2010.11/16 [Tue]
百花繚乱 サムライガールズ 第7話
- ジャンル：[アニメ・コミック]
- テーマ：[百花繚乱サムライガールズ]
百花繚乱 サムライガールズ 第7話
『大日本を覆う影』
≪あらすじ≫
徳川家別荘から持ち出したデータは、幸村をしても正確な解読は困難なものだった。どうしたものかと頭を悩ませる矢先、再び襲い来る刺客。敵は見えない獣？
応戦する間もなく、十兵衛、又兵衛の二人が気絶させられ、幸村も不意打ちによって負傷。動けるのは、宗明と千、半蔵、そして何故か何時居てしまった兼続。
千の護衛のはずが、千のマスターサムライ化によって逆に護られる立場に成ってしまった半蔵は、千を護る為に自らの命を賭けて勝負を挑む―――
≪感想≫
揺るがない鉄板
今回は、千と半蔵のバックボーンを描く。展開や背景にある設定を描いたが、それそのものはこの手の創作にはとても極普通の在り来たりなモノである。それは、王道と呼んでもよく、だからこそ丁寧に作り込まれればそれはとてもしっかりとした道筋がある、良いお話となる。
Aパートの十兵衛を中核としたコメディ要素も、あの兼次がツッコむほどに古典的で誰もがその先の展開が読めてしまうが、シナリオ・作画・音響・CVなどなど一つ一つのパーツが丁寧に作られている印象があって、先が読めても笑えてしまう。
十兵衛は、コメディを担当する一方で、今回の中核である半蔵相手にまたしてもお風呂で相談（笑）をし、ヒロインとして主役として決して外れない。
そんな、大筋では鉄板な演出の多さが目につく一方で、大きな転機では安易に半蔵がマスターサムライ化しないことで、マスターサムライの希少性を何とか維持した形だ。
精神論として言えば、安易に好きでもない相手とキスしてしまうこと自体問題である。ただ、それを目的に上塗りされて正当化されてしまうのは、アニメやゲームではありがちだけど、やっぱり一歩立ち引いて考えると問題。幸村と千の時に、それぞれ1話以上使ってマスターサムライ化すること以上にキスするか否かを描いたわけなので、ここであっさりキスをしてしまうとそれまでの過程は何だったのか、と言うことになりかねない。
普通ならばマスターサムライが増えて戦力が増え、ハーレム化現象を助長させるのかもしれないが、安易にそうさせずにキャラクター個々の心理を描いて尊重したところが個人的には嬉しい。
半蔵はこれでマスターサムライ化することはないだろう。同様の立ち位置でいえば又兵衛もならないかもしれないし、成り行きで仲間に成りつつある兼次もどうなるかは解らない。ただ、この三人は上記のように好きな相手とのキスではないので、やっぱり可能性としては低そうだ。
鉄板な演出と、それとは裏腹に王道からは逸脱しようともしっかりと深くキャラクターそれぞれの心情も掘り下げている。
第8話『忠の奴隷』 半蔵さんのメガネ、あの値段なら通販で売ってくださいwww
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・http://blog.livedoor.jp/kansaianime/archives/51650526.html
・http://blog.livedoor.jp/superunkman/archives/50733598.html
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≪あらすじ≫
徳川家別荘から持ち出したデータは、幸村をしても正確な解読は困難なものだった。どうしたものかと頭を悩ませる矢先、再び襲い来る刺客。敵は見えない獣？
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千の護衛のはずが、千のマスターサムライ化によって逆に護られる立場に成ってしまった半蔵は、千を護る為に自らの命を賭けて勝負を挑む―――
≪感想≫
揺るがない鉄板
今回は、千と半蔵のバックボーンを描く。展開や背景にある設定を描いたが、それそのものはこの手の創作にはとても極普通の在り来たりなモノである。それは、王道と呼んでもよく、だからこそ丁寧に作り込まれればそれはとてもしっかりとした道筋がある、良いお話となる。
Aパートの十兵衛を中核としたコメディ要素も、あの兼次がツッコむほどに古典的で誰もがその先の展開が読めてしまうが、シナリオ・作画・音響・CVなどなど一つ一つのパーツが丁寧に作られている印象があって、先が読めても笑えてしまう。
十兵衛は、コメディを担当する一方で、今回の中核である半蔵相手にまたしてもお風呂で相談（笑）をし、ヒロインとして主役として決して外れない。
そんな、大筋では鉄板な演出の多さが目につく一方で、大きな転機では安易に半蔵がマスターサムライ化しないことで、マスターサムライの希少性を何とか維持した形だ。
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- [アニメ（放送終了）:百花繚乱 サムライガールズ]
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