新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop -プロローグ・ファイル-
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[新機動戦記ガンダムW]
≪あらすじ≫
MC-0022 NEXT WINTER
EVE WARS、マリーメイアの反乱を経て、地球圏に訪れた平和。そして、新たなる大地を求めて行われた火星でのテラフォーミングプロジェクトも成功を納めていた。
地球圏の平和維持と武器廃絶を主な任務とする地球圏統一国家・大統領直轄秘密情報部『プリベンター』に所属するキャシィ・ポォ准佐は、プリベンターの火星支局北極冠基地にいる老師・張に3つのデータファイルを持ってくるように命令を受ける。
それは地球圏に燻ぶる新たな火種をいち早く消すために必要な、“オペレーション・ミュートス”の発動に必要なコードだった。
シリーズ構成・脚本を担当した隅沢克之による『新機動戦記ガンダムW』衝撃のその後、いよいよガンダムエースにて連載開始!!
≪感想≫
ま さ か の
ガ ン ダ ム W
続 編
というわけでマジ驚きでした。いやー、だって結構WはOVAでいい感じに終わった作品じゃないですか? そこからさらに先への展開で、しかも当然ガンダムの名を冠するミリタリーモノとなるなら、驚き以外のなにものでもありません(少なくとも、SEEDシリーズに比べればまだしっかりとした終わり方だったでしょう)。
インタビューで隅沢氏が語られていたように、正直結構危ない橋を渡る企画だと思ってます。私が初めてガンダムを観たのはVガンダムでしたが、本格的にハマったのはこのガンダムWでした。
現在でも私を含め根強いファンがいる、平成ガンダムと言われる宇宙世紀以外を題材にした平成以降に放映されたガンダムの中で、最も評価が高い・ファンが多い、そして成功したとも言われる作品の続編を、15年経って続編を小説で描くことの期待度・プレッシャーの高さは窺い知れません。
それでもあえて描いてくれるのは、もちろんファンとしては嬉しい限りですけどね。
ざっと2~3度読みましたが、ガンダムWを知るからこそ、キャシィの視点で描かれるAC195年はいろいろと引っかかるところがあってよかったです。ガンダムWを知るからこそ理解する歴史の矛盾点に気づける、というか(例えば、ネタバレ『キャシィは、ミリアルド・ピースクラフトとゼクス・マーキスが同一人物だと知らない』とか)。
あとは時系列もうまく整理されたかな、と思います。『GUNDAM EVOLVE』でのヒイロとウイングゼロがコロニー型ビーム砲破壊任務に就くエピソードがあるのですが、あれを公式として取り入れてくれてますし。
五飛と同じ姓をもつ老師・張、往年のデュオのようなセリフを口にするファザー・マックスウェル、そして姿こそ変わらぬがやや物騒な性格の“デュオ・マックスウェル”。
もうこの名前と謎が出てくるだけで、Wファンとしてはお腹いっぱいです(爆
まぁ、多くは語りません。プロローグなので7ページ分しかないですし、同様にプロローグなのでそこだけ読んでもサッパリだと思います。でも、やっぱりWファンとしてはワクワクしてしまう。
Wファンなら今月号のガンダムエースは手に取ってみる価値は十分あるかもしれません。
当Blogは全力でガンダムW FTを応援していきますッ!!
次回は8月26日発売号!
P.S. Gガンダムは次号からコミック新連載です♪ うーむ、平成ガンダム世代が20代前半~30代になったのを見計らったように新展開が続くな(`・ω・´) シャキーン
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