新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop 悲嘆の夜想曲Ⅴ MCファイル4(後編)
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[新機動戦記ガンダムW]
悲嘆の夜想曲Ⅴ MCファイル4(後編)
≪あらすじ≫
強奪した《プロメテウス》で出撃したカトリーヌ。デュオの乗る《魔法使い》が海中へ沈んだままの中、《ショーフック2》のブリッジでドクトルTは「降伏はするが、投降はしない」と宣言し、その言葉の意味を理解出来ないカトリーヌの“宇宙の心”を否定する。
次の瞬間、《ショーフック2》から飛び立つ火の鳥。それはようやくヒイロが施した生体ロックを解除したW教授の搭乗した《白雪姫》だった。新装備を纏った《白雪姫》は七色の弾丸を自在に撃ち出す装備でカトリーヌの《プロメテウス》を翻弄。
同じ頃、《ショーフック2》の格納庫に忍び込んでいたトロワ・フォボスは、《シェヘラザード》に乗り込み、カトリーヌの乗る《プロメテウス》と相対する。それは、これまで存在したどの機動兵器にも不可能だった、まるでベリーダンスを踊るような流線的動作を行う、ナイフ一本のみを装備した接近戦仕様の“ガンダム”――
≪感想≫
新ガンダム揃い踏み
まぁ、まだガンダムそのもののイラストは描き起こされていないのか、イラストはありませんが、《シェヘラザード》の登場によって、《エピオンパイ》含め新たなガンダム5機が確認されました(笑
ヒイロの乗る《白雪姫(スノーホワイト)》はウイングガンダム系列の機体でバスターライフルとビームサーベルを主武装とし、さらに火炎弾や凍結弾と言った多様な弾頭による狙撃すら可能と言う機体。
デュオの乗る《魔法使い(ワーロック)》はガンダムデスサイズ系列の機体で電子戦装備を施されたステルス機。ナノマシン技術を応用したハッキング・クラッキング能力で、自身やコウモリなど多様な幻影を相手のレーダーやセンサー、メインカメラに虚像として投影出来る機体。
カトリーヌの乗る《プロメテウス》はガンダムヘビーアームズ系列の機体で、十字架を模した大型兵装の中にガトリングガンやマシンキャノン、超大型ホーミングミサイルを装備する重武装型。それを自在に操る部分から、ガンダムサンドロック系列のハイパワーを継承している機体。
トロワ(名無し)の乗る《シェヘラザード》はガンダムサンドロック系列の機体で、サンドロック系列らしいアラビア風の短刀のみを装備する接近戦仕様の機体。民族舞踊を踊るかのような流線的な動きが可能で、近距離よりもさらに密接した零距離での翻弄する動きからの攻撃を可能にする機体。
五飛の乗る《エピオンパイ》はトレーズが開発した《ガンダムエピオン》にシェンロンガンダム系列の技術を組み込んだ機体。右手にドラゴンハング、左手にビームトライデントを装備する五飛用《エピオン》とも呼べる機体。
とりあえず、こんな感じですかね。あとは《トールギスヘヴン》とかありますけどw
トロワ・フォボスとカトリーヌはその内、ヒイロとゼクスみたいに互いの機体を交換するイベントとかあるんですかね? 一度、火星連邦に捕まるようですし、その際に交換するようなことになってしまうんでしょうか?
個人的には《シェヘラザード》の性能が予想外。もっとこう指揮官機として中・遠距離での戦いが可能な機体になるのかと思ってました。と言うのも、このガンダムたちは最初から四機、同一の製作者(ドクトルT・W教授・プリベンター)が手掛けているわけで、当然四機による連携を想定していたと思っていたんですよね。
そうなると、先行偵察および近接戦闘の《魔法使い》、中・遠距離による射撃戦闘の《プロメテウス》、制空権確保を可能にする飛行能力と上空からの狙撃が可能な《白雪姫》と言う布陣が当然想定されるわけです。するとこれら三機の連携をより高めるためのハブ的役割、指揮官機としての《シェヘラザード》が当然予想にあったわけです。
でも、そんな予想に反して《シェヘラザード》は超近接仕様。むしろこの機体、サンドロック系列じゃなくてシェンロン系列なんじゃないかと一瞬思っちゃったほど(笑 今のところ武装はナイフ(ヒートナイフ?)一本で相手に密接した状態で、のらりくらりと相手をかわしながらナイフで攻撃するアサシンのようなスタイル。この状況でさすがに、全体の連携への指揮は出来ないだろうwww
個人的にはまだ隠された性能があって欲しい《シェヘラザード》。だって、さすがにこれだけじゃ他の三機に見劣りしてしまう気がする。確かに《魔法使い》とはタイプの異なる接近戦タイプだから、どちらが優秀と言えるものではないのだけど……。《白雪姫》見たいに何か追加兵装パックがあるのを期待しますね。まぁ、それよりもさっさとイラストを描き起こして欲しいwww 早く、どんな姿をしているのか見てみたい。
さて、本編でカトリーヌの《プロメテウス》にマントを横流ししたのはW教授で、裏切り者はW教授でした。
が、
それすらも実は策略だったというW教授は、《白雪姫》で《プロメテウス》を攻撃と言う凄い展開に。そこまでの展開を読み切っていたW教授とカトリーヌの“宇宙の心”っていったい(苦笑
しかし、相手のクラッキング能力が凄すぎw まぁ、高度に優れた電子戦能力を持つ戦争っていうのは基本的に火力ではなく情報力による戦いになりますからね。
だから、個人的にこの相手のクラッキング能力と相対する装備が、《シェヘラザード》にあるものだと踏んでいたんですよ。《魔法使い》のハッキング能力でダミー情報を相手に流し、《白雪姫》《プロメテウス》で物理的な攻撃で援護しつつ、《シェヘラザード》のクラッキング能力で相手を封殺する、みたいなこと。元ネタは『劇場版機動戦艦ナデシコ』のナデシコCの能力ですw でも、それくらいの性能はガンダムならあっても良いんじゃないかなって。指揮官機ってことでサンドロック系列としても適切だと思ったし。
とりあえず、これで火星連邦へ。ヒイロとリリーナは再会となるのか。そしてヒイロは、PPPによる大虐殺を止めるべくリリーナを殺せるのか。リリーナに課せられたあまりに残酷な運命の行き先はどこなのか。期待していようと思います。
『ガンダムW ENDLESS WALTZ 敗者たちの栄光』はオペレーション・プレイアデス編。本編通り、ヒイロが《ウイング》でノベンタの乗るシャトルを撃墜。デュオも輸送機で参戦!? そういえば、確かこのストーリー、核ミサイル発射されそうにならなかったっけ?
最後に余談ですが、東京圏の方々は11/29から年内の毎週火曜日にTOKYO MXでTV版ガンダムW総集編28話・29話とENDLESS WALTS3話が放映されます。観れる方で、久々に観たい方はお忘れなくw(ちなみに年明けからガンダムSEEDのHDリマスター版が放映されるようです。どこか変わってるのかねσ(^◇^;))
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