刹那的虹色世界

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新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop メカニック図鑑

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop メカニック図鑑



文字通り、モビルスーツや戦艦などのメカニック図鑑です。特にMSは結構バリエーションが出て来て豊富になりそうだったので移行いたしました。オーロラ姫の冷凍カプセルなど、科学技術・サイエンス的な要素は用語のままで、兵器的な部分のみこちらで詳細解説としています。

ネタバレ、憶測などを含みますので、それを容認できる方のみ、先へお進み下さいませ。



最終更新日:2015年07月05日



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新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop メカニック図鑑
太字がタイトル、()内は私の憶測である。

青字が最新更新部分である。

説明文では、『Frozen Teardrop』を本作、『ガンダムW TV版』を本編、『Endless Waltz』をOVAないしEWと記す。

また兵器は基本的に年代順に並べておく。






-モビルスーツ-


モビルスーツ
MOBILE SUITManipulative Order Build and Industrial Labors Extended SUIT(建設及び工業労働用有腕式拡充型宇宙服)』の頭文字を取ったもの。略称はMS。AC歴におけるMSは、このモビルスーツを指す。

AC歴では、この元々は宇宙ステーションやコロニー建造の為の大型工事作業用搭乗操作型マニピュレーター装置に武装を施すことで、軍事兵器に転用しており、後述のトールギスを始めとするMSが誕生する。

AC145年に用いられていたものはマニピュレーターで人を掴み引き寄せられるだけの繊細な動きやシャトル爆発の破片を受けてもびくともしない頑丈さを兼ね備え、コンピュータとディスプレイがあり、作業用マニュアルを呼び出せるほか救助用のワイヤーやわずかばかりの推進剤も常備しているほどのものであった。

この当時はまだコロニー建造用のものでしかなかったが、その後《トールギス》《リーオー》といった武装化されたMSが開発されていくことになる。

当初は兵器として不遇な扱いをされたMSだが、トレーズ・クシュリナーダによって運用法が確立されると各軍の主戦力の座を奪い取っていった。
陸軍においては当時主戦力だった戦車は、標的が上下左右に機敏に動いてしまうと照準固定が遅いため命中率が著しく低下することが、MSに主戦力の座を奪われる要因の一つだったとも言われる(戦車もホーミングミサイルの搭載や高速照準用の二砲塔制を採用するなどの抵抗は見せたが、積載出来る車載砲弾数が致命的に少なく、結果的に運用性・汎用性の両面からMSに兵器として敗北した)。

モビルスーツのさらなる解説はこちらを参照⇒モビルスーツ



《AC暦》

トールギス


型式番号OZ-00MS。17.4m/8.8t。チタニュウム合金製。

内蔵武装は有さない。
固定武装として、右肩のアタッチメントにビームと実弾を撃ち分けられるドーバーガン、左肩のアタッチメントに円形シールド(ビームサーベル2基装備)をそれぞれ有する。携行装備は無いが、後にオプションとして拡散ミサイルポッドを使用したこともある。また、『敗者たちの栄光』においてはテンペストと呼ばれるヒートランスを装備することもある。これは先端が赤熱化しMSの装甲も容易に貫くと言われているが、ガンダニュウム合金に対してどこまで有効なのかは不明。ただドーバーガンやシールドとの併用が可能である。さらに『敗者たちの栄光』では中世のポールウェポンであるハルバードを模した武装も登場しているが、具体的なスペックは不明。

そのベースになったのは宇宙ステーションやコロニー建造の為の大型工事作業用搭乗操作型マニピュレーター装置であり、《トールギス》が後のガンダムを含めたMSの始祖と言うことになる。

コロニーから技術協力で訪れていた優秀な科学者五人やハワードらによってAC175年頃に設計図が完成、AC176年に建造開始された人類史上初めての戦闘用モビルスーツ。

「たった一機で数千の敵を相手にする」と言う思想の下、「重装甲の機体を大推力で制御する」というコンセプトで開発されるも、指導者ヒイロ・ユイ暗殺に反発した五人の中核科学者が協力を拒否し、逃亡したことで試作機1機と数機分の予備パーツの建造を以って計画は中止。以後はコストダウンによる量産建造計画へと移行した。
この機体をベースに最初の量産型MS《リーオー》が開発されたことから、プロトタイプリーオーとも言われる。

AC183年冬には頭部が胴体から外れたままの未完成状態の《トールギス》とトレーズが対面。開発者の一人としてコルシカ基地に残っていたハワードとも邂逅し、《トールギス》と言う機体の持つ意味と意義、使い方を教えられ、感銘を受ける。

当時、如何にも兵器と言わんばかりの迷彩色だったが、トレーズとのやり取りでハワードが純白に塗り替える。

その機体は、AC195年、コロニーから降下したガンダムに対抗すべくゼクス・マーキスが運用することで再度見直されると、12年の時を経てトレーズは予備パーツによって組み上げた《トールギスⅡ》に搭乗、さらにトレーズの手によって後継機である《トールギスⅢ》までが開発されることになる。

またMC-0018年にはこの系譜の機体と思われるMSに『キュレネの風』が搭乗している(後述)。


◇トールギスF
『敗者たちの栄光』にのみ登場する、《トールギス》の改修型。バーニア技術の権威であるハワードが改修を担当し、スーパーバーニアの代わりに、《ウイングガンダムゼロ(EW)》によく似たウイングスラスター2対4枚を装備する。副翼内部には大型のバーニアを内蔵。また翼の表面部には、ゼクスのパーソナルマークが描かれているほか、頭部の「トサカ」部分がトールギスIIに近い形状に変更されているほか、MD《ビルゴ》のプラネイトディフェンサー対策でヒートランスが続けて装備されている。

ちなみに「F」は「フリューゲル(ドイツ語で「翼」「羽根」の意味)」の略称である。


◇トールギス始龍(シロン)
トールギス開発技師の一人で、ガンダムの開発技師でもある老師Oが建造した青い《トールギス》。《トールギス》と違い、機体カラーが青いことや、トールギスのフェイスガードが装着されていないなどの違いがある。その他の性能面での違いは不明だが、これに搭乗した五飛の妻・竜妹蘭は、殺人的なGに耐え切れずに死亡している。


◇トールギスII
トレーズがホワイトファングとの最終決戦に自ら出撃するため用意した2号機。ゼクスが搭乗した1号機の予備パーツを使って組み上げられたとも言われているが、頭部フェイスガードの形状が変わっていること、そもそもゼクスの《トールギス》の予備パーツは《ウイングガンダム》の修復と偽装自爆の際に「全て使い切った」と明言されているため、実際のところは不明。カラーリングは白と黒のモノトーンカラーだった1号機から変わり、トレーズのパーソナルカラーと言われる青と白のツートーンカラーに変更されている。

MSとしての利き腕は「左利き」だったとされ、ミルはトレーズが左利きだったのではないかと推察し、さらにライトアームにレフトアーム用のラウンドシールドを装備させると操縦性が上がったともミルは感じているようである。しかし、それでもトレーズは実際には右利き用の装備のまま出撃しており、その真相や本当だった場合のトレーズの意図は不明。

EVE WARSにトレーズ自ら出撃すると、MD《ビルゴII》を多数撃墜。最後は、アビリティポイントで大きく劣る《トールギス》で五飛の乗る《アルトロンガンダム》に善戦するも、ツインビームトライデントで腹部を貫かれそのまま爆散している。その後、破壊された部品の一部はミリアルドによって回収され《トールギスヘブン》に流用されている。

余談だが、コミックボンボンで連載されていた当初は全身が黒で塗装されていた「ブラックトールギス」として登場している。
また近年『敗者たちの栄光』では、序盤にヒイロが《ウイングガンダム》でが行ったシャトル撃墜任務に積まれていたガンダニュウム合金は、トレーズが《エピオン》を建造するためでその時には本機や《トールギスIII》の設計図が完成したような描写もあるが、それぞれの機体はトレーズが《トールギス》やオペレーションメテオ用のガンダムを研究して製造している設定のため、こちらは誤描写の可能性が高い(まぁ、近年のガンダムシリーズは平気で新しい設定を上書きしていくことも多いので、『敗者』版が公式設定になる可能性もあるが)。


◇トールギスIII
《トールギスII》と同時期に開発されたとされている《トールギス》3号機。設定の変遷が多い《トールギス》で現時点での公式設定がどうなっているかは不明だが、「トレーズがゼクス(ミリアルド)との決戦用に用意したが、ゼクスが《エピオン》に乗っていたため不要になった」とも「最終決戦に投入される予定だったが、武装を含めて最終調整が完了せず、戦争終結後プリベンターが回収していた」とも言われており、真相は不明。

武装面ではドーバーガンがメガキャノンに、ラウンドシールドはヒートロッド内蔵型シールドに、頭部フェイスガードにもバルカンを新造するなど大幅な強化が施されている。一方で機体性能では、『EW』の小説版にてゼクスがこの《トールギス》でガンダム(《アルトロン》)とどこまで戦えるか、という不安を覚えていたため《トールギス》や《トールギスII》と同等程度だったと思われる。

AC196年のマリーメイアの反乱の際に、プリベンターに自ら連絡を取ったゼクスが『火消しの風(プリベンター・ウィンド)』を名乗ると、レディ・アンが封印を解き、ゼクスに託した。マリーメイア軍による地球効果作戦をいち早く見抜き、数隻の突入シャトルとそこに積まれていた《サーペンと》を撃墜するも、本来のオペレーションメテオ(コロニーの地球落下)をチラつかされて、本隊の地球降下を許し、首謀者であるデキム・バートンを取り逃してしまう。

その後、マリーメイアの部隊がブリュッセル行政府に立てこもると、そこを目指してノインの《トーラス》と共に《サーペント》部隊に対して奮戦。途中でガンダムの参入があったものの、多勢に無勢は変わらず行動不能に追い込まれる。反乱そのものは、《ウイングガンダムゼロ》の高高度狙撃によるシェルター崩壊によって解決するが、その後本機の処遇がどうなったかは不明である。


◇トールギスヘヴン
AC195年にトレーズが最後に搭乗した《トールギスII》の部品を、ミリアルドが回収し独自に最新技術で改良したもの。機体特性は《トールギスII》同様に「左利き」だと言われており、ラウンドシールドを右腕に装着するだけでサウスポーのミルは操縦性が格段に違う、と口にするほど。
MC-0018年時点では建造され、すでにキュレネの風によって運用されていた。

内装はおそらくAC時代のトールギスとほぼ同じと思われ、MC暦においてミルは「バーチャル3D表示のディスプレイがここ数十年の標準装備であるのに、この機体の表示はまるでAC時代の骨董品」と称し気に入っていた。シートも硬めに造られているが、これは急激なGから肉体を守るための最善の硬度(柔らかすぎても硬すぎてもろっ骨などが折れるだろうとミルは考えていた)となっている。

起動のためにはイヌマエル・カントの『永遠の平和は、空虚な理念ではなく、我々がやり遂げなければならない使命である』という一文が採用されている。ミルは、父であるミリアルドが、この一文を覚悟として戦場に向かっていたのだと推察した。

ファザー(デュオ)は独特の過剰なバーニアの噴出音や機体形状から明確にトールギスの後継機と断言。その形状は「黄金の輝きの中から美しい天使の翼を広げた白いモビルスーツ」と表現されていることから、《トールギスF》のような《ウイングガンダムゼロ(EW)》のウイングバインダーを組み合わせたような容姿であることが想像される。

黄金に輝く中にいる、という表現が用いられていており、それは機体周囲を巡る巨大な天使の輪のようなエナジーリングであることも明らかにされ、それによって3体のマーズスーツを一瞬で切り裂くほどの性能を見せるほか、エナジーリングはナノ・ディフェンサーと呼ばれる無人機の蓄積データをリセットすることでモビルドールのような無人機をシステムをダウンさせることが出来る。

ヘブンに搭載されていたナノディフェンサーは状況に応じてMDの蓄積データをリセットする物以外にも、《スノーホワイト》の「ヴァイス」と同様の電磁フィールドに反応し空間内を電気的飽和状態を作り出す物もある。

パイロットは『キュレネの風(ミリアルド・ピースクラフト)』。彼が負傷すると、その後は『ミル・ピースクラフト』が代わりに搭乗している。ミルはその乗り心地から、「もはや誰にも渡したくない」と思わせるほどの性能を、(最新装備に換装しているとはいえ)今なお有しているが、ミル敗走後には記憶を失いながらも体が何をすべきか覚えていたヒイロによって強引に起動させられると、そのまま落下していた《魔法使い》の回収を、損傷個所が多数残った状態の不安定な飛行ながらギリギリのところで成し遂げることに一役買った。



リーオー


型式番号OZ-06MS/OZ-06SMS(後者は宇宙型で、宇宙用バックパック増設型である)。17.2m/7.0t。チタニュウム合金製。第一期型モビルスーツ。

内蔵武装は有さない。
TVでの基本武装は、肩部の増設アタッチメントやマニピュレーターによる携行装備による、ビームライフル、105mmマシンガン、ドーバーガン、円形シールド(裏側にビームサーベル)が挙げられるが、その他にも宇宙用ショートバレルタイプビームライフル、肩部固定装備型ビーム砲などもある。

そのベースになったのは《トールギス》。MS開発の中では、過剰なほどのスペックを誇った《トールギス》を“MSの父”と称する一方で、汎用性・整備性の高さ、操縦性の良さなどの扱いやすさから《リーオー》を“MSの母”と呼ぶ者もいる。


その開発は、AC176年春。指導者ヒイロ・ユイ暗殺事件に対しコロニーからモビルスーツ開発協力のため派遣されていた五人の科学者が協力を拒否し、逃亡。その際、残された《トールギス》を基に量産型建造計画が立てられ、それを任されたセイス・クラーク技術士官とツバロフ・ビルモン技術士官によって開発された、AC史上初めての戦闘用量産型MSである。

当初の位置づけは陸戦用であったが、汎用性と操縦性が極めて高く、前述のように後に宇宙用としても用いられる。長らくAC歴では前線で戦い続けたMSであり、最新鋭の量産型MSが出る中で、開発から20年近く経過したAC195年の最終決戦『EVE WARS』でも世界国家軍の主力MSとして用いられた他、後のマリーメイア事件でもマリーメイア軍が少数を保有していた。

数多の勢力で運用された為か多用なカラーリングや形状が存在している。以下はその一例である。
・モスグリーン⇒陸戦用リーオー(統一連合軍、OZトレーズ派地上部隊)
・パープル  ⇒宇宙用リーオー(統一連合軍(宇宙)、ホワイトファング、マリーメイア軍)
・ブルー   ⇒陸戦/宇宙用リーオー(OZ全般、世界国家群)
・アーリー  ⇒カラーはモスグリーン。AC195年における一世代前のリーオー。トールギスに近い


◇スペシャルズ専用リーオー
トレーズが初代教官を務めたレイクビクトリア基地のスペシャルズが初期の頃に運用していた専用《リーオー》。初期タイプであること以外は大きな差はなく、最大の違いはトレーズの意図によってその機体が純白に染め上げられていたことである。


◇キマイラ
護衛用初期型宇宙《リーオー》。《リーオーⅡ型》とも呼ばれる。キマイラと言うのは、その通称である。


◇新型キマイラ
キマイラの改良型で、《リーオーⅢ型》とも呼ばれる。グライフから見れば旧型化しつつあるが、第一次月面戦争において両軍に投入されている。


◇グライフ
キマイラの改良型で、《リーオーⅣ型》と呼ばれる。グライフとは独語でグリフォンの意味。

その外観は、《リーオー》開発者の一人セイス・クラーク技師長が「これでは《トールギス》ではないか」と激怒するほど本来の《リーオー》の外観からは離れ、《トールギス》に先祖返りをしていたと言われる。

それもそのはずで、グライフは《リーオー》の重装備と《エアリーズ》の高速飛行性を兼ね備えた高性能機として開発された。《リーオー》同様、内蔵火器こそ有さないが、双肩には近接戦闘用のビームサーベルが二本、両肩には《トールギス》に近いアタッチメントがあり、通常右肩には《トラゴス》の中距離砲に匹敵するカノン砲を、左手には円盤型シールドを装備するが、左側のアタッチメントに同様のカノン砲、携行兵装として実体弾ライフル、ビームライフルを装備することも可能となっている。

《エアリーズ》の高速飛行性を実現させる為、《エアリーズ》と同様の高出力バーニアも装備されており、確かに装備から外観を推察すると《トールギス》、あるいは《トールギス》のマイナーチェンジ程度の変化しかない外観および性能だったと思われる。

外観の通りの優れた性能を有し、第一次月面戦争においてグライフの存在が勝機を握ると考えられ、実際に第一次月面戦争においてはOZスペシャルズ用の白いグライフがその機動性を活かし、月を一周して相手の背後を取ると言う前例の無い三次元的戦術を用いて強襲を成功させ、その火力によって《サジタリウス》を沈黙させている。

また本機は「幻の名機」と言われているようで、その機体の一部は火星圏に持ち込まれたらしく、《ハートオブクィーン》を始めとした「無慈悲な妖精たち(マーシレス・フェアリーズ)」の一部ないしその全てはこの《グライフ》をレストアした機体であることがミルの口から語られている。


◇スペシャルズ専用グライフ
第一次月面戦争において、トレーズ率いるスペシャルズに与えられたグライフ。かつての《リーオー》同様、純白に染め上げられている。


◇トレーズ・クシュリナーダ専用グライフ
トレーズ・クシュリナーダが第一次月面戦争前後から用いていたグライフ。基本的にはスペシャルズ専用グライフと同一機であるが、トレーズ専用機は旗機として頭部に“青い鶏冠(とさか)”状のパーツが装着されていた。以後、トレーズのシンボルカラーが、『白と青』になったと言われ、後の最後の搭乗機《トールギスII》にまで受け継がれることとなる。


◇シュヴァルツ・グライフ
アルテミスらが収監施設脱走後に強奪した25機のグライフ。思想的な意味はなく、実用的に宇宙空間で目立たないよう漆黒に塗り替えられていた。シュヴァルツとは独語で『漆黒』の意味である。


◇ネメア
《グライフ》の後継機。当時の量産数は不明だが決して多くはないようだ。AC-187年当時ノインが乗っていたが、同年4月7日のG-03554コロニー落下事故の際にはゼクスが搭乗。その後、『ZEROシステム』のパスワードを解除した起動ボックスを残して脱出し、空になった機体と起動ボックスをトレーズへと届ける役目を担った。



エアリーズ


型式番号OZ-07AMS。16.9m/8.0t。チタニュウム合金製。第一期型モビルスーツ。

内蔵武装は有さない。
固定武装として飛行パイロン下部のアタッチメントにミサイルポッド(手持ちも可能)を装着する。
携行装備としてチェーンライフルと言う、連射性と携行性に優れたアサルトライフルを主武装とする。

そのベースになったのは《リーオー》であり、《リーオー》を《トールギス》のように空戦用へとスピンオフ・デチューンしたものと思われる。

その開発は、AC176年。翌年AC177年4月にはロールアウトされた。開発したのは、《リーオー》を開発した技術者の一人であるセイス・クラーク技術士官の主導によって開発された。

背部に大型のフライトユニットを有し、巡航時には脚部を収納する簡易変形システムを組み込んだ空戦用のMS。長きにわたり戦闘機が制空権獲得への主戦力であったが、《エアリーズ》の登場とMSの台頭で活躍する。機動性に優れた分、火力や装甲で《リーオー》に劣る。


◇スペシャルズ専用エアリーズ
トレーズが初代教官を務めたレイクビクトリア基地のスペシャルズが初期の頃に運用していた専用《エアリーズ》。《リーオー》同様、トレーズの意図によってその機体が純白に染め上げられている。



トラゴス


型式番号OZ-07MS。13.8m/7.7t。チタニュウム合金製。第一期型モビルスーツ。

内蔵武装は有さない。
固定武装として両肩にキャノン砲を有する他、ホバー移動用の脚部ユニットも存在する。
携行装備としてビームライフルを主武装とする。

そのベースになったのは《リーオー》であり、《リーオー》を《トールギス》のドーバーガンのように火力型へとスピンオフ・デチューンしたものと思われる。

AC176年に開発され、その年の年末には量産体制が整う。開発したのは、《リーオー》を開発した技術者の一人であるツバロフ・ビルモン技術士官である。

背部にキャノン砲を積み、脚部をホバーユニットによる移動法を獲得した中・遠距離支援用のMS。《リーオー》などの間接支援を主な役目とするが、キャノン砲とホバーユニットを破棄することで二足歩行可能な通常のMSとしても使える。地味であるが、通常運用においても、アビリティレベルは《リーオー》を超える優秀なものである。


◇スペシャルズ専用トラゴス
トレーズが初代教官を務めたレイクビクトリア基地のスペシャルズが初期の頃に運用していた専用《トラゴス》。《リーオー》同様、トレーズの意図によってその機体が純白に染め上げられている。


◇トラゴスII
月面地上戦用《トラゴス》。おそらく1/6の重力である月での運用に合わせたホバーユニットやキャノン砲の調整がしてあるものと思われる改良型。第一次月面戦争においても投入されている。



パイシーズ


型式番号OZ-13MS。16.0m/7.4t。チタニュウム合金製。

内蔵武装は魚雷である。そのベースになったのは《リーオー》でそれを水中用へとバージョンチェンジしたものと思われるが、一部資料ではトールギスを頂点とした他のMSの系譜とは異なり、MSの原点ともいうべき作業用機器の武装化が原点とされている。

具体的な開発者・開発年度は不明だが、AC186年春には最新鋭の水中用MSと紹介されており、海軍から高い需要があったと言われる。

水陸両用のMS。両腕には作業用マニピュレーターを備えており、対MS・対潜水艦はもちろん、深海での作業も可能な高い汎用性を誇る。また、海中巡航用の簡易変形機構も備えており、その点では《エアリーズ》の意図も少なからず組み込まれている。


キャンサー


型式番号OZ-08MMS。16.9m/8.2t。チタニュウム合金製。

内蔵武装は魚雷。また一部の機体には水中に沈没した輸送機の外装を切断するような切断装置を内装したものもあった。

具体的な開発者・開発年度は不明だが、一部資料ではトールギスを頂点とした他のMSの系譜とは異なり、MSの原点ともいうべき作業用機器の武装化が原点とされている。AC195年時にはOZの最新型水中用MSとして登場した。そのため、物語序盤では生産数が少なかったためか、OZにおいても《キャンサー》1機と《パイシーズ》2機で小隊を組むケースを多々見かけることが出来る(これは、《パイシーズ》のマニピュレータが作業用として適していたと言う理由もあるだろうが)。

水中戦用のMSに分類されてはいるが、脚部を有しておらず、人型とは言えない形状の為MSと言うよりはMAに近い印象の外観を持ち、その名の通り「蟹」を模した外観をしている。脚部を持たないが、その分水中での抵抗が少ないのか、水中での機動性に秀で、クローと魚雷発射管を兼ねるマニピュレータによる格闘能力も高かった。水中だったとはいえ《ガンダムデスサイズ》の頭部をクローで捕縛し零距離魚雷を発射する活躍を見せたこともある(ただし、《デスサイズ》は無傷であったが)。

脚部ユニットがないため陸戦には一切対応していないものの、沿岸沖合から魚雷をミサイルのように使った対地・対空支援が行えたこともあり、艦隊護衛から海岸線を利用した戦線などに大量生産され、OZの海洋兵力の主戦力として多数投入されたと言われている。
また、「OZライン」と呼ばれる強固な通信システムを実現する通信用フロートを射出可能で、フロートが起動することで深海を潜航しながら外部と通信することも可能であった。

AC197年、MSは全てプリベンターによって徹底的に破壊されていたが、ヒイロ・ユイは海底に沈んでいた残骸を回収し自力で組み上げることで1機の《キャンサー》を復元させ、思わぬ形で再登場している。



ヴァイエイト


型式番号OZ-13MSX1。16.3m/7.3t。ガンダニュウム合金製。

内蔵武装は一切有さない。
背部に設けた円形の大型ジェネレーターによって発生させたエネルギーをケーブルで直接送り込み発射するビームキャノンが唯一の兵装である。
そのベースになったのは《トーラス》であるが、レディ・アン上級特佐によって「ガンダムを超えるMS」の製造を厳命されていたため、装甲材質にガンダニュウム合金を採用している。

開発年度はAC195年。開発者はドクターJら五機のガンダムを開発・製造した五人の科学者。

「最強の矛と盾」というコンセプトにおいて「最強の矛」を担う、完全に砲撃戦に特化した仕様の機体。しかし、その分装備する大型ビームキャノンは、《ウイングガンダム》のバスターライフルを超える威力を持ちながら、連射性の両立に成功。またバスターライフルの欠点であった弾数制限も、直結した大型ジェネレーターというエネルギー源を得たことで無くなっている。

防御や近接戦闘のための兵装は一切なかったが、護衛の《メリクリウス》との連携が前提のためさほど問題にはならなかったようである。

またコックピットはトーラスの使用していたOZの汎用型コックピットだったが、左手操縦桿は《ガンダム》と同じ縦型の操縦桿に換装されるなど各種カスタマイズが施されている。姉妹機である《メリクリウス》に搭乗した《ウイングガンダム》のパイロットのヒイロ・ユイ曰く「操縦性はガンダムと変わらない」とのことなので操縦桿だけでなく、OSを含めた各種のシステムが、OZに流出しても構わない程度に《ガンダム》と同一化されているものと思われる。


テストパイロットとしてOZ宇宙軍に潜入したトロワ・バートンが務めるも、《ウイングガンダムゼロ》で暴走したカトル・ラバーバ・ウィナーと交戦。彼を説得するためその身を呈し、《ヴァイエイト》は爆発を起こして大破。その後、レディ・アンが失脚・昏睡状態に陥ったことで本機の量産化は見送られた。
(ただし、のちにホワイトファングがトロワ・バートンのデータを利用したMDとして一機だけ再建造した。しかし、こちらはデュオ・マックスウェルと《ガンダムデスサイズヘル》によって撃破されている)

しかしながら、本機のビームキャノンとそれに直結させて運用するジェネレーターと言う発想はその後のMSに大きな影響を与え、《ビルゴ》系統に機体に制式採用されたほか《トールギスⅢ》《サーペント》にもオプション兵装として採用されている。

本作では、ガンダムを建造しようと試みたドクトルT(トロワ・バートン)が、自作のソフトウェアではガンダムの指一本動かせなかったことから《ヴァイエイト》および《メリクリウス》で妥協しようとしたが、こちらも自作のソフトウェアでは数分以内に暴走・自爆する結果となってしまい、ガンダムおよび同機に用いられた制御用ソフトウェアの完成度の高さを伺わせた。



メリクリウス


型式番号OZ-13MSX2。16.3m/7.3t。ガンダニュウム合金製。

内蔵武装は一切有さない。
携行兵装として、連射性を重視したビームガンと内部に粒子加速器を備え高出力ビームサーベルを形成可能な特殊シールド・クラッシュシールドを装備。

最大の特徴は背部に設けた円盤型フィールドジェネレーターによって強力な電磁フィールドを形成するプラネイトディフェンサーにある。対ビーム防御用として開発されたそれは、ビーム攻撃ならば《ヴァイエイト》のビームキャノンすら防ぎ、実弾に対してもマシンキャノンやMSが装備するサイズのミサイル程度ならば防ぐことが可能な防御性能を有していた(小説版では実弾には効力を発揮しない設定であるが、TV版などでは異なる)。
そのベースになったのは《トーラス》であるが、レディ・アン上級特佐によって「ガンダムを超えるMS」の製造を厳命されていたため、装甲材質にガンダニュウム合金を採用している。

開発年度はAC195年。開発者はドクターJら五機のガンダムを開発・製造した五人の科学者。

「最強の矛と盾」というコンセプトにおいて「最強の盾」を担う、機体。砲撃に特化された《ヴァイエイト》の護衛を想定し近接戦闘能力および接近戦での立ち回りが可能な装備を施しながら、《ヴァイエイト》のビームキャノンすら防げるプラネイトディフェンサーを初めて装備した期待である。

「ガンダムを超えるMS」としてはやや火力不足ではあるものの、高火力ビーム砲を有する《ヴァイエイト》との連携が前提のためさほど問題にはならなかったようである。

またコックピットはトーラスの使用していたOZの汎用型コックピットだったが、左手操縦桿は《ガンダム》と同じ縦型の操縦桿に換装されるなど各種カスタマイズが施されている。《メリクリウス》に搭乗した《ウイングガンダム》のパイロットのヒイロ・ユイ曰く「操縦性はガンダムと変わらない」とのことなので操縦桿だけでなく、OSを含めた各種のシステムが、OZに流出しても構わない程度に《ガンダム》と同一化されているものと思われる。

テストパイロットとしてOZ宇宙軍に囚われていたヒイロ・ユイがが務めるも、《ウイングガンダムゼロ》で暴走したカトル・ラバーバ・ウィナーと交戦し、小破。その後、OZに拿捕された《ウイングガンダムゼロ》のテストでヒイロが搭乗した際に暴走すると、カトルが本機に搭乗し《ウイングガンダムゼロ》を葬り去るため自爆しようとした。しかし、その前に《ウイングガンダムゼロ》が停止したためカトルは昏倒したヒイロを連れてOZから脱出、その際に本機を自爆させ《ウイングガンダムゼロ》を破壊しようとしたが、その自爆に巻き込まれても《ウイングガンダムゼロ》は原型をとどめていた。
その後、レディ・アンが失脚・昏睡状態に陥ったことで本機の量産化は見送られた。
(のちにホワイトファングがヒイロ・ユイのデータを利用したMDとして一機だけ再建造した。しかし、こちらはデュオ・マックスウェルと《ガンダムデスサイズヘル》によって撃破されている)

しかしながら、本機のプラネイトディフェンサーはその後のMSに大きな影響を与え、《ビルゴ》系統に機体に制式採用された。

本作では、ガンダムを建造しようと試みたドクトルT(トロワ・バートン)が、自作のソフトウェアではガンダムの指一本動かせなかったことから《メリクリウス》および《ヴァイエイト》で妥協しようとしたが、こちらも自作のソフトウェアでは数分以内に暴走・自爆する結果となってしまい、ガンダムおよび同機に用いられた制御用ソフトウェアの完成度の高さを伺わせた。



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ガンダム


本シリーズにおける“ガンダム”とは「ガンダニュウム合金製モビルスーツ」を指す言葉であり、MSに分類される機体群である(本図鑑では、通常のMSと区別するためこうして区切っている)。

ここで出て来るガンダニュウム合金というのは、「“ガンダニュウム合金(GUNDANUM合金)”=Genetic on Universal Neutraly Different Alloy(電気的に中性な異種構造の宇宙製合金)」の頭文字を取った特殊合金のことである。当初GND合金とも呼ばれたが、その後接尾語“NUM”を着けることが通例となり、「GUNDANUM合金」となった。

ガンダニュウム合金はリーオーなどに用いられてきたチタニュウム合金と比較して軽量であるにも関わらず堅牢であると言う性質を持っていた。MSに用いる材質が堅牢で耐久性が高いということは、同時にそのMSに用いることが出来るジェネレータやスラスターなど各種部材の出力や強度が飛躍的に向上することを示している。このため、ガンダニュウム合金を用いたガンダムのスペックは連合やOZが保有した《リーオー》や《エアリーズ》らのMSを凌駕するに至ったわけである。

また極めて特殊な性質を併せ持っており、そもそも名前の由来にもなった「電気的に中性」であるということはこの合金が周囲の環境によって物理的にさまざまな振る舞い(電磁波の吸収、高温強度やクリープ強度の変化、荷電粒子による界面変化の減衰など)をすることを指し示す。

ガンダニュウム合金が堅牢で耐久性が高い由縁はここにあり、破壊係数こそ存在するもののビーム兵器や、物理的な衝撃に対する耐性がチタニュウム合金とは比較にならないほど高い。また、電磁波を吸収するという性質によりレーダー波をも吸収することで高いステルス性を得るほか、グリープ強度の変化などによって機体そのものの汎用性を高める効果もある。

余談だが前述の「荷電粒子による界面変化の減衰」という性質が、ガンダムに搭載されたビーム兵器(主にビームサーベルやビームサイズと言った近接戦闘用装備)に用いられている。これは界面変化減衰効果により通常ならば大幅にビームの出力や効力が減衰してしまう大気圏内はもちろん、あろうことか水中・海中においても宇宙空間で使う状態と変わらない高出力状態を維持したビームの形成・展開を可能にしていることを示している。

しかし、宇宙環境でしか精製出来ないという点や精製に必要なコストも莫大なものであった。MSの製造には既存のチタニュウム合金で十分必要なスペックは満たしており、ガンダニュウム合金は一般的に大量生産することでコストが抑えられる工業製品とは一線を画し大量生産をしてもコストがほとんど抑えられないこともあり、その存在は知られながらも一般的なMSの材質としては用いられてこなかった(またこれほどの強度のものを必要とする存在がMS以外に存在しなかったため、一般機器に用いられることもなかった)。


これらのガンダニュウム合金の特性から、“ガンダム”とは極めて高い性能を持つMSであると同時に「実弾、ビーム兵器を問わずに高い耐久性を持つ」「通常レーダーに映らないステルス性」「多くの環境下での運用を可能にする高い汎用性」「大気圏内・水中での高出力ビーム兵器使用」という特性を備えたモビルスーツである、と認識される。

このようなモビルスーツを自由自在に動かせるようになるためのソフトウェアは極めて高度で、後年トロワ、カトル、五飛を加えたプリベンターが総力を注いでも開発が困難なほど高度過ぎる代物である。あれだけの機体を動かせたのは、五人の科学者たちの神懸った閃きに満ちた独創的なコンピュータ・アーキテクチャと高度で完璧な技術が必要とされた(そのためトロワたちでは再現が不可能だった)。

トロワ曰く「(ガンダムは)本当に眩いほどの輝きを放つ最高で完璧な機体だった」と晩年自らがMS開発に携わるとそう漏らしている。

新型機の開発にトロワたちが十二年以上の年月を要し、さらにハードウェアなどはウィナー家の資源衛星から拝借したものを使っていたのに対し五人の科学者はわずか四年でオペレーションメテオ用のXXXG-01型初号機の新型機を何もない状態から完成させており、改めて五人の科学者の優秀さと高い技術力が示されている。


ガンダムの始祖はAC185年前後に開発されたと言われる最初のガンダム《ウイングガンダムゼロ》(以下《ウイングゼロ》)であるが、さまざまな要因によって製造はされなかった。その後、《ウイングゼロ》の開発に携わった五人の技師たちは、《ウイングゼロ》を試作零号機とした後継機の試作一号機を製造(おそらく四機製造されたと思われる)。“闇に葬られた歴史”の中の第二次月面戦争で使用されたと思われる。

その後、AC190年以降に散開しそれぞれ別のコロニーで製造。その際に《ウイングゼロ》やその後の試作一号機の開発で採用したゼロフレームと言う構造を全員が利用したことにより、オペレーションメテオで降下した5機のガンダムは特色や武装こそ違うが、極めて人に近い姿を模した高性能機である点や、自爆装置の位置やコックピットレイアウトなど大枠で同一の“ガンダム”とて認識されるほど似通っていた特徴を有することになった。


ちなみにガンダニュウム合金は後のMD《ビルゴ》シリーズにも用いられたが、こちらはコストを視野に入れ純度を落としたため、チタニュウム合金よりはハイスペックだが純度の高い合金を用いたガンダムよりも性能が低いと言われている。


ガンダニュウム合金のさらなる解説はこちらを参照⇒ガンダニュウム



《AC暦》

ウイングガンダムゼロ


型式番号XXXG-00W0。16.7m/8.0t。ガンダニュウム合金製。AC180年設計図完成、AC195年ロールアウト、AC196年大破。

全てのガンダムの原点とも言うべき機体。《トールギス》に続いてMSのスペックと戦闘能力の限界を追求した結果誕生した。背部の可変式の巨大なウイングが特徴的な機体で、それによる機動性と後述する武装の火力、初めて装甲材含めて大規模に採用されたガンダニュウム合金による耐久力によって攻撃、防御、機動の全てで既存の機動兵器を遥かに凌駕した性能を実現し、これらの制御とパイロットの身体能力や反射速度を極限まで高めるため独自のインターフェース《ZEROシステム》を初めて搭載した。

FTや『敗者たちの栄光』においては《プロトゼロ(Dr.Jは「白雪姫と七つの矮星」と呼んでいた))》という存在を経てAC暦にハワードの手によって改良されたものが、私たちが知るEW版の《ウイングゼロ》という流れになっている。

機体の詳細はヒイロ・ユイの項目を参照⇒ウイングガンダムゼロ


魔王


型式番号不明。ガンダニュウム合金製。AC180年代半ばに開発されている。

ガンダニュウム合金製モビルスーツ試作零号機《プロトゼロ》を経てD・Dが中心になって開発した試作一号機の一つ。当初から四足歩行による高速機動型として開発されていたが、ジェイ・ヌルが飛行形態への可変型を開発していることを知って可変機構を搭載しようとしていた。後の《魔法使い(ワーロック)》。

主なパイロットは検体二号(ゼクス)、竜狼牙など。

機体の詳細はデュオ・マックスウェルの項目を参照⇒ワーロック


プロメテウス(原型機)


型式番号不明。ガンダニュウム合金製。AC180年代半ばに開発されている。

ガンダニュウム合金製モビルスーツ試作零号機《プロトゼロ》を経てソルシエールが中心になって開発した試作一号機の一つ。後の同名の機体との差異は多く見られない。

機体の詳細はトロワ・フォボスの項目を参照⇒プロメテウス


シェヘラザード(原型機)


型式番号不明。ガンダニュウム合金製。AC180年代半ばに開発されている。

ガンダニュウム合金製モビルスーツ試作零号機《プロトゼロ》を経てヘンリーが中心になって開発した試作一号機の一つ。この当時はどちらかといえば後の《ガンダムサンドロック》に近い形状と装備であった。

機体の詳細はカトリーヌ・ウード・ウィナーの項目を参照⇒シェヘラザード


ウイングガンダム


型式番号XXXG-01W。16.3m/7.1t。ガンダニュウム合金製。AC195年ロールアウト、同年大破。

AC195年、オペレーションメテオに際して大気圏内での運用を前提に製造されたガンダムの1機。開発および製造者はビーム兵器の権威であるDr.Jで、彼が以前開発した《ウイングガンダムゼロ》の過剰な火力やスペックを見直されたものとなっており、ガンダムの中では最も原型機である《ウイングガンダムゼロ》のイメージを残す。

そのため機体バランスに秀でており、どのガンダム以上にあらゆる戦場・戦況にて安定した戦闘能力を発揮出来るようになっていた。飛行形態(バードモードとも呼ばれる状態)において超音速での飛行を可能にする一対のウイングユニットと機体各部のスラスターによってMS形態でも高い機動性を発揮した。

主なパイロットはヒイロ・ユイ。

機体の詳細はヒイロ・ユイの項目を参照⇒ウイングガンダム


ガンダムデスサイズ


型式番号XXXG-01D。16.3m/7.2t。ガンダニュウム合金製。AC195年ロールアウト、同年改修され《ガンダムデスサイズヘル》になる。

AC195年、オペレーションメテオに際して大気圏内での運用を前提に製造されたガンダムの1機。開発および製造者は電子工学やステルス技術の権威であるプロフェッサーGで、彼が以前開発した《ウイングガンダムゼロ》から見出したビームサーベルの斬戟能力と機動性に着目して開発された。

パイロットはデュオ・マックスウェル。

機体の詳細はデュオ・マックスウェルの項目を参照⇒ガンダムデスサイズ


ガンダムデスサイズヘル


型式番号XXXG-01D2。16.3m/7.4t。ガンダニュウム合金製。AC195年原型機の《ガンダムデスサイズ》を改修して誕生した。AC196年、パイロットの意思により廃棄処分(自爆)。

AC195年、大破した《ガンダムデスサイズ》を、開発者であるプロフェッサーG始めとするガンダムを開発した技師たちによるパワーアップを受けた機体。地球圏の戦乱が宇宙にも拡大したことを受けて宇宙空間での戦闘にも対応出来るようスラスターらが換装された他、旧型機の大きな弱点であった防御性能の向上に努めつつ機動性とステルス性能の更なる向上を図った結果としてアクティブクロークの採用に至った。

パイロットはデュオ・マックスウェル。

機体の詳細はデュオ・マックスウェルの項目を参照⇒ガンダムデスサイズヘル


ガンダムヘビーアームズ


型式番号XXXG-01H。16.7m/7.7t。ガンダニュウム合金製。AC195年ロールアウト、同年改修され《ガンダムヘビーアームズ改(資料によってはガンダムヘビーアームズ・カスタム)》になる。

AC195年、オペレーションメテオに際して大気圏内での運用を前提に製造されたガンダムの1機。開発および製造者は火器管制システムの権威であるドクトルSで、彼が以前開発した《ウイングガンダムゼロ》から見出したマシンキャノンに代表される実弾火器に着目して開発された。

ドクトルSによる高精度の火器管制システムを搭載しており、移動弾薬庫とでも言うべき圧倒的な武装搭載数を誇る。各種ガトリング砲とミサイルによる圧倒的な弾幕と火力で敵部隊を制圧する機体であるが、その反面実弾兵器が大半を占める中で弾切れを起こすと戦闘能力が著しく低下すると言う欠点も持っていた。

パイロットはトロワ・バートン。一時期、ヒイロ・ユイも搭乗した経験がある。

機体の詳細はトロワ・バートンの項目を参照⇒ガンダムヘビーアームズ


ガンダムヘビーアームズ改


型式番号XXXG-01H2。16.7m/8.2t。ガンダニュウム合金製。AC195年原型機の《ガンダムヘビーアームズ》を改修して誕生した。AC196年、パイロットの意思により廃棄処分(自爆)。

AC195年、事実上地上戦用として調整されていた《ガンダムヘビーアームズ》を、宇宙戦闘に対応させるべく《トールギス》の開発者であるバーニア技術の権威・ハワードの手によって再調整を受けた機体。

《ガンダムデスサイズヘル》らのように本格的な改修を受けたわけではなく、あくまで宇宙空間での戦闘にも対応出来るようスラスターらが換装された程度の小規模な改造に留まっており、外観上原型機との大きな違いは存在しない。
(EW版に限って言えば、全体のカラーリングをリペイントされている)

パイロットはトロワ・バートン。

機体の詳細はトロワ・バートンの項目を参照⇒ガンダムヘビーアームズ改


ガンダムサンドロック


型式番号XXXG-01SR。16.5m/7.5t。ガンダニュウム合金製。AC195年ロールアウト、同年改修され《サンドロック改(資料によってはガンダムサンドロック・カスタム)》になる。

AC195年、オペレーションメテオに際して大気圏内での運用を前提に製造されたガンダムの1機。開発および製造者はコックピットシステムのエキスパートであるH教授で、彼が以前開発した《ウイングガンダムゼロ》から見出したスタンドアローン性(汎用性、局地適応能力)に着目して開発された。

武装はヒートショーテルとホーミングミサイルが主軸であり、ガンダムの中では火力に欠点を持っていた。そのため、それを補ってあまりある防御力で敵の攻撃を意にも介さず突っ込み、ハイパワーと高熱のヒートショーテルで敵を切断する戦法を取ることが多かった。しかしながら、それは本機の本来の戦い方ではなく、本来は本機を指揮官機とした集団戦を主軸においた機体であった。

パイロットはカトル・ラバーバ・ウィナー。

機体の詳細はカトル・ラバーバ・ウィナーの項目を参照⇒ガンダムサンドロック


ガンダムサンドロック改


型式番号XXXG-01SR2。16.5m/7.9t。ガンダニュウム合金製。AC195年原型機の《ガンダムサンドロック》を改修して誕生した。AC196年、パイロットの意思により廃棄処分(自爆)。

AC195年、事実上地上戦用として調整されていた《ガンダムサンドロック》を、宇宙戦闘に対応させるべく《トールギス》の開発者であるバーニア技術の権威・ハワードの手によって再調整を受けた機体。

《ガンダムデスサイズヘル》らのように本格的な改修を受けたわけではなく、あくまで宇宙空間での戦闘にも対応出来るようスラスターらが追加・換装された程度の小規模な改造に留まっており、外観上原型機との大きな違いは存在しない。
(EW版に限って言えば、全体のカラーリングをリペイントされている)

パイロットはカトル・ラバーバ・ウィナー。

機体の詳細はカトル・ラバーバ・ウィナーの項目を参照⇒ガンダムサンドロック改


シェンロンガンダム


型式番号XXXG-01S。16.4m/7.4t。ガンダニュウム合金製。AC195年ロールアウト、同年改修され《アルトロンガンダム》になる。

AC195年、オペレーションメテオに際して大気圏内での運用を前提に製造されたガンダムの1機。開発および製造者はモビルスーツの機体駆動の権威である老師Oで、彼が以前開発した《ウイングガンダムゼロ》から見出したゼロフレームの兵器転用に着目して開発された。

パイロットは張五飛。

機体の詳細は張五飛の項目を参照⇒シェンロンガンダム


アルトロンガンダム


型式番号XXXG-01S2。16.4m/7.5t。ガンダニュウム合金製。AC195年原型機の《シェンロンガンダム》を改修して誕生した。AC196年、パイロットの意思により廃棄処分(自爆)。

AC195年、大破した《シェンロンガンダム》を、開発者である老師O始めとするガンダムを開発した技師たちによるパワーアップを受けた機体。地球圏の戦乱が宇宙にも拡大したことを受けて宇宙空間での戦闘にも対応出来るようウイングバインダーが増設された他、旧型機の大きな弱点であった射撃性能の向上のため《ヴァイエイト》のデータを流用した2連装ビームキャノンを背部に装備。さらに格闘性能の更なる向上を図った結果としてドラゴンハングを両腕に採用するに至り、機体の汎用性もさらに高まった。

パイロットは張五飛。

機体の詳細は張五飛の項目を参照⇒アルトロンガンダム


ガンダムエピオン


型式番号OZ-09MMS。17.5m/8.0t。ガンダニュウム合金製。AC195年製造。

OZ総帥トレーズ・クシュリナーダが《トールギス》やオペレーションメテオで降下した5機のガンダムのデータから開発したMS。AC暦で最強と呼ばれるガンダムの中でも《ウイングガンダムゼロ》(以後《ウイングゼロ》と略)と肩を並べ特に最強と呼ばれたガンダムである。
そのスペックは「アビリティポイント」と呼ばれるAC暦独特の機動兵器測定法(《リーオー》を100とし、火力や格闘能力、防御力を数値で示すもの)では、総合ポイントで《ウイングゼロ》を10ポイント上回り、数値上は《ウイングゼロ》以上であったとも言われる。

トレーズが開発した機体としてはおそらく唯一、彼のパーソナルカラーである『白』と『蒼』ではなく『黒』と『紅』を基調としたカラーリングとなっている。晩年ファザーは、この趣旨を「『黒』と『紅』は敗者の色だと解釈する。それも時代を変革し、次なる歴史を作り出す敗者である。優雅さというより、スプレンディッド(優雅な、豪華な、輝かしいという意)な力強さを感じ、トレーズはエレガントな英雄を意味する『白』と『蒼』とは対極となる色としてこの二色をエピオンに与えた」と解釈している。

内蔵火器を一切装備せず(一説にはホワイトファングの手に渡ってからバルカンorマシンキャノンが増設されたとも言われる)、武装は右腰側部の専用エネルギーサプライヤーとチューブで直結されたビームソードと、左腕に装備するシールド先端部から伸びるヒートロッドのみ。
これらの武装は騎士道精神的な決闘を主目的とした基本コンセプトだからだと言われ、ファザーから言わせれば「さすがはトレーズ・クシュリナーダという『希代の変人』が完成させた機体だけのことはある」とのこと。

そう呼ばれるのは、後述するエピオンシステム(ZEROシステム)と可変形態の飛行能力を搭載することで基本設計プランが『決闘』であったとしても、システムが『大量殺戮』を可能にしていた(選択してしまう可能性がある)ためである。『決闘』という命の奪い合いを最小限度に止める戦いを目的としながら、敵が大部隊で現れた場合はこれらを撃退する為に最も効果的な『最大規模の殲滅』が許されていたことになる点で、『意図した目的』と『手段としての機能』が二律背反しながら同時に混在し矛盾しているのだとファザーは語る。

一方でファザーは、『決闘』と『大量殺戮』のどちらを選ぶにしてもそれを選ぶのはあくまでパイロットの意志であり、エピオンという機体はその意志決定のための『道標』であった可能性にも言及している。

最大の特徴はコックピットシステム(インターフェース)に、《ウイングゼロ》のZEROシステムと同等の性能を備えたエピオンシステムを採用していることである(後年、ZEROシステムとほぼ同一のシステムであることから名称は“ZEROシステム(あるいはZERO)”で統一されることになる)。エピオンシステムは過程や手順こそZEROシステムとやや異なるが、搭乗したパイロットの脳に分析した戦闘データから予測した勝利パターンを直接送り込むこと、脳に情報を送り込む過程で脳をスキャンすることでパイロットが操縦しなくてもある程度操縦に反映させること、脳に刺激を与え脳内の神経伝達物質の分泌量をコントロールすることで一種のドーピングを行い肉体を強化することなど同一の結果を与える。

《ウイングゼロ》のZEROシステムと異なり、専用のデータヘルメットを装着しそこにデータを送信するケーブルと接続して運用する。これらはよりダイレクトに情報をパイロットにフィードバックするためだとも言われる。また、これらの特異なインターフェースを積んだおかげで《エピオン》のコックピット内部は予備用のモニターと操縦桿、フットペダル、シートベルトのみで他の計器やスイッチ類は一切存在しない(必要なモニターや計器は「考え」ればそれをスキャンしたシステムによってウィンドウに表示される仕組み)。

また、トレーズは同機に専用のパイロットスーツを用意していた。こちらはトレーズらしく白と青と黒をベースカラーにし金色の装飾が施されたエレガントなものとなっている。このスーツはアストロスーツとしての機能を兼ね備えているのか、耐G含めてシステムの影響をよりダイレクトにパイロットに与えるような特性を持つのかなどこのパイロットスーツにどのような機能があるかは不明。ただ、このパイロットスーツはヒイロが《エピオン》とゼクスの《ウイングゼロ》とを交換した時にゼクスにデータヘルメットだけを投げ渡して、スーツは自身が着たままになったため、そのまま捨てられてしまったものと思われる。

機体には変形機構を搭載しており双頭竜(ワイバーン)のような形状をしたMA形態を備える。これは外見だけでなく内部機器やスラスターの位置を変形することで組み換え、長時間の高速巡航を可能にしたモードである。
常識で推論すれば、この機体に飛行能力を付加する必要はなかったように思えるが、実際にはシールドに連結されたヒートロッドが最も効果的で広範囲に威力を魅せるのはMA形態だったと言われる。

余談だが、このMA形態はドクターJがAC145年に開発した大型戦闘機に酷似していた。ドクターJは「《ワイバーン》に変形するようにした設計思想は評価する」としながらも、「モビルアーマー形態」にという名称に「ネーミングセンスが無粋。本当にあの優雅な敗者(トレーズ・クシュリナーダ)が設計したのか」とネーミングセンスはもちろん、トレーズによる設計なのかどうかと疑問を投げかけていた。

AC195年、トレーズ・クシュリナーダによって設計・開発されるとルクセンブルク城を訪れたヒイロ・ユイに譲渡される。その後、宇宙から降下した《ウイングゼロ》に乗るミリアルド・ピースクラフトと互角の戦いをするも同等のシステム同士による予測演算勝負となった結果、システムがオーバーロードを起こしシステムダウンし引き分けに終わる(その際、ヒイロとミリアルドは互いの機体を交換。《エピオン》はミリアルドの手に渡る)。

その後、ミリアルドがホワイトファングに参加したことでホワイトファングの象徴として活躍し、内部工作員によって事前に爆薬が仕掛けられていたとはいえ、MDで固められた防衛網を単身突破してバルジをほぼ単独で陥落するほどの戦闘能力を発揮。宇宙に上がっていたコロニー製ガンダムとも幾度となく互角以上に渡り合う。

最終決戦ではヒイロの乗る《ウイングゼロ》と一騎打ちに敗北。その後、地球に落下しようとしていた《リーブラ》の一区画を破壊するため残存エネルギーを使い起動したビームソードでその区画にあった大型エンジンの誘爆を引き起こし、その爆発の中に姿を消した。

その後の処遇はミリアルドによって火星に隠匿され、その管理は親友のエルヴ・オネゲルが行っていたが、同機を欲したディズヌフによってエルヴは殺害され機体は強奪された。おそらくミリアルドがMC暦に入って以降、旅をしながら捜しまわっていたモノはこの機体だと思われる。

代表的なパイロットはAC暦でミリアルド・ピースクラフト、ヒイロ・ユイ。


◇エピオン初号機
MC0022年NEXT WINTER、プリベンターの行動を察知したラナグリン共和国が出撃させた4機の機影の中に存在していた機体。AC195年の《ガンダムエピオン》や、エピオンの改良型である《エピオンパイ》の登場とも重なり、作中ではファザーによって差別化を図るため《初号機》と呼ばれる。ラナグリン共和国が絡んでおり、ビルゴⅣの存在などからもEVE WARS後にエルヴ・オネゲルが管理していた《エピオン》をディズヌフが強奪したものをノイエンハイム社が回収して復元していたと考えられる。

その際、ヒイロ・ユイの《ウイングガンダムゼロ》によって斬り落とされた左腕部は新造され付け替えられてており、銀色に輝いているようである。

武装や機能は原型機と同じだが、復元の際に改修されたのか、ビーム砲を新たに内蔵している。内蔵個所は判明していないが、記述から推察するに脚部に内蔵されており、MA形態時に機首部となるソール部(靴底部)が開閉し、その内部にビーム砲があるものと思われる。
(ソール部がMA形態時に開閉する機構は、カトキハジメ氏によってエピオンがEW版にリファインされた際に採用されたギミックであり、これを新たに執筆者の隅沢氏が取り入れたものと思われる)

当然ZEROシステム(エピオンシステム)も搭載している。

MC暦(本作)ではラナグリン共和国のゼクス・マーキス上級特佐。



《MC暦》

スノーホワイト


別名《白雪姫》。型式番号や装甲材含め一切のカタログスペック不明。この時期では同型機である《魔法使い》らと並んで唯一のモビルスーツであると考えられる。その基礎フレームは、AC190年頃に五人の科学者が開発した《ウイングゼロ》を継ぐ試作一号機の一機がベースとなっており、現状詳細なデータは解らないが、カートリッジ制の新型バスターライフルやビームサーベルを備えるなど《ウイングガンダム》系譜の機体となっている。

またオプションの追加兵装として、複数の特殊弾頭を撃ち出せる『七つの矮星(ジーベンツバーク》』という装備も新たに用意されている。

パイロットはヒイロ・ユイ。

機体の詳細はヒイロ・ユイの項目を参照⇒スノーホワイト


ワーロック


別名《魔法使い》。型式番号や装甲材含め一切のカタログスペック不明。この時期では同型機である《白雪姫》らと並んで唯一のモビルスーツであると考えられる。その基礎フレームは、AC190年頃に五人の科学者が開発した《ウイングゼロ》を継ぐ試作一号機の一機がベースとなっており、現状詳細なデータは解らないが、二振りの大型ビームサイズやナノマシンを利用した高度なハッキング・クラッキング・ステルスなど電子戦装備を有する《ガンダムデスサイズ》系譜の機体となっている。

パイロットは二代目デュオ・マックスウェル。

機体の詳細はデュオ・マックスウェルの項目を参照⇒ワーロック


プロメテウス


型式番号や装甲材含め一切のカタログスペック不明。この時期では同型機である《白雪姫》らと並んで唯一のモビルスーツであると考えられる。その基礎フレームは、AC190年頃に五人の科学者が開発した《ウイングゼロ》を継ぐ試作一号機の一機がベースとなっており、十字架を模したガトリングガンやマシンキャノン、超大型ホーミングミサイルを撃ち出すバズーカなど火力に長けた《ガンダムヘビーアームズ》系譜の機体となっている。

そのコードネームはギリシア神話に出て来る神の名。本作では「人類に火を授け、神々の怒りを買い、裏切り者の烙印を押された巨神」と紹介されている。

現在、その機体は未完成のままカトリーヌのよって強奪。その翌日、自らを追撃してくるプリベンターの部隊にカトリーヌ自ら搭乗し出撃したが、W教授たちと共闘することになるとパイロットは名無し(トロワ・フォボス)が務めている。

機体の詳細はトロワ・フォボスの項目を参照⇒プロメテウス


シェヘラザード


型式番号や装甲材含め一切のカタログスペック不明。この時期では同型機である《白雪姫》らと並んで唯一のモビルスーツであると考えられる。その基礎フレームは、AC190年頃に五人の科学者が開発した《ウイングゼロ》を継ぐ試作一号機の一機がベースとなっており、流舞のような流線的動作が可能な近接特化の《ガンダムサンドロック》系譜の機体と思われる。

コードネームはアラビアンナイトに出て来る王女の名。本作では「虐殺を繰り返す王の心を宥める為に、毎夜毎夜、お伽噺を聞かせる美しい王女」と紹介されている。設計図にあったコードネームであるため、サンドロック系譜の機体である可能性がある。

しかし、カトリーヌが裏切ったため特殊なパイロット訓練を積んだトロワ・フォボスがパイロットを務めた。だが、ナイナたちと共闘することになりパイロットはカトリーヌが任されることになった。

機体の詳細はカトリーヌ・ウード・ウィナーの項目を参照⇒シェヘラザード


エピオンパイ


トレーズの設計した図面を入手した張五飛が、コツコツ建造し整備と調整を繰り返した機体。武装の一部が五飛用に改修されており、右腕部には五飛の機体らしく新造した多機能型ドラゴンハング、左腕部にはヒートロッドがオミットされた代わりにビームトライデントを装備するシールドを有する。

機体色は『紅』と『黒』だった原型機とは異なり、『白』と『蒼』の2トーンカラーに変わっている。ファザーは当初、この2色をパーソナルカラーとしていたトレーズ・クシュリナーダのことを五飛が未だに意識しているとも考えたが、五飛が変わらず機体に「哪吒(ナタク)」という愛称をつけていることからそうでもないらしい。

パイロットは老師張。

機体の詳細は張五飛の項目を参照⇒エピオンパイ


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-モビルドール-


モビルドール
モビルドールは、 『MOBILE Direct Operational Leaded Labor"』の略称。さらに略すとMDと表記される。

元々は《リーオー》開発に携わった技術者の一人・ツバロフ技師が、人間不信によって開発したシステムである。後にOZに採用され、その生産ラインを奪ったホワイトファングによっても運用された。

生身のパイロットが不要のため、強烈な加減速や姿勢制御のGを想定する必要がなく、またプログラム通りに動くため精密なフォーメーションを取ることや、機体制御が可能となっている。しかし、反面プログラム通りにしか行動出来ないため、そのプログラムの隙を突くことで旧型機の《リーオー》でも互角以上に戦え、融通が利かない為プログラムされれば識別信号がない味方や友軍を攻撃してしまうことも多かった。

マリーメイアの反乱では拠点防衛用にMDタイプの《トーラス》を用いた程度で、再び主力兵器の座は有人機に代わっていき、そのままMSの存在が地球圏で消えたため、地球圏では廃れた技術のはずである。

モビルドールのさらなる解説はこちらを参照⇒モビルドール


《AC暦》

ビルゴ


型式番号OZ-02MD。16.3m/7.3t ガンダニュウム合金製(ただし純度の低い量産タイプ)。

内蔵火器は有せず、肩部のジェネレータとチューブで直結されたビームキャノンのみ。防御兵装としてプラネイトディフェンサーを4基装備する。

OZが初めてモビルドール専用に開発した機体(01MDは有人機との切り替えが出来たトーラス)であり、そのためコックピットが最初から存在しない。同時にOZが量産機として初めて(純度が低いとはいえ)ガンダニュウム合金を採用した機体でもある。

ガンダムを開発した五人の技術者が「ガンダムを超えるMSを開発せよ」というレディ・アンの命令によって開発させられた《ヴァイエイト》《メリクリウス》の特徴であった大型ビームキャノンとプラネイトディフェンサーを一つの機体に融合させる形で誕生した。外観に反してスラスター推力が高いため、大気圏内での短時間・短距離ならば飛行も可能であった。

モビルドールシステムの開発者はツバロフ・ビルモン。《リーオー》《トラゴス》などの開発者である彼が、マリウス・プラントでの反乱の責任で左遷されたことをきっかけに人間不信に陥った結果、10年以上の研究を重ねた結果として誕生したものである。

機械によって制御される機体は、生身のパイロットという最も不確定要素の高い“生体部品”を排除したことにより、通常の人間では耐えられない加減速によるG下での精確な行動を可能にし、精密な射撃や僚機とのコンビネーションを可能にし、実戦投入された当時はガンダムのパイロットやゼクス、トレーズなど高度なMS操縦技術を持つ者でなければ太刀打ち出来なかった。

AC195年、ガンダニュウム合金やMDシステムの採用によって量産機としては高コストになったもののそれを補って余りある性能からオペレーション・ノヴァに合わせて大量生産され実戦に投入。主に地球上の反ロームフェラ組織、旧OZのトレーズ派殲滅作戦に投入され、サンクキングダムにも大多数が侵攻した。

《ヴァイエイト》ほどではないにしろ高火力のビームキャノンと、実弾・ビームを問わず弾くことが出来る《メリクリウス》のプラネイトディフェンサーは強力ではあったものの、攻撃バリエーションが少ないことやプラネイトディフェンサーを4基しか装備しないため死角が存在するなど欠点もあった。
そのためツバロフは改良案を作り、二号機の建造を急ぐが、そのタイミングでホワイトファングが決起しOZの月面MD生産プラントを掌握したため、実際に二号機はホワイトファングの手によって運用されることになる。


◇ビルゴⅡ
型式番号OZ-03MD。16.3m/7.5t ガンダニュウム合金製(ただし純度の低い量産タイプ)。

内蔵火器は有せず、ビームライフルとビームサーベルと言うオーソドックスな武装と強力な破壊力を持つメガビーム砲をオプションに持ち、防御兵装としてプラネイトディフェンサーを8基装備する。

初代《ビルゴ》の改良型でデュオは《ビルゴⅡ型》と呼ぶ。初代《ビルゴ》は《ヴァイエイト》のビームキャノンと《メリクリウス》のプラネイトディフェンサーの同時運用を目的としており高性能であったが、近接戦闘を挑まれると対処法がない他、ビームキャノンは威力は高いが連射が効かないなどの欠点も多かった。

そこで汎用性を高めるべく改良されたのが本機である。通常兵装をビームライフルとビームサーベルとしたことでMSの主戦場である白兵戦での立ち回りを強化し、ビームキャノンはメガビーム砲と言うオプション化して運用することで火力を落とさぬまま運用性を向上(メガビーム砲使用の際にはバックパックとケーブルで接続する必要があるため、出撃前にメガビーム砲装備か否かを選択するものと思われる)。

また従来の4基では死角があったプラネイトディフェンサーも倍の8基を装備することで単機でも死角を消すことに成功。バックパックにはウェポンプラットフォームを兼ねる大型バーニアにより機動性も向上している。

本来はOZで推し進められていた《ビルゴ》の後継機であったものの、開発途中で起きたホワイトファングの決起、さらにホワイトファングが《バルジ》を陥落させ宇宙の支配権を手にしたことで中断していた。パーツや設計データなどは月面基地に残されていたと思われ、ホワイトファングが接収し組み上げられたものである。

カラーリングは本来は黒であったと思われるがホワイトファングが接収した後に、カーキ色へと塗り替えられている。一部機体はリペイントが間に合わなかったのか、黒い塗装のまま戦線に投入された機体もあると言われる。

EVE WARS以降歴史の表舞台には登場していないが、マリーメイア事変の際にも実は多数残存しており、レディ・アンは使用も考慮したが、かつてホワイトファングの司令官としてこの兵器を用いたプリベンター・ウィンド(ミリアルド・ピースクラフト)の強い反対によって使用を断念したという話もある。

本作ではファザーの回想に名前だけ登場。かつて《エピオン》が《ビルゴⅡ》3機を同伴させガンダム4機相手に互角以上に渡り合った過去と、《エピオン》と《ビルゴⅣ》3機が向かってくる現状を重ね合わせた際に出てきた。


◇ビルゴⅢ
型式番号OZ-04MD。16.3m/7.3t ガンダニュウム合金製(ただし純度の低い量産タイプ)。

内蔵火器は有せず、メガビーム砲とビームサーベルを武装に持つ。防御兵装としてプラネイトディフェンサーを2基装備する。

《ビルゴ》《ビルゴⅡ》の改良型。P3事件の際に、パーフェクト・ピース・ピープルという組織が、ツバロフが遺したとされるデータをどこかから入手し独自に改良を施したものである。外観は初代《ビルゴ》に近い。
プラネイトディフェンサーは2基のみだが出力を強化されており、《ビルゴⅡ》以上の防御性能を有していたとされている。

オートMD生産プラント《ウルカヌス》を使って製造されていたと思われ、カトルがガンダムを回収後に《ウルカヌス》と共に地球圏に帰還したため、その多くがマリーメイア事変の際にも残存していた。レディ・アンは《ビルゴⅡ》と共に使用も考慮したが、かつてホワイトファングの司令官としてこの兵器を用いたプリベンター・ウィンド(ミリアルド・ピースクラフト)の強い反対によって使用を断念したという話もある。


◇ビルゴⅢアストリア
『FT』で登場したビルゴIIIの改良型。遺棄したはずの《ウルカヌス》を極秘裏に回収したノイエンハイム社が同工廠にて製造した。アストリア(アストレア)はおとめ座の語源になったともいわれ周囲の人間はその意味で捉えていたが、実際の意味はディズヌフの愛した人の名前であった。

基本的なスペックや装備はノーマルのビルゴIIIのままだが、『FT』に登場した際には腰部にホーミングミサイルを増設、リーオー用の高機動オプションを背部に接続していたほか、有人運用のためのコックピットも新たに設けられていた。また、コックピットにはディズヌフ用の義手や義足などの予備パーツも搭載されていたようである。

ディズヌフがサンクキングダムからの逃亡用に用いたが、ヒイロの《キャンサー》と交戦。モビルドール・モードである「アストリア・モード」を発動させるも、五飛のトラップとヒイロの操縦技量が勝り、敗北。海底へと沈んだが、その残骸をプリベンターは回収出来なかった。


◇ビルゴIV
型式番号OZ-03MDIV。その他スペック、装甲材質は現在不明。厳密にはMC暦に登場する機体なので、上記の《ビルゴ》シリーズとは一線を画す。そういう理由もあるのか、型式番号は通常ならばOZ-05MDになるはずだが、初代《ビルゴ》をベースに改良を進めた機体なのかOZ-03MDⅣとなっている。

ラナグリン共和国が開発した《ビルゴ》シリーズの後継機で型式番号からモビルドールだと思われる。ロームフェラ財団が開発し運用した初代《ビルゴ》、ホワイトファングが強奪しEVE WARSを中心に運用した《ビルゴⅡ》、パーフェクト・ピース・ピープルが少数を独自開発した《ビルゴⅢ》に次ぐ第四の《ビルゴ》。

詳細は不明だが、従来のプラネイトディフェンサーはさらに改良され、新型バスターライフルでも単発では三重に展開した電磁フィールドを突破出来ないほどの防御性能を持つネオ・プラネイトディフェンサーになっていることが判明している。



《MC暦》

マグアナック


カトリーヌが、追手として追いかけて来たトロワに対して威嚇して見せた40機のMD。形状などは一切不明で、彼女は『家族(マグアナック)』と呼んでいた。ドクトルTはこれらを「レプリカ・モビルドール(RMD)」と表現しているため、通常のMDとは何らかの差異があるのかもしれない。

カトリーヌがかつてのカトルの実妹であることを考えれば、彼女を守護するように現れたMDは正しくマグアナックとしての存在なのだろう。

40機で構成されており、隊長機である《ラシード》のみコックピットを手動操縦に切り替えることが出来る。そのためのパスワードは《MAGANAC-8×5》。
そのほかの機体には単調な行動が欠点であったモビルドールの欠点を補うミラートレースプログラムが施されており、変則的な攻撃パターンを持たせている。


以下、各機の特徴。

◇ラシード
マグアナックの隊長機。モビルドールによる自動操縦と手動操縦に切り替えることが出来る。コックピットのサイドコンソールを操作することで、空間上にバーチャルキーボードを浮かび上がらせることが可能。それは鍵盤型のモビルドール・コントロール装置であり、カトリーヌは得意のピアノを使い、音楽を奏でることでモビルドールをコントロールする。

◇ビーム砲接近戦機
マグアナックの1機。ビーム砲を装備した接近戦型ならば接近戦が可能な速射、連射を主軸とした機体なのかもしれない。また、ビーム砲と接近戦を両立させるのであれば汎用性の高い機体とも考えられ、ウイング系に近い特性を持つ機体なのかもしれない。

◇ビームサーベル白兵戦機
マグアナックの1機。その名の通り、ビームサーベルを装備したシェンロン系やエピオンのような白兵戦タイプだと思われる。

◇中距離砲援護機
マグアナックの1機。自動追尾付き実体弾(おそらくヘビーアームズやサーペンとが装備したホーミングミサイル系)を装備した中距離での砲撃援護の機体でヘビーアームズ系に近い特性を持つ機体だと思われる。

◇先行撹乱陽動用突撃高速機
マグアナックの1機。その名からデスサイズ系のような特性を持つ機体だと思われる。

◇防備重装備機
マグアナックの1機。その名からサンドロック系のような特性を持つ機体だと思われる。


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-マーズスーツ-


マーズスーツ
『火星改造作業用の二足歩行マニピュレーター付きMTF(=Mars Terra Fomer)』 を火星連邦初代大統領ミリアルド・ピースクラフトが指示し、戦闘用に改造させ軍事転用させたもの。『Mars Suit(火星用宇宙服)』と記載するようで、略称はかつてのモビルスーツと同じMS

その発展はAC歴でのモビルスーツと一緒であり、それを指示したのがかつて地球圏からモビルスーツを排除するきっかけを作ったミリアルド・ピースクラフトであると言うのは皮肉である。

特に名称は不明だが、カトリーヌの回想に登場したマーズスーツは、ビームサーベル・バズーカといったモビスルーツに近い標準装備が施されていた。

マーズテラフォーマー
マーズスーツの原型となったもので、詳細は前述の通り。土木作業用のMFTは肉体労働らしい。


無慈悲な妖精たち(マーシレス・フェアリーズ)


ナイナ・ピースクラフトをトップとしたエリシウム島に在沖する第909特殊独立戦隊の通称ならびに同部隊が運用しているマーズスーツの通称である。その総数は不明だが、現時点では12機の有人機、5名の特殊部隊班が確認されている。

一部か、あるいはすべての無慈悲な妖精たち(マーシレス・フェアリーズ)がそうなのかは不明だが、ミル曰く「幻の名機と言われた《グライフ》をレストアした」機体だと語られている。そのため共通の外観として、《リーオー》に極めて近いシルエットを有する。ただし、腰側部にスラスターユニットを装着しているなどどちらかというと《ヴァイエイト》や《メリクリウス》、あるいは《トールギス》のシルエットにも近く、これが《グライフ》の名残なのか、レストアの過程で追加された装備なのかは不明。
またそうした経緯があるため、内装はリーオーに準じたAC暦のMSの内装がほぼそのまま、あるいはそのままのレイアウトで機器を換装した状態で使われているようである。

各機に共通する事項として、頭部メインカメラの形状がそれぞれのトランプのスート(ハートならハート形、クラブならクラブ型というように)の形状を模しているのが特徴である。

かつてのマグアナック隊同様、パイロットや戦略上の目的に合わせてカスタマイズ・チューニングが行われていると思われ、それぞれに差異があるものと思われる。


◇ハートオブクイーン
「ハートのクイーン」。パイロットはナイナ・ピースクラフトで《無慈悲な妖精たち》の実質的なリーダー機だと考えられる。

装備は、内蔵バルカン砲、ビームソード、シールド、実体弾バズーカ。
ビームソードは、ビームサーベルよりも大型で高出力な斬戟兵装であり、出力をMAXまで引き上げることでロングスピアに近いリーチを持つことも可能である。
実体弾バズーカはショルダーアーマーのアタッチメントにマウントされている。

ラナグリン共和国の《ビルゴ》部隊を迎え撃つ際には装備が変更されており、武装は大型のビームメイス一本。新たにステルス機能付きのナノディフェンサーコーティングの赤いライディングホード(赤ずきん)を被っていた。

カスタム化されているとはいえ、所詮マーズスーツに過ぎず、《ガンダム》である《魔法使い》と渡り合うことは不可能なのだが、ナイナは卓越した操縦技術と判断能力でデュオの《魔法使い》やラナグリン共和国の《ビルゴ》部隊と対等に渡り合って見せた。


◇クラブオブジャック
「クラブのジャック」。パイロットはミル・ピースクラフト。

装備は、ビームタバール。またステルス機能付きのナノディフェンサーコーティングの赤いマフラーを羽織っている。
ビームタバールは、ビームシザースやビームトライデントのような長柄(ポールウェポン)タイプの近接用兵装で、先端に槍を思わせるビームソードが、側面片側に斧型のビームアックスが併設されている。先端のビームソードによる刺突のような直線的な攻撃から、側面のビームアックスによる遠心力を利用した円運動的な攻撃まで可能だが、その長さと多様性から扱いはひどく難しいとされる。

ラナグリン共和国の《ビルゴ》部隊を迎え撃つため、ナイナたちと共に出撃し、これを成功させている。


◇スペードオブキング
「スペードのキング」。パイロットはカトリーヌ・ウード・ウィナー。

装備は、ビームランス。またステルス機能付きのナノディフェンサーコーティングの赤いマフラーを羽織っている。
ビームランスはその名の通り、槍型のビーム兵装である。詳細な描写がないため、ビームタバールとの明確な違いは、斧型のビーム発生器の有無以外は不明。

ラナグリン共和国の《ビルゴ》部隊を迎え撃つため、ナイナたちと共に出撃し、これを成功させている。



◇スペードオブエース
「スペードのエース」。「スペードのジャック」と並び《無慈悲な妖精たち》の中で機動力においては最高速を誇る可変飛行型マーズスーツ。水中にも対応可能な爆撃用の爆雷を大量に搭載している模様。カトリーヌ追撃をしてくるプリベンターの部隊に対して出撃するが、《魔法使い》がナノマシンで組成した実体のない大量の蝙蝠に纏わりつかれ、操縦不能となり墜落。パイロットは緊急脱出したようである。


◇エースオブダイヤ
「ダイヤのエース」。ほかの機体と同じに呼ぶなら「ダイヤオブエース」のはずなので、この名称は誤植の可能性もある。可変飛行型のマーズスーツ。ドクトルTは「ダイヤとクラブのエースは、それぞれ高速に特化した機体か、重爆撃に特化した機体だったと記憶している」とあるが具体的にどちらがどちらに当てはまるのかは不明。カトリーヌ追撃をしてくるプリベンターの部隊に対して出撃するが、《魔法使い》がナノマシンで組成した実体のない大量の蝙蝠に纏わりつかれ、操縦不能となり墜落。パイロットは緊急脱出したようである。


◇エースオブクラブ
「クラブのエース」。ほかの機体と同じに呼ぶなら「ダイヤオブエース」のはずなので、この名称は誤植の可能性もある。可変飛行型のマーズスーツ。ドクトルTは「ダイヤとクラブのエースは、それぞれ高速に特化した機体か、重爆撃に特化した機体だったと記憶している」とあるが具体的にどちらがどちらに当てはまるのかは不明。カトリーヌ追撃をしてくるプリベンターの部隊に対して出撃するが、《魔法使い》がナノマシンで組成した実体のない大量の蝙蝠に纏わりつかれ、操縦不能となり墜落。パイロットは緊急脱出したようである。


◇スペードオブジャック
「スペードのジャック」。「スペードのエース」と並び《無慈悲な妖精たち》の中で機動力においては最高速を誇る可変飛行型マーズスーツ。水中にも対応可能な爆撃用の爆雷を大量に搭載している模様。カトリーヌ追撃をしてくるプリベンターの部隊に対して出撃するが、《魔法使い》がナノマシンで組成した実体のない大量の蝙蝠に纏わりつかれ、操縦不能となり墜落。パイロットは緊急脱出したようである。



◇ハートオブエイト
「ハートのエイト」。戦局を逆転させる可能性を秘めた「8のフォーカード」の可変水中型マーズスーツ。W教授は「大富豪の『8切り』、『いやrevolution(革命)』を起こそうとしている」と推察しているが、《プロメテウス》の攻撃を受け海中に落下したデュオの《魔法使い》の攻撃を受けて全機撃退された。


◇ダイヤオブエイト
「ダイヤのエイト」。戦局を逆転させる可能性を秘めた「8のフォーカード」の可変水中型マーズスーツ。W教授は「大富豪の『8切り』、『いやrevolution(革命)』を起こそうとしている」と推察しているが、《プロメテウス》の攻撃を受け海中に落下したデュオの《魔法使い》の攻撃を受けて全機撃退された。


◇スペードオブエイト
「スペードのエイト」。戦局を逆転させる可能性を秘めた「8のフォーカード」の可変水中型マーズスーツ。W教授は「大富豪の『8切り』、『いやrevolution(革命)』を起こそうとしている」と推察しているが、《プロメテウス》の攻撃を受け海中に落下したデュオの《魔法使い》の攻撃を受けて全機撃退された。

◇クローバーオブエイト
「クローバーのエイト」。戦局を逆転させる可能性を秘めた「8のフォーカード」の可変水中型マーズスーツ。W教授は「大富豪の『8切り』、『いやrevolution(革命)』を起こそうとしている」と推察しているが、《プロメテウス》の攻撃を受け海中に落下したデュオの《魔法使い》の攻撃を受けて全機撃退された。



◇スペードオブシックス
「スペードのシックス」。重装備陸戦型のマーズスーツ。同ナンバーのダイヤ、クラブと連携を取ることを基本戦術としているようで、ドクトルTは「6のスリーカード。『6・6・6』を示し、『スミス数』『黙示録の魔獣の数字』あるいは『親の総取り』」などの意味があるのではと推察した。エネルギーカートリッジ制のビーム砲を装備していることだけは確認できている。《魔法使い》と対峙するもデュオの技量と《魔法使い》のナノマシンによる幻惑機能の前に翻弄され、ビーム砲のエネルギーを使い切り、戦意喪失しているところを《魔法使い》によって戦闘不能にさせられた。動力部とコックピットを外した斬戟だったため、パイロットは生きており、マーズスーツも爆発していない模様。


◇ダイヤオブシックス
「ダイヤのシックス」。重装備陸戦型のマーズスーツ。同ナンバーのスペード、クラブと連携を取ることを基本戦術としているようで、ドクトルTは「6のスリーカード。『6・6・6』を示し、『スミス数』『黙示録の魔獣の数字』あるいは『親の総取り』」などの意味があるのではと推察した。エネルギーカートリッジ制のビーム砲を装備していることだけは確認できている。《魔法使い》と対峙するもデュオの技量と《魔法使い》のナノマシンによる幻惑機能の前に翻弄され、ビーム砲のエネルギーを使い切り、戦意喪失しているところを《魔法使い》によって戦闘不能にさせられた。動力部とコックピットを外した斬戟だったため、パイロットは生きており、マーズスーツも爆発していない模様。


◇クラブオブシックス
「クラブのシックス」。重装備陸戦型のマーズスーツ。同ナンバーのスペード、ダイヤと連携を取ることを基本戦術としているようで、ドクトルTは「6のスリーカード。『6・6・6』を示し、『スミス数』『黙示録の魔獣の数字』あるいは『親の総取り』」などの意味があるのではと推察した。エネルギーカートリッジ制のビーム砲を装備していることだけは確認できている。《魔法使い》と対峙するもデュオの技量と《魔法使い》のナノマシンによる幻惑機能の前に翻弄され、ビーム砲のエネルギーを使い切り、戦意喪失しているところを《魔法使い》によって戦闘不能にさせられた。動力部とコックピットを外した斬戟だったため、パイロットは生きており、マーズスーツも爆発していない模様。



◇ロイヤルストレートフラッシュ
マーズスーツではなく、生身の人間による特殊部隊名。フェアリーズ部隊の中でも特殊部隊に位置づけられると考えられる部隊。五人で構成され、黒い戦闘服の上にそれぞれ二の腕の部分に「10」から「A」が刻まれている。《バベル》に囚われたリリーナ救出のため、大統領補佐官であるノインと共に強襲し、無事救い出した。


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-戦艦-


《AC暦》

ロビン・フッド


AC145年夏からサンクキングダムを占拠した反乱軍の旗艦。当時のサンクキングダム王や王妃もここの営倉に収監されていた。


クローバー級双胴式大型戦闘空母


AC146年当時の地球兼統一連合軍の海軍艦隊の戦力の一つ。旗艦であったかどうかは不明だが、大型の空母は貴重な戦力で、特に艦載機の存在もあって艦隊の中枢に位置づけられた。しかし、EMP対策・ECM装備は通常の戦艦の域を出なかったようで、《ワイバーン》のEMP装置によって指揮系統や通信システムは麻痺してしまい、第三艦隊に属していた同級空母は反乱軍に接収されてしまうことになった。


サジタリウス


《ケンタウルス》の姉妹艦。

移動要塞と呼ぶべき月面巨大戦艦。実際にはキャタピラで移動する巨大戦車のようなもので、全長300メートル、260ミリ三連装砲塔二十五基、130ミリ巨大ビーム砲二門、二連装機銃百基を有し、《リーオーⅡ型》(キマイラ)と《トラゴス》五十機分の戦力に相当すると言われる。

AC186年の第一次月面戦争においてマリウス・プラントでの反乱において投入されるも反乱軍の巧みな戦術と内部からの破壊工作を受けて、反乱軍側の戦力とされてしまう。


ケンタウルス


《サジタリウス》の姉妹艦。

移動要塞と呼ぶべき月面巨大戦艦。実際にはキャタピラで移動する巨大戦車のようなもので、全長300メートル、260ミリ三連装砲塔二十五基、130ミリ巨大ビーム砲二門、二連装機銃百基を有し、《リーオーⅡ型》(キマイラ)と《トラゴス》五十機分の戦力に相当すると言われる。

AC186年の第一次月面戦争においてマリウス・プラントでの反乱において投入されるも反乱軍の巧みな戦術と集中砲火によって廃棄され、後に連合軍兵士の捕虜施設代わりに使われる皮肉的な結末を迎えた。

後の第一次月面戦争終盤、トレーズ・クシュリナーダ率いるOZスペシャルズとの戦いにおいて、トレーズの煙幕を利用し誤砲させ、グライフ隊を月一周させ背後から強襲をかけると言う奇策によって大破・陥落している。


ヴェルソー


AC148年における連合宇宙軍の旗艦の一つ。「宝瓶宮」とされる(これはTV本編で黄道十二宮を名称のベースにしたことに由来していると思われる)。

司令官には若きクラレンス・セプテム少佐と、その補佐としてミリオン・リデルハート准尉が搭乗していた。

艦載機は、《アポロン》《ヘリオポリス・エアネド》を解析した新型無人宇宙戦闘機《ジュゴン》で、四機編隊を六編成格納していた。


シュティーア


「金牛宮」の意味を持つ連合宇宙軍の巨大戦艦。AC152年時に《シャーウッド》を追っていた。


シャーウッド


マイク・ハワードとD.Dが開発した、反乱軍初のアストロクルーザー(宇宙巡洋艦)。その製造にはサンカント・クシュリナーダの資金援助を受け、ロームフェラ財団所有の資源衛星開発用の秘密工廠で行われた。
高性能な索敵センサーと新型のスティルスシステムを搭載している。このスティルスシステムはのちに《ガンダムデスサイズ》に搭載された《ハイパージャマー》である。
AC170年に何らかの戦いによって撃沈されたらしく、その際にサムとしての人格は消滅してしまい、『ZEROシステム』という基本システムだけが残ってジェイ・ヌルたちによって回収され分析・解析が進んだものの、ピースクラフト王家のものでなければロックを解除できず、AC186年時点でその解析作業は遅々として進んでいない。


ピースミリオン


本編にてバーニア開発の第一人者であったハワードが設計・開発し、運用した巨大宇宙戦艦。宇宙戦艦と言うよりは宇宙要塞に近い巨大さを誇る。

ハワードが設計・開発した為、太陽系外にまで行けると言う過剰な推力を誇った他、プロフェッサーGの協力もあったと思われ高性能センサーを積むであろうガンダムですら至近距離にまで接近しなければ存在に気付かないほど極めて高いステルス機能を有する。完成後、使用用途がなかった為か、月面極部に封印されていた。

AC195年、太平洋上で活動していたハワードが宇宙に上がると、月面極部に封印していた本艦を使い、OZを離れたミリアルド・ピースクラフトやガンダムパイロットたちの母艦として運用された。
EVE WARSにおいて地球へ船体を落下させようとする《リーブラ》の前に立ちはだかり、その船体を《りーブラ》主砲に突貫し大破した。

その名は『万人の為の平和』と思われがちだが、実際にはAC186年将軍だった大鑑巨砲主義者ミリオン・リデルハートが自らの売名行為に近く、実際に後の世界において巨大戦艦はピースミリオン級と呼ばれる。


バルジ


OZが開発した宇宙要塞。設計・開発には《リーオー》《エアリーズ》の設計を担当したセイス・クラークが行っており、建造開始はAC174年。完成はAC186年秋であり、その12年間の全ての費用をコロニー側住民に負担させた(その理由にはコロニーの財政を悪化させ無用な軍備などに予算が向かないように仕向けられたものである)。

バルジとは『Bulge』と記載し、突出部または膨張部を意味する。

内部には農業プラントなども存在し居住性が高く、さらに本作ではレセプションルームが存在し、完成祝賀会が開かれている。

だが、完成祝賀会を狙われて奇襲を受け、完成直後に甚大な被害を受ける。しかし、ヴァンの策略によってこの事件もまた歴史の闇へと葬られることとなる。

完成から十年近くOZ最大の宇宙要塞として機能し陥落することはなかったものの、最後はホワイトファングの指導者となったミリアルド・ピースクラフトの乗る《ガンダムエピオン》のビームソードによって陥落している。



《MC暦》

キューブリック


トロワ・フォボス(当時名無し)がキャスリン・ブルームが、ドクトルTの指示を受けて火星圏に帰還する途中で遭遇した惑星間輸送船。航行の途中で流星群に遭い、放射線シールドが破損。命の危機であったが、トロワに救われる。


VOYAGE


MC-0022、プリベンターが保有する洋上移動可能な長距離高速ホバー艦。キャシィの移送のほか、『スノーホワイト』『ワーロック』の輸送任務にも当たる。


ザグレープ


水陸両用の長距離高速ホバー艇。カトリーヌが『プロメテウス』を強奪した後、太陽系最高峰の山オリンポスを目指すために使われた後、砂漠の真ん中に停泊。


オデハーマン


カトリーヌが用いたザグレープと同型の水陸両用の長距離高速ホバー艇。トロワがカトリーヌ追撃に使用。


ショーフック2


ショーフック・ドゥと読む。分類としては大型潜水空母ということになるようだ。W教授、ドクトルT、キャスリンが搭乗し、《白雪姫》《魔法使い》の艦載能力がある。大型空母で小回りは利かないということだが、トルネードで相手の魚雷を躱すという離れ業をドクトルTはやって見せた。
攻撃兵器として甲板下に格納された対空迎撃ミサイル発射管(十二基)と艦首部に魚雷発射管を搭載している。魚雷は『有線式電子音響魚雷』と呼ばれるもので大量の水泡を生み出すことが可能で、それによって直接相手を攻撃する類いではなく敵パイロットの眼と耳を奪うタイプの魚雷。そのほかに、潜航中でも外界の様子を知るための飛行型カメラアイやジャミング装置としてMSSを搭載している。
ミル・ピースクラフトのクラッキングを受け、完全に制御システムを掌握されてしまう。唯一その状況でも使える自爆スイッチも、ヒイロによって使用を止められた。


火星連邦艦


《プロメテウス》とカトリーヌを回収した火星連邦艦。ナイナやミルらも搭乗しており、この艦だけで相手の制御系を完全掌握するほどの電子戦を行えることが判明した。


火星大型ホバー艦


火星連邦政府所属の大型ホバー艦。《ショーフック2》の移送に用いられた。


バベル


ラナグリン共和国の保有する移動要塞。ヘブライ語で「淆亂(こうらん)=混沌」を意味する。

全高は十階建てのビル程度、一辺が300mの正五角形をした無限軌道式装軌車両AからLまで十二輌が連結され正十二面体の展開図のような形で移動している。ただしその形状特性ゆえに密集型のこの形態から、横一直線あるいは斜線陣形にまで状況に応じて自ら陣形を可変することが出来るのが大きな特徴である。
実際には要塞ではなく、本来は火星の干上がった河川を舗装道路として活用するための移動式整地建設機械であったが、それを軍事用に転用したものである。

軍事用に要塞として改良を受ける際に、各ブロックに各種砲門が設置され、プラントもモビルドール格納庫や兵器プラントを有するようになった。その戦闘力は高く、単身とはいえミリアルドが乗る《トールギスヘヴン》を退け、リリーナ・シティへの侵攻を続けるほどである。

可変機構を有しており、正十二面体になり波長の違うビーム砲を射撃・反射させることで、ドライツバーグの理論の応用した「ツヴェルフツバーク」という遠距離ビーム砲を撃つことが出来る。その火力は、ドライツバーグの八十倍という試算もあり、火星で最も堅牢なリリーナ・シティのシェル・シールドをも貫通するほどである。

ブロックの一部にはVの肖像が掲げられている部屋があり、その部屋にはバルジ完成式典の際の、ヴァン・クシュリナーダとヒイロ・ユイ(もちろんガンダムのパイロットの方)が握手をしているような絵が飾られているらしい。


グランシャリオ


W教授らが母艦として運用している戦艦。グランシャリオとは「北斗七星」の意。





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-その他-


《AC暦》

ワイバーン


AC145年にジェイ・ヌルとトマス・カラントのチームが開発していた機動兵器。その形状が、のちの《ガンダムエピオン》のモビルアーマー形態に似ていたことから、大型の戦闘機だと思われる。全長約17メートル。装甲材質は不明。武装はワイバーンの首から伸びるマニピュレーターで保持するビームサーベルが確認されている。

コックピットにはトマス・カラントが搭載した『周囲の状況を即座に判断して高速演算処理する』人工知能――最初期型と思しきZEROシステムを搭載する。これは開発者であるジェイ・ヌルが、ワイバーンが単独飛行するためのサーボ機構として必要としていたためである。具体的には、この機体が地上クルーや管制官の指示、綿密な飛行プランはもちろんパイロットからも解放されなければならず、どんな場所でもどんな状況下でも安全に着陸させる《周囲状況判断能力》をAIにやらせたいと考えたためである。

そのため本機はZEROシステムを搭載するが、後のAC195年に歴史の表舞台に出てきた同名のシステムとはやや趣が異なり、おそらくパイロットの脳への情報の直接フィードバック機構や脳をスキャンすることによる肉体感覚の強化ないし欺瞞作用は持たないと思われる。
代わりにAIがパイロットに常時、文字表示によって量子コンピュータによる高速演算によって結果をフィードバックし、それにパイロットが一つ一つ答えるものとなっていた。また姿勢制御は完全にこのAIが行っていたとも言われる。
また、後に連合軍の最高気密すら完璧に予測するほど優秀な完成度であったとされる。

AC145年冬、ヒイロ・ユイの頼みでサムというサブリナがかつて飼っていた猫のクローンを依頼されたジェイが、クローン猫の代わりとして本機のZEROシステムを流用。本システム内に猫の“サム”を完全に再現して見せた(ペット育成ゲームなどとは一線を画し、再現したサムは人間の感情という曖昧で不確実な気持ちを理解するほどであった)。

同年11月26日、サンクキングダムが核弾頭ミサイルで攻撃されることを、本システムの広範囲ネットワーク情報から獲得したカテリナが搭乗し出撃。本システムのAIにサムが使われていたことで、サムに懐いていたのがカテリナとサブリナしかいなかったのもその一因であったが、見事に27日午前0時(ミサイル発射時刻)直前に、ミサイルを搭載した攻撃衛星の破壊と核弾頭ミサイルの地球圏からの破棄に成功した。

その後、ウェーブコースを自動計算し大気圏に突入。サンクキングダムへと降下。その後、反乱軍に参加していたマイク・ハワード、D・Dの手によって改修を受ける。ちなみにビームトリガー(ビーム砲の発射トリガー)はAIのサムが担当しており、文字通り機械による精密射撃によってコックピットを外す射撃をしていたと言われる。また、サムの制御による自動でのハッチ開閉やロックなども行われており、機動兵器のオート制御を部分部分で採用している。


◇ワイバーン《サム》
地球圏統一連合軍、反乱軍の双方から《サム》というコードネームが与えられた《ワイバーン》。基本的にはジェイ・ヌルらが開発したものと同じだが、地上用に特化することで出力・推進力を強化したほか、EMP装置・ECM装置も付加されたことで機体強度も向上した。

具体的には大気圏内外両用だったS&A(おそらくspace&airの略だと思われる)併用推進システムをA専用タイプに換装。それに合わせ、サイドスラスターを改造しただけで出力を20%以上向上させた(改修を担当したマイク曰く「高速戦に特化しつつ3倍の機動性を与え、羽がなくてもぶっ飛べるようにしてやる!」とのこと)。
またコックピットでECM装置を改造し、スーパー・ジャマーを搭載。加えて強力なEMP装備も可能とした(こちらの改修を担当したD・D曰く「おまえさんは『戦闘機』ではなく『芸術品』になるんだ」と述べており、後の《ガンダムデスサイズ》を「最高の芸術品」と呼称したプロフェッサーGに繋がる部分がある)。

この改修によって規格外の機動性能を手にした本機を、さらに巧みに操ったことからカテリナ・ピースクラフトは、後の世で『閃光の女王(ライトニング・クイーン)』の渾名で呼ばれるようになる。

AC146年5月以降、どのような改修があったかどうかは不明だが、外部スピーカーでワルツを流したり、フィギュアスケーターのように氷上を滑って数回転するジャンプを披露するような曲芸的なことも可能になっている。また、相変わらずマニピュレータにはビームサーベルを装備している。

サンクキングダムと連合軍の停戦後は、アウトローの宇宙進出に合わせて極秘裏に宇宙に運び出されると、今度は宇宙用の再改修を受けたほか、専用の長距離移動用のアストロクルーザーまで用意されていた。

宇宙用の改修の際には、マイク・ハワードが手がけのちの《トールギス》のスーパーバーニアにも繋がる技術の原型が推進駆動装置に組み込まれていた。またソルシエールによって機銃とホーミングミサイルも設置されているほか、エンジンとシンクロさせ動力を直結させた双頭龍の頭部のエネルギー砲も増設しているが、使用のためには減速して《ワイバーン》最大のアドバンテージであるスピードを殺した上に、使用後にはエネルギー消耗によって本来のスピードの半分程度しか出せなくなるといった欠点も抱えており、確実に相手を仕留められなければ逆に仕留められるという装備に、シス(カテリナ)はその使用を「禁じ手」と口にした。

とはいえ、AC147年になるとジェイが開発した《アポロン》らの存在もあり絶対的な存在ではなくなりつつある。それでも生き延びていたのはAIであるサムの予測システムと、照準を狂わせる高度なECMを搭載していたからだと言われている。
AC148年4月以降、死去したサブリナに代わって歴史の表舞台に立つことを決めたカテリナに代わってチック・パーガンが新たにエースパイロットとして搭乗している。


ジャック・オ・ランタン


AC146年春ごろ、カテリナらが属する《シャーウッドの森》に合流した火器管制システムのエンジニア・ソルシエールが開発した大型の水陸両用重戦車。一か月の間に全部で五台製造され、戦線に投入された。

その装甲にはチタニュウム合金を織り込んだ特殊合金を採用しており、当時の連合陸軍の主力戦車の機銃を一切受け付けなかった。
またその主砲は、超速で高回転することで同様に当時の連合陸軍の主力戦車の主砲をはるかに超える有効射程を有しており、その砲弾も戦車で撃ち出す砲弾というよりはロケット弾に近く、命中時の破壊力もきわめて高かった。

この高性能な五台の戦車の存在が《シャーウッドの森》においては大きな意味があり、レルネー湖での連合陸軍での戦闘でも抑止力と言う意味で大きな存在感を示した。
宇宙進出後は、宇宙でも使用されている。


ガンシップ・アーマー


AC146年当時の最新鋭大型戦闘機。3種類が存在した。
◇ガンシップ・フォース
通称《Gフォース》。高速戦闘機型。
◇ガンシップ・ファイター
通称《Gフォース》。機動戦闘機型。ホーミングミサイルを装備。
◇ガンシップ・ボンバー
通称《Gフォース》。重爆撃機型。


アポロン


太陽神の名を冠した、ジェイが《ワイバーン》開発後に製造した宇宙戦闘機。攻撃に特化した赤い機体であり、防御に特化した青い機体《ヘリオポリス・エアネド》との連携が前提となっている。また遠隔操作を行う無人機である。ジェイが捕えられた後に連合軍に接収され、連合軍の主力機となるという皮肉となっている。遠隔操作のための機体のため、解除周波数が設定されており、それはXXXGのWDHSRSで解除コードは《Z・E・R・O》。それを知ったサムによって逆に則ってアウトローの戦力にした。
アウトローの戦力となった後はジェイたちの手によって有人機に改造され、セディッチが搭乗することになる。
モデルは言うまでもなく、おそらくTV本編の《ヴァイエイト》だろう。


ヘリオポリス・エアネド


太陽神殿の九柱の名を冠した、ジェイが《アポロン》との連携を前提に同時期に開発した宇宙戦闘機。《アポロン》同様、《ワイバーン》と同等の基本性能を有するが防御に特化しているほか、遠隔操作による無人機である。《アポロン》ともども、ジェイが捕えられた後は連合軍に接収され逆に利用されてしまっている。遠隔操作のための機体のため、解除周波数が設定されており、それはXXXGのWDHSRSで解除コードは《Z・E・R・O》。それを知ったサムによって逆に則ってアウトローの戦力にした。
アウトローの戦力となった後はジェイたちの手によって有人機に改造され、精鋭のパイロットが搭乗することになる。
モデルはこちらもおそらくTV本編の《メリクリウス》、あるいは《メリクリウス》が装備していたプラネイトディフェンサーだろう。


ジュゴン


天秤座の名を冠した宇宙戦闘機。AC148年4月には完成し、実戦投入していた新型の無人宇宙戦闘機である。《アポロン》と《ヘリオポリス・エアネド》のデータを解析して製造されている。《ヴェルソー》には四機編隊で六編成が存在していたほか、その後も改良が続けられたようである。
モデルはおそらくTV本編における《ビルゴ》だろう。


高機動宇宙戦闘機


AC186年夏、第一次月面戦争時の統一連合軍側の月基地で戦力として数えられた機体。

だが、同時期にはキマイラ40機が月基地には配備されており(戦闘機はその半分の20機)、MSの台頭に伴い戦場の主役をMSに譲り、地上戦における《エアリーズ》のような撹乱や奇襲を担当するにとどまっていると思われる。


エレオート


資材運搬用エレオート。トレーズファイル4でアディンが使用。

そもそもエレオートとは『無重力状態でも高速移動可能な電動式二輪バイク』である。



《MC暦》

フォボス


1.火星の衛星。火星における『月』の存在。詳細は用語解説。

2.トロワ・フォボス(当時名無し)がキャスリン・ブルームと共に訓練のため地球圏へ向かう時に使用した小型惑星間航行宇宙船。内部には数年に一度発生するX-10クラスの太陽フレアの被爆を回避するための睡眠ベッド兼用放射線遮断カプセルが予備を含め3基備えている。


二輪駆動バイク


ファザーがMC-0012年頃からくみ上げ、MC-0014年でも、用いていたものと思われる二代目の相棒(初代はもちろん《ガンダムデスサイズ》およびその改修型《ガンダムデスサイズヘル》)。排気量は800ccで荒れ地に対応したオフロード仕様(舗装されていない道路を走るための仕様)だった。アイスバーンを走行中に事故を起こして大破した。


大型バイク


MC暦でファザーが愛用していた大型のバイクで、三代目の相棒。排気量は1500ccで二駆(二輪駆動)バイクで、リアシートには少女一人分を乗せることが出来、『キュレネの風』から預かったナイナをシュバイカー孤児院まで連れていくのにも使用した。

1500ccのエンジンは火星用オフロードバイクの「アレス・ホーネットβⅢ型」という型番らしく、ファザーが同時惚れ込み(そのためだけにヒルデと結婚してまで)購入したもの。

ぬかるみ用のマディタイヤ、雪や砂の路面を走る際、駆動時に路面に刺さるかのようなスコップの先のような形状のゴムがついたパドルタイヤ、さらに各種工具や予備パーツを備えており、放浪旅を続けていたファザーならではの愛車。後述するホバーバイクなどが一般的になっていた世界で敢えて二輪を選んで走っていた。

ただし装備はあるが、火星の砂塵の中では五時間でエアクリ(エアクリーナー)の排気口が目詰まりしてしまったり、跳ねドロのせいで前輪に負荷がかかりやすいなど欠点も多い。


ホバーバイク


火星を走るマーズ・ツーリングなどで主流となっているオートバイクのホバータイプ。詳細は不明だが、おそらくホバークラフトをオートバイクサイズまで小型および火星環境でも対応可能なほど高性能化したものと思われる。


トライク


劇中では『トライクリング』と呼ばれていたが、実際には現代にも存在する『トライク』と呼ばれる、三つの車輪を持ち、前輪か後輪のどちらかを二輪とし上から見て二等辺三角形を描くような形状をしたバイクのことだと思われる。


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