2011.12/03 [Sat]
ペルソナ4 #09
ペルソナ4 #09
『No one sees the real me』
≪あらすじ≫
人気絶頂のマルチアイドル・久慈川りせ（くじかわ・）の突然の休業宣言に、閑散とした田舎町である稲羽市も突如として活気づく。その理由は、芸能活動休止を発表した久慈川りせが、祖母が老舗の豆腐屋を営むこの稲羽市に移住してくると言う噂からだった。
ひょんなことからりせと知り合った悠は、マヨナカテレビに映った水着の女性が彼女じゃないかと推察。りせに、彼女が狙われているかもしれないと勧告をするが、タイミング悪くその場を居候先の堂島に見つかってしまう。
なんとかその場をやり過ごした悠たちは、次の日からりせをこっそり影からガード。そんな時、りせをつけ狙うストーカーらしき人物を発見する。陽介たちは逃げたストーカーを追い、悠は一人りせの身の安全を任される。
ストーカーは陽介たちの活躍で見事逮捕。これで事件は解決かと思われたが、マヨナカテレビには昨日よりもハッキリと映る久慈川りせの姿。編入することになったりせと偶然遭遇した悠は、そのままマスコミの目を避けるように裏道を使ってりせを祖母の家まで送ろうとするが、その途中彼女のマネージャーを務めていた人物が現れて――
≪感想≫
◆くぎゅ――じゃなかった、りせちー登場www
まぁ、元のゲームは数年前のものだとは言え、定期的にヒロインやアイドル役をやっているくぎゅこと釘宮理恵さんの需要って実は声優業界でもかなり凄いことなんじゃ、と思う今日この頃w 業界的な需要と言うよりも、業界を実質支えるファンの需要が凄いのか。
ほっちゃん（堀江由衣さん）、ゆかりん（田村ゆかりさん）と並んで、息の長い声優さんだけど、先の二人と違って実名での歌手活動の印象が薄いから、そういう意味では本当の意味で声優としての息が長いと感じる……ただでさえ、女性声優は入れ替わり立ち替わりが激しいし。
さて、そんなくぎゅが演じるのは、アイドル・久慈川りせ。アイドルとして自分が、売り出すために造り出された偽りの自分だとし、そんな偽りの自分を演じることに辟易し休業宣言を出した少女。
そういう業界に詳しいわけではないけれど、それは致し方ない部分なのだと思う。求められる役割、求められるイメージと言うのは、そういう業界を問わず人づきあいにおいては誰にだってあるもの。友人同士だって、一度定着したイメージを崩すことは容易ではなく、友人相手に友人が望む役割を演じることだって決して少なくない。
同僚、先輩、後輩、好敵手。
親、子、孫。
そんな当たり前の人間関係にあっても、そこで求められる姿をつい演じてしまうのが人というもの。まして期待され、それに応えることが出来るのならなおのことだ。
アイドルや芸能界と言うのは、そうした部分がより一層強い世界なのだろう。ファン、出演者、同業者が望む姿に対して、その姿を如何に演じ切れるか、という業界なのかもしれない。そうしたイメージを大切にしている人も多く、（特に声優さんなどには）「演じた役のイメージを壊したくない」とのことで素顔での出演や写真の提供さえ拒む人もいると言う。
そして、そうした業界だと理解した上で芸能界に入る人が今、どれほどいるのだろうか、ということである。「久慈川りせ」がどういう形で芸能界入りしたのかが不透明なので何とも言えないのだけど、若年化が進む芸能界ではそういう部分を理解させられることのないまま、そうした歯車や仕組みに組み込まれてしまう人も少なくないのではないだろうか。
今の段階では、りせもそんな一人に見える。
しかし、その一方で彼女にはプロのアイドルとしてあそこまでの人気を築き上げたというプロ意識や未練もあるようだ。彼女の代役で名前の挙がった人は、ライバルなのか、後輩なのか。とにかく彼女としては驚きの人選だったようであり、それに対して動揺しているのは何よりの演出だったと言えるだろう。
悠が指摘したように、そうしたプロ根性というかあれだけのモノを構築して見せた実力もまた、りせの一部だが、今の彼女はそれを否定したいようである。
考えてみれば、彼女は『引退』ではなく『休業』を発表したのだ。演じ続けることに疲れ、もう二度と演じたくないと思うのなら彼女は『引退』すれば良かったのに、それをしなかった。
それはつまり、彼女の心の中で無意識のうちにそのことを理解している、という風にも考えられる。本当は、芸能界で活躍する造られたはずのりせちーも、祖母の豆腐屋を手伝うりせも、どちらも「久慈川りせ」と言う人物に他ならないと言うことに気づいているはずなのだ。
（まぁ、『引退』にしなかったのは事務所側のせめてもの抵抗、とも考えられるが）
どちらにせよ、雪子と同じようにりせもまたもう一度、自分の道の選択を迫られるだろう。アイドルに戻るのか、ただの久慈川りせとなるのか。少なくとも今のままでは、りせは芸能界への未練も残したままになってしまう。その辺をどう料理するのかに期待。
次回はマヨナカテレビに乗り込んでいって解決編かな。雪子、完二とバラエティ番組風な展開ははたしてどうなるのかwww さり気にりせの水着回っぽいし、完二の時みたいにちゃんと悠はマヨナカテレビを録画出来るのだろうか？（ぇ
余談だけど今回は千枝の描き方が可愛かったw 千枝の脚線美は、こうアイドル的だったり魅惑的だったりと言うよりは、健康美としての脚線美だと思う。陽介、見る目がないな(`･ω･´)
次回『Real Me desn't Exist』
≪TB先 参照リンク（URLアルファベット順）≫
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
現在、nifty系、so-net系はほぼ全滅。livedoorは調子がいいと送れます。
・http://84446692.at.webry.info/201112/article_6.html
（http://plaza.rakuten.co.jp/kazusaroom/diary/201112030001/）
・http://alicetail904.blog42.fc2.com/blog-entry-953.html
・http://altria98.blog113.fc2.com/blog-entry-1090.html
・http://ameblo.jp/brook0316/entry-11093594743.html
（http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201112020002/）
・http://ameblo.jp/wv002524/entry-11095441418.html
・http://animedouganews.blog44.fc2.com/blog-entry-2083.html
・http://animetureduregusa.blog65.fc2.com/blog-entry-1384.html
・http://blog.goo.ne.jp/gurimoe/e/6d6557fe8376f9e2541bd8d4c
f56ea6e
・http://blog.goo.ne.jp/mio793/e/57767f32956d991e665acb9d8c
c57b22
（http://plaza.rakuten.co.jp/blackwidow/diary/201112010002/）
・http://blog.goo.ne.jp/rala37564/e/d8ef407e3bff08526bf01c68
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『No one sees the real me』
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人気絶頂のマルチアイドル・久慈川りせ（くじかわ・）の突然の休業宣言に、閑散とした田舎町である稲羽市も突如として活気づく。その理由は、芸能活動休止を発表した久慈川りせが、祖母が老舗の豆腐屋を営むこの稲羽市に移住してくると言う噂からだった。
ひょんなことからりせと知り合った悠は、マヨナカテレビに映った水着の女性が彼女じゃないかと推察。りせに、彼女が狙われているかもしれないと勧告をするが、タイミング悪くその場を居候先の堂島に見つかってしまう。
なんとかその場をやり過ごした悠たちは、次の日からりせをこっそり影からガード。そんな時、りせをつけ狙うストーカーらしき人物を発見する。陽介たちは逃げたストーカーを追い、悠は一人りせの身の安全を任される。
ストーカーは陽介たちの活躍で見事逮捕。これで事件は解決かと思われたが、マヨナカテレビには昨日よりもハッキリと映る久慈川りせの姿。編入することになったりせと偶然遭遇した悠は、そのままマスコミの目を避けるように裏道を使ってりせを祖母の家まで送ろうとするが、その途中彼女のマネージャーを務めていた人物が現れて――
≪感想≫
◆くぎゅ――じゃなかった、りせちー登場www
まぁ、元のゲームは数年前のものだとは言え、定期的にヒロインやアイドル役をやっているくぎゅこと釘宮理恵さんの需要って実は声優業界でもかなり凄いことなんじゃ、と思う今日この頃w 業界的な需要と言うよりも、業界を実質支えるファンの需要が凄いのか。
ほっちゃん（堀江由衣さん）、ゆかりん（田村ゆかりさん）と並んで、息の長い声優さんだけど、先の二人と違って実名での歌手活動の印象が薄いから、そういう意味では本当の意味で声優としての息が長いと感じる……ただでさえ、女性声優は入れ替わり立ち替わりが激しいし。
さて、そんなくぎゅが演じるのは、アイドル・久慈川りせ。アイドルとして自分が、売り出すために造り出された偽りの自分だとし、そんな偽りの自分を演じることに辟易し休業宣言を出した少女。
そういう業界に詳しいわけではないけれど、それは致し方ない部分なのだと思う。求められる役割、求められるイメージと言うのは、そういう業界を問わず人づきあいにおいては誰にだってあるもの。友人同士だって、一度定着したイメージを崩すことは容易ではなく、友人相手に友人が望む役割を演じることだって決して少なくない。
同僚、先輩、後輩、好敵手。
親、子、孫。
そんな当たり前の人間関係にあっても、そこで求められる姿をつい演じてしまうのが人というもの。まして期待され、それに応えることが出来るのならなおのことだ。
アイドルや芸能界と言うのは、そうした部分がより一層強い世界なのだろう。ファン、出演者、同業者が望む姿に対して、その姿を如何に演じ切れるか、という業界なのかもしれない。そうしたイメージを大切にしている人も多く、（特に声優さんなどには）「演じた役のイメージを壊したくない」とのことで素顔での出演や写真の提供さえ拒む人もいると言う。
そして、そうした業界だと理解した上で芸能界に入る人が今、どれほどいるのだろうか、ということである。「久慈川りせ」がどういう形で芸能界入りしたのかが不透明なので何とも言えないのだけど、若年化が進む芸能界ではそういう部分を理解させられることのないまま、そうした歯車や仕組みに組み込まれてしまう人も少なくないのではないだろうか。
今の段階では、りせもそんな一人に見える。
しかし、その一方で彼女にはプロのアイドルとしてあそこまでの人気を築き上げたというプロ意識や未練もあるようだ。彼女の代役で名前の挙がった人は、ライバルなのか、後輩なのか。とにかく彼女としては驚きの人選だったようであり、それに対して動揺しているのは何よりの演出だったと言えるだろう。
悠が指摘したように、そうしたプロ根性というかあれだけのモノを構築して見せた実力もまた、りせの一部だが、今の彼女はそれを否定したいようである。
考えてみれば、彼女は『引退』ではなく『休業』を発表したのだ。演じ続けることに疲れ、もう二度と演じたくないと思うのなら彼女は『引退』すれば良かったのに、それをしなかった。
それはつまり、彼女の心の中で無意識のうちにそのことを理解している、という風にも考えられる。本当は、芸能界で活躍する造られたはずのりせちーも、祖母の豆腐屋を手伝うりせも、どちらも「久慈川りせ」と言う人物に他ならないと言うことに気づいているはずなのだ。
（まぁ、『引退』にしなかったのは事務所側のせめてもの抵抗、とも考えられるが）
どちらにせよ、雪子と同じようにりせもまたもう一度、自分の道の選択を迫られるだろう。アイドルに戻るのか、ただの久慈川りせとなるのか。少なくとも今のままでは、りせは芸能界への未練も残したままになってしまう。その辺をどう料理するのかに期待。
次回はマヨナカテレビに乗り込んでいって解決編かな。雪子、完二とバラエティ番組風な展開ははたしてどうなるのかwww さり気にりせの水着回っぽいし、完二の時みたいにちゃんと悠はマヨナカテレビを録画出来るのだろうか？（ぇ
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