侵略!イカ娘 総評
地球の環境を壊し、汚し続ける人間たち。そんな人間たちに怒りを覚えた母なる海からの使者・イカ娘。
その触手で地上侵略を目論むイカ娘だが、最初に出会った相沢姉妹との出会いが全ての始まり!?
目的を忘れてドタバタコメディに徹するイカ娘の可愛さを堪能せよ!
そんな侵略!イカ娘の私の評価ですが...
S
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
侵略!イカ娘 総評
放映日:2010年10月~2010年12月(全12話)
私が視聴した放映局:テレビ東京
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:S
基本はコメディだが、3話構成でとてもテンポやリズムが良い。
12話×3本で、短編36本ある作品なので、その中にはお話として微妙なモノもあるのは間違いないのだが、それは回を増すごとに完成度が高まっており、見続ければ見続けるほど面白くなった。
演出 評価:S
人間関係はイカ娘を必ず軸において展開されるものとなっており、とても解りやすい演出やキャラ描写に特化していた印象がある。
例えをあげれば、登場しない相沢家の両親の存在だ。両親がいないことや話題にさえのぼらないことは普通に考えれば不自然極まりないが、イカ娘を可愛く描く上で両親の存在は必ずしも必要ではない。
だから、この作品はトコトンイカ娘を可愛く描くことを追求しているのだと感じられる。
作画 評価:A
ギャグが多いので、敢えて崩している作画も多かったので、一概に評価は難しいが、高水準で良く纏まっていた。
CAST 評価:A
イカ娘役が、金元寿子さんで『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』以来となるヒロイン役か。最初はどうかと思ったが、見事にハマっていたと終わってから改めて感じる。
レギュラーである相沢姉妹役が藤村歩さん・田中理恵さんと実力派の二人で固められていたので安定していた。
OP/ED/BGM 評価:B
楽曲としては可もなく不可もなく。インパクトが強く、ファースト・インプレッションは凄かったが、正直あとに続かなかった感じ。
ただ、EDの工夫は高評価。
総合 評価:S
内訳:S評価(5点)×2+A評価(4点)×2×B評価(3点)×1=4.2点。主観評価で+0.3点で4.5点。S評価=4.9~4.5点)。
2010年10月期のアニメは豊作だった。ただ、その傾向は比較的シリアス方面に豊作であって、こうした自然体で気構えることなく観ることが出来るアニメはとても貴重だった。
おまけにクオリティが高いから文句なし。
この作品に関しては、あれこれ論考するのではなく、まずは観て欲しい。肩肘張らず、良い意味で気の抜けた状態で観れる作品だと思う。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 相沢栄子
イカ娘の相方。彼女のツッコみあってこそイカ娘が活きたと思う。
2位 イカ娘
やっぱりどこまでも可愛く描かれた唯一ヒロイン。可愛かったな。
3位 相沢千鶴
やっぱりあの笑顔と戦闘力のギャップがステキwww
NoTitle
ホント、この評価は同意です。
>自然体で気構えることなく観ることが出来るアニメはとても貴重
でもって、おっしゃる通り、クオリティの高さも。
周りが非オタばかりなので、こういう「誰もが見られる作品」という物がもっと増えて欲しい、と正直切望しています。
まずは、2期につながるように応援しないといけない自分がここにいるんですが。。。ははは。
いつもエントリ、うなずかされました。
いいまとめ、ありがとうございました。
では!