新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop 贖罪の輪舞IV

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop
贖罪の輪舞IV


≪あらすじ≫
第一次月面戦争には、最後に悲惨な事件が待ち構えていた。

後の歴史に大きな影響を与えるガンダムパイロットであるヒイロ・ユイ。彼に関わった者たちが次々に命を落とすことになる事件の先に、彼は父と知らず一人の男に師事することになる。

MC0022年、プリベンターでは予想外の事態が発生。仲間の一人が裏切り？　覚醒したヒイロと新生デュオは、新たな愛機白雪姫（スノー・ホワイト）と魔法使い（ワーロック）へ向かう……


≪感想≫
トレーズファイルは今回で終了。

そのためか、トレーズの弟・ヴァンを始めAC195年には姿を見せないキャラクターの大部分が、それぞれに一つの決着をつけられる形になっている。

次回からのゼクスファイルへ向けての布石もちゃんとあって見所が多い。思い返せば、この時のゼクスは仮面をかぶっていないが、どうして仮面をかぶることになったのか。あの仮面には、正体を隠す以外にどのような意味があるのか。そうした部分にも、次回以降触れてくれそうだ。

カラーページは、キマイラ、グライフと言った本作になって初登場となったリーオーのバリエーションタイプについて。特にグライフは書き下ろしのイラストが載っており、これを見ながら前回や今回のお話を見返すと、より詳しく読み取ることが出来るに違いない。



『ガンダムW ENDLESS WALTZ 敗者たちの栄光』は、ヒイロ、デュオ、リリーナが出逢うまでの一連のあの、連合海軍絡みのイベント（笑）。

美麗なコミックですので、これはこれで楽しめると思いますよ。


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