新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop 悲嘆の夜想曲Ⅰ ピースクラフトファイル2
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[新機動戦記ガンダムW]
悲嘆の夜想曲Ⅰ ピースクラフトファイル2
≪あらすじ≫
若き日の指導者ヒイロ・ユイは、ドーリアン家に引き取られのびのびと成長を遂げていたピースクラフト王家の双子の妹カテリナの家庭教師を務めていた。
一方、ヒイロはコロニー外壁の修復のアルバイト中に、戦火に巻き込まれたサンクキングダムから逃れてきた双子の姉・サブリナを救出する。そして、精神的に弱って行く彼女を前に、友人であったジェイ・ヌルと――後にドクターJと呼ばれる天才科学者に彼女が精神的支柱としていた猫の復元を依頼する。
しかしその頃、反連合軍に王室を乗っ取られたサンクキングダムは連合による早期解決のため、核弾頭ミサイルが打ち込まれようとしていた――
≪感想≫
完全に過去回想編。ヒイロ・ユイと、サブリナ、カテリナという二人の双子の王女たちの物語は少しずつ大きく動き始めている。
サブリナとカテリナの違いはちょっと面白い。リリーナの面影としてはカテリナの方が強い。精神的に強く活発で、サブリナは作中ではなかなか見かけなかった深遠のお嬢様といった感じ。だが、カテリナはそんな中でモビルスーツに乗ったり、戦ったりすることにためらいがないので、イメージとしてはゼクス(ミリアルド)に近いのだ。実際に《ワイバーン》に乗って大気圏突入して、王政復古と宣戦布告を宣言するくらいだからw
もしも、ミリアルドが女性として生まれて来ていたなら、リリーナはサブリナのように育ち、こんなサブリナとカテリナのような関係になったのではないかと思わせてくれる。
しかし、ガンダムWを本編から知るファンにとってニヤリとさせられるのは、ドクターJの詳細が語られたことだろう。ヒイロ・ユイと彼が友人であった可能性は前々から言及されていたが、改めてドクターJの若き日にもスポットが当てられているのが面白い。加えてヒイロ・ユイと本編に出てきたホワイトファングのカーンズの関係も明らかになったわけだ。
ドクターJが開発した《ワイバーン》はどう考えてもエピオンのMA形態を戦闘機にしたような感じでニヤニヤしてしまう。しかもその機体には最初期型のZEROシステムが搭載されているわけだ。まぁ、当時は未来を見せるなんてチートな性能なんて持っていなくて、単純に戦況を分析しそれを文字として伝える高度なAIシステムの一環であったわけだけど。
個人的にこっちの方がZEROシステムより有用なんじゃね? とか思ってしまう(爆
『ガンダムW ENDLESS WALTZ 敗者たちの栄光』はレイクビクトリア基地編。シェンロン無双が来ました。バッタバッタとエアリーズを粉砕してますwww あとは、老師O製の青いトールギスも初お目見え。頭部がリーオーである以外はトールギスっぽくていい感じです。
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