黒執事II特別編『死神ウィルの物語』
≪あらすじ≫
人間の魂を狩る死神たちが勤務する、死神派遣協会。
新人の死神達の教育係に選ばれたウィリアムは、彼らに一人前の死神になる為の「最終試験」について説明しながら、自分がまだ新米の死神だった頃を思い出していた。
グレルと二人で、初めての“魂の審査”をした頃の事を――
(公式HPより抜粋)
≪感想≫
『黒執事』という作品において、イロモノオカマキャラと超絶型物キャラが揃うというある意味個性派ぞろいの死神勢力にスポットを当てた話。個人的にウィル(ウィリアム)とグレルは好きなキャラクターなので、とてもうれしい。
全体的には相変わらず我が道を突き進むグレルと、自分の能力を隠し協会入会の最低条件のB評価で様子を探るウィルの関係性が見える。
ウィルが隠していた力を発揮して仲たがいしたグレルを圧倒するシーンも良いし、そんなウィルがヘマをしたところをグレルに救われるというシーンも良い。持ちつ持たれつというところを、(まだこのころはw)両者の間で成り立っていたのだろうな、と。
まぁ、何より面白いのは死神派遣協会という組織についてか。
かなり現代的な建物にあって、非常に会社っぽい。いや、会社というよりは警察組織に近いというべきなのか。そして、死神派遣協会の中核と断言するのは、まさかの“眼鏡課”www それでいいのか、死神(笑
と思うが、この話を通して見ればそうなのかもしれない、と思ってしまう。命の大切さ、命の凄さ、命の重みをそのメガネを通して真実を知るからなのだろう。
個人的には魂を回収するか否かのウィルの判断基準が、どこまでも淡々として作業的だったことが良かったと思っている。作家としてどんなに優秀だったとしても、その作家が死ぬことで世界には何の影響もないと判断されれば、問題なく予定通り魂を回収する、というのは先にも後にもウィリアムという人物の信念なのだと思わせる。
まぁ、あくまでファンディスク的なものだ。『黒執事』シリーズを知らなければ楽しめないし(もともとはDVD収録の未放映話らしいし)、特にこれと言って目ぼしい表現方法や演出、物語のメッセージ性があったとは正直思ってはいない。
ただ、このタイミングでわざわざ放映する意図はもしかして……と思わずにはいられない。でも『黒執事II』の終わり方で果たして続編があるのか(苦笑 しかし、観れるものなら『黒執事III』は期待したいかもしれない。
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