2010.10/12 [Tue]
百花繚乱 サムライガールズ 第2話
- ジャンル：[アニメ・コミック]
- テーマ：[百花繚乱サムライガールズ]
百花繚乱 サムライガールズ 第2話
『裸体転生』
≪あらすじ≫
突如として出現した、“柳生十兵衛”を名乗る赤毛の少女は、両腿に携えた二振りの刀を抜くことなく、忍びの半蔵を圧倒する戦闘力を発揮する。その数値は、ゆうに五百萬を超えていた。
ついに十兵衛が二振りの刀を抜く。まるでゴミでも見るような冷酷な瞳と声で、トドメを刺そうと刀を振りかざすが、謎の黒い影と鎖に動きを封じられた宗朗の声に思い留まる十兵衛。途端、十兵衛からあふれ出る黒い影が宗朗へと収まって行き、十兵衛は裸体となってその場に倒れてしまう。
そこへ、宗朗の幼馴染でもある生徒会副会長を務める徳川千が登場。その場を預かることになったのだが―――
≪感想≫
圧倒的な戦闘描写に目も心も奪われた。
1話のアバンを観ていても思ったことだが、戦闘描写だけなら今期No.1じゃなかろうか？ 『とある魔術～』も良く動き、エフェクトも使う良い戦闘描写であるが、静と動と言う戦闘（こと一対一の果たし合いなどでは多く観られる）、緩急をつけた戦闘描写と言う意味では、完全に頭一つ飛び抜けた印象がある。
生身の人間の剣劇（剣戟）と言うよりは、スカウター（爆）が出てきたようにややドラゴンボール的なノリもあるが、だからこそ少しくらい過剰な演出の方がこの作品は心地よい。
先ほど『とある魔術～』と比較したが、そもそもにして『とある魔術～』とは戦闘のベクトルが違う（どちらかと言えば能力バトル。ある種無敵のイマジンブレイカーをどうやって決めるか、そこに至る為の知略に近いのが『とある魔術～』）。だから、この作品の純粋な人と人の戦いにおけるスピード感は凄まじい。
刀を抜かない戦い方、と言うのもおそらく今回限りだろう。だからこそ、今回そこでしっかり魅せてくれた。今後、ライバルたちと刀を抜いた戦いがメインになるだろうから、半蔵との肉弾戦はむしろ貴重であり、そこに力を入れる辺り、スタッフも力の入れどころを理解している。
物語としては、十兵衛の二面性に注目が集まるのだろう。演技力・声質含め全くの別人と言っていいほどのキャラクター性は魅力なのだろう。人によってはあまりに甲高過ぎる声と“萌え”を意識し過ぎていて、逆に私のように露骨過ぎだと感じてしまう人もいるだろうが、実質的な登場はまだ1話目。もう少し長い目で見よう。
二面性と言えば、千姫もそんな感じだろう。こちらは典型的なツンデレと言った具合。幸村たちの処遇について兄に進言する辺りは、デレ状態で、こちらは十兵衛とやや違って観ていてギャップが程好く心地良い。
はたして宗朗の前でデレてくれる日は来るのだろうか。楽しみである。
第3話『剣姫（マスターサムライ）の正体』
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『裸体転生』
≪あらすじ≫
突如として出現した、“柳生十兵衛”を名乗る赤毛の少女は、両腿に携えた二振りの刀を抜くことなく、忍びの半蔵を圧倒する戦闘力を発揮する。その数値は、ゆうに五百萬を超えていた。
ついに十兵衛が二振りの刀を抜く。まるでゴミでも見るような冷酷な瞳と声で、トドメを刺そうと刀を振りかざすが、謎の黒い影と鎖に動きを封じられた宗朗の声に思い留まる十兵衛。途端、十兵衛からあふれ出る黒い影が宗朗へと収まって行き、十兵衛は裸体となってその場に倒れてしまう。
そこへ、宗朗の幼馴染でもある生徒会副会長を務める徳川千が登場。その場を預かることになったのだが―――
≪感想≫
圧倒的な戦闘描写に目も心も奪われた。
1話のアバンを観ていても思ったことだが、戦闘描写だけなら今期No.1じゃなかろうか？ 『とある魔術～』も良く動き、エフェクトも使う良い戦闘描写であるが、静と動と言う戦闘（こと一対一の果たし合いなどでは多く観られる）、緩急をつけた戦闘描写と言う意味では、完全に頭一つ飛び抜けた印象がある。
生身の人間の剣劇（剣戟）と言うよりは、スカウター（爆）が出てきたようにややドラゴンボール的なノリもあるが、だからこそ少しくらい過剰な演出の方がこの作品は心地よい。
先ほど『とある魔術～』と比較したが、そもそもにして『とある魔術～』とは戦闘のベクトルが違う（どちらかと言えば能力バトル。ある種無敵のイマジンブレイカーをどうやって決めるか、そこに至る為の知略に近いのが『とある魔術～』）。だから、この作品の純粋な人と人の戦いにおけるスピード感は凄まじい。
刀を抜かない戦い方、と言うのもおそらく今回限りだろう。だからこそ、今回そこでしっかり魅せてくれた。今後、ライバルたちと刀を抜いた戦いがメインになるだろうから、半蔵との肉弾戦はむしろ貴重であり、そこに力を入れる辺り、スタッフも力の入れどころを理解している。
物語としては、十兵衛の二面性に注目が集まるのだろう。演技力・声質含め全くの別人と言っていいほどのキャラクター性は魅力なのだろう。人によってはあまりに甲高過ぎる声と“萌え”を意識し過ぎていて、逆に私のように露骨過ぎだと感じてしまう人もいるだろうが、実質的な登場はまだ1話目。もう少し長い目で見よう。
二面性と言えば、千姫もそんな感じだろう。こちらは典型的なツンデレと言った具合。幸村たちの処遇について兄に進言する辺りは、デレ状態で、こちらは十兵衛とやや違って観ていてギャップが程好く心地良い。
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- [アニメ（放送終了）:百花繚乱 サムライガールズ]
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