Aチャンネル 総評
「トオル」はこの春から高校生。一つ年上の幼馴染「るん」が大好きで同じ高校に進学が決定! 嬉々としながらそのことを報告しに行った彼女の前には、「るん」とイチャつくナイスバディの「ユー子」と眼鏡におさげというクールっぽい「ナギ」という二人の「るん」の同級生が!?
天然でどこか抜けている「るん」、るんちゃん大好き「トオル」、スタイル良いのに気弱ないじられ役の「ユー子」、ダイエットに悩むクールなツッコみ役「ナギ」の四人が織り成す女子高生の日常ストーリー
そんな『Aチャンネル』の私の評価ですが...
A
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
Aチャンネル 総評
放映日:2011年04月~2011年06月(全12話)
私が視聴した放映局:TBS
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:B
飛び抜けた要素は特になく、本当に四人の女子高生を軸にその特性を活かした形でシナリオが組まれた感じ。最後だけは「トオル」とそれ以外の三人の年の差を巧く利用した形ではあったものの、それ以外では可もなく不可もなくといった感じに収まってしまった、か。
しかし、逆を言えばそれだけ日常に特化したストーリーであったと言うこと。日常からかけ離れてしまってはこの作品の本質からも離れてしまう危険性が高いため、そこで敢えて抑え留まったのは良かったと思っている。可もなく不可もなくの評価でBなのは、そういう意味合いもある。
演出 評価:A
演出面で言えばやはりED曲とは別の挿入歌を入れるタイミングの工夫だろう。これもまた立派な演出の一つ。日常を描いて、バトル要素など特殊な要素のほとんどのない作品だが、この挿入歌一つで巧く視聴者の感情に刺激を与えることが出来たと思う。
作画 評価:A
放送終了後に原作に手を出したのだが、原画を忠実に再現している感じがとても良い。こう言う時はどうしても、大量生産しやすい形にデフォルメされてしまう部分もあるが、誠実に再現した感じ。
CAST 評価:B
キャラクターのイメージと声域を最も重視してキャスティングしたような感じ。個人的には主要四人よりも、サブの教師三人(沢城さん、茅原さん、小野さん)のキャスティングが絶妙だったと思ってる。
OP/ED/BGM 評価:A
何と言っても毎回のようにある挿入歌。キャラソンとして売り出すのかと思えばそうではなく、BD・DVDの特典と聞いた時は力が入っているなぁ、と思ってしまった。これだけの数を製作し録音しマスタリングする作業はかなりの労力を用いる。それでも最終話までそれを貫き通したのは凄いと思う。
個人的にはEDが好きだったので、EDだけでも普通にCD化して売って欲しかったな(苦笑
総合 評価:A
内訳:A評価(4点)×3+B評価(2点)×2=A(4.0点)
女子高生の日常を描く、四コマ漫画を原作とするアニメ。
これだけ書くと『けいおん!』の二番煎じ的な感じがどうしてもしてしまうが、そういう部分をいろいろなところで打ち消そうと工夫が見られたかな、と思える。極論を言えば『けいおん!』と比較して四コマ漫画としての雰囲気を極力残している感じがあるのが本作と言える。『けいおん!』は逆に巧く再構築してアニメストーリーに組み替えている感じ。
キャラ原画もそうだし、とても原作をリスペクトして誠実に作っているのが観ていて伝わってくる作品で、特に原作を知っている人に向けてはとても良い出来栄えだったと思う。
それだけに原作ストックがない現時点では、当分第二期は期待出来ないかな、と思えてしまうのがちょっと残念。まぁ、それでも十分に楽しませてもらった作品でした。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 ユー子
関西弁を喋る女の子ってなんかはんなりしていて可愛い。大阪弁のちょっとドキツイ感じともまた違う感じだしね。
2位 るん
天然少女w というか福原さんに天然少女やらせたら無敵なんじゃ(マテ
3位 トオル
最初はただの乱暴っぽい感じだったのに少しずついろいろな人と交流を持って変わって行く部分と変わらない部分がハッキリと見えたのは良かったなと思える。
- at 17:13
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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