おとめ妖怪 ざくろ 第9話
『さち、恋々と』
≪あらすじ≫
今、市井の女性たちの間で恋の悩みを聞き届けてもらうと言う“こっくりさん”が流行っていると言う。だが、最近そのこっくりさんが、顕現化。悪さはしていないものの、将来何かあってからでは遅いから、と花楯中尉から妖人省に調査依頼が入る。
調査の結果、その正体は女性たちの「好きな相手の、好きな相手を知りたい」と言う願いの結晶のようなものであることが明らかになった。だが、妖人でない限り、ざくろの攻撃は通用しない。
そこで取ることになった作戦は―――
≪感想≫
恋も物語もひと波乱を前にした静けさ?
ざくろを中心にした景、花楯との三角関係を描く恋も、ここらでひと波乱。ざくろとしても、景としても複雑な気持ちだろう。
ざくろの気持ちが、今現在大きく景に傾いていることは間違いない。ざくろ自身が口にしたように花楯中尉は理想を具現化したような存在だが、だからこそ偶像的な部分から抜け出すことはない。言ってみれば、私たちがタレントやアイドルに憧れるのと似たような感覚なのだろう。対して景は、傍に居て、花楯中尉には見せない自分の弱さや涙も見せられるほど心を許し、信頼を育んできた上でのことなのだ。
だから、ざくろは「嘘か本当か解らない状態で『好きだ」なんて言われたくない」と景が好きだと言うのを止めた。それだけ彼女にとって景との間における好きとか愛しているとかそういうやり取りを、本気の状態で望んでいると言うこと。
景は、全てはこっくりさんを浄化させるための作戦だと理解しても納得出来ていなかった。そこにあるのは嫉妬だろう。薄蛍は「嫉妬なんてはしたない」と言っていたが、男の嫉妬ほど醜いものはないとも言われるが、はたして女性はどう思っているのだろうね?
しかし、嘘でも好きと言って欲しいとも言われるように、人の好意は人の心を多かれ少なかれ揺さぶる。花楯中尉の言葉は、ざくろと景の二人の心を揺らし、二人の間の絆を緩めてしまうような劇薬になったに違いない。
そして、それが今後の物語に関わってくるのだろう。
絆の弱ったざくろは、本来の力を発揮出来ないまま、敵の手に落ちるのか? 花楯中尉と思しき人物と女郎蜘蛛が一緒に居たわけだが、人間と妖人が手を組むのか? 花楯は実は妖人だとか、あるいは純粋な人間と妖人が、ハーフである半妖を消そうとしているのか? そのために、半妖の中でも特殊らしいざくろの存在を儀式か何かに利用しようとしているのか?
深読みし過ぎかもしれないが、おそらくこっくりさんそのものも、偶然の要素ではなく意図的に生み出されたものではなかったかとさえ思えてしまう。あそこで花楯中尉が告白し、ざくろがそれを返したら消えるように仕組まれていた、とか。
詮索は尽きないが、次回予告を見る限り、次回はさらに物語が動き出しそうなので、期待して待っていよう。
第10話『かげ、追々と』
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