2011年4月新番チェック(Aチャンネル、そふてにっ、Dororonえん魔くん メ~ラめら)
女の子四人組と言う形式は、物語として描きやすい以上に流行っているのだろうか、と思わせる作品の数々(´・ω・`)
Aチャンネル
第1話「好き」
巷の期待度で言えば、今期本命作品の一つと言っていいのだろう。
放課後を楽しむ女の子四人組の日常を描く作品、と言うことで良いのか。系統としてはやはり『けいおん!』系に近いのだろう。『けいおん!』以前の女の子四~五人組で学園系(放課後日常系)を描く作品を知らないので、これ以前にこの系譜を成立させるような作品があったとしたら申し訳ないけれど、やはり昨今のブレイクっぷりを考えれば『けいおん!』系と名付けるのが解りやすいのだろう。
『けいおん!』の第二期『けいおん!!』では“あずにゃんぼっち問題”が一部で取り上げられ、一人だけ学年が違うことと言うものを強く印象付けられたが、本作『Aチャンネル』ではその要素をさらに強くした感じ。
初っ端から主人公四人組で、一人だけ学年が違うスタートとか明らかに終盤シリアス展開になればここを突かれることは火を見るより明らか。序盤はもっと日常を描く感じになるのだろうが、終盤にかけてどう描くかに期待。
ただ『けいおん!』系の作品は、日常を描き際立ちにくいストーリーを補うだけの、主要キャラの可愛さや魅力が引き立って初めて成り立つ。四人のキャラはまるでタイプが違うので、そこをどう引き立ててくれるかが勝負か。
そふてにっ
第1話「あされんっ」
同じく女の子四人組(EDを見ると増えて五人組になる?)によるユルユル部活系作品。
『Aチャンネル』とは別の意味で『けいおん!』系の作品だろうし、『けいおん!』系の作品としてはむしろこちらの方が近いのかもしれない。
そもそも『けいおん!』と言う作品が、“魅力的な女の子四人組(五人組前後の小集団)”“緩いがリアルな日常系”“部活系”“極力男子キャラを排す”という四つの要素を持っており、『Aチャンネル』よりも『そふてにっ』の方がその要素は満たしているということになる。
ただ『けいおん!』よりももっと部活系作品としての要素が強い印象がある。ちゃんと部活をしているシーンがあるし(マテ)、日常の要素も酪農地帯(北海道?)が舞台となっていることを強く印象付けさせてくれる出来事が逆に(例え酪農者の生活を知らなくても)緩いんだけどリアルな日常を実感させてくれる。
何より『けいおん!』よりも抜きん出ているのは、そのエロさか。その辺り、『けいおん!』は完全に清純に描いていてノータッチな分だけ、『そふてにっ!』の妄想が激しい主人公は最高に面白い。
大穴として終了時に、今期最高作品になっているポテンシャルを感じさせる。……まぁ、『けいおん!』同様、スゲー記事書きづらいんだけどさwww
Dororonえん魔くん メ~ラめら
第1話「昭和だ! えん魔だ! 妖怪集合!」
完全に毛色の違う作品が飛び込んできた。タイトル通り“昭和”っぽさを感じさせるキャラが何とも言えない。昔作られた作品を今の技術でアニメ化したらどうなるのか、と言うのはときどき考えることだが、それを正に実現した感じである。
ストーリーの展開やキャラクターの魅力など、今のストーリーや設定に慣れ切ってしまった私たちにとってみればむしろ新鮮ささせ感じるほどで、昭和っぽい独特のテイストとタイミングが何とも言えない味を出してくれている。
キャスティングもとにかく豪華で名実共に第一線級の超ベテランが勢ぞろいしており、そうした作品やキャラクターが持つ独特の味わいを表現してくれている。
そしてとりあえず、能登麻美子さんが「地獄」「妖怪」と名のつくものに強い縁を持っている、と言うことを実感したwww(マテコラ
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