おとめ妖怪 ざくろ 第11話
『ふれて、殻々と』
≪あらすじ≫
花楯中尉という偽りの名を使って西王母桃に接近したのは、彼女の異父兄・沢鷹(おもだか)であった。沢鷹は、西王母桃の膨大な妖力を利用しようと目論んでいるのであった。
一方、半妖たちの実態を知った西王母桃は、逃げ惑う中で隠し扉の奥へと通じ、そこで母・突羽根と再会するが、返事の無い彼女と触れ合って西王母桃は、自分の出生の秘密を知る。
その頃、神がかりの里へどうにかして向かおうとする景たちは、利劔が持っていた焼け爛れた乱杭の使ったお札の跡を使おうとしていた――
≪感想≫
どうやら沢鷹は妖人のようだ。乱杭がそうであったように、パッと見の外見ではまず妖人かどうかと言う判別が出来ない。そう言う意味では、特徴的な耳がある半妖はパッと見で判別されてしまう辺りに、さらに半妖の立場の苦しさが見え隠れする。
そもそも妖人は人を毛嫌いしながら人の形をとっているところが皮肉というか何というか、と言う感じ。
さて物語としては一気に秘密が明らかになり、後はもう西王母桃を助けようとしている景たちと、西王母桃を利用しようとしている沢鷹との最終決戦を残すのみである。しっかり景のモノローグでは、西王母桃に想いを伝えようとしているシーンが出ており、恋愛劇に関しても、最後は告白して西王母桃覚醒とかありそうだなぁ、と思ったり。
ここからクライマックスにかけてどう描いてくれるのか楽しみだ。景は実力で言えば、劇中登場人物の中でも丸竜と並んで底辺クラスなので、バトルで魅せてくれると言う部分はあまり期待できない。そうなると、彼はバトルではなく、その想いや理想で敵を精神的に打ちのめしていくタイプになる。
景の想いが、沢鷹の野望を上回り、西王母桃の胸に届くことを祈ろうではないか。
そして、西王母桃。彼女に関しては自分の誕生が、神隠しを乱発した――もしかしたら、薄蛍たちを産み出した原因だったかもしれないと解って、どうなってしまうのか。
母のように絶望してしまうのか、あるいは自分の力とみんなの力でそうした絶望を乗り越えていけるのだろうか。
沢鷹視点で見ると…
突羽根に関しては、もうなんていうか、言葉にし辛い。愛の無い結婚をさせられ、子を孕まされ、産まれた子を取り上げられてと辛い人生に見えるが、その一方で子を忘れ別に愛する人を見つけてイチャイチャしていた。
もちろん彼女の視点だけ見ればそりゃあ可哀想なんだけど、沢鷹の視点で考えてみて欲しい。彼があの場所で、自分の母が実父ではない男とキスをしている光景はショックだったに違いないし、そもそもどうして彼はあの場所にいたのか? それは、母が恋しかったからではないか? 沢鷹だって子供の頃には、母親を恋しく思うことだってあるだろうし、物心つくころにはもういなかった母を一目見ようと里を抜け出してきてもおかしくない。沢鷹のことを思うと、やっぱり突羽根の言動は自分たちを裏切る行為以外には映らなかっただろう。
確かに突羽根を自業自得と言って切り捨てるのは可哀想だけど、「海月姫」で修と言う登場人物が父親と愛人のキスシーンを観てトラウマになってしまうようなケースもあるように、結局やっぱり因果応報なのかとも思ってしまう。
それで結局突羽根は生きてるの? 沢鷹は殺したと言っているが、人の形状を保っているのは疑問だし、時間ごと凍結させたとかそんな感じなのか?
(追記)
沢鷹はどういうわけか乱杭(妖怪)を嫌い、半妖である百緑らに好意を抱いているようにさえ見える。もしかしたら、沢鷹は母のことを密告はしたが、それは母を取り返したかっただけで、あんな展開になることを求めたのではなかったのかもしれない。そうなると、母親を殺害したと言っても命を奪ったのではなくて時間を凍結させただけで、沢鷹が本当に嫌っていたの傲慢な妖人(父親)の方だったのかもしれない。
と言う、論考を『アニメを考えるブログ』のuhd様が書かれていました。非常に深いので、気になった方はぜひブログ名をクリックして飛んで欲しい。
第12話『きき、焦々と』
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