ノイタミナ枠2話
『UN-GO』の方は、1話と変わって燐六の方が悪者風。善悪なんて所詮個人の価値観でしかないわけだから何とも言えないけれど、こうやって“どちらが正しいわけでもなければ、どちらが悪いわけでもない”という構図を作り出すのは巧いと思った。
結局、勧善懲悪だけでは測りきれない部分があるんだよ。
真実か、理想か。真実のためなら社会を脅かすことも厭わない新十郎と、理想のためなら少数の犠牲を許容する燐六。皆さんなら、はたしてどちらを支持し、あるいは皆さんならどのような道を選べるか。そんなことを考えながら、観てみるのも悪くないと思う。
『ギルティクラウン』の方は、中村悠一さんの声はツンのあとデレた時の破壊力が半端ないってことだろうか(ぇ いや、男だけどこの人とか、子安さんとか、神谷さんとか、緑川さんとかが第一線で求められ続ける理由がなんとなくわかる。もしも、自分ならきっとあの差し出された手を取っていたに違いない(笑
典型的な巻き込まれ型主人公と、恐ろしいほどの人望を集める絶対的リーダー。時に協力し、時に対立する存在ということで良いのだろう。男女問わず、恋愛感情含めて信頼を寄せられる涯のカリスマ性はとてもキャラクターとして立っていて良い。まぁ、万能過ぎて逆に個性が薄れる、というケースもあるんだけど。いのりとか綾瀬とか涯にゾッコンな感じだが、はたしてこの中で何人集へなびくのか(違
集が涯の手を取らなかった。その決断は意外と集が冷静だということを感じさせる。冷静というより、醒めてるというべきか。感情のまま突っ走るような主人公よりはずっと好感が持てる。とはいえ、巻き込まれ型主人公であることには変わらないから、この先どうなるのかは不安もあるが。
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