2011年7月新番チェック(異国迷路のクロワーゼ The Animation 、ゆるゆり)
異国迷路のクロワーゼ The Animation
第1話『入口』
十九世紀のパリが舞台となる作品。原作は漫画らしいが、調べると既刊は2巻のみだとか。そうなると、当然アニメ作品においてコミックス2巻分など下手すれば折り返し持たずに消化してしまう可能性すらあるわけだから、随所にアニメオリジナルの話を持ってくるのか、あるいは消化するだけしてしまってあとはアニメオリジナルにするのか。
どちらにせよ先行きがどうなるのか期待半分、不安半分。
文字通り、異国の地での湯音の生活と、異国人である湯音に接するクロードの物語にはなりそうだ。湯音はとても可愛く描かれているし、声を担当している東山奈央さんの声も良い。湯音を愛でるためだけに視聴も出来そうな人が出現しそうなくらい。
慣れない異国の地・異国人という状況に果たしてどういう物語が紡がれるのか。最初のうちは、ちょっと衝突し合いでテンションが右肩下がりになってしまいそうだが……。
⇒公式ホームページ『異国迷路のクロワーゼ The Animation』
ゆるゆり
第1話『中学デビュー』
中学生が主人公の作品は多くなってきているのだろうか(『DOG DAYS』とか『そふてにっ』とか『戦国乙女』とか)。まぁ、高校生ってのは使い古されて久しいし、かといって大学生となると精神的に成熟を始めているケースが多いから、必然的に中学生ということになるのか。まぁ、『ヱヴァ』もそうなように高校生よりも中学生の方が「多感な時期」というイメージはあるけれど。
原作が漫画の作品で、どうやらタイトル通り百合要素が強い作品のようだ。『白狼PunkRockerS』さんとか、この作品取り上げてくれたらきっとネタ的に面白い記事とか書いてくれそうだけど、どうなんだろう?
それはさて置いて、女の子四人組という形も王道的なキャラ配置になってきた。二人組はバリエーションに欠け、三人組だとどこか物足りなさやペアの場合に一人余るため、バリエーションが多く作れさまざまな属性のキャラを入れられペアが二組作れる四人組は、一つの理想形なのかもしれない。
ただし、すでに結構使われている組み合わせであることもまた事実。そこをどうストーリーとネタで斬新さが出せるかどうかが、カギか。
⇒公式ホームページ『ゆるゆり』
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