
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  • [Res]

 

確かに怜子さんが過ごした4ヶ月は無駄ではなかったですよね。
少なくとも4ヶ月は恒一くんの母親だった訳ですから。
恒一くんがしっかり今後も怜子さんを覚えていないと、その価値も薄れてしまいますが・・・
恒一くんも鳴ちゃんの事ばっか考えてないで、少しはお母さんの事も想ってあげろよって、アニメの主人公を観ていて思いましたw
漫画版だと恒一君、怜子さんを思い出して号泣していたんですが
アニメ版では、墓参りをさっさと終わらせて鳴ちゃんをデートに誘ってましたからねw

何気にクラスメイトの中では一番恒一の事を気にかけていた赤沢さんも、最後まで無視されっぱなしだったし・・
望月は今年の怜子さんを覚えてない風でしたし、勅使河原も赤沢について言及してない

なんというか、いろいろ救われない最終回でした・・・
杉浦や小椋が死んだ時はwwwwって感想だったんですが
まさか怜子さん殺害がこんなに響くとは・・最後に鬱アニメになった感はありますね。

というか怜子さん、2回とも他殺で殺されてるんですよね。
一回目はクソ野郎に道楽で殺され、二回目は愛した甥に・・

こんなかわいそうなヒロインは久々に見ました・・
  • posted by 保津峡 
  • URL 
  • 2012.03/29 19:08分 
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  • [Res]

>保津峡さん 

>恒一くんがしっかり今後も怜子さんを覚えていないと、その価値も薄れてしまいますが・・・
そうですね。正直、幾ら十五年前の出来事とはいえあれほど衝撃的な出来事を松永はあっさり忘れたわけですから、来年“現象”が始まって、また恒一たちのような“現象”を止めようとする生徒が出てきたら、またその一年間は忘れてしまいそうな気がしますけどね。

>少しはお母さんの事も想ってあげろよって、アニメの主人公を観ていて思いましたw
まぁ、そこは個人差があると言うことでw 保津峡さん自身が前のコメントで残してますが、この作品のテーマに「母からの巣立ち」があるのであれば、そこで必要以上に怜子や怜子を通して観ていたであろうリツコを引っ張っているようでは、結局巣立ててないことになるので、私はこれくらいか良い塩梅だったと思いますね。

大切な人を亡くすことは確かに哀しいし、もしそれに少なからず自分が絡んでいればもっと哀しい。いつまでも胸に留めておくことも大切でしょうが、良い意味で亡くした方を思い出さないほど前向きで充実した生涯を過ごせるのなら、それもまた大切なことだと思いますね。

それは“忘れる”とはまた違うかな、と私は思います。お盆や彼岸、あるいは命日などにはちゃんと故人を思い出し偲びながら、その人の分まで前を向いて歩いていく。あの墓参りのシーンにはそんなことを想いましたね。亡くなった故人と、故人が眠る墓を背にして前(未来)を歩くことを選んだ恒一と鳴、と言う具合に。

恒一だけじゃなくて鳴、さらには千曳まで墓参りに訪れていたわけですから、あの日は何かの記念日だったんじゃないでしょうか? そうじゃないとあそこまで三人も同じ日に墓参りというのは考えにくいですからね(まぁ、アニメ的ご都合主義の可能性もありそうですがw)

周りの風景や恒一たちの服装を見ればまだ夏のようなので、例えば“死者”として蘇った怜子の第二の初七日(8/9深夜、あるいは8/10未明に殺されたのなら16~17日くらい)とか、あるいは第二の月命日(同じように考えれば9/9~10)とか、もしかしたら本来の月命日(毎月29日)とか。

上記に書いたように、故人を偲ぶシーンと直後にその故人の眠る墓に背を向けて歩くシーンは、「偲ぶ心」と「未来へ進む心」が両方合ったように思います。逆にいつまでも怜子を想って泣いてるようだと、ちょっとアレかなと思っちゃいますね(最終話的にも)。

>なんというか、いろいろ救われない最終回でした・・
泉美はある意味報われたような気はしてますけどね。他のキャラと違って狂気の内に死んだわけじゃなくてちゃんと理性があって、そして大切な記憶も寸前に取り戻したわけですから。何より最期の瞬間は、恒一が、鳴のいなくなることに気づかないくらい自分に釘付けにしていたわけです……。

もちろん、結ばれるなり、ちゃんと告白するなりそうしたことがあれば良いのかもしれませんが、それがあるから報われたとも限らないわけですからね。そこは難しいです。

勅使河原は彼の合宿後のカットがCパート以外なかったので何とも言えませんね。望月はしょうがないと思います。“死者”に関する記憶は、想いの強さではなく、死に還す瞬間その場に立ち会い目撃したかどうかで記憶の残留具合が変わるように思いますからね。想いの強さで記憶が残るなら、十五年前の“死者”をきっと松永以外のクラスメイトは一人くらい覚えているはずですし。

>というか怜子さん、2回とも他殺で殺されてるんですよね。
まぁ、二回目は他殺以外ではむしろ死なない気もするので(“死者”なのでw)アレですが、最初が他殺だったのはかわいそうでしたね。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.03/29 23:38分 
  • [Edit]
  • [Res]

ゼロ 

自分は赤沢さんが死んでしまうときのシーンがなぜか美しく見えてしまいました、もしあそこで記憶を思い出さなかったら死んでも死にきれなかったかもしれないですね、恒一にも思いを告げて続編が出てたら死者として復活してほしくないですね
自分もこの作品はどんなのだろうと知らずに見始めたので、こんなに人が死んでしまうなんて思ってもみなかったです(汗)
最終回になるにつれこれてみんな死ぬじゃないのと思うほどでしたが、生き残った人たちもいたので安心しました
現象とは一体なんなのかはわからずじまいでしたが、続編ではそのことを解決してくれたらなと思います、それといつもこの作品の感想を書いている月詠さんの推理力と文章にはこの作品が好きなんだなぁーと見ているだけでわかりました、たしかに簡潔した感想もいいですが、このような感想がまた見たくなる気持ちにさせますね、4月からBS11で再放送されますが
この感想を見ながら見てみようと思います、最後にお疲れ様でした。
  • posted by  
  • URL 
  • 2012.03/30 02:05分 
  • [Edit]
  • [Res]

>ゼロさん 

こんばんは。

ホラーでオカルトでミステリーな話ですが、それを彩るヒロインたちの魅力がまた、この作品の大きな大きな財産だったと思いますね。赤沢さんを取り上げられていますが、もちろん彼女の恒一を想う姿もそうだし、鳴の言動に一喜一憂し怖いことを我慢して見続けたと言う人も、感想巡りをしてみると意外なほど多かったようですw

“現象”そのものに対する解明と言うものに至らなかったのは、ミステリーモノとしてはやや心残りな気はしますね。でも、それとは逆に“現象”を解くためではなく、“現象”という絶対的なルールの上だからこそ推理出来た部分もあるので、そこは難しいですね。

>月詠さんの推理力と文章にはこの作品が好きなんだなぁーと見ているだけでわかりました
ありがとうございますw そうですね。今期の中では特に好きだった作品だと思いますね。キャラの心理描写や精神論の部分で頭を使って長文記事を描くことはありますが、単純に理論的に推理でここまで頭を使わせてもらえる作品も少ないですから。

>最後にお疲れ様でした。
いえいえ、こちらこそ最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2012.03/30 19:03分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

最近になって『Another』に興味を持った者です。
分かった事実や推理考察が綺麗にまとめられていて、とても読みやすかったです。
最初から一気に読んでしまいました^^
話数が進むにつれて事実が書き足され推理が進んでいき、一緒に考えているような気分になれて臨場感があったというか(笑)
ここまで考えながらまとめられて大変だったと思いますが、お疲れさまでした!
でもこうやって考察できる作品って楽しいですよね^^
  • posted by C.C. 
  • URL 
  • 2016.04/21 02:35分 
  • [Edit]
  • [Res]

>C.C.さん 

こんばんは。

『Another』は正直、内容や展開から人を選んでしまう作品ではありますが、ホラーやミステリーが大丈夫なら楽しめる作品だと思います。

実際、私はとことん楽しませていただきました。

たぶん、こういう記事は二度と書けないでしょうね(笑 それは1クールを使ったミステリーアニメと言う存在そのものがたぶん不世出のものだと思うからです。なかなか出来ることではありません。かなりの冒険ですから。

ただ、私の書いた記事でC.C.さんが楽しんでいただけたのならこれ以上の喜びはありません。

おっしゃられるように、こういう風に考察出来る作品にまたであって見たいものですね。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2016.04/21 20:57分 
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