東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!
日本代表 2-1 Jリーグ TEAM AS ONE
諦めない情熱と底力
被災地へ届け…
試合内容に関しては考察するだけ無意味だと思っているので、辞めておきましょう。まずは日本を代表するサッカー選手46人とザッケローニ・ストイコビッチ両監督含めた両陣スタッフたちの被災地への熱い想いと諦めないパワーが届き、一人でも多くの人々の復興への勇気と活気に繋がってくれることをただ祈ります。
しかし、この試合でゴールを決められるキングカズこと三浦知良選手は“持っている”と言うか、何年経ったとしても日本サッカー界を背負って立ち続ける宿命を持つ選手なのだと再認識した。
彼の後に続いた選手は無数にいる。名波、中田英、中村俊、小野。現代表は本田圭、長谷部、松井、岡崎、香川、内田、長友始め実に12名が海外リーグのチームに属しているが、果たしてこれだけファンに愛され、サッカーに愛される選手が出て来るのだろうか。
このような試合で劇的なゴールを決めてメッセージを送れる選手なんて本当に一握りだ。失礼な話かもしれないが、もう一回試合をしてもカズがゴールを決められる確率がいかほどのものか? カズに限らず、それはどの選手だって同じだ。今日ゴールを決めた遠藤、岡崎両選手にしたってもう一試合してもう一度ゴールを決められる確率なんて、それこそたかが知れている。
それでも、今日この試合、この瞬間にあのゴールを決められたキングカズと言う存在と抱えている宿命の大きさは筆舌し難い。
彼の後継として“キング”と言う冠をつけられた選手は少ない。私が記憶しているだけでも中田英と本田圭くらいなものだろう。だが、その二人が今のキングカズと肩を並べられるだけのモノを背負って、ファンの無限の愛を抱えて、日本サッカー界の上に立っていると言えるだろうか。
現役最年長44歳。それでも、あのゴールを決められたのは肉体が少しでも衰えぬよう絶え間ない努力と天性の“宿命”故だろう。
この先、本当の意味で第二・第三のキングカズが現れるか否か。それが日本サッカー界の将来を決定づけるような気がしてきた。
P.S.ストイコビッチ監督が絶対に交代でピッチに入って来てくれると信じて疑わなかった(笑 きっとそれはスタンドにいたサポーターも一緒だったんじゃないだろうか? TV観戦していて後半は「ピクシー(ストイコビッチ監督の現役時代の愛称)」のコールが響いていたしwww 今でも実は采配をする名古屋グランパス内で一番うまいんじゃないかと言う噂すらあるし……。
Comment
Comment_form