海月姫 総評
イラストレーター志望の倉下月海は上京するも、天水館という下宿先の住人たちの空気にすっかり溶け込んでおり、生来のクラゲオタクとして生活していた。オシャレなんて眼中にすらない彼女たち天水館の住人“尼ーず”。
そんな時、月海は水槽魚を取り扱うショップで間違った飼育をされていたクラゲを発見。店員にそのことを教えようとするが人づきあいがトコトン下手な月海は店員とトラブル寸前まで行ってしまう。そこを救ったのは、月海の天敵にして真逆の存在である超オシャレで超美形なお姉さん……だったはずが、実は大物代議士の息子・鯉淵蔵之介という男!?
さらに、天水地区再開発の話が浮上し、天水館も売却されるのではないかという話まで出て来て――
そんな海月姫の私の評価ですが...
A
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
海月姫 総評
放映日:2010年10月~2010年12月(全11話)
私が視聴した放映局:フジテレビ
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:S
11話という極めて限られた尺の中で、とにかく濃密に濃縮したシナリオ要素は、一見すると何の変哲もない物語なのだけど、それを11話で行えてしまったところに驚きを感じる。
演出 評価:A
作画のクオリティではなく演出で勝負するタイプ。その分、演出のレベルは高い。
作画 評価:B
上記のように作画のクオリティは意図的に崩している気すらする。美形をとにかく美しく、尼ーずをとにかくオタクっぽく差異化することによって、両者の存在の違いを明確に示した印象。
CAST 評価:A
何と言っても主演である花澤香菜さんの演技力が光った。他のキャストの方々もベテランを中心に固められており、非常にレベルが高い。
OP/ED/BGM 評価:B
耳に残る曲だが、OP・EDの演出を加味するともう少し、といったところ。
総合 評価:A
内訳:S評価(5点)×1+A評価(4点)×2+B評価(3点)×2=3.8点。A評価=4.4~3.5点)。
最終話の記事にも書いたが、短かったが、その分一気に走り切ったような印象だ。普通のアニメ1クールを中距離くらいのトラックランナーだとすれば、このアニメはそれこそ劇場版やOVAに近い短距離を駆け抜けるスプリンター。
瞬間瞬間で「おおっ」と思わせてくれる演出、展開、声優さんの演技に目を奪われた。
物語としてはあまり事態は展開しておらず、人によってはその終わり方に納得のゆかない方もいるかもしれないが、日常の一こまを切り取った11話として考えれば十分過ぎる完成度。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 倉下月海
花澤香菜さんの演技でとにかく最後まで光り続けた。
2位 根岸三郎太
遂に支持率5%を切った首相www おいおい、大丈夫かと思うが、彼の登場にはインパクトがあった。
3位 花森よしお
何と言ってもあの変わり身の早さには驚くwww
- at 18:27
- [アニメ(放送終了):海月姫~くらげひめ~]
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