あそびにいくヨ! 第06話
『れんしうしました』
≪簡易感想≫
個人的に切望していた真奈美回でしたが、やや切ない感じに。
アオイがヴァーチャル空間で投影した騎央は、アオイが望んだ理想の具現。だから、本当は美味しく出来ていない料理も、アオイは騎央に「美味しいって言って欲しい」と想っているから美味しいと騎央は答え、現実世界で同じように料理した時にその失敗に気付く。
では、これを真奈美に当てはめるとどうなるのだろうか? 色々考えていたが、たぶん真奈美が具現させた騎央は、アオイのソレとは根本的に異なっていて、おそらくは限りなり本物に近いと思う。
ヴァーチャル空間を使う者の知識や経験、そして想像と理想によって構築されるものだとするならば、幼馴染の真奈美が知識と経験によって想像する騎央は、限りなく本物に近くて当然(だから投影当初の武器に関したやり取りで、真奈美は投影した騎央を「クリソツ」とげんなりしたわけだ)。逆に言えば、騎央のことを知りつくしているからこそ、彼女が投影する騎央には真奈美の理想や想像はあまり含まれていないのだろう。
だから、アオイのソレとは違ってヴァーチャル空間で体感した騎央とのやり取りは、ある意味で真奈美は本物とのやり取りに近かったんだと思う。ヴァーチャル空間のラストで投影されたのも、真奈美の記憶をベースに再現した過去回想だから、そのまんまで当然だったわけだ。
真奈美がヴァーチャル空間が自分の理想の投影だと知ったアオイとは対照的に、「そんなことはない」と言うような表情を浮かべていたのは、たぶんこの為だと思う。
近くにいるからこそ、大切だからこそ、その関係を互いに崩せなくて接近し切れなかった二人。騎央は彼が口にしたように恥ずかしさで気楽に話しかける回数は年々減っただろうし、真奈美はCIAの現地協力員になる道を選ぶのであればそう遠くない将来、騎央と同じ道を歩むことは出来ずに、疎遠になっていったことだろう。
でも、その将来は色々な意味で狂った。
騎央はジャックと言う真奈美の仮の上司が男だと勘違いしてフラれたと思って気軽に接することが出来るようになったし、真奈美はエリスの一件でCIAの道は閉ざされて逆にキャーティアのSPとしての道が開けたことで、騎央の未来と交錯し同じ道を歩めるようになった。
こうして、真奈美が改めて自分の想いと過去と向き合って……それでも、彼女はやっぱり騎央争奪戦にはあんまり干渉しないのかな? このまま行けば、エリスとアオイの争奪戦になるのだろうけれど……、何となく真奈美にはやっぱり騎央争奪戦には参加してほしいんだよね。天然と(戦闘以外は)引っ込み思案なヒロインじゃ、あの弱気な騎央を引っ張っていくのは無理だよ(爆
第7話『およぎきにました』
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