2011年7月新番チェック(いつか天魔の黒ウサギ、バカとテストと召喚獣 にっ)
いつか天魔の黒ウサギ
第1話『 900秒の放課後<前篇> 』
原作は知らないけれど、結構その名を耳にする有名なタイトルなだけにどんな展開かと思っていたのだが、うーん、これはちょっと予想外というか何と言うか、1話の掴みとしては弱いかなぁ。展開さえインパクトがあれば掴みOKってわけじゃないんだ、というのを悪い意味で実感させられてしまった。
確かに最後は衝撃的だった。せっかく呪縛から解かれたヒロインがいきなり刺し殺された展開は衝撃と言えば衝撃だが、もうすでにアバンでそういうフラグがあからさまに立てられているしなぁ、というのが本音。いっそ最初から最後までそう言った要素を隠し続けた挙句に、この展開ならどんでん返しとして楽しめたのかもしれないが……。
実際にはタイトル通り、これは前篇に過ぎないのだと思う。が、だからと言ってそれを「はい、そうですか」といって容認できるかどうかはまた別問題だ。60分やらないと視聴者に魅力が伝わらないと判断し、1話を拡大SPでやった『神様のメモ帳』は、同一の問題をそうした手法でクリアして見せたわけだが、正直あそこで「次回へ続く」とすることが正しかったのかどうか。
何より不憫にしか見えない幼馴染系ヒロイン・遥がもうこの時点であて馬感バッチリというのは、なんか勿体ないというかキャラクターとしてかわいそうに見えてしまうと言うか。もうちょい期待していたかったのだが、2話でどこまで挽回してくれるのか……。
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バカとテストと召喚獣 にっ
第1話『僕とみんなと海水浴っ!』
相変わらずの面白さ。コメディ作品としてこれほど面白い作品が、1クール内に1本でもあってくれるとだいぶ精神的に安定すると感じる今日この頃www 『バカテス』は時間帯で、ノイタミナ枠2本、『アイドルマスター』『まよチキ!』『猫神』『シュタゲ』『R-15』などと重なる可能性を持っているのが、最大の難点だった。
結局のところ、TBS枠2本も面白かったのだが辛うじて録画してあった低画質の『バカテスにっ』の方がコメディとして面白いことから、たぶん今期のこの時間帯はコレを視聴することになりそう。実際、バトルモノや科学SFモノがすでに存在している分だけ、こう言う純粋なコメディはむしろ貴重だと思う。コメディ枠なら『ゆるゆり』もあるにはあるが、やっぱり私は普通のラブコメの方が楽しく視聴できそうだ(苦笑
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