ブラッディ・クロス 第5巻

≪あらすじ≫
第三、第四、第五の神の遺産が同時に出現した聖戦。続側、皐側にそれぞれ潜むスパイの暗躍によって、三つの遺産は三つの勢力の手に一つずつ渡った。さらに『対天使用の遺産』と『対堕天使用の遺産』が続と皐を牽制する。
アルカナは今後、続と同盟を結ぶか、皐との同盟を維持するかの見極めのため、続と条件付きの遺産の交換を提案する。
そんな中、アルカナ内部では日向が続側のスパイであることが判明し捉えられてしまう。そんな彼の前に、独断でアルカナに潜入してきた月宮が現れて―――
≪感想≫
日向大活躍。
全く出番がなかった第三巻、ようやく「実は味方でした」と判明した第四巻からようやく、もう一人の主人公として活躍してくれましたw いやー、長かったね。作者の中では「主役」扱いではないらしく、巻末あとがき漫画では「主役」を差し置いて三度目の表紙と喜んでたwww
ストーリーは複雑というか混雑してきた感じ。スパイが多く、嘘や騙しが平然とある作品だけれど、さらにその醍醐味が集約された感じ。コミック1巻分としてのページ数も結構ある方なので、かなり読み応えがあります。
そして、巻末には新キャラ「常盤」も登場。次巻予告では新組織「神葬」も出てくるらしい。月宮と同じ刻印を常盤が持っていることなど、伏線もちゃんとあるのでストーリーとしても面白いですね。
個人的には月宮と日向の信頼関係が急激に回復したところと言うか、何だかんだで日向が気になる月宮のツンデレっぷりが可愛過ぎてしかたないのですが(ノ∀`*)アイター
そう言えば、コミックの帯には「アニメ化期待アンケート 1位獲得!!(2010年11月号連載作品内読者アンケート調べ)」と。そうなのか、まぁ第四巻の時にはアニメ化もドラマCD化もさっぱりなのに、櫻井孝宏さんをわざわざ起用してのTVCMとかPVとか作ってる作品なので、人気は高いのだろうなと思っていましたが。
個人的には、アニメ化して欲しくない作品。
厳密に言えば、ちゃんと完結するまでは避けて欲しい、かな。もし他メディアに展開するとしても、ドラマCDくらいが今は無難な気がする。
原作未完のアニメ化って絶対どこかで終わらせないといけない都合上、アニメオリジナルで終わってしまうことがほとんど。でも、たいがいアニメオリジナルの終わり方って改悪になることが多いのが難点なのが、大好きな作品としては胸が痛い。
あとは、そもそもこれ一般向けする作品じゃないしwww だって騙して裏切って、スパイやってを繰り返す作品なんだよ。意外性なんかはあるだろうけれど、少なくとも日常系やアニメオリジナル系作品が活躍する今のアニメ業界の流れではないと思うwww
- at 01:30
- [特集:ブラッディ・クロス -BLOODY CROSS-]
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私もブラッディクロスアニメ化してほしくない方です(´ω`;)