妖狐×僕SS 第8話
『お茶と距離』
≪あらすじ≫
カルタや渡狸がいるおかげで、すっかり学校生活にも自分の悪癖によって周囲の人間を困惑させたり不快な気持ちにさせたりすることなく馴染み始めた凜々蝶。帰宅途中の迎えの車内で、双熾は凜々蝶の様子に安堵したが、それを見た凜々蝶は双熾がそれとなく自分の不安をまたしても汲み取ってくれていたのだと知る。
連勝と野ばら、渡狸と残夏……蜻蛉とカルタはともかく、凜々蝶は自分の周りにいる主人とSSはその関係を超えた信頼関係を構築しとても近しい間柄に見えたが、当の自分たちは果たしてそうなのかと悩む。気がつけば凜々蝶は、この一カ月強、双熾と一緒に食事をすることはもちろん、彼が自分の前で何かを口にしていたシーンすら目撃していない事実に気づく。
このままではいけない……
焦燥感にも似た感覚に凜々蝶は、何か双熾とコミュニケーションを取れる手段がないかと考え、彼をお茶に誘おうと決意する。いつも美味しい紅茶を淹れてくれる代わりに、今度は自分が美味しいコーヒーを淹れよう、と。
グラム単位の綿密さのある凜々蝶にとって、正確さが重視されるコーヒーを淹れる作業はお手の物。双熾に出しても恥ずかしくないだろうコーヒーはすぐに淹れられるようになったが、肝心のお茶にどうやって誘えば良いのか朝まで悩むハメになって――
≪感想≫
双熾の変態っぷりにブレがないなw たぶん最後の「好き」もコーヒーじゃないだろうしw
いや、でも本当によかったよ。ED始まった時は、延々決意して結局お茶に誘えずじまい!?って思ったくらいだ(ノ∀`*)アイター
っていうか、『ギルクラ』見た後とかに見ると中村悠一さんのキャラのギャップに吹くわけだがwww まぁ、柔和な笑みで誰とでもソツなくコミュニケーションを取る双熾だけど、それはそれで「そういう付き合い方しか知らない」と言うことの裏返しと言うのは、設定として上手いなと思った。序盤での、凜々蝶に仕えるまでの間に彼がどんな風にして生きてきたかの設定が最大限活かされている。伏線とまで言うつもりはないけど、そういうのがちゃんと生きている作品って言うのは見ていて心地いい。
個人的なことを言わせてもらえば、凜々蝶も双熾もそういうのを気にしている時点で残夏とかに言わせればたぶんダメなんだろうけどな、と思う。人はそんなに万能じゃないんだから誰だって自分の知っている形でしかコミュニケーションを取れないものだ。それは普通のこと。凜々蝶や双熾だけの話じゃない。
学生時代なら、頭の良い人は「勉強を教えるよ」とか、運動の出来る人は「体育で活躍するよ」とか、陽気な人は「イベントとかで盛り上げるよ」とか。ただ凜々蝶とかはそういうのが特殊過ぎるのと、悪癖とかがあって他の人よりハードルは高いんだけどさ。
こういう凜々蝶みたいなキャラにこそ『アマガミSS+』の美也みたいなキャラが傍にいればきっと劇的に改善するのになぁ、とか思っちゃう(笑 あの紗江を徹底して委員長やら生徒会長やらに推すからなぁwww
そして残念なことにそういうキャラが凜々蝶の学校生活の身近にはいないんだよね。妖館の住人だとかろうじて残夏辺りがそれに近いけど当然学生じゃないから傍にいないし、カルタ・卍里もちょっとそういうタイプとは違うし。
まぁ、そんなシリアスな部分もあるけど、ツッコみどころ満載だからこそこの作品は面白いw
というか、美術の授業で野菜とかフルーツとかもう出しちゃダメだろw 私はてっきりカルタは肉じゃがじゃなくてカレーを描くものだとばかり推理してた(笑
そして次回予告自重しろwww
あと、素朴な疑問なのだが序盤にパーティとか歓迎会とかしてたけど、そこでも双熾が何か口にしているシーンを凜々蝶は目撃していないんだろうか?(汗 さすがに妖館での歓迎会は双熾の歓迎会も兼ねていたわけだから、主賓として何も口にしないなんて無礼を双熾がするとは思えないんだが……。
まぁ、でも今回は裸ワイシャツ+白衣という凜々蝶様に全部持っていかれたけどね! っていうか、凜々蝶様、一人だけ体育でジャージ着用なんだけどw 自分からハブられてる!?(違
なに、そのメニアックな趣味!? え? 普通と思わせておいて凜々蝶様にもステキ過ぎる性癖とかあったりするのか? いやー、いろいろとゴチソウさまでしたm(_ _)m あと、毎回のように入浴シーンありがとうございます(マテコラ 個人的には冒頭の登校シーンのガーター風のベルト付きオーバーニーソックスとか好きです(爆
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