GOSICK 第19話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[GOSICK(ゴシック)]
『薔薇色の人生は新雪に埋もれる』
≪あらすじ≫
クリスマス。それは聖なる夜であると同時に、ヴィクトリカにとっては自らの誕生の夜であり、コルデリアにとってはおぞましい男・ブロワ公爵に望まぬ子を産まされた夜。
1924年、冬。一弥はクリスマスがヴィクトリカの誕生日だと知り、彼女に何かプレゼントを贈ろうとソビュールの首都ソブレムに足を運んだ。途中、ゾフィーのバイクに乗せてもらった時、ゾフィーもソブレムで公演される悲劇の王妃「ココ・ローズ」を題材にした演劇「ソヴレムの青い薔薇」を観劇するのだと話を聞かされる。
一方、コルデリアはおぞましい男に望まぬ子を産まされた夜のこと、その日に至るまでの過去を思い返していた。汚辱と憤怒に彩られたコルデリアの人生。その中で、もし一片の救いがあるとするならそれは望まぬ形であったとしても愛しい我が子には変わらないヴィクトリカの存在だった。
ヴィクトリカに託された一枚の手紙。そこに書かれていたのは次の嵐が近いこと。母の想いに応えるべく立ち上がるヴィクトリカだが、その前に彼女はどうしても一弥を見つけたかった。彼が自分を見つけてくれたように……。しかし、結局一弥は見つからずその日のうちにグレヴィールがヴィクトリカを迎えに来る。
彼はヴィクトリカに告げる、「ソビュールで最も有名な未解決事件を解け」と。それは悲劇の王妃ココ・ローズにかけられた謎――
≪感想≫
◆すれ違い……すれ違ってるのか?
話数的にも内容的にもいよいよ最終章が開幕した、といったところ。ありきたりな感じではあるが、まずは一弥とヴィクトリカがそれぞれ引き離された状態で互いの望みや願いを見つめ直すところから始まるのだろう。
しかし、それでも一弥はソブリムの劇場近くにいるし、ヴィクトリカもまたそこへ向かって謎を解くことになる(ブロワ侯爵の言葉通りなら)のだから、実はすれ違ってると言うよりは単に会えなかっただけで時間がたてば合流出来そうなポジションに二人ともいるんだよねwww
精神的に二人がすれ違っていないことなんて言うまでもないが、物理的にももしかしてすれ違うことはないのかもしれない、とも思ったり。もし「すれ違ってしまった」ことをテーマにした話なら、むしろ前回までの「ベルゼブブの頭蓋」編の方が相応しい気もするし。
1924年冬時点でどうやら二度目の嵐は近いようだ。「嵐」というのはずっと世界大戦のことだと思っていたのだが、そうなると違うのかもしれない(第二次世界大戦は1939年から)。もちろん、『GOSICK』の世界は私たちの世界に「ソヴュール」という架空の国が混じっている架空の世界なので、私たちの歴史通り1939年が大きなきっかけになるとは限らないのかもしれないけれど。
ちょっと調べたけれど、1924年末から1925年初めにかけてヨーロッパでも世界でも「嵐」と呼ぶほど大きな動乱は確認出来ない。せいぜいイタリアで独裁宣言されることくらいだが、そこにソヴュールが一枚噛んでくる展開になるのか、あるいは架空の国家であるソヴュールに大きな内乱がおきるのか、はたまた完全にオリジナルの歴史を刻み始めるのか。
巻き込まれたココ・ローズの謎。それを考えればソヴュール国家を転覆させかねないほどの謎がそこには秘められており、そこでヴィクトリカが力を見せることで世界は動き始めるのかもしれない。
偶然の一致で手に入れた、ヴィクトリカがコルデリアから託されたものと同じ形のペンダント。ありがちな展開ではあるけれど、それを一弥からヴィクトリカに渡せる展開になってくれればいいな、と2クールかけて二人の物語を見守ってきた視聴者としては思わずにはいられない。
◆余談
そういえば、結局ココ・ローズの謎ってのはハッキリしなかった。強いて挙げれば透明になる魔法の石、か。それも正体の割れたリヴァイアサンから渡されたと言う時点で、ヴィクトリカには答えが解っているのだろうしなぁ(苦笑 お約束な推理物作品なら最終章には主役が苦戦するような謎がありそうなものだが……。
その辺は来週から描いていくのだろうか。まぁ、『GOSICK』に推理要素は期待していないので、いっそのことバッサリカットして一弥とヴィクトリカの物語を軸に描いてもらっても、個人的にはアリだと思うけれど。
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NoTitle
ですよね。なのでこの嵐と言うのが架空の国、ソビュール国内だけの話になる可能性が強いかと思われるのですが、果たしてどうなるのか楽しみですね。