T.P.さくら 総評
代々、時空樹と呼ばれる枯れない桜の木と感応し時空をタイムトラベルすることが出来る一族・芳乃家。その9歳の少女・芳乃さくらは次代を担う人間としてすでに相棒のアルキメデスと共に時空犯罪を犯すものたちを取り締まる立場にあった。
だが、それは裏の姿。表は普通の小学生で、クラスメイトでもある朝倉純一に淡い恋心を抱いている。
そんなある日、その純一を巻き込む大事件が勃発する――
『D.C.~ダ・カーポ~』シリーズのキャラクターたちを使ったまったく新しい作品。
そんな『T.P.さくら』の私の評価ですが...
A
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
T.P.さくら 総評
放映日:OVA作品(2011年3月TV放映)
私が視聴した放映局:東京MXテレビ
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:A
前後篇の1時間番組としては非常に良く纏まっていた部類。奇を衒った魔法少女モノも多い昨今では、非常にベーシックでオーソドックスな魔法少女モノとして仕上がっている。
演出 評価:A
全体的に完成度の高いエフェクトや演出。欲を言えば、芳乃局長や月城アリスらバックアップメンバーの心情がもう少し描かれれば良かったとは思うものの、尺を考えればそれは高望みしすぎと言うものだろう。
作画 評価:A
元々がOVA作品なのでクオリティ自体は高いが、最高ランクには至らない。
CAST 評価:C
ゲーム版と同じ仕様なのだが、どうしてもオリジナル『D.C.』のプレイ暦が長いために、そちらの印象が強過ぎて違和感は拭えない。それでも、オリジナル『D.C.』に近い声域でのキャスティングが工夫されていたとは思う。
OP/ED/BGM 評価:C
まぁ、そんなに強い印象ではなかったし、無難な楽曲で納めてきた印象。
総合 評価:A
内訳:A評価(4点)×3+C評価(2点)×2=3.6点(Aランク)
3点台後半のAランク。
シナリオのところでも語ったが、非常にベーシックな魔法少女モノの作品として仕上がっているのが好印象。必ずしも気を衒った作品が優秀なわけではない、という良い証明になっただろう。
しかし、最近の魔法少女は「魔砲」をぶっ放すのが流儀なのか(笑
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 杉並
唯一TV版のオリジナルキャストのまま採用されている杉並。それだけ彼は別格と言うことかw
2位 芳乃さくら
枯れない桜の木の影響をいい方向に改編したので、本来彼女の持っていた腹黒っぽさが消えて純真な感じに。
3位 朝倉純一
『D.C.』ではあんなにプレイボーイだったのに、すっかり普通の少年に。でもこれくらい普通の少年が良い。そういえば、彼が作っていた和菓子は原作同様に彼が魔法で生み出したのか?
- at 19:44
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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