DOG DAYS EPISODE.6
『星詠みの姫』
≪あらすじ≫
シンクが召喚されて数日が経過した。未だ明確な帰還の方法は発見していないが、過去に召喚された勇者が役目を終えて帰還した前例を発見し、前向きにシンク帰還の方法もリコたちが捜している。
シンクはその間、客人として高い戦闘力を持つが故になかなか互角の戦いが出来ず訓練もままならないエクレールの相手をしたり、同じくビスコッティに帰還していたダルキアン卿やユキカゼとのんびりした日々を過ごす。
しかし、隣国ガレットではきな臭い雰囲気が漂う。そんな中で、レオンミシェリは己の星詠みによって“確実にシンクとミルヒオーレが30日以内に死亡する”という未来を視てしまう。彼女はそれを止めるべく、“とある行動”に出ようとしていた――
≪感想≫
◆ゲーム化してくれないかなぁ…
「嵐の前の静けさ」
この言葉がピタリと当てはまるような30分だったのではないだろうか。シンクと対になりそうなカップリング相手であるミルヒオーレ、エクレール、リコッタ、ダルキアン卿、ユキカゼといった五人とシンクが、なんでもない日常を過ごす日々は平穏そのものと言える。本当に恋愛SLGや好感度要素のあるRPGとかが原作のようなイベント消化であるwww
そう考えると、『DOG DAYS』って意外とアクション系ADVゲーム向き、あるいはその逆でアクション系ADVゲームを意識した造りなのかもしれない。
例えば日常パートと戦パートがあって、日常パートは恋愛SLGのようにコマンドで「城内」「騎士団詰所」「研究室」「オンミツ部隊の館」などの場所に自由に行き来して、その場で出逢ったキャラの好感度を上げる。
戦パートでは『マリオ』のようなアクションゲームか『うたわれるもの』や『スパロボ』のようなシミュレーションゲームを展開する、と言った具合。で、戦パートでは紋章術っていう必殺技があって、シンク単体の紋章術のほかに日常パートで好感度を上げたキャラクターの支援攻撃(エクレールなら合体紋章術、リコッタなら支援砲撃みたいな)も受けられる。
そして一定のラスボスやラストステージがあってクリアするとここまでの選択肢と好感度によって「地球帰還ベッキーED」とか「フロニャルド永住ミルヒオーレED」とか「騎士団入団エクレールED」とか「ガレットに移籍レオンミシェリED」とかがある、みたいな……。
あれ? 割とフツーにゲーム化出来そうな内容じゃね? むしろゲーム化して欲しい。ゲーム化してもっとボリュームがある内容でこの作品とその世界観にドップリ浸かってみたいwww
コホン、話が脱線してしまったが、こんな感じではないだろうか? どういう感じかと言えば、そういうゲーム風に言えば今回は日常パート回である、と言うこと。そこでシンクは満遍なくヒロインたちの好感度を上げるためにせっせと行動している勇者である、と(ぇ
◆紋章術 -星詠み編-
輝力を使った紋章術の系統の一つがこの『星詠み』である。紋章砲などの攻撃的な戦闘用紋章術とは違い、戦闘ではあまり役には立たない支援用の紋章術と言う認識であっていると思う。出来ることは透視、遠隔視、そして未来視といった視覚情報を拡張することになるだろう。
紋章術そのものも一定の才覚を要しそうな感じだが、その中でも星詠みはさらに特定の才能が必要とされるようだ。まぁ、こればっかりは向き不向きの問題でもあるだろう。ただ、おそらく各国王族にこの手の才能やそれを継承する遺伝子が組み込まれているのは、たぶん間違いない。
古の時代、それこそ中世くらいまでの時代では私たちの地球でも占術や占いといったものによって国家の行く末を透視したり、国や組織の政策を決めたりしていたとも言われる。
おそらくそれが、フロニャルドでも現在進行形で行われているのだろう。私たちの世界では近代・現代になるにつれ非科学的なものは認められない風潮になり、またそうしたメカニズムや原理がハッキリしないこともあって廃れてしまった国家の運営術であるが、フロニャルドでは『星詠み』という形で一定のメカニズムや原理がハッキリしていることで国家を運営する術として積極的に用いられているのだろう。
そう考えた時、『星詠み』として求められるのはミルヒオーレのような別の世界を遠隔視することではなく、レオンミシェリのように未来を視ることで今後の国の政策や施策を決めること。そして、そうやって未来を視ることが出来るのであれば、そうした人材は重宝されていく。重宝された結果その人物が国の重鎮になったり、あるいは国そのもののトップに立つと言うことも十分に考えられるわけだ。
ミルヒオーレ、レオンミシェリといった国の領主が都合良く『星詠み』が行えるのは、実は逆だと言える。都合良く彼女たちが『星詠み』を使えるのではなく、彼女たちは代々『星詠み』が使える一族としてそれぞれの国で領主に招き入れられ、祀り上げられているのだ。
もちろん中には単純に代表として祀り上げられるのではなく、その技能を活かし重宝されるようなユキカゼのような立場の人もいるわけだが。
さて、星詠みの原理やメカニズムについてだが、個人的には二つほど可能性を考えている。
一つは自身の輝力と天地に満ちるフロニャ力を同期させることで、天地に満ちるフロニャルド全体の膨大なフロニャ力を利用し土地神の知識や能力を借りて遠くの場所や世界のもの、果ては未来まで視ると言うものである。これは言ってみれば、自分の輝力を使って神様(『星詠み』の名称を考えればお星様といった方が正しいのかも)に「見せて下さい」とお願いして見せてもらっているようなものだと思ってもらえればいい。なので、先天的な神性の強さや土地神に気に入られているかどうかで、『星詠み』の精度やレベルが変わる。
もう一つは自分自身の視覚を強化すると言うこと。自身の輝力を使って視覚を極限まで鋭敏化させて遠くのものを視通したり、果てに未来まで視通す。こちらはあくまで自分の力だけで、という部分がポイントになり、『星詠み』のための道具(鏡のようなディスプレイ)は極限まで強化した視力の代用品ということになる。
現状で考えれば前者の可能性が高いのかな、と思っている。まぁ、前回シンクやユキカゼの身体能力や走行速度の強化を考えれば、後者の要素も少なからずあるのかもしれないが……。
★エンディングが見えた!?
『神のみ』の桂馬ならきっとこう言うに違いない。そんな感じの展開がラストにあったわけだが、これがマジで的中していると(偶然にせよ)ネタバレになってしまうので、一応反転しておく。もしこの予想が正解してしまっていても責任は取れないので、自己責任で閲覧はお願いしたい。
で、書いたのだけれどとても長くなってしまった(笑 さすがに空白地帯が長く続くのもアレなので、追記に書かせてもらっているので、月詠なりの『DOG DAYS』エンディングまでの道のりが気になった方がいたら、追記で確認して下さいw
EPISODE.7『宣戦布告』
★『DOG DAYS』エンディングまでの道のり予想・その1
以下反転。
『星詠み』は輝力を使い土地神の知識を借りるものであった。ゆえにその近くにある土地神の影響を強く受ける。
レオンミシェリが手にした武器“フランベール”は魔物へと変化してしまったガレットの土地神が宿る特殊な武器であった。
“フランベール”はレオンミシェリを使い、自身の影響が及ぶ支配土地(支配エリア)を拡大させようと彼女が大切にするミルヒオーレの死ぬ映像を『星詠み』の結果として投影し、それを阻止しようとレオンミシェリが戦争を起こすよう画策してきたのだった。
“フランベール”というかつて土地神であったはずの魔物に間接的に操られているとも知らず、レオンミシェリはそれがミルヒオーレのためになると信じて、遂に平和的な『戦』を放棄し領土拡大のための侵略戦争を開始すると宣戦布告。容赦なく隣国国民たちを殺害しながら領土を拡大させてゆき、とうとうビスコッティ王城にまで迫る。
騎士団を撃退し城内に潜入したレオンミシェリは、ミルヒオーレと彼女を守ろうとするシンクと相対する。戦神の如き武力で二人をなぎ倒したレオンミシェリ。しかし、そこで血を流して倒れるミルヒオーレとシンクの姿が、かつて自分が視た『星詠み』の結果と一致していることに気づく。そう、ミルヒオーレとシンクが死亡する未来を実現してしまったのは“フランベール”に操られていたレオンミシェリ自身だったのだ。
――BAD END……にはさすがにならないと思うので続きますwσ(^◇^;)
だが、ミルヒオーレとシンクも出血は多いが一命を取り留めていた。しかし、自分のしてしまったことの大きさと自分が操られていた事実にレオンミシェリは、“フランベール”に完全に操られてしまい暴走を開始。怪我も癒えぬままシンクは、「僕は勇者だから、ミルヒオーレやビスコッティのみんなを守らなくちゃ」と言ってレオンミシェリを止めるべく立ちあがる。
絶望していたエクレール始めビスコッティ騎士団だけでなく、レオンミシェリの異変に気付いた弟ガウルやその親衛隊、ガレット獅子団までがシンクの姿を見て総動員でレオンミシェリを止めるべくシンクの後に続く。だが、圧倒的な武力と紋章術を振るうレオンミシェリのパワーは圧倒的だった。
そこにダルキアン卿が姿を見せる。再び国を離れていた彼女はようやく自身が捜し続けていた秘宝を見つけ戻ってきたのだった。その秘宝とは魔物祓いの秘宝。それを使い、レオンミシェリから“フランベール”を分離させると、シンクはありったけの輝力を使った紋章砲で“フランベール”を撃退するのだった……。
土地神を喪ったガレットでは『戦』は出来なくなってしまった。国家として国土を喪ったに等しいガレットだったが、ミルヒオーレの温情によってビスコッティに編入されるものの、自治権が認められた独立領として少しずつ復興を開始する。領主には若いながらもガウルが座り、今回の一件の責任を負いレオンミシェリは玉座を退いていた。
そのレオンミシェリは「あの犬姫に借りが出来た」としてミルヒオーレを支える側近として仕え始める。時に手厳しくミルヒオーレを指導するレオンミシェリだったが、ガレットの領主だった頃とは違い、二人は“領主と側近”であると同時に幼いころと同じ“親友同士”へと戻っていた。
そして、ありったけの輝力を使い切ったシンクはその役目を終えたことでかつて遠方の地の勇者たちと同じように地球へと還って行った。今、シンクは単なる『戦』の“勇者”としてだけではなく、長らくビスコッティとガレットで語り継がれる“英雄”となっていた。
時は流れ――久方ぶりに、ビスコッティとガレット自治領が「内戦」という形で『戦』を開催することになった。ミルヒオーレはその『戦』を見ながらシンクがいた時のことを思い出す。その時、ふと上空に魔法陣が浮かび上がって来て、そこからは(EDの最後のような感じで)両国を救った“英雄”の姿が降臨するのだった……。
凄い長い妄想だwww まぁ、でもこんな感じが個人的には今可能性としてあるかなぁ、と思ってる。これならそこそこシリアスさも出せるし、シンクも活躍出来るし。
ここはネタバレにならないと思うので反転させないで書くが、レオンの視た『星詠み』って不自然極まりない。一見するとシンクとミルヒオーレの相討ち風なんだけど、そうなるとミルヒオーレはあの短剣(召喚に使ったやつ?)でシンクの神剣パラディオンを真っ二つにしたことになるし、シンクも棒でしかないパラディオンでミルヒオーレにあそこまでの出血を及ぼす怪我をさせないといけないことになるし。
そうなると、やっぱりあれには第三者が絡むわけかな、と。
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- at 01:02
- [アニメ(放送終了):DOG DAYSシリーズ]
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素晴らしいです
反転されていた妄想w部分読ませていただきました。
まさに、理想形と言ったところでしょうか。
これが、もし2期だとかがあるのであれば、シンクが元の世界に帰った後、もっと大きな組織・団体がビスコッティもしくは、地球を訪れ、猛威をふるうと言った王道的な展開も想像していたのですが、1期で終わりっぽいのでそれはなさそうですね。
もしくは、どちらかビスコッティでの何かを巡っての全面戦争的な物も想像してました。
あくまで私の妄想ですが、(別視点で考えて見ました)
若本声の旦那wが主導で、と妄想しました。
彼が、何か密に探し物をしていて、それを巡った全面戦争となり、各国の騎士たちの血が流れ、それを止めるために、ビスコッティ側の、ミルヒやシンクも止めに架かるも撃沈。
星詠みで出ていたシーンはその時の物かと勝手に予想。
探し物が何なのか分かりませんが、それを巡った戦争になることも充分にあり得ますね。