レベルE 総評
地球人が知らないだけで、この世界は多数の宇宙人であふれている。有効的な種族もいれば好戦的な種族もいる。ただ、地球人だけがその事実に気付かず、この星に潜む宇宙人と知らず知らずのうちに共同生活をしているのである……
そんなある日、ずっとベンチだったが中学時代に全国大会優勝を収めたチームに在籍していたことが理由でスポーツ推薦で高校進学した筒井雪隆は、謎の記憶喪失の宇宙人と知り合う。その宇宙人を追う黒服の男たち。
雪隆は何だかんだでその宇宙人の手助けをするが、その宇宙人本当は宇宙でもかなり強大な権力を持つ国家の王子で――
そんな『レベルE』の私の評価ですが...
A
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
総評
放映日:2011年01月~2011年03月(全13話)
私が視聴した放映局:テレビ東京
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:S
これは原作が秀でているのだろうが、短編から中編の繋ぎ合わせの作品ながら関連性や、一本一本の作品の伏線、起承転結の使い方が非常にうまい。最後の最後でのドンデン返しも多くて意外性が高い。
演出 評価:A
もっと乱雑かと思いきや丁寧に描いていた印象。基本どんでん返しや意外性を突くような展開が多いので心理描写も何もあったものではないのだが。
作画 評価:A
富樫っぽさのある作風が、原作をリスペクトしている感じがして好きだった(原作知らないけど)。ベタ塗りチックだったところは、アニメ版の幽白を毎回ちょっとだけ思い出して良かったかな。大きな崩れは観られなかった。
CAST 評価:B
こういうと失礼なのだが可もなく不可もなく、と言った印象が強過ぎる。そもそもにして王子と隊員以外は、レギュラーキャラがほぼいないと言う独特の作風なので、キャストも短編が終わると刷新されるように変わっていた印象があるし。
OP/ED/BGM 評価:C
あんまり印象に残らなかったのが本音。
総合 評価:C
内訳:S評価(5点)×1+A評価(4点)×2+B評価(3点)×1+C評価(2点)×1=3.6点(Aランク)
かなりコメディ要素を盛り込みながらも、時折真剣に描いて、やっぱり最後にはコメディでドンデン返しを持ってくると言うストーリー展開がクセになりそうな魅力のある作品。
短編~中編のようなシリーズを組み合わせたような構成だが、逆にそうすることで様々な視点・場面・環境で原作者が描きたかったものが描けたのだろう、と思えた。そうした中心にいつもバカ王子がいるのは、あくまで作品としての体裁を保つためであって、同じ作品の中で多角的にいろいろなことを描き、訴えることが出来ているのがこの作品のような気がした。
そうした作風や展開から「出来れば一気に観たい」と思わせるような作品も多い中で、1週ずつ放映することに適した作品だったのではないかと思う。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 クラフト隊長
CV子安武人は反則だろう、と思ったwww スゲーあってるし、あのぶっ飛んでいる感じがたまらない。
2位 バカ王子
もうキャラ名バカ王子で良いやwww 全ての元凶。でも、最終話とか意外とサッパリ潔いところもあったり。
3位 筒井雪隆
全ての始まり、になるのかw 何となく高校生っぽくはないが、全力で王子にもツッコむ姿勢が好き。
- at 21:18
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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