伝説の勇者の伝説 第3話
『複写眼 -アルファ・スティグマ-』
≪あらすじ≫
魔法騎士団50人が待ち受ける戦場へと罠にハメられたシオンの部隊たち。裏切り者のスパイ・キファの合図によって、エスタブール魔法騎士団はシオン率いる学生部隊への殺戮を開始する。
あまりの展開に、ライナも自らの目に宿る力“複写眼 -アルファ・スティグマ-”を用いるが、相手の数は多く、魔法騎士団に捉えられてしまう。目の前で、唯一生き残ったシオン・キファへのリンチが始まろうとするその瞬間、ライナの持つ複写眼の力が解放・暴走する……。
魔法騎士団を全滅させたライナは、その力の危険性を恐れられ、今度は味方に捕えられてしまう。一方、シオンは魔法騎士団の殲滅を自らの戦果とし母国の英雄として凱旋する。ライナは、拷問を受ける中、裏切り者としてキファが投獄されたと知ると、自らの投獄の交換条件として一つの理由を突き付ける。
それは―――。
≪感想≫
良くも悪くもシリアス度が全力全開と言う、正統派ファンタジーアニメとしての様相を強めて来た。ライナの力の覚醒、キファの裏切り、シオンの英雄化、そして学院の仲間たちの戦死。その全てが複雑に絡み合っているのでしょうね。そして、1話の現在に至るわけですが、このままでは1話には至らないので、もう1話くらい過去編あり?
◆ライナ◆
力を持ちながら、力を使うことを否定する者。力を持つが故に、戦争を否定するその言葉の意味は重い。何故なら、戦争の否定は己が力を最も有用に使えるはずの場所の否定、それは己の存在の否定に近い。 そこまで達観しているのが、ライナのライナたるゆえんなのかもしれない。力を持つ者が故の達観―――。
そして、シオンに脱走の手引をされてもその手を取ることはなかった。それは、彼なりのケジメであり贖罪であるのかな、と思った。シオンの言うようにもっと早くに力を使えば仲間は一人でも多く命を救えたかもしれないし、どんな理由があっても力が暴走したのはシオンではなくライナの過失。キファを釈放することが投獄の条件だったのだから、ライナが逃げだせばそれが無効になる可能性も踏まえれば、ライナが自己の為に脱獄することはあり得ませんよね。
7年前にも一度力は覚醒している模様。その時も悲惨な様相だったのだろうか? 主役だけあってやっぱり彼の抱える過去や闇と言うのは、主要登場人物の中で誰よりも重いのかもしれない。
◇シオン◇
救えなかったことを自らの過失とし、投獄された友人独り脱獄と言う手段以外では救う術がなく、そして友人はその手を振り払い未だ投獄されたまま……全てを失ったシオンはもう迷うことなく、王座奪取の為だけに動く? 英雄化されて市井の勢いを背景に、シオンがどう王座を狙うのかも楽しみにしたい。
ライナが牢屋に残ったのはキファの一件もあるけれど、シオンのこともあるのだと思っている。言い方は悪いが、ライナが牢屋に残り続ければ、シオンにしてみればどんな挫折があっても自分の存在がある限り、王座を狙う意義が失われることはない。自分自身を、シオンの野望の一つに結び付け、人質としているのではないか。
◆キファ◆
どんな理由があっても仲間を裏切ったことには変わらないキファ。ライナの優しさによって獄中に居続けることから免れたとは言え、彼女は一生その十字架を背負って生きていく……はずである、普通に考えればね。
しかし、釈放された後、どうなったのだろうか? 釈放されたと言っても裏切り者であることに違いはないのだから、あのまま残り続けることは危険だと察知し、シオン辺りの手引きで国外逃走? 1話を見る限り、現在進行形でライナの傍にいるわけではなさそうだが……。
第4話『ライナ・レポート』 投獄されたライナと、1話で勇者の遺物を探し回るライナ。1話で言っていたライナの出したレポートってこれのこととなると、1話との間を繋ぐ話になるのだろうか?
≪TB先 参照リンク(URLアルファベット順)≫
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
現在、yahoo系、nifty系、so-net系はほぼ全滅。楽天系は調子がいいと送れます。goo系はURLが長いので小文字表記にさせていただいてます。それ以外の他意はございません。
・http://28903894.at.webry.info/201007/article_54.html
・http://akashiima.blog57.fc2.com/blog-entry-198.html
・http://alicetail904.blog42.fc2.com/blog-entry-258.html
・http://blog.livedoor.jp/kansaianime/archives/51583377.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51584431.html
・http://blog.livedoor.jp/puzzlize/archives/51675090.html
・http://coffeemonster.at.webry.info/201007/article_34.html
・http://flanpoemega.blog42.fc2.com/blog-entry-1157.html
・http://gekkasleep.blog75.fc2.com/blog-entry-408.html
・http://hadakanoninja.blog119.fc2.com/blog-entry-1614.html
・http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-1282.html
・http://kagura77.blog99.fc2.com/blog-entry-2364.html
・http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-265.html
・http://kazekura.seesaa.net/article/156648324.html
・http://keycafe.blog27.fc2.com/blog-entry-897.html
・http://kokonoi.blog93.fc2.com/blog-entry-400.html
・http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-3214.html
・http://maguni.com/diary.cgi?no=1114
・http://merkmals.blog31.fc2.com/blog-entry-1260.html
・http://mjoungr2ochmsha.blog115.fc2.com/blog-entry-315.html
・http://moon12.blog.so-net.ne.jp/2010-07-16-1
・http://nekoko.at.webry.info/201007/article_23.html
・http://plaza.rakuten.co.jp/blackwidow/diary/201007160000/
・http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201007160001/
・http://plaza.rakuten.co.jp/eyeshield10/diary/201007160001/
・http://plaza.rakuten.co.jp/kiko000/diary/201007160000/
・http://plaza.rakuten.co.jp/oboro1964/diary/201007160002/
・http://purgatory07idea.blog77.fc2.com/blog-entry-917.html
・http://sagaturedure.blog31.fc2.com/blog-entry-4059.html
・http://seraraku2.blog59.fc2.com/blog-entry-4679.html
・http://sironsiron.blog70.fc2.com/blog-entry-346.html
・http://soraxcan.blog59.fc2.com/blog-entry-1941.html
・http://strawcat.blog12.fc2.com/blog-entry-2547.html
・http://sumi4460.blog63.fc2.com/blog-entry-2249.html
・http://tako2008.blog27.fc2.com/blog-entry-117.html
・http://tenmasanblog.blog112.fc2.com/blog-entry-948.html
・http://wondertime.blog31.fc2.com/blog-entry-1429.html
・http://yusyu.blog34.fc2.com/blog-entry-502.html
もしよろしければ、拍手ボタンをポチッと押して下さいm(_ _)m 管理人のモチベーションが上がります(ぉ
Comment
Comment_form