アマガミSS 第11話
『中多紗江編・第三章“ヘンカク”』
≪あらすじ≫
制服も冬服へと変わっても、純一は紗江のアルバイト面接の特訓を続けていた。純一は紗江に言われた「妹じゃ嫌です!」と言う言葉の意味を考えていたが答えは出ないまま。
そんな折、いよいよ紗江のアルバイト面接の日が決まった。その日、純一も紗江の面接に同行することに。
アルバイトの面接は無事合格。これで、純一の特訓も終わりかと思われたのだが、紗江は「まだ終わりにしたくない」と口にする。そんな一途な紗江の想いに、少しずつ純一の気持ちも“ヘンカク”いていく―――
≪感想≫
「誰 も 助 け に は こ な “ イ カ ” ら な」
誰 が 上 手 い こ と を 言 え と w w w
っていうか、イカ怪人エロ過ぎだろ(爆 あのイカ触手がどんなシステムで動いているのか、純粋に興味があるが、色々と凄い。あれ? 紗江ちゃんってそんな小学生に見えるほど小柄な設定だったっけ?と思ってしまった。
ヒーローショーが好き…というよりも、あの知識量は単純に特撮大好きっ娘なわけです。普通にオタクか?まぁそんなことを気にする変態紳士ではなさそうです(ぉ
まぁ、そんなイカ怪人のことなんてどーでもいいわけですが(笑
中多紗江編の持つ特殊性
と問いかけると、たぶん大部分の人が「ナレーション!」と答えてしまいそうなのだが、じっくりと観てみると、中多紗江編が放映済みの二編と大きく異なる側面を見せていることに、改めて感じる。
主人公の立ち位置
過去二編において、純一の立場はどちらかと言えば、恋愛関係を除けば基本的に“リードされる”側であった。それは、『橘純一』と言うキャラクターの根底に、毎編アバンでやるように彼には『クリスマスのトラウマ』があるから。過去二編はどちらもクリスマスを控えた時期からのスタートで嫌でも純一に過去のトラウマを思い返させるから、どうしてもその言動は変態行動を除けば受動的であった。
森島はるか編においては、終始はるかのペースに振り回され、彼女に色々な意味でリードされていた。
棚町薫編においては、やっぱり悪友である薫を見守る立場から描かれていた為に、どちらかと言えば能動的であったのは薫の方であった。
だが、今回においては、純一は“リードする”側に立つ。それはこれまでの放送でやってきたように、アルバイト面接の名目を得たことと、彼がトラウマに対して希薄になり易い夏場から描いたことに大きく起因しているだろう。まず、純一の立ち位置の違いが中多紗江編の特殊性の一つ。
ヒロインの積極性
過去二編において、純一の立場は“リードされる”側であったが、ただ一点においてのみ、彼は“リードする”側であった。それが恋愛関係。
森島はるか編においては、何度フラれてもはるかにアタックし続ける超ポジティブ積極姿はまだまだ鮮明に思い出される。
棚町薫編においては、クリスマスのデートこそ薫に誘われたが、そもそも薫に純一を悪友から一人の異性として意識させるだけの行動をしたのは純一の側である。
だが、今回においては、純一はまるで鈍感・朴念仁であり、恋愛関係に関して言えば、教官として紗江に色々教える立場がまるで逆転して紗江に“リードされる”側に回った。
第一章・第二章においてはそうは見え辛かったが、第二章ラスト、そして今回の第三章では、こと恋愛に関してだけは“あの”紗江が攻めに回った。
それでも、何かを決断したり、あるいは手を握ったりする上で最後の一歩を踏みこめずに純一に背中を押してもらうか、純一の側から歩み寄ってもらったのは、紗江ちゃんらしい部分となるのだろうけれど。
この二点と、もちろんナレーション制も含めて総合的に過去の二編、そしておそらく先に残る三つの編ともどこか違う、特殊な一面を強く出しているのが、中多紗江編なのだと感じた。
もし、オムニバス制じゃなかったら…
嫌だなぁ、ってやっぱり思います。最初から結構賛否両論な放映システムだけど、最終的な評価で他のBlogを運営されるブロガーさんの皆さんがどういう評価を下すのかは、正直今から楽しみ。
今回のラスト、純一は紗江の気持ちを汲み取って手を繋いだ。普段恋愛ごとは徹底的に紗江にリードされている純一だが、その一瞬だけは主人公補正でも発揮されたのか、しっかりと機敏に彼女の心を察知したわけだ。
で、これがもしオムニバス制ではなく普通のハーレム制で放映されていたら、どうなっただろうか?
あのまま紗江がメインヒロインで結ばれれば良いが、そうでなかった場合、純一はあそこまで気を持たせておいて「実は本命は別ヒロイン」という展開になる。なんと最悪なことかwww
というか、ハーレム制だけど最終的にメインヒロイン一人選んでルート選択するようなモノが大部分を占める恋愛SLG原作アニメって、そうなることがむしろ普通だったわけですよね。それで、そのメインヒロインを好きになれなかったり、他のヒロインが好きだったりする視聴者たちは肩を落とし涙を流す。
その点でいえば、オムニバス制って確かに話数は少ないしお当番編が終わってからの扱いに不満がないわけではないが、それでも「オマエら、そこまでしてて付き合ってない(or最終的に付き合わない)ってねぇーよ」という事態がないから、どのヒロインにも救いがあるし、主人公の少年・青年があまりに精神状態としてまともに描かれる部分でいえば主人公にも救いがあるよね、って私は思う。
どっちが良い、どっちが悪いってモノでもないと思う。例えば、今季で言えば「祝福のカンパネラ」辺りはハーレム制でも十分やっていける内容だろう。どんな終わり方になるか解らないが、それでも主人公のレスターが(こういう表現が正しいのか解らないが)女の子の気持ちに機敏で扱いに長けているから、モテているけど常識的に一線をちゃんと引いているし。
だから、これから先も当然恋愛SLGを原作とするアニメは出てくるだろうが、そうなった時に、単純にテンプレートとして一本のストーリーでサブキャラのイベント回収しつつ最後はメインヒロイン一直線というパターンだけが全てではない。オムニバス制もできるんだ、ということをきっとこの作品は改めて私たち視聴者にも、そしてアニメの作り手にも示してくれるのではないか、と個人的に期待しているのである。
第12話『中多紗江編・最終章“コイビト”』
≪TB先 参照リンク(URLアルファベット順≫
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
現在、yahoo系、nifty系、so-net系はほぼ全滅。楽天系は調子がいいと送れます。goo系始め長いURLは小文字表記にさせていただいてます。
・http://28903894.at.webry.info/201009/article_28.html
・http://adria7.blog92.fc2.com/blog-entry-329.html
・http://altria98.blog113.fc2.com/blog-entry-508.html
・http://ameblo.jp/norarin-house/entry-10644513590.html
・http://animedouganews.blog44.fc2.com/blog-entry-1774.html
・http://aniponda.blog119.fc2.com/blog-entry-586.html
・http://aragaiaragai.blog133.fc2.com/blog-entry-56.html
・http://arpus.blog121.fc2.com/blog-entry-1230.html
・http://blog.goo.ne.jp/cuzmachupichu/e/945592256317511fea543e5a866f1278
・http://blog.goo.ne.jp/jin-d/e/b12a81a5680fabfec7861d8971b90290
・http://blog.goo.ne.jp/migie_no_migite/e/37a9af6e9f81572f0f7890692706e5ab
・http://blog.goo.ne.jp/nexusseed/e/559c923ea82b03335306eaafc6c096f8
・http://blog.livedoor.jp/geallza/archives/51127867.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51610900.html
・http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/51746689.html
・http://blog.livedoor.jp/soul_mu/archives/65406460.html
・http://blog.livedoor.jp/superunkman/archives/50713598.html
・http://blog.livedoor.jp/t_cherry398/archives/51523391.html
・http://blog.livedoor.jp/tachibana201/archives/932641.html
・http://brilliantcorners.blog54.fc2.com/blog-entry-274.html
・http://cactusanime.blog104.fc2.com/blog-entry-1262.html
・http://coffeemonster.at.webry.info/201009/article_18.html
・http://dacapo3.blog7.fc2.com/blog-entry-979.html
・http://e102128.blog54.fc2.com/blog-entry-1538.html
・http://flanpoemega.blog42.fc2.com/blog-entry-1459.html
・http://fujiiisana.blog68.fc2.com/blog-entry-1944.html
・http://gomarz.blog.so-net.ne.jp/2010-09-10-1
・http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-1400.html
・http://hinaxnagi.blog31.fc2.com/blog-entry-1748.html
・http://hyumablog.blog70.fc2.com/blog-entry-1851.html
・http://junkheadnayatura.blog24.fc2.com/blog-entry-1318.html
・http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-374.html
・http://karuiongak.blog37.fc2.com/blog-entry-783.html
・http://kazekura.seesaa.net/article/162161772.html
・http://keropo2.blog.shinobi.jp/Entry/776/
・http://kodoku21.blog83.fc2.com/blog-entry-879.html
・http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-3337.html
・http://kuraltuka.blog8.fc2.com/blog-entry-431.html
・http://laikablog.blog53.fc2.com/blog-entry-185.html
・http://lessiy.jugem.jp/?eid=2347
・http://manaduru3.blog24.fc2.com/blog-entry-569.html
・http://merkmals.blog31.fc2.com/blog-entry-1337.html
・http://mikihara.blog70.fc2.com/blog-entry-2355.html
・http://monochromenote.blog114.fc2.com/blog-entry-1082.html
・http://musashinoline205.blog100.fc2.com/blog-entry-881.html
・http://najigo.blog31.fc2.com/blog-entry-183.html
・http://nekoko.at.webry.info/201009/article_11.html
・http://nextsociety.blog102.fc2.com/blog-entry-980.html
・http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201009100000/
・http://plaza.rakuten.co.jp/koumeinowana/diary/201009100000/
・http://plaza.rakuten.co.jp/sealsoldier/diary/201009100000/
・http://reilove.blog51.fc2.com/blog-entry-4371.html
・http://seraraku2.blog59.fc2.com/blog-entry-4856.html
・http://shirokuro585.blog109.fc2.com/blog-entry-323.html
・http://sironsiron.blog70.fc2.com/blog-entry-471.html
・http://solonielsoloniel.blog33.fc2.com/blog-entry-703.html
・http://soraxcan.blog59.fc2.com/blog-entry-2070.html
・http://spadea.jugem.jp/?eid=7997
・http://sugarlight.blog41.fc2.com/blog-entry-233.html
・http://sumi4460.blog63.fc2.com/blog-entry-2374.html
・http://szajmgp4.seesaa.net/article/161366592.html
・http://tako2008.blog27.fc2.com/blog-entry-202.html
・http://takotakotakoyaki.blog52.fc2.com/blog-entry-3017.html
・http://teleani.blog62.fc2.com/blog-entry-797.html
・http://vividstation.blog99.fc2.com/blog-entry-611.html
・http://vnr2034.blog133.fc2.com/blog-entry-268.html
・http://wendykai.blog60.fc2.com/blog-entry-1056.html
・http://www.mypress.jp/v2_writers/firstsnow/story/?story_id=1937425
・http://yamitarou.blog75.fc2.com/blog-entry-2271.html
・http://yusyu.blog34.fc2.com/blog-entry-580.html
もしよろしければ、拍手ボタンをポチッと押して下さいm(_ _)m 管理人のモチベーションが上がります(ぉ
NoTitle
あのイカ野郎絶対に狙ってやがったな、と思いました。流石に小学生と間違えるかw
>立場がまるで逆転
攻守が逆転して中多さんの小動物的な魅力が別の形で見えてきて楽しい。気の弱そうな子が勇気を出す姿は良い物です。