黒執事II 第10話
『零執事』
≪あらすじ≫
アロイスの記憶と自分の記憶を混同させられ上書きされたシエル。良いように執事たちに利用されながらも、それでも彼の魂は闇にあってなお闇に染まらない気高さを持つモノであった。
シエルの魂の甘美さに震えあがるクロードと、どんな状態であったとはいえシエルから「二度と目の前に現れるな」と命じられてしまい姿を現わせないセバスチャン。
そんな中、もう一人のアクマな存在が、己が計画の為に動き出す―――
≪感想≫
三者三様入り乱れの状況。
まさかセバスチャン、クロードを出し抜く形でハンナが出てくるとは…。アロイスたちの村を襲うよう契約したのはあの三つ子ってこともわかったことで、ますますの謎はなぜハンナはアロイスにつき従う道を選んだのか、ということ。個人で複数の契約は出来ないだろうし、かと言ってルカは三つ子と契約していた(ルカがハンナと契約し、ハンナはルカの魂の対価としてアロイスにしたがっているという説もありましたが、それは今回事実上否定されてしまったわけで)。
もし、あるとするならば三つ子にはさらに上に着き従うアクマがいる可能性か。そのアクマがハンナで、ルカがハンナと契約、ハンナが三つ子に命令して村を襲わせて、ハンナはルカの魂を対価にアロイスに着き従うことになった、と言う展開ならあり得るか。
状況的にかなりシリアスのはずなのだが、クロードの狂喜と、セバスチャンの嫉妬や敗北なんてほとんどないシーンが詰め込まれ、さらにはグレルまでそれに絡んでいたものだから、コメディテイストで描かれたので、話の中身ほど重々しさは感じず、割とすんなりと30分観れた印象。
今の状況でシリアスに描かれてしまうと、たぶん描いた以上のシリアスさを我々視聴者は与えられてしまうことだろう。その最大の要因はやっぱりシエルなのだと思う。気高いながら、執事たちに記憶も心も良いように翻弄され続けてしまう彼の身を襲う不幸の重さをシリアスに描くと、描いた以上の重さを与えると思うのだ。
三期への展望?
今回、セバスチャンとクロードのセリフで興味深いやり取りがあった。
それは、セバスチャンとクロードがシエルの魂を追い求める理由は、ただ魂を喰らうという食事に対する欲求だけではない、と言う点だろう。
無限の命を与えられたアクマにとって、変化のない飽和された世界は退屈そのもの。契約もただ魂を喰らうだけの作業でしかなくなっていた。
だが、シエルは違う。
生まれ持って人を従える素質と気質でアクマすら従え、闇の中にあって闇に染まらない純潔の魂を以って、世界に退屈するアクマたちにスパイスを与え続けられる存在。
もしかしたら、セバスチャンはシエルがシエルであり続ける限り、執事として着き従う気ではないだろうか?
食事は大切だ。その為だけにセバスチャンは魂を呼び戻し、取り戻したのだから。
でも、シエルを一度喪って、シエル・ファントムハイヴが自分たちに与えてくれる恩恵がただの食事と言う存在だけでないことに気付いたような気がする。
食事を終えてしまえば、セバスチャンに残るのは再び怠惰で飽和した退屈な世界だけだ。
ならば、セバスチャンはシエルの魂がシエルである限り、生かし続ける気もする。そうなると、ファンの方々としては第三期への展望も開けるというものだろう。
ただでさえあの終わり方をした第一期の続編が出たわけだから、まぁそうでなくても展望はあるのだろうが。
その一方でシエルの気高さを支える復讐と言う想いがどうなるのかも楽しみ。セバスチャンとクロードはアロイスで一時代用したが、それに二度目はない。
もし、その手段がセバスチャンに見つからないようであるならば、もしかしたら終わり方は第一期と同じになるかもしれない。
追記。
アロイスに乗っ取られてアロイス口調でしゃべるシエル。ウゼェwww アロイスの時にも思っていたことだけどさ、シエルの身なりでやられるとカチンと来る……こりゃあ、きっと来週のセバスチャンは今週以上にお怒りだな(笑
第11話『岐路執事』
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